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インタビュー

Morphus-位置情報でリアルの人たちをつなぐ仮想世界。

Dimitri Akimaru  ギリシャと日本人のハーフ。アメリカのミシガン大学在学中に起業に興味を持ち、在学中に1社目を創業。その後AI開発企業としてMorphus.Aiを創業。 Previous 「Morphus」仮想空間で知らない人と繋がれるSNS Facebook・Twitterの時代は終わりを告げるかもしれない。大手SNSのユーザーは総じて年齢が高くなっており、今若者には新たなSNSが必要になってきた。「Morphus」は学生向けに新しいソーシャルネットワーキングの場を提供する。 「Morphus」は一言でいうと「位置情報を使って人々を簡単につなぐAI」のサービスです。僕らは現実の地理を生かした仮想空間を生成しており、アバターを動かすことでサービスを使います。興味やバッググランドで人と知り合えるマッチングサービスのような位置付けです。 実際にアバターを作成する。青い光がAIになっており、ユーザーの様々な手助けをするそうだ。 リアルな街と同じ作りになっている。アナウンス機能によって、コミュニティづくりをすることもできる。 友人や知り合いづくりに特化しており、チャットの機能も備えているという。 人々のアイスブレイクとして使ってもらうイメージですね。対象は学生さん。実際にミシガン大学の中で少しずつユーザーが増えています。大きいイベントでも使える気がしています。イベントってみんなが気軽に話せる仕組みじゃないので、そこを僕らが補填してあげる感じですね。 ユーザーが気軽に話ができるプラットフォームにするつもりだ。 大学内で孤立している人を助けてあげたい。 サービスを立ち上げた経緯について聞いた。 起業家生活は10年ぐらいです。結構長いですね。アメリカの大学でたまたま起業家の集まりがあったんです。そこで初めて自分のサービスを作りたいと思い、1社目は大学の知恵袋的なものを作ったんです。学校に長くいるとどうしても孤立している人も見えてきますよね、それを助けてあげたいと思いソーシャルネットワークの世界に行きました。今は2社目、ソーシャルネットワーキングのサービスです。 「ぼっち」学生のためのサービスがスタートだったという。 1対1から1対Nへの出会いを作る。AIがマッチする人を学習するサービスへ。 将来の展望を聞いた。 将来的には、より個人がうまく繋がれる仕組みを作りたいですね。例えばその人の好みを学習し、性格から最適な人を見出す。それをAIが選定して推薦するようなイメージです。 もう一つ追加機能としていれたいのは、グループを作る仕組み。これからは1対1のコミュニケーションから1対Nの仕組みを作っていきたいですね。 AIによる人々のコミュニケーションを変える。そんなサービスづくりをしていくMorphusのアップデートを今後も楽しみにしている。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。

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Stransa-歯医者のための業務効率化ツール

西島 彰一 1961(昭和36)年 大阪府出身 朝日生命保険相互会社退社後に実父の経営するパン製造卸業で勤務し、事業譲渡。 フィリップ・モリス日本株式会社のマーケティングマネージャーを経て、2007年から1年間は株式会社デジタルチェック(現メタップスペイメント)の代表取締役を務めた。 2013年5月に株式会社ストランザを設立し、現職。 歯科医の業務効率化のためのツール「Apotool &Box」 日本の歯科開業医が問題を抱えている。歯科医の業務の多くはその治療にある。しかし多くの煩雑な業務も多い。包括的なシステムで紙ベースの管理をデータで収める、Stransaは新しいソリューションを提唱する。 「Apotool & Box」を一言でいうと、「歯科医の業務効率化を目指す包括的なシステム」です。一般に歯科医は業務が多く、煩雑になりがちです。殆どの時間を治療に使うため、事務作業などの業務に着手できていないのが多いです。私たちはそういった治療行為以外の部分、おもに予約の管理の部分に特化しているサービスです。 予約の管理をペーパーレスで実現するツールだという。 様々な部分で患者と医師をつなげるツールとして活躍しているようだ。 現在は導入まで最短で2週間、簡単に導入できるようだ。 導入する組織についてもきいた。 現在は800を超える歯科医院に導入をしていただいており、年内には1000を超える見込みです。殆どは開業医さんですが、最近は大学病院からのお問い合わせも来るようになりました。 母が難病を患ったことをきっかけに、このサービスを立ち上げた サービスを立ち上げた経緯について聞いた。 私は元々決済系の会社出身で、実は医療関係に携わったことはありませんでした。きっかけは母がALSという難病を発症し、噛めない・飲み込めないという生活を送り始めたのが原因です。神経内科の担当ですが、全く治らずひょんなことに歯科に連れて行ったら一瞬良くなりまして。そこから何かあったら歯科に連れて行けと毎回言っていたんです。歯科への予約が上手に取れなくていつも困っていました。そこが原体験となりましたね。 母の難病による通院が業界の問題に気がついたスタートだという。 日常生活の食べ方や過ごし方を診療所に届けるITサービスをやりたい。 将来の展望を聞いた。 私がずっとやりたいのが、患者の日頃の情報を医療関係者に直接伝えること。やっぱりあの5分の診療ではわからないですよね、そこを伝えるITサービスを作りたい。 会社についても聞いた。 まずは今のサービスを請求部分まで対応できるようにしていきたいです。今の診療って終わったら受付で待たされますよね。〇〇さんって大声で呼ばれますよね、請求についても聞こえちゃいますよね。そこを電子化することで患者の個人情報が守れると思うんです。12月には予約、請求、決済までを完結したサービスを作っていく予定です。 より患者の利便性のためにサービスを作っていく、Stransaをこれからも追っていきたい。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。

