怪我で終えたスポーツ人生をスタートアップとして再び歩み出す男

自分がほしいものを作るのはスタートアップのセオリー。少なくとも困っているユーザー=自分はいる状態だから、次は自分と似た人を見つけていけば、失敗しにくくなるという感じでしょうか。

今日は、怪我で諦めたスポーツ人生をスタートアップとして再び歩み出す方のインタビューです。スポーツ専門インタビューメディア「AZrena」、スポーツ専⾨家Q&A「Q&A Sports」、チームスポーツプラットフォーム「TeamHub」を運営する株式会社Link Sportsの小泉さんに話を聞いてきました。

【編集部注】トーマツベンチャーサポートでスポーツベンチャー朝会を運営する権さん、スポニチ新規事業開発室内匠さんのご紹介で今回の取材につながりました。ありがとうございました。

15337555_1191401537610027_3156170874019205350_n<小泉さんの略歴>

⻘⼭学院⼤学理⼯学部卒。得意スポーツは野球。富⼠通(株)及び富⼠通エフ・アイ・ピー(株)にて、⽯油業界向けアプリケーション提案営業。某⽯油⼤⼿向けにクレジットカード導⼊に向けたタブレット端末⽤アプリケーション開発を⾏い、全国10,000を超えるガソリンスタンドにタブレット及びアプリケーション導⼊実績有。ワンタッチで給油が完了する某システムとデバイスの開発プロジェクトの考案実績も有。TechCruch Tokyo 2016 DOMO賞受賞。

怪我で諦めたスポーツ人生

【編集部注】メインサービスTeamHubについてはTechCrunchさん、THEBRIDGEさんが素晴らしい記事を書かれているのでぜひ参照いただきたい。
おしん記者
スポーツ系のスタートアップとは珍しいですね。どうしてこの領域で創業を?
小泉さん
野球をやっていて、ピッチャー、4番を経験しました。プロも本気でなりたかったんですよ途中まで。
おしん記者
それはすごい。プロにはならなかったんですか?
小泉さん
怪我で体を壊してしまいました。大学は野球と関係なく進学して、1年のときは麻雀で夜の10時から朝の10時まで打ち続ける日々でした。プロ雀士になろうかなって。
おしん記者
一度プレイヤーとしてはは挫折した感じですね。それでもスポーツで創業した理由って?
小泉さん
大学生の時にスマホと出会って「これは凄い!」と思い、大学2年からは夢中で起業テーマを探し始めました。
おしん記者
ITとの出会いですね。スポーツに再び戻ってくる?
小泉さん
野球は少年野球のコーチをやりつつ草野球で復帰していたりしたんですね。そこでIT✕スポーツで起業しようと思って、海外から10年遅れて日本にくると知って海外サービスを調べてみたがなかったんです。マーケットがまだないのかな、と考えて就職しました。

友人と起業を約束し就職、起業

おしん記者
就職しちゃいましたね…
小泉さん
とは言え、中高大で一緒だったCOOの馬場と同士で起業しようと約束して就職しました。ベンチャーに馬場が行って、私が大手に、とお互い違う道で経験を積みました。

936620_938011196275152_3780047921227034671_n<馬場さんの略歴>

⻘⼭学院⼤学理⼯学部卒。得意スポーツは空⼿。㈱ネットプライスドットコム(現BEENOS)にて法務・経営管理・品質管理経験を経て企業を機にプログラマーの道へ。代表の⼩泉とは、中学、⾼校、⼤学と同級。⾃ら独学で勉強し、Q&A Sportsのシステム構築を実現。バックヤードは全て担当中。空⼿有段者でありながら、最近はロードバイクでの⼤会にも参加中。

おしん記者
サンクチュアリみたいだ…
【編集部注】サンクチュアリは史村 翔、池上 遼一による漫画。日本の現状に疑問を持った北条彰と浅見千秋が裏社会と政界に身を投じ「光と影」から“サンクチュアリ”を目指して成長していくストーリー。

小泉さん
それはわからないですけど(笑)30手前で創業しました。
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小泉さんが最初に取り組んだスポーツ専⾨家Q&A「Q&A Sports

おしん記者
どんなサービス?
小泉さん
スポーツの疑問・悩み解決することを目的とした、スポーツQ&Aサイトです。自分が怪我した時に悩んだ原体験で作ったんですけどあんまり盛り上がらなかったですね(笑)
おしん記者
でもまだ存続してますよね?
小泉さん
弁護士ドットコムさんなんかを参考にして、質問者が多いほうが盛り上がることがわかり改善して今に至ります。
おしん記者
次にできたのがメディア?
小泉さん
そうですね、「Q&A Sports Interview」という名前でスポーツに関わる人のインタビューメディアをやりました。

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QAの次にスタートしたのがスポーツ専門インタビューメディア「AZrena」(旧「Q&A Sports Interview」)

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AZrenaには小野伸二選手などの有名スポーツ選手が取り上げられる記事も。

おしん記者
結構SNSシェアも伸びてますね。
小泉さん
そうですね。スポーツに関わりたい方って多くて、そこに刺さっている感じです。

トップでなくアマチュアを狙うTeamHub

おしん記者
そして現在の主力サービス、TeamHubですね。どんなサービス?
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あらゆるチームスポーツを楽しむ人達に送るチームマネジメントツール「TeamHub

小泉さん
スポーツをする上でかかっている余計な⼿間や時間を圧倒的に削減し、 チーム管理者(主将・主務・MG等)を助け、チーム運営を円滑にするサービスです。
おしん記者
あれ?プロスポーツじゃないんだ。
小泉さん
そうなんです。アマチュアスポーツはチーム管理者が、やたらと⼤変なんです。プロよりもそこに課題を感じました。
おしん記者
なるほど。どんな機能があるんでしょうか?
小泉さん
出欠管理・スコア入力・対戦相手探し・資金管理等の機能があります。しかもスマホ・PC・ガラケーで利用可能でメールが受信できる環境であれば、誰でも使えます。

特に各競技に特化したスコア入力画面があり、それぞれのスポーツに合わせたスコア入力・成績閲覧画面を装備。試合やシーズン後の振り返りにも役立ちます。

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連絡からスポーツ成績の管理までアマチュアスポーツに必要な機能が揃う

おしん記者
これひとつで全部できちゃうんですね。

1500チーム超が利用、1兆円市場への挑戦

おしん記者
現在の状況はどうですか?
小泉さん
現在は1500チーム超が利用してくれていて、TechCruch Tokyo 2016 では DOMO賞を受賞しました。
おしん記者
順調ですね。将来展開は?
小泉さん
チームマネジメントだけで国内300億の市場規模。まずはここを取っていきます。さらに近い将来、備品購入費や保険などを含めた”チームスポーツを楽しむ”市場の1兆円を狙っていく予定です。
【編集部注】LinkSportsは今後の展開にむけ採用活動を展開中。インターンも採用中とのことでスポーツマーケティングに興味ある学生さんも注目です。

編集後記

実はインタビュアーの私もヨットというニッチスポーツ経験からスポーツビジネスへの興味を持っていました。アマチュアスポーツ業界はまだまだIT化が進んでいない業界だけに、可能性を感じるサービスです。

スタートアップタイムズでもスタートアップの支援として取材を行っていますのでお気軽にお問い合わせください。

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