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インタビュー 2018.09.11

インフルエンサーが自己PRできるプラットフォーム、インフルエンサー・モデルの専門マッチングサービス「Affiliencer」

水谷 昌裕

1984年三重県生まれ。小学6年生の時に両親が離婚。経済的に裕福ではなかったお陰で、ハングリー精神を培う。大学卒業後、整体師としての道を歩み、3年間の修行後独立。8年間店舗経営を行うが、どうしても世界を変えるチャレンジがしたいとの思いから2017年に店舗売却。国内でエンジニアを探すが、ことごとく相手にされず、海外に仲間を探す旅に出る。2017年12月Affiliencer.LLCを設立し、同年7月インフルエンサーマッチングアプリをローンチ。

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インフルエンサーが自己PRできるプラットフォーム「Affiliencer」

ソーシャルメディアの流行により、インフルエンサーによるマーケティングは近年非常に注目されている分野になる。国際的には近日中に市場規模は100億ドルに到達すると言われており、国内でも2017年のYoutuber市場だけで210億もあると言われている。より多彩なインフルエンサーの登場により、企業側も仕事の依頼先が多種多様になってきている。「Affiliencer」はインフルエンサー個人が企業に対してアピールをし、直接仕事を見つけられるプラットフォームだ。サービス展開をしている水谷氏に直撃インタビューをした。

インフルエンサーが自己PRできるプラットフォーム「Affiliencer」

一言でいうと「インフルエンサーをつなぐマッチングプラットフォーム」です。僕らのプラットフォームでは、YouTubetwitterFacebookinstagramと言った大型のプラットフォームで活躍しているインフルエンサーの方たちに誰でも依頼できます。既存サービスではインフルエンサーの方が自分のPRをできるものはありません。僕らはただのマッチングサービスではなく、SNS機能を搭載することで楽しみながらアピールできる場を作りました。

インフルエンサーの方と企業で別々の使い方になっています。インフルエンサー側では、まずマイページの登録からサービスの利用が始まります。多くの情報の中には、自分が引き受けられる仕事とその価格を設定することができます。

企業側では、登録しているインフルエンサーの方に直接仕事の依頼をかけることができます。カテゴリや住まいからも検索がかけれます、イメージとしては人間版のメルカリとも言えます。特筆すべきはインフルエンサーの方のページでは各プラットフォームでの影響力(フォロワー数)などが明記されているため、どのくらいの方に依頼をしているかが一目瞭然です。

インフルエンサーと企業で使い方が違うという。

利用するユーザーについてきいた。

20187月にローンチしたばかりなので、今はインフルエンサーやモデル、プロダクションの誘致活動を行っている最中です。企業様にも使いたい!と言って頂けるようになりました。ほんの少しずつですが登録者も増えてきていています。僕らは日本とベトナムでローンチしているので、ベトナム人のインフルエンサーの方も同じように誘致活動を行っています。

企業は主にECサービスの方や、アパレル事業者さん、イベント事業者さんなどに多く利用頂けると思います。アカウントを切り替えれば、インフルエンサーがインフルエンサーに依頼することもできるので、新しい出会いも生まれるんじゃないかと思っています。まだローンチしたばかりなので、今後どんな方達に使ってもらえるかが楽しみです。

競合サービスについて聞いた。

割と競合はいないような気がしますね。僕らのサービスってプラットフォームビジネスなので、芸能事務所ともある意味かぶらないんです。むしろAffiliencerに登録することで営業する労力が軽減するので、ビジネスパートナーだと認識しています。芸能事務所さんや大手インフルエンサー事務所に依頼する企業さんって割と大手が多いと思うんです。中小企業向けにヒアリングしましたが、実は資金があるのに「うちの話は聞いてくれないよな」って依頼する前に対象から外してるケースがあるんですよ。でも、Affiliencerに登録していたら「あ!この人にも頼んで良いんだ!依頼してみよう!」ってなるわけです。

事務所さんともお互いwin-winの関係です。そんなビジネスモデルにしています。

プロダクションの販路の一つとしても活躍を期待されている。

「日本人はいつもシリアスな顔をしているよね」タイの友人から言われた衝撃的な一言。

サービスを立ち上げた経緯について聞いた。

元々僕は大学卒業後、人に喜んでもらえる仕事がしたくて整体の道に進みました。その後整体院を経営して、三重で8年ほどやっていました。SC内に出店していたんですが11日から1231日まで営業していたので人員の確保が難しかったんです。なんとかその働き方に慣れてもらおうと従業員のみんなにはずっと無理を言っていましたが、その働き方に疑問を感じるようになりました。それと同時に従業員にも無理強いはさせれなくなりました。

店舗経営をしている時、友人に誘われてタイ旅行に行きました。その時できたタイ人の友人に「なぜ日本人はいつもシリアスな顔をしているんだ?」と言われ衝撃を受けました。一部ではありますが、経済的には日本より裕福ではない人達も満面な笑顔で楽しそうに過ごしているんです。もっと楽しい働き方があったらな、何か楽しいサービス、会社にしよう。その時からそう思い始めました。

今のサービスも実は中国のサービスにインスパイアーされています。日本ではないもので、きっと役に立つものだと信じてサービス運営をしています。

外国人に言われた一言が今の会社を作る原点だという。

誰でもインフルエンサーになれる世界を。第一弾イベントとして「二代目矢口真里オーディション」をスタート

将来の展望を聞いた。

僕が作りたいのは誰でもインフルエンサーになれる世界です。次のプロジェクトも決まっているのですが、一旦伏せときます(笑)直近では、テレビにも取り上げられたんですが、「二代目矢口真里オーディション」をやりました。YouTubeでチェックしてみてください。

会社としては、世界中に国境のない出会いを作りたいというビジョンを掲げています。なので今のインフルエンサーの事業も日本にこだわっているわけではありません。積極的な海外展開をしていくつもりです。未来では、中国のインフルエンサーをスカウトするのも簡単にボタン一つ。そんな未来を作っていきたいですね。

より幅広く世界中で使われるインフルエンサーのサービスを作る。引き続き「Affiliencer」を追い続けたいと思う。

Affiliencerが気になる

編集後記

取材担当中山

お会いした当初から「名刺はありません」とおっしゃった水谷社長。変な人だなーと思い、聞いてみたら働き方にかなりポリシーを持っていました。僕が中国出身なので、確かにチャイナには似たようなサービスが多いですよ。日本でも普及するといいですね。

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