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リプレス-電話をAIが代わりに受ける。

前田太作 1976年、奈良県生まれ。12歳で当時としては珍しいパソコンと出会い、プログラムの制作にのめりこむ。2003年、フリーランスのエンジニアを経て、教育系のベンチャーの創業に携わり、役員として経営に参画。同社ビジネスが成長する中で、あらためてエンジニアとしてのゼロからの挑戦を決意し独立。2018年7月、AI電話代行サービス「リプレス」の提供を始める。 Previous 「リプレス」AI電話代行があなたの電話応対を楽にします。 国内の調査では、ビジネス電話の多さと残業時間には相関性があると言われている。男性の1日の平均通話時間は7分と、トータルでみれば、一見大したこともなさそうだが……小刻みに行われる、電話による業務の中断。データ上は現れてこないロスが残業時間にも影響していそうだ。全てが不要な電話ではないにしろ、その一部だけでもAIが代替できれば、もっと効率的に仕事ができるはず。AIによる電話代行サービス「リプレス」はそうして生まれた。 リプレス」は一言で言うと、「電話代行のAIサービス」です。多くのビジネスシーンで電話が使われていますが、その一時受けをAIで代行します。技術としては、音声データをテキストで理解するAIを構築しています。掛かってきた電話の音声データを録音・保存し、それをテキスト処理します。 留守電のように音声を保存し、テキストとして電話を受けた人にメッセージとして送るサービスだという。 現在は一般的な通話の一時受け、チャットボットのお問い合わせなどの機能を持つという。 導入する企業についてきいた。 7月にリリースしたばかりのサービスで、今はまだニーズの模索段階です。よくお問い合わせをいただく先として、営業代行をされている方・個人事業主・士業の方が多いですね。一人事務所をやっていて、打ち合わせ中に電話に出られない人が使ってくださるイメージです。 多く打ち合わせを要する業務についている人がメイン顧客のようだ。 コーディング中に電話に出たくない、僕自身が欲しかったサービスでした。 サービスを立ち上げた経緯について聞いた。 元々僕は20年エンジニアをやっていて、電話で時間を取られることのは無駄だと考えていた人間でした。なんといったってコーディング中。エンジニアリングをしていたらわかりますが、一度切れた集中を取り戻すのは本当に大変。その課題を解決したく作ったサービスです。 創業の理由についても聞いた 前職は教育系のベンチャーで役員をしていました。長らく経営に携わるうちにいつのまにかエンジニアとしての仕事から距離が離れてきていました。AIやIOTなどの最先端技術が登場する中で、やっぱり自分は物を作りたいと思い独立。AIの技術に挑戦しつつ自分がほしいものを作るという目的で今のサービステーマに。 ものづくりに対する思いが、独立を促したという。 より誰でも気軽に利用できる、AIサービスにしていく。 将来の展望を聞いた。 当初は電話代行やコールセンターといったビジネスよりの目線で考えていましたが、ヒアリングを重ねていくウチに「留守番電話」ぐらいに気軽に使えるサービスとしても届けたい想いが強くなってきました。私もプライベートの携帯電話にまで、「リプレス」を導入しています。ほんと便利なんです(笑)。キャリアの留守番電話機能を月額300円とかで導入していますよね。それに変わるぐらい、気軽に幅広く気軽に使えるようなサービスに育てていきたいと思っています。 役員を退職し、もう一度1から挑戦をする前田氏は果たして電話をリプレイスできるのか。実に面白い一社だ。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。

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ViRTll- 360度カメラで世界中どこにでもいける。

Benedikt Paskel リトアニア生まれ。フランス外国人部隊に2年間所属し、戦争負傷者を目の当たりにして事業のアイデアを思いつく。その後独立し、ポーランドにてアプリサービスの会社を創業。現在は日本人のパートナーとViRTllを共同創業した。 Previous 「ViRTll」360度ビデオオンデマンドサービス テレイグジスタンス、遠方にまるで自分が存在するかのように周囲を認識できる技術である。ViRTllは360度カメラを人々に持たせ、サービスを利用するユーザーを一瞬で地球の裏側に連れて行く。 「ViRTll」を一言でいうと「360度ビデオオンデマンド」サービスになります。Uberのようなイメージで登録しているワーカーが世界中にいます。その方達が360度カメラを持って歩くのです。ユーザーはそのワーカーさんに時給で賃金を払い、まるで遠方を旅しているような体験をスマフォ越しに味わえます。 世界中にいるワーカーがユーザーのために色々な映像を届けるサービスとなっている。 世界中どこからでも使えることができ、ワーカーがいる限りどんな国の映像でも体験できるという。 利用するユーザーについてきいてみた。 最初は車椅子などに乗る足に障害を持つ人達向けに作りました。将来的にはお年寄りや遠出できない子供にも使って欲しいと思っています。 歩行不自由者のためのサービスだという。 フランスの外国人部隊に所属、戦争を目の当たりにして思いついたアイデアだった。 サービスを立ち上げた経緯について聞いた。 僕は高校卒業後、フランスの外国人部隊に従事しました。戦争というのは悲しいものです。どうしても知人や友人が怪我を負ってしまうことが多く、移動が困難になる人も多く存在します。彼らがもっと楽しめるようなものはないかと思い、考えたのが今回のViRTllです。 軍隊に所属したころに発案したという。 ロボットを利用した新しい収入源を作りたい。 将来の展望を聞いた。 今は人がカメラを持って歩き回るサービスです。もちろんこれはこれで新しい仕事を作ったことになります。移動するだけなので仕事としても簡単で高付加価値を提供できます。 将来はこの人の部分をロボットやドローンで代替しようと思ってます。人々はロボットを買って、定期的にViRTllの仕事をさせるのです。それってとても割りのいい仕事になりますよね。 ロボットが仕事を代替するわけではなく、それによって人が儲かるというのは面白い考えだ。新進気鋭のViRTllを引き続き追っていきたい。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。

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ライバーライツ- ライブ配信者専門プロデュース集団

上野翔太 ライバーライツ株式会社の代表取締役。ライブ配信者の可能性を最大化する事業を展開中。漫画が大好きです。 Previous 「Liver Rights」ライブ配信者のためのトータルプロデュース 世界的にライブ配信の市場は大きく伸びている。日本でも古参のプラットフォームを抜き、台湾出身の配信プラットフォームその勢力を伸ばしている。日本のライブ配信者がさらに輝けるようにライバーライツはプロデュース事業をスタートした。 「ライバーライツ」は一言でいうと、「ライブ配信者専門プロデュース」サービスになります。一般的にライブ配信者のことをライバーと呼びます。現在投げ銭収益だけで生計を立てるライバーも出て来ていますが、未だ属人的で、体系化ができていないのが現状。僕らは企画からユーザー集めまでのトータルプロデュースを通して、ライバーの方達が配信で結果を出し自分の夢に向かって走れる事業をスタートしました。 提携したライバーはスタジオや事務所住所といったリアルのサポートから、企画制作やファン集めなどの知的サポートも受けられるという。 現在続々と提携ライバーは増加しており、年収1000万越えから初心者ライバーまで幅広くサポートしている。 ライバーについても聞いてみた。 元世界NO.1配信者のあーるちゃんだ。現在は顧問としてライバーライツに携わるという。 元世界No. 1配信者、あーるちゃんのノウハウを提供する形でライバー育成を実施しているため現在は女性配信者の提携が多いですね。 女性配信者が多く在籍するという。 日本は今後台湾の市場規模を抜く、ここで事業をやりたいと思った。 サービスを立ち上げた経緯について聞いた。 もちろん中国の莫大な市場にはなかなか追いつけませんが、日本も急激に成長するマーケット。加えて、ライブ配信を足がかりに自身の夢を追いかける人たちが多いことに共感し、ぜひ支援をする事業をしたいと思いました。前職では、メディアの広告事業に携わっていた経験を元に、ライブ配信出身者からのスター育成していきたいと思いました。   日本から中国へ、巨大市場への参入を決意した。 将来の展望を聞いた。 ライブ配信市場はまだまだカオスで発展途中です。企業からのPR案件なども少ないのが現状です。市場をあっためつつ、僕らは独自のノウハウと新しいコンテンツを持って中国市場に進出するつもりです。 ミッションである【ライバーの可能性を最大化にする】これに関係する事業であれば何でもやるつもりです。 日本の配信者を中国にという観点は実に面白い。若手社長が手がける事業には目が離せない。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。

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Offisis-オフィスにオアシスをもたらす次世代の福利厚生サービス

