大企業やVCが寄ってたかってメンタリングするイベント「ASAC Batch5 Half Demo Day!!!」に行ってきた

冒頭「大手企業メンター40名以上が集うイベントとなった」とのASAC會田さんの報告から始まったイベント。

1月30日(火)に開催された イベント「ASAC Batch5 Half Demo Day!!!」。ASACとは「東京から世界に誇るリーディングカンパニーを生み出す」がテーマ。「新結合による新事業創出プラットフォーム」がASACの役割となる。監査法人トーマツと東京都が共同で運営する「成果にコミットすアクセラレーションプログラム」と銘打つプログラムだ。

今回集まった9社は、AIによるニュース提供から、建設ASPまで幅広い。特徴としていえるのは社会的意義の高い事業が多いことだろう。このあたりは東京都の委託を受けてプログラムを運営しているところに由来している。

3時間にわたるイベントとなったが、目次から興味があるコーナーをご覧いただければと思う。

【編集部注】本取材を行った私、進藤はASACのメンターも務めていますので、インナーメンバーからのレポートになります。

オープンニング

平日夜間の開催となったが、40名ほどの大企業メンターと先輩起業家が集結しオープンイノベーションへの意気の高まりが感じられた。スケジュールは以下の通り。ASAC Batch4の採択企業9社によるピッチ(half demo pitch)が行われ、そののちスタートアップの事業課題に対しメンター陣がメンタリング(half demo bootcamp)を行う構成となった。

19:00~開会
19:00~19:15 opening
19:20~20:20 half demo bootcamp1
20:30~21:00 half demo bootcamp2
21:00~21:30 half demo bootcamp3
21:30~22:00 half demo bootcamp4

ASAC Batch5 参加企業

2部は1社4分のショートピッチののち課題に対するアドバイスを行っていくプログラムだ。資金調達や大企業との連携を行っているのでVCや投資担当のみなさん、ぜひコンタクトを取ってみていただきたい。

株式会社ファミワン


6組に1組が妊娠に向けて検査や治療を行っているという現実がある一方、多くの夫婦が不安や悩みを抱えながら取り組んでいます。情報不足によって妊娠率の下がった高齢になってから治療を始めたケースや、不正確な情報に振り回されてしまい時間とお金を無駄にしてしまうケースも少なくありません。
ファミワンでは、妊活に取り組む夫婦にパーソナライズされたサポートを提供します。東京大学や医療機関との共同研究、不妊カウンセラーや不妊症看護認定看護師などの知見、そして経験者の声を集約し、状況に合わせたアドバイスを実施。年齢や妊活経験に合わせた情報提供・意識啓蒙・行動推奨を行い、夫婦二人で適切に妊活に取り組む世界を作ります。

アンター株式会社


医師に求められる医学知識の増大速度に対し、情報収集にイノベーションが起きていません。
Antaaは医師同士の実名制のネットワークを構築します。我々が提供するAntaaQAの特徴は、現場の医師Empowermentしていくことです。障壁のない医師のネットワークを構築し、医療現場の課題を解決していきます。今後、医師同士がAntaaプラットフォーム上に蓄積した知見を共有することで、日本中の医師が最先端の知見を備え、最高品質の医療を提供できることを目指しています。

ストックマーク


ホワイトカラー業務の20%は「情報収集」に使われており、さらにチームでチェックすべき重要ニュースはほとんど同じにもかかわらず、 いまだに各個人で非効率な情報が行われています。
Anewsでは、国内外3万メディアからリリースされる1日30万記事を収集し、最先端のAIにより各企業・部署別にカスタマイズして配信することで、情報収集を飛躍的に効率化します。
ビジネス活動のベースとなる「情報収集」をAIで効率化することで、ホワイトカラーの生産性向上を目指しています。
現在、経済産業省様、帝人様、セブン銀行様、博報堂様、三菱商事様、リクルート様など、リリースから半年で450社以上にご利用いただいています。

CONCORE’S


Photoructionは建設現場を中心とした建築・土木の生産業務を効率化するためのSaaSです。生産過程で必要な情報(写真や図面、工程など)をプロジェクト単位で簡単に共有、管理、活用することができるサービスです。現状の建設現場はデータの整理や資料の作成など、本質的でない仕事に技術者の時間が非常に多く割かれてしまっています。Photoructionはモバイルとクラウドを用いて、それらの手間を圧倒的に効率化し、技術者が本来の仕事だけに従事できる世界を実現します。また、生産過程で生じる情報が構造的なデータとして蓄積できるため、データを活かした現場の運営や、経営課題の解決にも繋げることが可能です。

