MiiTel-AI搭載型のIP電話で営業を解析する。

會田 武史

2011年から三菱商事株式会社に入社し、自動車のトレーディング、海外市場での販売/マーケティング施策の企画・立案・実行、クロスボーダーの投資案件・新会社設立、政府向け大口入札案件、M&A案件等に従事。

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「MiiTel」営業活動におけるブラックボックス問題を解決する

営業マンが毎日かけている営業電話の生産性を向上させる「MiiTel」というサービスが10月にリリースされた。今までブラックボックスだった営業トークをAIで見える化することで、成約率を上げて、教育コストを下げるサービスだ。ビズリーチでは、導入4カ月で商談機会が+62%、成約率が+56%向上したとのこと。

「MiiTel」は一言でいうと「営業におけるコミュニケーションに革命をもたらす」サービスです。営業トークを可視化することで、営業の「なぜ?」を明確にします。「なぜ、成約/失注したのか?」「なぜ、営業パフォーマンスが高い/低い」のかを可視化できます。具体的には、CRMと連携したインターネット電話(03番号で発信可能)と、その電話で交わされた会話を解析する人工知能を提供して、担当者や顧客が「何を」「どの様に」話したかを見える化します。

AIを搭載したIP電話としてサービスを展開しており、話し方解析やアポ率が上がるキーワードがわかる機能などがある。

伸び悩んでいる営業の音声データを解析し、営業トークの点数化などの機能もある。

利用する顧客についてもきいてみた。

実際に導入しているビズリーチさんはアポ率が6割アップ。教育コスト削減や電話料金の削減も実現したとのこと。すなわち、MiiTelを導入することにより売上が上がり、コストが下がるということですね。

実際にアポイント率の向上につながっているという。

日本のコミュニケーションコストは高く、それを改善したい。

サービスを立ち上げた経緯について聞いた。

元々小4で起業をしたいと思っていました。大学在学中アメリカに留学し、留学先でNPOプロジェクトの起ち上げをしたり、長期インターンとして現地の企業で働いていたり精力的に動いていました。帰国してから社団法人、学生団体、NPOなどを立ち上げをしました。就職先は三菱商事、そこで6年間起業のタイミングを虎視眈々と狙っていました。

日本って生産性が低いと言われるんですけど、実際は能率は高いが、効率が低いんです。特に問題はコミュニケーションコストが高いこと。「何を言ったか」ではなく、「誰が言ったか」の方が優先されることも多い。コミュニケーションにおいて、解決できる余地が大きいので僕はコミュニケーション領域で事業をやることにしました。なかでも「営業」は属人的で労働集約型の営業スタイルが主流となっており、データドリブンで科学されていないので、ここに着目しました。

コミュニケーション分野を効率的したい、これが起業の目的だ。

経営判断をするAIを作りたいと思っている。

将来の展望を聞いた。

最終的にやりたいのは経営判断AIを創出することです。今は入り口として営業に着目していますが、今後はビジネスコミュニケーション全体にインパクトをもたらすサービスを開発していく予定です。

MiiTel事業においては、中長期的に自動アポ取りAIを創って行くつもりです。すでに横展開でフィールドセールス用のアプリを作っています。まずは、改善の余地が大きい「営業」に特化したサービスを継続的にご提供していきます。

経営判断をするAIは人類や企業にとって吉と出るのか、凶と出るのか。それが実現された未来を楽しみにしている。

編集後記

取材担当中山
最近大型投資を受けたRevCommの会田さんでした。

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