田野宏一 東京大学卒業後、三菱商事にてコンビニエンスストア・スーパー・外食等の食品小売事業 及び 財経・投資審査業務に従事。現場の運営から商品開発、経営管理まで幅広く担当すると共に、企業M&Aや国内外での新規事業開発等も行う。 Previous オフィス空間のシェアリングで福利厚生を受けられる「Offisis」 社員満足度を上げるために今や企業の福利厚生サービスは欠かせないものとなった。多種多様な福利厚生が存在する中、「Offisis」は小売業と福利厚生をつなぎこむという。具体的に話しを聞いてみよう。 「Offisis」は一言でいうと「オフィス空間のシェアリングをする」サービスです。わかりやすく言うと、空いているオフィスのスペースに小売業や個人事業主を誘致し導入をしている会社の福利厚生の一環としてサービス利用をしてもらいます。オフィスの空きスペースが多くなる中、企業も(オフィス貸し出す側)小売業も、社員もみんな便利になる仕組みです。 現在はリラクサービスや英会話のトレーニングなどのサービスを提供しているという。 また、社員が求めるものは積極的に追加しておりお弁当販売や靴磨きなどの日常的に重要があるサービスも導入されてきた。 今回着目したのはiPhone修理。外部での値段よりも安くサービスが受けられるのも「Offisis」の特徴だ。 導入する企業、拠点数についてきいた。 現在は20の拠点を持っています。場所は通常のオフィスから、スポーツジムやレジデンスにも展開しています。 競合サービスについて聞いた。 一般的な福利厚生サービスが競合になります。僕らの場合は日常的なことがオフィスで完結するがコンセプト。オフィスの空間がより魅力あるものに、社員が楽しく働けるのが僕らの狙いです。 三菱商事で培った小売の知識を福利厚生サービスに詰め込んだ。 サービスを立ち上げた経緯について聞いた。 元々三菱商事に新卒入社、ずっと小売やロジスティクス周りを担当していました。その時に社内で感じたのが今の福利厚生サービスの課題点。通常の福利厚生って契約してしまえばある意味サービスは完結。より社員を喜ばせようと動きはしないんです。それはある意味本末転倒で、なんとか変えたいと思った問題でした。 より質の高い福利厚生サービスを作るべく、小売の知見を活かして今のビジネスモデルを思いつきました。 前職で培った経験が今のサービス作りに活きているという。 オフィスワーカーを対象にしたサービスであればなんでもいい。色々なサービス作りをしたい。 将来の展望を聞いた。 極論オフィスワーカーを対象にしたサービスであればなんでもいいんです。今の「Offisis」はオフィス特化版のサービス。今後は違った形のものも展開していきたいですね。 会社についても聞いた。 将来的に会社はオフィスワーカーを対象にした様々なサービスを作ろうと思っています。ビジネスモデルはみんな一緒ですが、少し場所が違うだけで全く違ったサービスが生まれます。 今新しく考えているのは「JOY弁」。新しい形のオフィス中食サービスです。11月からリリース開始なので、皆さんもう少しお待ちくださいね。 より多くのオフィスワーカーを幸せにする、「Offisis」の動向をこれからも見守りたい。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。

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Sai reco-HRオートメーションツールで人事情報を一元管理

大野順也 株式会社パソナ(現パソナグループ)の営業、営業推進、営業企画部門を歴任し、同社の関連会社の立上げを手掛ける。後に、現デロイト・トーマツコンサルティング株式会社にて、組織・人事戦略コンサルティング業務に従事し、2006年1月に『株式会社アクティブ アンド カンパニー』を設立、現在に至る。 Previous 人事情報の一元管理ツール「Sai*reco」(サイレコ) HRtechは日本に浸透しつつある。多くのHRtechスタートアップが台頭し、企業の人事部はこぞってそのテクノロジーの導入を進めている。しかし、既存サービスとの親和性の低さが往々にしてツールの導入障壁を高めている。既存ツールとの連動を重点として、人事情報の一元管理ツール「Sai*reco」(サイレコ)に取材を持ちかけた。 「Sai*reco」(サイレコ)を一言でいうと「人事情報の一元管理ツール」になります。法人事業者向けの社内用の人事管理ツールです。従来の紙の情報をデータ化し、ペーパーレスを実現。日付ベースでの情報保持により、1年前の組織図を復元できる機能も備えています。 総合的な管理ツールとして、社内の人事業務すべて関与できるものだ。 人や組織の分布をわかりやすく表現し、部署や役職などの詳細情報を蓄積できる。 また、入力した人事情報を蓄積し賃金やスキルを元に評価をすることも可能だ。 過去の組織図を復元できる機能は、時々の実績に応じた組織体制を評価し戦略立案にも役に立つという。 導入する組織についてもきいた。 現在多店舗を持つ企業、アルバイト関係やIT企業などのスキルが情報資産になる企業がメインターゲットになります。薬剤や看護・介護などの企業にも使えるものです。   競合サービスについて聞いた。 他社さんとは差別化を図るために、僕らは500~1000名の社員を抱える企業への総合的な管理ツールとして作りました。同じステージで競合はほとんどいません。 科学されていない人事界隈をもっと科学したい。 サービスを立ち上げた経緯について聞いた。 新卒ではパソナに入社、営業の責任者や経営企画を経験しました。その時に感じたのが、人材界隈って全然科学されていないということ。データ化をして、それを科学すればもっと仕事が捗ると思いました。じゃあ今度は根底から変えたいと思い、トーマツに転職。人事制度設計などのコンサルを始めたが今度は絵に描いた餅。美しい立案はうまくいくとは限らないんです。 いつしか自分で制度設計と運用の両面に携わりたいと思い始めました。それで今の会社を創業、コンサルと運用までを行いました。そして、今回のツール(Saireco/サイレコ)の開発に至りました。 人事情報を科学するために現在のサービス「Sai*reco」(サイレコ)を生み出したという。 より予測に近い人事管理のAIを作りたい。 将来の展望を聞いた。 僕らのビジョンは3ステップ。スタートは情報収拾、今は2ステップ目のタレントマネジメント、目指しているのは、その知見を活かし、どのようなタレントマネジメントをすれば良くなるかという予測の部分。 会社についても聞いた。 僕らのやりたいことは、人事・人材を科学をすること。Saireco/サイレコを使うことで、入力・管理されたデータひとつひとつを日付を付けて管理することができます。つまり、非常に精緻にクレンジングされた人事データをSaireco/サイレコは管理することができます。そして、それらを用いてAIによる高度な分析を実現していきます。 より人事情報を解析し、総合的なAIツールを生み出そうとしている。引き続き追っていきたいと思う。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。

