FBの企業支援プログラム「FbStart」に採択された「chatbook.ai」CEOは元学生起業家

今日は、元学生起業家がしかけるスタートアップのインタビューです。企業向けにプログラミングなしでチャットボットを作成できるサービスを提供する「chatbook」を運営するヘクトの小島さんに話を聞いてきました。

【編集部注】小島さんと同じくCode Republicに採択されたshippioを提供するサークルイン佐藤さんからのご紹介で今回の取材につながりました。ありがとうございました。


<小島さんの略歴>

2010年早稲田大学在学中に株式会社プライムアゲインを創業。数百万ユーザーが使うアプリをCTOとして制作/運営。2016年株式会社ヘクトを設立。AIのチャットボットサービスを制作中。

元学生起業家がしかけるスタートアップ

【編集部注】サービスやFBstart採択の模様についてはtechcrunchさんで素敵な記事がありますのでぜひご一読ください。
おしん記者
Facebookの企業支援プログラム「FbStart」に採択されたんですよね、すごい…Chatbookってどんなサービスなんですか
小島さん
自分のアイディアを簡単に実装できるチャットボット開発Webサービスです。メディアなどブランド用のチャットボットが作成できるんですよ。
おしん記者
チャットボットって結構乱立してますよねぇ…競合との違いってどんなとこなんでしょうか。
小島さん
マーケティングに特化しているところが特徴ですね。
おしん記者
というとどんなサービスイメージですか?
小島さん
正式ローンチは2017年6月の予定なんですが、3つの機能があります。1つに自社Facebook Pageに話しかけると応答できるようになります。2つ目にFacebook Pageを通して、ユーザーにアンケートやサービス紹介をすることができます。3つ目に回答したユーザーのデータの分析ができます。

小島さんが運営するのは企業向けにプログラミングなしでチャットボットを作成できるサービスを提供する「chatbook

おしん記者
お、マーケットリサーチツールっぽい側面もありますね。実績はでてきてますか?
小島さん
2016年11月にTechCrunch Tokyoのスタートアップバトルで発表しまして、プレリリース・マーケットリサーチツールとして、先行的に一部企業で提供を始めています。

TechCrunch Tokyo Startup Battleでの様子。小島さんは左下3人目。

学生起業で数百万の利用ユーザーを獲得ののち、就職、再び起業

おしん記者
小島さん、すごい若いですけど…何やってた人なんですか?なんでまた起業を?
小島さん
もともと海外で暮らしていた帰国子女でした。現地の友達が、日本と中国の違いが分からない人ばかりで、日本っていい文化・企業・サービスを持っているのに、全然PRできてないと問題意識を感じました。外交官になりたいと思って早稲田大学に入りました。ちょうどFacebookが大きくなるのを見て「アプリやサービスで日本を知ってもらうこともあるんだ」と知って学生起業しました。
おしん記者
ってことは1社目じゃないんですね。1社目は何を?
小島さん
学生起業で5年、写真を通じたコミュニュケーションアプリをやってました。アプリが成長して数百万DLまで行きました。7割が外国人ユーザーっていうアプリでもありましたね。
おしん記者
おお、すごい。1社目は辞めちゃったんですか?
小島さん
そうですね、一社目の後中途社員でリクルートに入社して、数千万人が使うサービスのディレクターを担当しました。
おしん記者
就職しちゃうんですね、珍しい。
小島さん
とっても人は良くて、優秀な方ばかりでした。ただ、そこでも企業からのPRをユーザーに届ける難しさを感じました。そこにビジネスチャンスがあると思い、また起業することになりました。
おしん記者
チャットボットで起業するきっかけってありますか?
小島さん
企業で働いているとブランドとユーザーの接点ってもっと増やせるなと思って。チャットボットに注目してみたものの作るのが難しいので、それを簡単にすればたくさんの人とブランドの接点が作れるんじゃないかと思いました。
おしん記者
そこから2社目の創業ですね。
小島さん
元々East Venturesには一社目でもお世話になっていて、次回も起業するなら彼らのネットワークでと思っていましたところ、バタラさんにCode Republicを教えてもらって、プログラムに参加しました。
【編集部注】Code Republicは、YJ CapitalとEast Ventersが主催する、インターネット・スタートアップの成長を最大限に加速させる、3ヶ月間のアクセラレータープログラム。Yahoo Japanの役員が各社のメンターとなり、日本を代表する起業家とのディナーを通して第一線で活躍する先輩から学べる貴重な機会が設けられます。→参考記事

Code Republic採択メンバー。右上が小島さん。

FbStart採択で「企業とユーザーの新しい窓口」を加速

おしん記者
将来のイメージとかってありますか?
小島さん
法人のユーザーを増やしていくがまず第一ステップですね。営業をしていって利用してくださるメディアを増やしていってユーザーにたくさんつかってもらえるようがんばってます。
おしん記者
それはまたどうして?
小島さん
ユーザーがとにかく使ってくれるのが楽しくて起業したタイプですし、データを通じて人が見えるのが楽しいのでやっているところもあるので。もうひとつは「作りにくいチャットボットを簡単に作れるプラットフォーム」が原点ですし作り手さんを見て作ったプラットフォームなので。
おしん記者
FbStart採択はどんな意味がありそうですかね?
小島さん
Facebookは去年ボットへのサポートを注力する発表を行いましたし、エンジニアを支援するプログラムがたくさんあるのでプロダクトを磨きこむところでとても力になりそうです。

小島さんのヘクトはFacebookの提供する開発者向けプログラム「FbStart」に採択されている。

【編集部注】メディア特化BOTのchatbookではメディア関係者のみなさんと会話する機会を募集中です。

編集後記

小島さんは同じ大学出身ということもあってなんだか親近感がわいてしまいました。

先週のJinさんに続き、FbStart採択スタートアップに立て続けにお会いする機会に恵まれました。世界的にFbがチャットBOT投資を加速させていることがよくわかります。共通点は「Facebookがやれないところをしっかりやっている」「起業家として経験がある」「英語圏にいる(いた)」というところでしょうか。

スタートアップタイムズでもスタートアップの支援を行っていますのでお気軽にお問い合わせください。

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最後になりますが、いくつかご支援を行っております。ぜひご覧になってみてください。

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