仲間集めを両立「子育てでみんなと”えがお”をつくる」会社の資金調達法

株式会社イースマイリー(東京都渋谷区、代表取締役:矢澤 修、以下「イースマイリー」)は、2018年2月15日より「障がい・難病を抱える当事者と家族のためのオンラインコミュニティをつくる」ことを目的として、「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」にてクラウドファンディングプロジェクトをスタートする。

矢澤 修

1983年生まれ。大学では社会福祉を学んでいたが、そのまま福祉の道には進まず、成長産業に身を置き、より広い視点を持ってビジネスを考えられるように2006年にヤフー株式会社に入社。2008年に株式会社VOYAGE GROUPに転職してからは在籍した7年半で5事業8サービスの立ち上げを手がけ、2012年4月からはソーシャルメディアマーケティングを中心としたマーケティング支援会社の株式会社ソーシャランドを設立し代表取締役に就任。大手企業を中心に支援を拡大し若干3名で年商2億円近い組織にまで育てる。
その後、10年以上思い続けてきた保育園をつくる夢と、昨今の保育における社会問題と子どもの子育てにおける課題を解決するべく、2016年3月2日に株式会社イースマイリーを創業。「子育てでみんなと”えがお”をつくる」をビジョンに子ども向けの知育動画「キッズチューブ」や、障がい・難病を抱える当事者と家族のためのコミュニティづくりに奮闘中!

・障がい児と健常児の統合キャンプ「NPOフレンドシップキャンプ」理事
・医療法人健智会 病児保育こども静養室「めぐのへや」理事

障がい・難病を抱える当事者と家族のためのオンラインコミュニティ

 障がいや難病を抱える方とその家族は、生活していく上で必要な「正確で具体的な情報」を求めていますが、インターネット上にもリアルな世の中でもまとまっておらず、情報を手にするためにとても苦労をしている。リアルな世の中でも、様々な自治体や民間の支援機関はあるものの、手続きが複数の施設をまたぐ必要もあるなど煩雑で、一つ申請を間違えるとサポートを受けることが先延ばしになってしまったり、再度申請が必要になるなどたらい回しとなってしまう状況がある。

そのマーケットに挑むスタートアップがある。それが「イースマイリー」だ。あらたに立ち上げようとしているのは「障がい・難病を抱える当事者と家族のためのオンラインコミュニティ」。

解決したい課題を矢澤さんはこう語る。

障がいや難病を抱える方とその家族は、生活していく上で必要な「正確で具体的な情報」を求めていますが、インターネット上にもリアルな世の中でもまとまっておらず、情報を手にするためにとても苦労をしています。
 
インターネットを活用すれば、様々な情報を探すことが出来る便利な時代ではありますが、障がいや難病についていうと、具体的な疾患名で検索しても本当か嘘かわからないような情報で溢れ、既存の大きなQ&Aサイトには心無い誹謗中傷の言葉もあったりと、そこには夢も希望もない状況です。

たしかに、Webの情報は玉石混交だ。こんな状況の中、矢澤さんが考えるサービスは当事者性を重視したものになるという。

同じ障がい・難病を抱える「同じ境遇」の当事者・家族や疾患の知識が深い医療従事者と知り合いたいと思いますが、希少な疾患であればあるほど近くにいることは少なく、最適な相談相手を見つけることも困難です。そういった「正確で具体的な情報」や「最適な相談相手」を見つけることが困難ある現状を、様々な疾患に特化したオンラインコミュニティを立ち上げることで解決します。

現在検討中のサービスはこのようなイメージ。

サービスイメージ

情報にも特徴があるそうだ。

従来のQ&A等のコミュニティと違い、今後起こりうる未来毎に情報が集約されていくことで、当事者・家族は少し先の未来に対して対策が出来るという特徴があります。

東京都が主催するアクセラレーションプログラム「ASAC」に採択され、事業の立ち上げ支援を受け、現在は三菱UFJグループが主催する「LEAP OVER」に採択されているそうで、応援者を得ながら実現に向かっている。

一方で、矢澤さんが今回のサービスを作っているソーシャルセクターに限らず、スタートアップの課題は人と金がほとんどだ。今回、イースマイリーはクラウドファンディングで解決しようとしている。

Campfire上のイースマイリーのプロジェクト

クラウドファンディングを利用する理由をこのように語る。

資金はもちろんですが、当社は現在エンジニアとデザイナーがおりません。サービスに興味を持っていただき「一緒につくってもいいよ!」と手を挙げていただける方を求めています。

もうひとつ、当事者家族や患者会・団体をはじめ、医療機関やNPOなどの支援機関など多くの方にインタビューをし、立ち上げるコミュニティの対象疾患を「筋ジストロフィー」と決定し、支援いただけるパートナーを募りつつ、具体的なサービス開発をスタートする段階です。そういう意味で仲間さがしを兼ねた資金調達になります。

今後の計画について聞いた。

今春に、医療情報及び同疾患の当事者・家族が持つ知見を集約し、閲覧・ディスカッションが出来る機能を備えたベータ版の提供。今夏を目標に、グループ・メッセージ・日記・服薬管理などの機能を加えた正式版の提供を目指して開発を進めてまいります。
 本事業の展望としては、まず筋ジストロフィー症にフォーカスし、患者会、患者団体、医療機関、支援機関等と連携を取りながらサービスの改善・拡大をし、将来的なマネタイズにつきましては製薬会社へ向けたソリューション提供を進めてまいります。

クラウドファンディングプロジェクトでは、ここでは触れなかった矢澤さん個人の創業のきっかけなども記されている。

編集後記

取材担当進藤
ASACのメンターでお話した矢澤さんのイースマイリー。矢澤さんが産業界で培ってきたスキルがソーシャルセクターにどのような形で還元されるのか、楽しみです。調達情報もどんどん書いていきますのでお知らせください。

スタートアップタイムズでも起業家のPR支援として取材を行っていますのでお気軽にお問い合わせください。

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