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leafee-アプリと連動するスマートホームデバイス

業天亮人 東京大学工学部精密工学科卒業。大学在学中のインターネット家電メーカーの起業、WEBシステム・iOS/Androidアプリ開発のフリーランスエンジニアを経て当社を創業。 Previous アプリと連動をするスマートデバイス「leafee」 日本は安全とはいうものの実に7分に一件の空き巣が行われているという。ホームセキュリティデバイスを開発したStrobo社はより消費者が求めやすく使いやすい形でスマートホームセキュリティのサービスを提供する。アプリと連動をするスマートデバイス「leafee」だ。 「leafee」を一言でいうと「アプリと連動したスマートホームセキュリティ」サービスです。僕らは賃貸向けに特化してサービスを提供していきます。基本的にはアプリサービス、スマフォで家の戸締りや侵入警報などを発信するものになります。 利用シーンとして、帰宅・開閉の通知が多いという。 現在はハードとアプリ両方で展開しており、チャットのように室内の状態を通知するようだ。 導入する企業についてきいた。 実際に導入しているのが、賃貸物件の管理会社になります。現在は大京さんなどの大手さんから地方の企業さんまで幅広く使ってもらっています。今管理会社の課題となっているのが入居者との電話対応、leafeeでは入居者と管理会社をつなげるチャット機能もあるので安心です。   競合サービスについて聞いた。 僕らのターゲットは、セコム・アルソックが導入できない安価な物件。セコムなどの総合防犯サービスと違い、僕らは提供先を賃貸向けの単身者と決めています。 防犯意識の低さを奥さんに叱られたのがキッカケに サービスを立ち上げた経緯について聞いた。 僕は家電を作りたくて東京大学の工学部に通いました。卒業した後もやっぱり家電が好きで、ソニーみたいな凄い家電を作りたいと思い起業に至りました。 防犯を始めたのは、妻に怒られたのがキッカケ。僕は防犯意識が低い、ただ怒られて初めて「あ、女性ってこんなにも防犯意識高いんだ」と気がついたんです。そこにニーズを感じてleafeeがスタートしました。 実際にOKRでのマネジメントの体験が今の事業に影響を与えたようだ。 leafeeは英語の安心をもじった名前、人々に安心を届けたい 将来の展望を聞いた。 leafeeは英語のrelief(安心)をもじった名前なんです。将来は防犯ブランドとして展開していきます。 会社についても聞いた。 僕らはstroboという会社。社員の大半がエンジニアなんです。追い求めるのは良質な家電を作りたいと思っています。今家電といっても殆どがIot製品ですよね。そのIot製品はハードにばかり目が行きがちで、肝心のアプリはいつも質が低いんです。 僕らはハード・ソフト両方が高品質な家電を作っていきたいと思っています。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。

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「挑戦するすべての人の背中を押すビールを作りたい」わずか2時間半で目標金額を集めたMakuake史上最大のビールプロジェクトオーナーに話を聞いた

山口 公大 神奈川県出身、慶應義塾大学環境情報学部卒。2010年株式会社ディー・エヌ・エーへ入社。様々な新規事業立ち上げを経験。15年に米IT企業Sprinklrの日本支社を創業。同社社長室室長となる。渋谷のSTARTBAR創業オーナー。プライベートで18年2月にアフリカ最高峰キリマンジャロに登頂し、麓でキリマンジャロビールを振る舞われた際、登山の記憶がそのビールに保存される感覚を体験し、同じような、人生の挑戦を彩るビール作りに興味を抱く。18年7月Sprinklrを退職。個人事業家として、常に自分の山に向かう人を応援し、繋いでいくブランド“TRYPEAKS”を立ち上げる。 “採算度外視・常に変化“で最高のビールを追い求める オリジナルクラフトビール“TRYPEAKS(トライピークス)“を、11月の第1弾販売を目指して作っています。現状は会社を作らずに、本業を持つ個人20名ほどでプロジェクト立ち上げ過程を共有したり、分業をしたり、外部からのご意見・ご協力を頂きながら、日本を代表する新しいビールを作るべく頑張っているところです。 “TRYPEAKS(トライピークス)“という名前には、自分の人生に立ち向かい<TRY>+それぞれの山に登る<PEAKS>、という由来からきています。どんな一歩でも、前に進む全ての人を支え、労い、応援することによって、 また新たな一歩を踏み出させる。そんなブランドを作り上げたいと思っています。 第1弾のビールでは、“長野県産国産ホップ“を採算度外視でふんだんに使い、記憶に残るような強い香りのエールビールを作っていく予定です。また、発酵を終えてすぐの若いビールを手詰めで提供することによって、TRYPEAKSの挑戦の始まりを表すような爽やかなビールにできればと思っています。 “採算度外視・常に変化“で最高のビールを追い求めるTRYPEAKSに関わり続けていただくことにより、支援者みなさまの日常が少しでもドキドキワクワクするようなプロジェクトにしていきたいですね。 キリマンジャロ登頂後に振舞われたビールを飲んだ時に生まれた直感 2015年の2月に友人が構想した、学生が無料で飲めるバー“STARTBAR”の立ち上げに創業オーナーとして関わりました。学生は大学受験の延長で内定をもらうのが難しい大手人気企業へ盲目的に就職をしている。 社会人になると正解のない世界を走っていかなければならなくなるのにも関わらず、です。 心の中では、やりたいことがあったり、挑戦してみたいことがあるのに、世間体に引っ張られて個性が消えていく。 こんなおかしな状況を、まずは学生と社会人がフランクに交流できる場を作ることによって、少しでも解消していきたかった。結果、20社を超えるベンチャー企業に出資をいただきながら、年間で1000名ほどの学生と出会い、BARという場から色々な個性が花咲くことがわかりました。 こういう場を作ってわかってきたことは、人は誰もが何かしらの山(夢や目標)を登っているんだ、ということなんです。山が大小関係なく美しいように、個々が持つそれぞれの山は優劣なく一様に美しく、その人の人生の大事なストーリーになっていて。山に向かうことは本当に辛いことで、時に理不尽で不条理だったり、批判されたり、バカにされたりすることだってある。ただ、そんな中でも、一歩を力強く踏み出し、着実に前を向いて進んでいる人が数多くいます。そして、そういった人が向かう先にある景色は、どんな時も、成功や失敗を超えた、心の繋がる信じあう世界なんです。この瞬間を応援し、色々な人に共有したい。そう思うようになりました。 そんな想いを持つようになった今年、プライベートでアフリカ最高峰のキリマンジャロ(5,895m)登頂に挑戦しました。無事頂上へたどり着くことができて下山した際、穏やかな喜びに浸っている中、麓で振舞われたのが、キリマンジャロビール。一緒に登ったガイド・コック・ポーター・仲間と乾杯をした時、登山のみならず、これまでの葛藤や体験が、カセットテープを再生するように戻ってきて、それぞれのストーリーを全員で話し始め、互いに繋がっていったんですよ。 この時に直感で、今までやりたかった、“人の挑戦を応援し、繋ぐブランド“をビールで作れないかと具体的にイメージするようになりました。 ビール自体が変化し、最高のビールを目指していく これは2つあって、 まずは、このビールを提供する場を挑戦が生まれる場所に限定していることです。現在のビールの飲用シーンの多くが、”疲労の忘却”・”ストレスの解消”といったようなものになってしまっていると思っていて。我々は挑戦を応援するというコンセプトを大事にしたいので、”挑戦が起きる瞬間”・”目標を見上げて武者震いする瞬間”に限定していきたいと思っています。そのためにも、飲食店や酒販店では販売せず、コワーキングスペースやゲストハウス、企業に卸していきます。 もう1つは、ビールの味が定期的に変わっていくことです。麦の種類、ホップの種類や量、副材料を変更しながら、ビール自体が変化し、最高のビールを目指した挑戦を繰り返していきます。 単純に飲み物としてだけでなく、定期的に届くビールが変わり、ビール自体が変化・挑戦し続けることで、結果買っていただいた方々の挑戦を後押しする。 このビールがなかった時よりも、人生が楽しいものに変わるというところまで目指しています。 開始からわずか2時間半で目標金額を達成しMakuake史上最大のビールプロジェクトになった背景 クラウドファンディングのやり方を色々調べていく中で、クラファンを成功させるためには2つのことが重要だろうと考えていました。 1つ目は初動の選挙戦。思いの旗を立てた後は、ひたすら泥臭く地上戦で、制作者や関係者を集めていく。 作り手に回る人数が100人いれば、100人は確実に買う。そして100人がその周りに伝えてくれる仲間になってくれる。 「プロジェクトが始まる前」にこれをどれくらいやれるかで初動の立ち上がりは決まると思っていたんです。 今回はスタート時に、20名ほどが作り手に回っていて、50名近くの方には先にコンセプトを伝えながら、サンプルのビールをタダで渡して回って。その後でプロジェクトを公開しました。結果として開始数時間で目標の100万円を達成することができたと思います。 2つ目は、生産者と消費者の境界線を溶かすこと。今回のプロジェクトのリターンは、資料を全公開していたり、プロジェクトに参加できたりするような、作り手側の空間をオープンにしています。支援者はその空間に「がっつり入り込んだり」・「たまに参加したり」・「見学だけしに来たり」といった様々な形で生産者と消費者を行き来することができます。 ビールの購入から体験の購入に変えることにより、定着してくれる人が増えるのではないかと考えています。 これは今まさに現在仮説検証中ですが、すでに作り手側に続々と人が集まってくれており、手応えを感じています。 自分の人生に挑戦し続ける人へTRYPEAKSを届けて応援したい 挑戦する人を増やし、成功や失敗を超えた心の繋がる世界を広げたいです。 映画のグレイテストショーマンが好きで、その世界観が近いですね。個々が自分の人生に向き合いながら輝いて、その集合体で世界が出来上がっているような。 このビールがその世界観の入口です。ビールというプロダクトは間口が広くて、多くの人の挑戦に立ち会うことができるプロダクトです。だからこそ、我々のビールをそういった場で手に取ってもらえるよう、徹底的に渡し方をこだわって、より多くのストーリーに関わっていきたいと考えています。 そして次はその人たちやストーリー同士をつなぎ合わせてコミュニティを作り、挑戦の輪を広げてベースキャンプのような空間を作りたい。その空間ができれば、さらにそれを展開していきたい。 個から村、村から街、街から都市、都市から国というようなイメージで、目指す世界観の規模をどんどん広げていきたいと思っています。 定期的に味が変わっていくビール。日々刻々と変化していく現代の世相を表すような、そんなプロジェクトが動き始めました。今後の動向に注目したいところ。まずは第1弾の発売が今からとても楽しみです!   編集後記

