日本3大インシュアテックスタートアップの一角、保険営業向けSaaS「hokan」

小坂直之(CEO)、尾花政篤(COO)

小坂直之(左)

同志社大学経済学部卒 ●2005年日本ロレアル株式会社にて営業・新卒採用人事・マーケティングを経験。 ●2009年プルデンシャル生命保険株式会社に 入社。社長杯、3年連続コアバリュー 表彰、MDRT、各コンベンション入賞 他。 ●2013年総合金融商品流通を目指すファイナンシャルジャパンを設立。 5期目で200名超を達成。各保険会社最優秀賞など多数受賞。業界講演会などを一 手に引き受ける。

尾花政篤(右)

2013年、東京大学を卒業。 2013年、ベイカレント・コンサルティングへ入社。 戦略系のプロジェクトからIT系のプロジェクトまで幅広く経験。 最速でシニアアソシエイトまで昇格し、ロールモデルとして新卒採用・育成業務などにも従事。 2017年、ベイカレントを退職し、コンサル時代に最もお世話になった保険業界に貢献するため、InsurTech(Insurance:保険 × Technology:IT)領域でサービス立ち上げ中。

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保険営業マンの「今欲しい」を解決するサービス

慶応義塾大学創業者福沢諭吉の著書により広まった保険の概念は、日本に根付いて100年経った。現在国内では124万人の事業者がおり、そのマーケットサイズは50兆円と非常に大きな産業になっている。課題となっているのは、業界のIT化。顧客情報を扱うということもあり、簡単に変革を起こせるわけではない。仕事において良く使うツールはエクセル。保険営業マンに対して、革新的なサービスを展開しようとしているのが、インシュアテックスタートアップの「hokan」だ。

一言で言うと「保険業向けのSaaS」です。私が着目したのは、保険営業の方たち。保険営業の仕事は大きく分けて、お客様への提案と顧客情報の管理だと私たちは思っています。大事な作業だからこそ、かなり複雑な作業となっていました。ここをより使いやすく、分かりやすいものにしたのが我々が提供するhokan™です。

サービスの概要を聞いた

hokan™には、顧客管理、契約管理、スケジュール管理、ToDo管理といったさまざまな機能が実装されています。例えば顧客管理では、連絡先などの顧客の基本情報に加えて、家族情報や収入状況まで関連づけて記録できます。

また、入力されたデータをもとに、いつどのようにアプローチすべきか、どの商品を提案すべきかといった情報をレコメンドする機能も実装していく予定です。また、使いやすさにもこだわっています。

従来のサービスはWEBでの提供がほとんどで、タブレットやスマホでは見づらいという課題がありました。そこで、外出していることが多い保険営業でも簡単に操作できるように、タブレットでも使いやすいインターフェースを構築しました。更に、iPhone・Androidのスマホアプリも提供しています。

リアルな営業現場での課題に着目したサービス設計になっている。

 

競合サービスについてきいた。

保険×ITの分野ですと、ほとんどの企業が保険を新しく契約する場面にフォーカスをおいています。少額保険をAPPで購入できるなどなど。我々のように保険営業向けにサービス展開している企業もないとは言いませんが、ほとんどは受託開発型、メールアドレス登録で気軽に使えるSaaSという形は我々が初めてだと思っています。

 保険×IT、両方の知見を持つからこそできることがある

なぜ創業したのかをきいた。

以前はコンサルティングの会社にいました。当時保険のクライアントが多く、いろいろなお手伝いをさせていただきました。ただ、イノベーションを起こすということになると、合併の繰り返しにより複雑化してしまったインフラの再構築が求められたりして何十億とコストがかかる企業さんが多かったです。コンサルとして外部の立場から支援できる限界も感じ、悔しい思いもしました。やはり今の時代にイノベーションを起こすには、自分たちでやるしかない、この思いが私を独立させました。

保険知識とIT知識を兼ね備える尾花氏だからこそできたサービスだといえる

インシュアテックを盛り上げていきたい、業界をリードする存在に

将来をきいた。

日本のInsurTech全体を盛り上げる、これが我々の使命だと思っています。まずは保険営業の方が毎日気持ちよく使っていただけるようなサービスつくり、しっかりと広めていきます。その後で、保険契約者向けのサービスも展開していく予定です。InsurTechを盛り上げるための活動も同時並行で進めていきます。

保険営業は非常に貴重なデータを持っています。お客様の年収や職場、個人の情報などなど、こういったテックだけでは集められないデータを用いて、更なるユーザーにあった保険商品のレコメンド機能なども開発していきたいと思っています。自動化できる部分は自動化をする、それ以外は人間がより突き詰めていく、こんな未来にしていきたいですね。 

保険業界を盛り上げる、大きなヴィジョンを掲げる「hokan」を引き続き追っていきたい。

編集後記

取材担当中山
営業の方にフォーカスを当てた企業さん、非常に面白い角度です。インシュアテックは他にも取材しましたが、営業のための管理ツールとは思いつきませんでした。確かに皆さん手帳をつかっていたり、エクセルをつかっていたり、今の時代からすると不便そうなイメージは持っていました。かなりニーズがありそうですね。

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