あえて全方位であの熱狂を再び「CircleOn!」のスタートアップ戦略

「まずは絞って」=フォーカスせよ、ってハナシはどこのVCもすることですが、あえてそことは逆に全方位で攻め、VCからの出資も獲得しているスタートアップを発見。

趣味友達系コミュニティサービス「CircleOn!」を運営する荒井さんと足澤さんに話を聞いてきました。

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<おふたりの略歴>

荒井健太(写真右)

代表。立命館大学卒業後、株式会社広報社(現北関東リクルートマーケティング)、株式会社インタースパイア(現ユナイテッド株式会社)を経て創業。Twitter:@lierfactory ブログ:社長ブログ

足澤憲(写真左)

CTO。岩手県立大学 ソフトウェア情報学部 ソフトウェア情報学科
岩手県立大学大学院 ソフトウェア情報学研究科 ソフトウェア情報学専攻 博士前期課程
ユナイテッド株式会社を経て創業。Twitter:@TarukenLier

スポーツでコミュニティを作って人が集まる

おしん記者
元々Unitedさんのご出身なんですよね?ってことはゲーム系ですか?
【編集部注】ユナイテッドさんはゲームアプリ、アドテクなどのサービス展開をしている。
荒井さん
ユナイテッド出身ですけど、そうじゃないコミュニティサービスです。
おしん記者
意外ですね、なんでまた?
荒井さん
私がバレーをやってて、mixiコミュニティを作ったら人がたくさん集まっちゃったのがきっかけで、コミュニュティをテーマにサービスを作りたいなと。
おしん記者
でも、それってmixiでは…
荒井さん
そう、mixiは全部のせのSNSでした。ニュースもあってゲームもあって。でもだんだんニュースはスマートニュースがでたり、ゲームはスマホアプリ全盛期に突入したりして、機能ごとにアプリが出てきてるのを見て、コミュニュティだけを切り出したらどうかと思って。
おしん記者
それがまたスタートアップしてしまったのはどうしてですか?
荒井さん
アイデアがもやもやしちゃって、プロトタイプを作ってしまったんですね。
おしん記者
おお・・止まれなくなった感じですね?
荒井さん
そうですね。
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CircleOn! は、趣味の友達と楽しむコミュニティ。

バンドコミュニュティからのPivot

おしん記者
それでやっぱりスポーツコミュニュティ的な感じですか?
足澤さん
いえ、最初はバンドやろうぜ!的なのが伸びてきて。名前がCommunity Band(コミュニティバンド)だったのもあると思うんですが。
おしん記者
それじゃバンド募集アプリに特化していくわけですよね。
荒井さん
いえ、またそれも違うなと。ライブイベントもやったりしたんですけど、全方位でいきたいなと。
おしん記者
ほう…
荒井さん
名前もCircleOn! に変更して、オールジャンル狙うのを明確にしました。
おしん記者
バンドからPivotして全方位を明確にしたところで、どんなコミュニュティがあるんですか?
足澤さん
なんでもあります。ゲームからスポーツ、バンドもあるし、「日本全国お友達大作戦」「森林を守ろう」「田舎に行こう」「カットモデル募集」みたいなものもあったり。
おしん記者
まさにオールジャンルですね。

あえて全方位で圧倒的なマスを取りたい

おしん記者
でもVCとか嫌がりません?「フォーカスしろ!フォーカスしろ!フォーカスしろ!」みたいな。
荒井さん
いやそこは、あえて絞らずで。VCからの出資もそれでいただきました。
おしん記者
結構珍しいかもしれないですね。そんなにこだわった理由はあるんですかね?
荒井さん
そうかもですね。あえて全方位で圧倒的なマスを取りたいんです。昔mixiであった盛り上がりとか熱狂を再現したいんですよ。
おしん記者
なるほど、原体験の強さですね。

編集後記

後発ながらコミュニュティ全方位というアプローチは「サービスを作った原体験からぶれない」ポリシーを感じましたし、

ピボットして成功するケースは、そのほとんどが、創業者たち自身が欲しいものにピボットした時であり、決してランダムに発生したアイデアにピボットした時ではない。(Sam Altman)

というPivot名言にもある通り、軸足をずらさないPivotの実例を拝見しました。
(というか軸足ずらしたらPivotにならないけど…)

スタートアップタイムズでは取材を行っていますのでお気軽にお問い合わせください。人工知能系スタートアップさんはAINOWとの共同取材も可能なのでオ・ト・ク。

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