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建設業一筋18年の会社がIT化!?職人と依頼者をつなげるサービス「クラフトバンク」の挑戦

井上心太 1989年生まれ。九州大学大学院情報知能工学専攻修了。大学院ではJAXAと共同で衛星組込みソフトウェアの最適な開発要件を検証する仕様モデルを構築した。2014年、株式会社リクルートホールディングスに入社後、株式会社リクルートキャリアに出向し、人材領域の新規事業でのプロダクトマネージメントを経て、エンジニア内製組織の立ち上げに参画。人材領域の重点商品となる業務支援サービスにおいて、企画段階で開発が1年かかる想定のプロダクトを、1/4の3ヶ月でリリースする仕組みを構築。競争激化する人材領域において市場投入時期を早め、リクルートキャリアのHR Techでの競争優位を高める成功事例となった。 2018年4月よりユニオンテックに参画。9月、CTO就任。 Previous 職人と工事依頼者を直接繋げるプラットフォーム「クラフトバンク」 「Con-tech」という言葉をご存知だろうか。建設(Construction)と技術(Technology)を組み合わせた言葉で、建設業界のIT化を意味する。国内で50兆を超える市場規模を持つ建設業界はIT企業がほとんど足を踏み入れていない領域だ。古くからのしきたりと仕組みを持つこの業界は熟成された業界ゆえ、同時にIT化が進みづらいことを表す。今回取材したのはITと全く縁のない、内装一筋18年のユニオンテック社だ。新進気鋭のCTOを向かいれ、業界に対して長らく蓄積されたノウハウを元に「Con-tech」の新サービスに挑戦した。 職人と工事依頼者を直接繋げるプラットフォームの「CraftBank」 一言でいうと「職人と工事依頼者を直接繋げるプラットフォーム」になります。工事っていうと多種多様で大掛かりなものをみなさんイメージされますが、実は水周りや引っ越しのガス開栓までが全部工事なのです。比較的身の回りで起きうる1、2日で終わる工事に対して職人に直接依頼できるプラットフォームが僕らのサービスになります。   サービス名は「CraftBank」と言います。現在はアプリサービスとして提供させていただいてます。使い方は簡単です。順をおって説明するとまず工事依頼者は案件を登録して職人さんを待ちます。イメージとしては、メルカリに商品を出品する形に似ていますね。メルカリだと大体の単価を出品者が決めますが、工事の場合だと少し難しいです。大体の工事の相場を一般のユーザーさんは知りません。そこを僕らは長年現場で培った経験と相場感でユーザーの値段付けをサポートします。 職人さんから受注申し込みがくると、プロフィールから正式に依頼をするかどうかを判断します。職人さんは案件をこなすごとにステータスが上書きされていきます。良い評価をもらえれば、より良い職人としてスコアリングされていきます。 案件掲載だけでなく、近くの職人に直接依頼することもできます。マップ上に近くにいる職人が表示される仕組みです。直接依頼する場合は地図上のヘルメットのマークをクリックするとプロフィールを見ることができ、発注をかけることも可能です。どうしても工事は地理的な問題があります、大阪の工事を東京の職人さんに依頼してもしょうがないので、近くの職人さんを表示するようにしています。※現在は一都三県のみでサービス提供 工事案件毎の依頼だけでなく、物理的に近くにいる職人さんに業務を依頼できる仕組みだ。 利用する依頼者と職人についてきいた。 実は今職人さんを絞っていて、誰でも登録できるようになっていないんです。やっぱりサービスの初期段階なので工事品質を大事にしたいですね。なので今は工事の品質はもちろん、コミュニケーション力などのビジネススキルを含め信頼できる職人さんしかいれていません。彼らは僕らの既存事業でお手伝いしてくれている人たちです。人数としては300名ぐらいですかね。 将来的には工事力とコミュニケーション力両方を備えた職人さんを一般募集していくイメージですね。   オフィスはめっちゃITぽい、中身は超アナログ会社だったんですよ。でも僕がCTOになったのでもう大丈夫! 井上CTOの入社経緯についてきいた。 僕がこの会社を始めた知ったのは去年の11月。前職はリクルート出身で、僕らの社長の韓(ハン)もリクルート出身なのでそこのつながりとよく思われるんです。実際は同期の紹介で知りました。当時はエンジニアは0人、内装事業の、設計、デザイン、施工管理などが80人以上の会社でしたね。ただ会長の大川も社長の韓もとてもビジョナリーで、IT事業を拡大したいとは最初から言っていましたね。僕はそのビジョンに惹かれて一人目のエンジニアとして入社しました。現在はトータルで6名のエンジニアがいるような会社まで成長してきました。 会社の印象についてきいた。 僕らのオフィスってすごいITぽいって言われるんですけど、実はまだまだアナログ会社なんですよ。みんなエンジニアと一緒に働いたことがないので、僕のこと宇宙人だと思っているし。開発の人間なので、なんであの人の画面は黒いの?とかよく聞かれます。でもそんなアナログ会社ですけど、みんなの吸収力は本当にすごい。僕みたいな人でも受け入れてくれるし、全然排他的な感じはないんですよね。 CTO就任秘話についても触れた。 スタートはゴリゴリの手を動かすエンジニアとして入社しました。でもやっぱり一人でやると全然手が回らないんですよね。最初は気合でやっていたんですけど、組織作りが必要なのはどこかで薄々感じていたんです。社長の韓も同じ考えで、じゃあお前CTOをやってみろという感じで決まったんです(笑)。ちゃんとIT化をするという意志は経営陣全体が持っていたイメージだったので疑問は感じませんでしたね。 主婦が水周りに困ったら、クラフトバンクを使って工事を依頼する。そんな世界にしていきたい。 将来の展望を聞いた。 クラフトバンクは、一般消費者しいては主婦の方なんかが気軽に使っていただけるサービスにしていきたいですね。そして工事依頼者だけでなく、僕らが注力しているのは職人の再評価です。末端の職人さんでもスキルに見合った所得を得る、これによって3Kという概念を持つこの業種のイメージを払拭していきたいと思っています。最終形としては職人版のLinkedinといったところですかね。一人親方がしっかり評価され稼ぐことができる世界観にしていきたいです。 ユニオンテックという会社は、僕の(CTOとしての)視点からするとテックカンパニーとなっていくでしょうね。これからの建設業はテクノロジーが必須です。僕らの社名ってテックとありますが、今まではテクニークという意味でした。しかしユニオンテックはこれから、テクノロジーのテックも持ち得る会社になっていきます。やっぱりテクニークを積み重ねるだけでは、業界に大きな変革はもたらせないんです。テクニークとテクノロジー、この両方を持ち得ればより影響を与えれるリードカンパニーになれると思います。 僕らの会社は18年間内装のスペシャリストと協力してくれている1000社以上の職人で成り立っている会社でした。これからはエンジニアという職人を加えて次のステージを目指していきます。 建設業界のリードカンパニーとなる、ユニオンテックは二つのテックで業界を変えるつもりだ。これからも追っていきたいと思う。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。

