トイレの王子こと、河野さんにインタビューしてきました。※私が勝手に言っているだけです
河野 剛進
東京⼯業⼤学⼤学院修⼠(MOT)。株式会社三菱総合研究所で市場リスク管理やアルゴリズミックトレーディング等の⾦融領域における研究員として勤めた後、グリー株式会社にて事業戦略・経営管理・新規事業⽴ち上げ、および⽶国での財務・会計に従事。エルピクセル株式会社にて経営企画室⻑を務め、バカンを設⽴。社団法⼈⽇本証券アナリスト協会検定会員。Project Management Professional (PMP®)
インタビュー稼業をやっていると、カフェ難民になるのは宿命。
その課題を解決しようとしているのが河野社長率いる、V A C A N [ バ カ ン ]だ。
ランチ難⺠、カフェ難⺠。そんな悲しみ、この世からなくします。行ってみたけど、混雑していてダメだった。そんな悲しい体験をなくすのがバカンです。
バカンが提供しているのはVacanとThrone。
トイレ空席検索サービス『Throne』(スローン)は話題になったのでご記憶の方も多いのではないだろうか。
そしてコミュニュティ型の空席サーチを提供するVACAN(バカン)。
Vacanが提供しているのはCtoCの空き席サービスだけではない。
BtoBモデルで、施設や飲食店の空席状況を可視化するサービスを提供しています。直近では株式会社サンザが運営する「安心お宿プレミア新橋汐留店」で統合空席管理サービス「VACAN」のサービスを2017年5月1日より採用することが決定しています。
「VACAN」を導入する「安心お宿」では、and factoryが提供するIoT連携技術「&IoT」とサービス連携し、今回カプセルホテル向けにカスタマイズして提供することで、カプセルホテル業界初* の「IoTスマートカプセルホテル」を実現しているそうだ。
予約系のサービスはたくさんあるが、正しい予約情報をリアルタイムで把握できているものは少ない。技術的にどうやって実現しているのか。
カメラとセンサーと手入力の3つをハイブリッドでデータソースとして利用しています。そのデータをセンシング、画像解析技術を使って解析します。それを空席管理システムと照らし合わせ、空席状況をデジタルサイネージ等で反映する仕組みです。
この技術についてバカンは特許を出願済。
「空いているということは、人気がない店ということでは?」と意地悪な質問をしてみた。
ユーザーの72%は飲⾷店を選ぶ際「⼊店時に待たないこと」を重視するという調査もあるんですよね。とりあえず、どこでもいいから空いているところに⼊りたいユーザーを対象にしています。
私もそうなのだが、カフェであれば何のブランドでも構わない、といった目的志向のユーザーは多いだろう。
「⾏ってみたけど、ダメだった…」という悲しみを無くすために、これまでの予約サービスで対応できなかった領域について、ありとあらゆる空席情報を収集します。応用可能性は広いと思っています。
今後の構想は施設にとどまらず、飲食店や、鉄道、ありとあらゆるものに広げていく計画だそうだ。
おしん記者
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