資金調達1億円、エンジニアと案件とを直接結ぶ企業間マッチング「PRO-SESS」

みなさん、こんにちは。大塚です。

今回は、株式会社メイプルシステムズの望月さんと、井上さんにお話お伺いしてきました。

望月祐介

■1981年、福岡県生まれ。IT企業2社に勤務後、フリーランスを経て、2009年に株式会社メイプルシステムズを設立、代表取締役に就任。受託開発事業を中心に業績を伸ばし、新サービスでIPOをめざす。一方で、いまでも自らプログラミングを手がけ、またデータベース技術への見識を深めるため東京大学工学部システム創成学科に研究生として入学するなど、現役エンジニアであることにこだわりをもつ。

井上尚也
■メイプルシステムズのセールス。入社1か月目。前職は一休ドットコム、その後起業を試みるものの社長の外見と内面のギャップ、考え方に惹かれ(株)メイプルシステムズに入社、日々数字と戦っている

行き当たりばったりでもいいじゃない

おおつか記者
まず、井上さんにお伺いしたいのですが、実はこの会社に入る前は起業をしようと考えていたとか。
井上さん
そうですね。一番最初は弊社に努めている石倉と会社を作ろうと考えていて。私の周りにエンジニアが多くて、コードを打てるけれども仕事がない、IT業界は駄目だ、という声をたくさん聞いて。それが私の起業のきっかけでそんな友達と一緒にチームで事業を作り上げたいという気持ちがありました。
おおつか記者
ほうほう、でもどうしてこの会社に。
井上さん
起業をしようと考えていた時に望月さんに相談して、自分のビジネスプランが全然練れていないことに気付きました。何となくVCさんから資金調達してっていう気持ちがそもそも違っていたんだなと。VCさんは資金を入れる以上はリターンを求めるので、マーケットサイズが小さければ最終的な利益を手に入れられない。つまり僕が考えていたビジネスプランはVCさんの投資対象ですらなかったんです
おおつか記者
なるほど。
井上さん
6月に前職を辞めることは決めていたのですが、望月さんのスキンヘットとか身なりの独特な個性と、発言のまじめさにギャップ萌えしてしまったのも入社を決めた一つの要因ですね。
おおつか記者
確かに、こんなベンチャーの社長さんなかなかいないですよね。
井上さん
そうですよね。会社選びの要因としてどんな人と仕事をするかは非常に重要だと思います。そのような考えもあり、その場で「7月から宜しくお願いします!」と言っていました。
一緒に起業をしようとしていた石倉(メイプルシステムズの社員さん)と結局同じ会社に在籍することになりました。
おおつか記者
それは面白いですね!望月さんにもお伺いしたいのですが、この会社を作ろうと考えたきっかけは何かありますか。
望月さん
特に無いですよ。
おおつか記者
そうなんですか!よく聞くのですが、実際に働いていた時に「何歳には起業をする!」と決めている人が多いという印象を受けたのですが。
望月さん
何となく将来は起業するだろうなとは思っていました。ただ本当にやりたいことが見つかるキッカケは人が集まったからこそなのかなと思います。こんな事業ができるとか具体的に考えられると思いますし、。最初から起業をしようと根拠なく言っている人もいますが、私の場合、課題が分かったからこそ第二創業期とを迎えられたのだと思います。
おおつか記者
望月さん自身がエンジニアでは無かったらメイプルシステムズは無かったかもしれないですね。
望月さん
そうですね、「営業がとってきた仕事をやってエンジニアの得意を生かせないのはもったいない」「仲介業者はいらない」と私自身も周りも考えていて。そのために何ができるだろうか、課題意識が自然とこのサービスの原動力になったと思います。

PRO-SESSとは?

メイプルシステムズHP http://maplesystems.co.jp/

おおつか記者
最近一億円の資金調達も行ったメイプルさんですが、改めて貴社のサービスである『PROSESS』とは一体何なのでしょうか。
井上さん
簡潔に言いますと、仲介業者なしでエンジニアの仕事を探すことが出来る企業と企業の出会いの場です。
おおつか記者
なるほど、詳しく知りたいです。
井上さん
企業間でエンジニアが必要な時に急な需要が発生するその波を埋めるためにSES契約が主に利用されます。その際にエンジニアを紹介する仲介業者が存在していました。
おおつか記者
ほう、それは面倒ですね。
井上さん
エンジニアがやりたい仕事ができないという問題も発生したり、エンジニアの単価も下がってしまう現状があります。仲介業者によって収益は20~30%ほど吸い取られてしまうのです。
おおつか記者
ええ!エンジニアスキルがあっても、やりたい仕事ができないなんて。確かに好きな仕事ができず、会社の奴隷のようになってしまうという話も聞いたことがあります。且つ仲介業者にも収益が入るなんて損ですね。
井上さん
はい、そういった課題を解決しようということで仲介企業を挟まずに、エンジニアが所属する企業と顧客企業とを直接結び付けるというのが弊社のサービスです。
おおつか記者
それによってどんなメリットがあるのですか。
井上さん
他の会社では企業とフリーランスをつなぐといったラン〇ーズなどのサービスはあるのですが、PRO-SESSの場合では、企業間を直接つなぐため、結果的にエンジニアの単価を上げることができます。

wantedlyの写真が・・・

おおつか記者
それによって得意を生かせるからその分生み出すものの価値も上がりそうですね。なるほどです。
ところで実は昔から気になっていたことがあって、貴社のwantedlyの募集ページがすごいことになっていますよね。