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インフルエンサーのためのオリジナルブランドプロデュース、 SAI &CO inc.が立ち上げる個人ブランドショップとは

野澤 智貴 広告代理店営業としてセールスプロモーション企画営業に従事。 雑誌付録全盛期に営業部にて大手雑誌付録プレミアム営業を担当。その後SNSマーケティング会社にジョイン。 営業として大手ナショナルクライアントを新規で開拓、飲食、化粧品等のクライアントを開拓。その後PR会社にジョイン、プレイングマネージャーとして、大手代理店を開拓、その後デジタルチームを立ち上げ新商品開発及び営業に従事。 SAI&CO inc. を創業。代表取締役社⻑に就任。 Previous インフルエンサーのオリジナルブランドを立ち上げる「SAI&CO inc.」 インフルエンサーとはSNSでのフォロワーを多く抱え、多大なPR効果を生み出せる人々を指す。日本でSNSの台頭から早10年がたち、今やインフルエンサーなしにはマーケティングができないと言われている。国内での市場規模は今や優に100億円を突破、世界的にみても5年以内には100億ドルまで成長する計り知れない底力を持つマーケットとなっている。インフルエンサーを対象に新しいビジネスの形をもたらすスタートアップに取材した。インフルエンサーのオリジナルブランドをプロデュースするSAI&CO inc.だ。 実際にインフルエンサーが立ち上げたオリジナルブランドの「LILY MIRANA」だ。 一言で言うと「インフルエンサーのオリジナルブランドを立ち上げる」サービスになります。わかりやすく言うとインフルエンサーのEC販売サイトですね。インフルエンサーの中には宣伝PRに向いている人と、実際に購買までに至らせる物を動かせる本質的なインフルエンサーの2種類がいると思っています。本質的なインフルエンサーのファンの熱狂具合は凄まじい。その方達が立ち上げたブランドであれば消費者は関心を持つのではないかという仮説から生まれたのが今のサービスになります。 僕らがやることとしては、インフルエンサーの方々のキャスティングやPRから商品企画、メーカーのつなぎこみまでをトータルコーディネートします。インフルエンサーの方達ってお金もなければビジネスも詳しいわけではなく面倒くさがりやだったりするんです。ただ彼らは物を動かす多大な影響力がある。その影響力を最大限発揮させるためにリスクがない且つ楽しんでやりたいようにブランドを創れる環境を創ることが僕らの仕事だと思っています。 インフルエンサーがオリジナルブランドを立ち上げるまでトータルコーディネートをするという。 インフルエンサーや消費者についても聞いた。 僕らのサービスが対象にしているインフルエンサーさんは、熱狂的でアクティブな濃いファンがついている方達が多いですね。女性インフルエンサーが多い印象ですが、男性や海外向けのブランドもスタートしています。現在はすでに10ブランドほどの立ち上げが決まっており、今後も鋭意拡大していきます。 競合サービスについて聞いた。 競合については、芸能プロダクションやYoutuber事務所、インフルエンサー事務所なんかがある意味競合に近いかもしれません。ただ僕らの場合は物を動かすほどの影響力があるインフルエンサーに絞っています。さらに僕らの強みはそのサポート能力、もともとファンが付いているインフルエンサーに広告業界で培ってきたマーケティング力を組み合わせて売れるインフルエンサーとしてプロデュースしていきます。 他人のために時間を使って生き続けるのが嫌だと気づいたから、起業をした サービスを立ち上げた経緯について聞いた。 僕は他人のために時間を使って生き続けるのが嫌だと気づいたから、起業をした。広告代理店で夜遅くまで働いて思ったほど人生が豊かになっていない中で、ふと自分がやりたいことに時間を捧げ続けるほうが人生が豊かになるんじゃないかと思ったんですね。広告代理店の時は人の作った物をうる、それを自分が信頼できる自分が作ったものを売った方が楽しいんじゃないかと思ったんです。そこからは貯金もほぼ0円でしたが、なけなしの個人資産を全て会社資産に投資して、後戻りできない状況をわざとつくり、ガレージより狭い4畳1間に自宅を移して迷わずに起業をしました。笑 やっと来月引っ越しできそうです。笑 僕はもっと協力してくれる社員等の人材にお金を還元したいと思っています。稼ぐポイントを上手に教えてあげれば社員もそうですし、インフルエンサーの方々も含めもっと売れると思ってます。社員もずっと夜まで働かせるのではなくて、メリハリをつけて最適な労働時間で効率よく利益を出せる仕組みや環境を用意してあげる。社名をよく聞かれるんですけど、これそのまんまで最幸っていう意味なんです。僕の会社に関わった人がみんな最幸になれたらいいなという意味です。もちろん自分の人生も最幸にしていきます。 関わる全ての人を最幸にしたい、そんな会社を作りたいという。 次の時代の当たり前を創造する会社を作っていく。 将来の展望を聞いた。 次の時代の当たり前を創るのが僕とこの会社のビジョン。そのために常に新しいサービスや事業に挑戦して世の中に革新的な価値を提供して生きたい。世の中には沢山のレガシーで古臭い、絶対変えたほうが良い部分が目線を変えると無数に存在していて、その部分を今の時代に合ったものに昇華させる。少し視点を変えて、イマドキに合わせたサービスに仕立てることで、世の中のニーズにあった革新的なサービスをつくていきたいですね。 自分に関わった人みんなが幸せになってほしいし、本質的に人生を豊かにしてあげたい。事業としては現在広告やブランド事業が中心ですが、今後はエンタメテック等のサービスもどんどん創っていきたいとおもっています。 レガシーな部分をより今に合った形で創り変える、SAI &COの挑戦はまだまだ続きそうである。実に将来が楽しみな一社だ。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。