いのちBOT


傾聴サービス「いのちbot」は、気持ちを言語化することにより、うつうつとした気分が改善することを助けることを目指します。
うつ状態は、悪化すると、起き上がることはもとより、人とのコミュニケーションが怖くなってしまい、自分自身の中に閉じこもることしかできなくなることがあります。
ただ、それほど内に篭った状態となっても、人は誰かに話を聞いて欲しいと望むことがあります。そんな時、「いのちbot」は、スマートフォンに打たれる文字で、ただただ話を聞きます。
その「文字を打ち込む」という行動は、自らを客観視することにつながります。これにより、「いのちbot」はうつうつとした気分の改善に寄与することを目指します。

ひと旅


日本には、約1,700自治体ありますが、旅行先に選ばれる地域は一握りです。
では、著名な観光名所がない地域には、魅力がないのでしょうか。
私たちは、”地域に住む人”が一番の魅力であり、地域の財産だと考えます。
地域の人と出逢い、会話の中で地域の魅力を知り、”第二の家族”のような関係性を築いた観光客は、
自然と地域への愛着が生まれ、居住地に戻った後も自らが広告塔となり周りへPRします。
本サービスを通じて、地域や地域の人のファンを増やし「観光名所がないから、人が来ない」という考えを変えます。

ライブデリジャパン


「共有する音楽体験で次世代型の豊かなライフスタイルを創る」を理念に掲げ、11月中に「株式会社ムジカル」を登記予定。現在は、個人事業として、現役音大生による出張演奏サービス「LiveDeli」を運営中。1年間の運用を通じて、音楽体験への高い期待値と、演奏市場の守旧性を肌で感じてきました。実地で学んだ演奏依頼ノウハウと演奏家ニーズにもとづいた、笑顔を広げたい演奏家と感動空間を創るユーザーを繋ぐプラットフォーム「ムジカル」を生み出し、新しい音楽体験を提供します!

Ofuse


僕たちは、”形のない物に対価を払う意識を根付かせる”
をミッションに掲げております。
“形のない物”とは、アニメや漫画などの作品を通じて受け取った感動や勇気すなわち”心の変化”のことです。
そして、人々の心の変化を生み出す者こそがクリエイターであり、
そのようなクリエイターに対して正当な対価が払われる仕組みを提供します。

それは、コンテンツ産業の成長が著しい中、
制作現場が非常に厳しい状況に置かれているからこそ仕組みを通じて解決する必要があり、

Ofuseというサービスはその第一歩です。

IMPAKT


開発途上国でのビジネスに特化して、単発でコンサルティングを提供するプラットフォーム「IMPAKT」を運営しています。企業の国際化は年々増えていますが、現地の肌感覚や経験者の知見は活用されておらず、必要としている企業に届いていないのが現状です。本サービスでは、個人の知見をシェアして、現場の情報に詳しいアドバイザーと、情報を求めているクライアントをweb上でマッチングします。いつでもどこでもその道の経験者に相談できることで、これまで情報取得にかかっていたコストや時間、不安などから企業を解放します。そして国際化のハードルとリスクを下げ、日本発・世界を変えるイノベーションを加速させることを目指します。

BootCampとは?

総勢40名のメンターが起業家のちらばる各テーブルに着き、30分毎にメンタリングをする「メンタリング袋叩きスタイル」のBootCampが行われた。

座席はこのようにASACのオフィス内に配置され、メンター陣がぞろぞろと回っていく仕組み。

各テーブルごとにテーマが設定されている。ブランディングのためのメディア戦略、メガベンチャーへのロードマップ、ユーザーのインタビューなども行えているはずなので、それをどうサービスに反映するか・・・など幅広く多くの課題が設定されており、各テーブルにはそこに造詣の深いメンバーがアサインされる仕組みだ。

あるテーブルは「ビジネスモデル構築をどうするか」が

すこしだブートキャンプの模様を紹介していこう。こちらのテーブルでは某アニメ系ビジネスモデルをどう構築するかが議論された。

Ofuseの宮村さん

エンタメ領域サービスは「個人課金」が理想となるだろうがあ、法人課金と両立させながら安定した事業を構築していくのかはどのスタートアップも悩むことだろう。2人のメンターが話を聞きながら次々に答えていく。「出版社はどう?」「こんな風に営業してみては?」などと様々な角度からアドバイスがされていく。

監査法人トーマツのメンバーはひたすら議事録を書いていき、二人三脚のイメージだ。

Ofuse宮村さんと監査法人トーマツの担当メンバー

メンター陣は超一流、大手企業が勢ぞろい。これだけのメンツに一気に会えるイベントも珍しい。

編集後記

おしん記者
ASAC會田さんからご招待をいただき、行ってきました。あいかわらずの熱気で汗をかいちゃうほど。

スタートアップタイムズでも起業家のPR支援として取材を行っていますのでお気軽にお問い合わせください。

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日本初「人工知能スタートアップ特化型」育成投資


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