リプレス-電話をAIが代わりに受ける。

前田太作

1976年、奈良県生まれ。12歳で当時としては珍しいパソコンと出会い、プログラムの制作にのめりこむ。2003年、フリーランスのエンジニアを経て、教育系のベンチャーの創業に携わり、役員として経営に参画。同社ビジネスが成長する中で、あらためてエンジニアとしてのゼロからの挑戦を決意し独立。2018年7月、AI電話代行サービス「リプレス」の提供を始める。

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「リプレス」AI電話代行があなたの電話応対を楽にします。

国内の調査では、ビジネス電話の多さと残業時間には相関性があると言われている。男性の1日の平均通話時間は7分と、トータルでみれば、一見大したこともなさそうだが……小刻みに行われる、電話による業務の中断。データ上は現れてこないロスが残業時間にも影響していそうだ。全てが不要な電話ではないにしろ、その一部だけでもAIが代替できれば、もっと効率的に仕事ができるはず。AIによる電話代行サービス「リプレス」はそうして生まれた。

リプレス」は一言で言うと、「電話代行のAIサービス」です。多くのビジネスシーンで電話が使われていますが、その一時受けをAIで代行します。技術としては、音声データをテキストで理解するAIを構築しています。掛かってきた電話の音声データを録音・保存し、それをテキスト処理します。

留守電のように音声を保存し、テキストとして電話を受けた人にメッセージとして送るサービスだという。

現在は一般的な通話の一時受け、チャットボットのお問い合わせなどの機能を持つという。

導入する企業についてきいた。

7月にリリースしたばかりのサービスで、今はまだニーズの模索段階です。よくお問い合わせをいただく先として、営業代行をされている方・個人事業主・士業の方が多いですね。一人事務所をやっていて、打ち合わせ中に電話に出られない人が使ってくださるイメージです。

多く打ち合わせを要する業務についている人がメイン顧客のようだ。

コーディング中に電話に出たくない、僕自身が欲しかったサービスでした。

サービスを立ち上げた経緯について聞いた。

元々僕は20年エンジニアをやっていて、電話で時間を取られることのは無駄だと考えていた人間でした。なんといったってコーディング中。エンジニアリングをしていたらわかりますが、一度切れた集中を取り戻すのは本当に大変。その課題を解決したく作ったサービスです。

創業の理由についても聞いた

前職は教育系のベンチャーで役員をしていました。長らく経営に携わるうちにいつのまにかエンジニアとしての仕事から距離が離れてきていました。AIやIOTなどの最先端技術が登場する中で、やっぱり自分は物を作りたいと思い独立。AIの技術に挑戦しつつ自分がほしいものを作るという目的で今のサービステーマに。

ものづくりに対する思いが、独立を促したという。

より誰でも気軽に利用できる、AIサービスにしていく。

将来の展望を聞いた。

当初は電話代行やコールセンターといったビジネスよりの目線で考えていましたが、ヒアリングを重ねていくウチに「留守番電話」ぐらいに気軽に使えるサービスとしても届けたい想いが強くなってきました。私もプライベートの携帯電話にまで、「リプレス」を導入しています。ほんと便利なんです(笑)。キャリアの留守番電話機能を月額300円とかで導入していますよね。それに変わるぐらい、気軽に幅広く気軽に使えるようなサービスに育てていきたいと思っています。

役員を退職し、もう一度1から挑戦をする前田氏は果たして電話をリプレイスできるのか。実に面白い一社だ。

編集後記

取材担当中山
電話をAIにする、偉大な志です。応援しています。

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