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Encode Ring – 声で作る、世界に一つのオーダーメイドメッセージリング

角村 嘉信 大学在学中に創業、3Dオーダーメイドペットフィギュア「petfig」などをリリース。その後3Dデータ作成に特化した3Dwaveを創業、海外の3Dデザイナーネットワークを活かし、3Dプリンタやゲームの3Dモデリングデータ制作事業事業を展開。事業譲渡後、2016年EncodeRing株式会社を設立。 Previous 「愛した証を残す」サービスEncodeRing プレゼントは星の数ほどあれど、世界に一つのものを探すのは難しい。世界で一つの「声」に注目し「最高のギフトって何だろう」という思いから、大切な人に向けてつくられたサービスがEncodeRingだ。 一言でいうと「愛した証を残す」サービス。想いを音声でウェブサイトから吹き込むと音の形を表現した波形の3Dモデルを生成し、3Dプリンタでアクセサリにします。専用アプリを使ってカメラでリングの形を読み取ると、吹き込んだ音声が専用アプリから再生されます。音声の波形からデザインしてつくる世界にひとつのオーダーメイドリング作成サービスです。 Webサイトに行って、サイトの真ん中にある録音ボタンをクリック。 約3秒程度の録音を終えると、リアルタイムでアクセサリーがデザインされる。デザインの仕上りがリアルタイムなのが驚きだ。 ありふれた言葉でも音声ならば世界に一つの贈り物になるだろう。 音声と一緒に画像も保存でき、耳と目で思い出を振り返ることができる。サンプルにあるようにペットとの思い出を残す方もいるそうだ。 どんな利用者が利用しているのだろう。 年代は18-24歳で70%を占めます。もう少し年齢層が高くなるかと思っていましたが、若いです。男女比率は50%と半々です。これも男性が多いかと思っていたので意外ですね。顧客平均単価は2.4万円くらいでしょうか。クリスマスシーズンもあって注文は11月に集中する傾向にあります。 海外販売比率が50%超えていたこともありますが、今はちゃんとサービスを届けるためにも日本でのサービスに絞っています。 海外からの注文が伸びるのもわかる実にユニークなサービスだ。 Webメディアに載ってしまい、あわてて創業 サービスを立ち上げた経緯について聞いた。 元々はその時交際していた女性にプレゼントしようと思って作ったんです。今は別れてしまいましたが…最初は手作業で3Dプリントしてリングを作っていました。たまたまTweetしたら、ねとらぼに載ってしまい、あれよあれよとバズって百貨店さんから「ポップアップショップやりませんか」とお声掛けいただいて、あわてて登記しました。ぼくのアパートを事務所としたスモールスタートでした。 その後もTweetは伸び続け、Yahoo Buzzランキングで1位を獲得することもあったそう。 聞けばもともとは違う事業をやっていた角村さん。 元々はウクライナ、ルーマニアなどの3Dモデラーさんのネットワークを作って、キャラクターのモデリングの事業をやっていました。事業はそこそこ伸びましたが、事業譲渡をしました。 なぜこの事業に転じたのかを聞いてみた。 Encode Ringのモデルにハマってしまい、やってみてよかったなと思ったのが決め手です。この事業をやっているとEncode Ringをいろんな人がインスタとかに上げてくれて、喜んでいるのが見えます。もっとダイレクトにEncode Ringをプレゼントしてプロポーズをされた方からプロポーズ成功の御礼が送られてくることがありました。そんな喜びが見えて特にハマりました。 もうひとつはオペレーションです。やればやるほど、1点ものを大量にさばく難しさもわかりましたし、奥深さがわかって楽しくなってきました。 初めて迎えるクリスマスには受注が300個を突破。広告を一切打たず、SNSと口コミのみを中心に注文が入りはじめ、初めて迎えるクリスマスには注文数が300個を突破するまでに成長。たくさんのお客様に商品を届けることができたという。 ひとの人生の証を残せる事業を作りたい 国内ではテレビ東京やNHKワールドで紹介されるなどしながら、事業を拡大している角村さん。 将来の展望を聞いた。 自分だけのものを作れるようにしたい。ひとの人生の証を残せる事業を作りたいと思っています。 リングにこだわっているわけではないようだ。 今はリングという形にこだわってやっていきますが、その先は他の形になってしまうかもしれません。ただ、ものにはこだわりたい。やりとりの事実を残せるようにしたり、モノに紐づいた思い出を残せる。そんな世界って素敵じゃないですか。 海外展開も考えているそうだが、規模を追うつもりはないと言う。 今もフルコミットは一人もいなくて、3Dモデリング事業などをやっているメンバーが兼業でやってくれています。今はほぼノーオペレーションになってきていて、人を増やして大きくしたいと言った野望はありません。ただ、海外の方がで売れていたこともありますので、海外展開を準備中です。人を想う気持ちに国境はないので、国内外問わず展開していきたいです。 たしかに日本だけでなく海外のプレゼント風習に実にマッチしそうなサービスだ。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。

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パーツの組み替えで簡単に書面を作成する、弁護士のための書面作成ツール「COMMONS PAL」