引用  https://www.wantedly.com/projects/121890

望月さん
ちなみに、左側にいる男の人(井上さん)以外全員同一人物で営業の女の子です。お嫁に行けなくなってしまうと言っていました。
おおつか記者
そうなのですね笑 あ、あと1億円資金調達した時のtechcranchの記事とか素敵。

引用 http://jp.techcrunch.com/2017/08/07/pro-sess-fundraised-100-mil-yen/

おおつか記者
これは言葉に表せない革命であると思うのですが。どうしてこんな感じなのか、何か理由はあるのですか。
望月さん
そうですねー、なんかよくちゃんとしてベンチャー企業だとビジョンとか写真撮影の時とかも腕組みしてたりするじゃないですか。そのような感じだとありきたりでつまらない。面白い方が楽しいし、遊ぶように働きたいので。馬鹿じゃないとこの会社は合っていないと思っています笑
おおつか記者
なるほど。なんか社員さんを見ていて非常にそのように感じました笑 あ、あとスカウトメッセージにも力を入れているとか。
望月さん
はい、その人のtwitter,facebookなどのSNSを3年前まで見て、、、。
おおつか記者
サ、サンネンマエ!!!
望月さん
はい、最近の投稿を見ているだけでは人柄は分からないし、過去の投稿に遡ることによって、その人のプライベートも知ることができると考えているからです。相手も「自分のことにそれほど興味を持ってくれているんだ」と喜んでくれるのではないかと思っていて。時にはその人が好きなタバコとかも調べてさりげなく机に置いたりすると気付いてくれますよ。
おおつか記者
それはすごい!実は過去にwantedlyさんから受賞されたとか。

引用 https://www.wantedly.com/companies/wantedly/post_articles/42900

望月さん
そうですね、Wantedly award2016でhacker大賞を頂きました。
おおつか記者
おお!素晴らしい。
望月さん
はい、スカウトメッセージの返信率、先ほどのような独特で印象に残る募集記事、一人一人へ向けたスカウトメッセージによって実際に採用も成功していることから、受賞を受けました。また、これは今のサービスにも繋がる考え方だと思っていて、仲介業者に入られることのデメリットから相手がどうしたら嬉しいか、人のために最善を尽くす、採用とサービスの作り方は改めて似ているところだと思っています。

これから

おおつか記者
望月さんは、将来のためのビジョンとかありますか。
望月さん
ないです。
おおつか記者
ない笑
望月さん
このサービスで上場はしたいと考えています。でも、人を増やしたいとか会社を大きくしたいとか新しいサービスを作りたいとかは考えていませんね。
おおつか記者
それはどうしてですか。
望月さん
よく人が必要と聞きますがあくまでそういったものは手段であって、二の次だと思うのです。一緒に働きたいと思ったから誘うのであって、人が欲しいから誘うわけじゃないんです。採用セミナーとか行くと母集団の形成が大事とか言ってるのを聞きますが、人はモノじゃないんだから母集団とかいう表現は嫌だなと思っちゃいますし。現状で人の面でも満足していて、だからこそこういったことができるよね、とか具体的に今後のサービス運用のことも考えられたので、今のところ現状維持という感じですね。

編集後記

メイプルさんの会社の内装

かっ、、かわえええ!!!そして井上さんがテレビに微妙に反射している

壁中ウサギウサギしている

 

おしゃれか!リア充か!・・・すいません。

あの左側の二番目に座っているのは時々貴社のwantedlyページに出てくるCTOではないかと後々察しました。

 

、、、と取材の途中も興奮しすぎて鼻血が出そうな欲望を抑えながらオフィスの様子を見たりしていました。

ふざけるところはふざけて。

真面目なところは真面目にやる。

そんなこの社風、非常に素敵であり普通と違う周りのベンチャーになじまない独特な個性。
まさにこれは社長の人柄そのものであり、それが確実に会社の社風にも良い影響、遊ぶように仕事ができるような環境を作っているのだと改めて感じました。

また、取材途中にも井上さんが別の社員さんに語りかける場面があり

井上さん       「○○(女性のセールスの方の名前)、~~だよね?」

女性のセールスの方  「うっす!!」

大塚         「ふぁっ!?!」

と、返事の返し方からも今まで取材した会社でもなかなか無いくらい社員さんの仲が良すぎる。

本当にびっくりしました。

いいなぁ、こんなきれいなオフィスと素敵な社長さんの元で私も働きたいなぁ

望月さん、井上さん、社員の皆様、取材のご協力本当にありがとうございました!!

以上、大塚でした。

どろん

 

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