トップに直撃! 米オラクル・ネットスイート オラクル傘下のネットスイート事業が市場に問う価値


EVPインタビュー
ジム・マッギーバー
オラクルの投資を得てやりたいことを実現
独立性は十分に確保できている
オラクルは自由を尊重してくれている
──オラクルによる買収から1年半ほどが経過しました。
マッギーバー ラリー(エリソン会長兼CTO)、マーク(ハードCEO)をはじめとするオラクルの経営陣からは、ネットスイート事業を完全に独立事業としてやっていってほしいというメッセージを思ったより明確に受け取っています。いまは非常に自由な感覚です。
独立企業だった時からずっとやりたかったけれども投資額が膨らんでしまうのでなかなか実現できなかったこと、さらには株式市場の反応が心配でゴーサインを出す決断ができなかったことなどいろいろあったんですが、オラクルの傘下でネットスイート事業に大きな投資を受けたことで実現できるようになったことも多い。つまり、ネットスイートが現在取り組んでいることは、オラクルにやれと言われたことではないのです。前からやりたかったがハードルが高かったことを、オラクルの力を得て思う存分やれるようになっているということです。
また、海外市場でのビジネス拡大を思ったより早いペースで進めることができているのも、オラクルとの統合の効果です。正直に言ってこの部分の連携については、オラクルのような大企業がわれわれのスピード感と合わせてこんなに早く動けるものなのかと驚いたくらいです。
──もちろん、課題もあると思いますが。
マッギーバー オラクルの本当のトップの経営層はネットスイートに独立してやっていってほしいと思っているのですが、オラクル全社ですべての人が必ずしもそうした考え方を共有しているわけではないのも事実です。「ネットスイートを助けてあげますよ」と言い出す人が出てくるんですが、実はそれは不要です(笑)。マークは、「オラクルの規模のメリットを存分に活用してくれ。統合によるデメリットは最小限にとどめるから」と言ってくれています。
現場も経営陣も不安を乗り越えた
──あなたのキーノートでは、中継で参加したマーク・ハードCEOに対して、会場にいた従業員からネットスイート事業の独立性が将来にわたって担保されるのかというような趣旨の質問も出ましたね(週刊BCN5月21日号3面に詳細)。その内容を聞くと、ネットスイートの現場にはオラクルとの融合にネガティブな思

サイト名: 週刊BCN+

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