堀口 圭 2017年に東京大学法学部卒業。同大学在学時2015年に司法試験最年少合格。現在、企業法務系法律事務所にて、M&A・コーポレート関連の業務に従事 Previous 弁護士のための書面作成ツール「COMMONS PAL」 弁護士の市場規模は現在1兆円近くあり、国内の士業と比較しても大型の市場規模であるのは間違いない。しかし、その市場規模とは裏腹に弁護士の総数は減少しつつあるという。高齢化&若手の不足により市場に期待されるのはITの導入だ。数多くの士業のITツールが目まぐるしく開発される中、自身が弁護士である堀口氏が立ち上げた日本法務システム研究所は弁護士のための書面作成ツールを発表した。 弁護士のための書面作成ツール「COMMONS PAL」 一言でいうと「パーツを組み合わせて書面を作る」ツールになります。僕らが特化しているのは弁護士向け、彼らの現在の作業時間を減らせるツールを作りました。書面を作成する作業は法律上どうしても必要です、そこを手軽にするのが僕らの目的です。   サービス名は「COMMONS PAL」です。メイン機能としては、パーツの組み替えがあります。これは過去に作成した書面を参照して新しい書面を作成できる機能。基本的に書面は条約によって構成されていますが、異なる書面でも同じ条約をしようするケースがあります。同じものをもう一回最初から作るのは無駄じゃないですか、そこを自動化しているイメージです。 他にはパーツの共有を他の方としていただくこともできます。ネットの海からテンプレートではなく、生きている条文を拾ってくることが可能です。 パーツの組み替えにより書面作成を楽にするという。 利用する企業についてきいた。 想定しているのは主に弁護士事務所です。10名規模から100名規模まで、所内でノウハウを共有したい弁護士事務所からのお問い合わせが多いです。個人事務所の弁護士さんや士業の方はもちろん、企業の法務部に至るまで、最終的には契約書を作成する全ての方に利用価値があるものを目指しています。 競合サービスについてきいた。 競合は決して少なくありません。現在士業向けのITツールは多く存在しています。僕らのサービスの特徴としては、非常にシンプルな作りになっており書面作成に特化している点です。やはり士業のみなさんも使い慣れているものではないため多くの機能を省いた作りになっています。 一つの機能に特化した作りになっているという。 国家試験最年少合格、弁護士でもある僕が作る今回のサービス。 サービスを立ち上げた経緯について聞いた。 大学4年次に司法修習(大阪)に行き、卒業後すぐに外資系のローファームに入りました。入所してすぐに海外出張や仮想通貨ファンドの立ち上げなど様々な刺激的な経験をさせて頂きました。一方で、実際弁護士の業務を行う中で、契約書の基本部分作成の手間が、多くの弁護士にとって業務のボトルネックになってしまっていることに気づきました。さらに法テラスの相談や国選弁護等を行う中で、世の中には様々な法律問題が存在することを痛感しました。こうした業務の中で、弁護士の仕事がもっとクリエイティブになれば、本来見過ごされている法的課題に向き合うことができると思いました。契約書や文書の作成にかかっている時間を削減し、法律相談のような、より弁護士らしい仕事に時間をつぎ込むことができれば、弁護士がより価値を発揮できるものかと思っています。 また、仮想通貨や宇宙ビジネスなど、これから新たに弁護士が学ぶべき分野も増えてきています。基本的な作業を簡易化することで、弁護士としての知識の研鑽により多くの時間を使うことができるようになり、業務の質の向上に役立つものと考えたことから、こちらのCOMMONS PALというサービスの開発に行きつきました。実際先輩の弁護士の方にもお聞きすると、私が感じたような課題と同様の課題を感じているものの、長く弁護士をやるほど慣れてきてしまい、自分で事業をしようと思わなくなるとお聞きしたため、若輩者で恐縮ながら起業を決断した次第です。   実は僕らもう一つ上の計画があるんです。ここでお話しましょう。 将来の展望を聞いた。 4月に資金とメンバーを集めて、がむしゃらにこの数ヶ月突き進みました。ありがたい事に素晴らしい仲間が集まってくれ、今後さらに大きな事が出来ると確信しています。 弁護士の業務をクリエイティブにする先には、リーガルマーケットの拡大とともに一般の方々がもっと法務にアクセスできるインフラができて行きます。私たち日本法務システム研究所は、全ての方の権利が保障される未来を、法律のインフラである弁護士から作り上げて行きたいと考えています。 日本の法務全体を変える、大きな野望を持つ日本法務システム研究所には目が離せない。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。

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世界13拠点のAI企業「AnyMind Group」が手がける、AIを活用したリクルーティングソフトウェア「TalentMind」

十河 宏輔 AI(人工知能)を活用したSaaS(Software as a Service)ソリューションを提供しているAnyMind GroupのCEO。 マイクロアドでのNo.1営業を経て単身ベトナムに渡り、ゼロからベトナム法人を立ち上げ、設立10ヶ月で単月黒字化達成。その後もシンガポール法人、フィリピン法人、タイ法人、インドネシア法人、マレーシア法人立ち上げに参画したのち、2015年に史上最年少でマイクロアド本体の取締役に就任。 2016年4月にAdAsia Holdings Pte. Ltd.を設立し、CEO&Co-Founderとしてアジアの広告業界において、爆速で成長中。 2018年1月にAdAsiaの親会社をAnyMind Groupとしネット広告に留まらず、インフルエンサー・マーケティング、HR業界へとビジネスを拡大中。 Previous 採用候補者マネジメントプラットフォーム「TalentMind」 スタートアップ界隈では、採用管理ツールのHRアナリストが大型イグジットをしたのはそう記憶に遠くない。2018年には200億付近の市場規模になるだろうと言われているHRテックは近年のホットワードだ。多くのツールが登場する中、人事担当はツール選びに苦戦している。そんななか広告事業でAIのノウハウを培ったAnyMind社が総合的な採用管理ツールを打ち出した。それが今回紹介する「TalentMind(タレントマインド)」になる。 採用候補者マネジメントプラットフォーム「TalentMind」 一言でいうと「採用候補者マネジメントプラットフォーム」です。僕らは採用の募集からオファーまで一元管理します。このソフトウエアに行けば全部できるようなイメージでサービスづくりをしています。面接設定から日程調整まで、自社で使っているメールツールに飛ばなくても全部プラットフォーム上で管理できるサービスになっています。 今採用担当者のみなさんってすごくマニュアルなタスクが多いんです。レジュメのチェックなどは大きなタスクになっています。僕らのサービスではテクノロジーの力でマニュアルな仕事を自動化します。もっと人がやるべき仕事、例えばソーシングなどに力を使って欲しいですね。 サービスの特徴としてもう一つあるのが、マッチング度のスコア化です。これができることにより、面接に優先順位をつけることができます。上にあるのが、応募者の実際の管理画面になります。スコア度数や個人分析を自動でやります。 人がやるべきところは残しつつ、その他の業務を自動化したという。 利用する企業についてきいた。 どの企業にも使われるべきサービスにしていきたいですね。しかし業務が煩雑になりがちなのは、やはり大型採用をされている企業さん。数が多ければ多いほど、お役に立てると思いますよ。また、使えば使うほどエンジンは学習をします。より企業ごとに特化したサービスになるでしょう。 競合サービスについて聞いた。 日本だとそれなりに競合がいるジャンルですね。ジョブカンさんとかはかなり強いと思いますよ。ビズリーチさんもATSを出されてますね。僕らが脅威と思っているUSの企業がまだ乗り出していないのが一つポイントです。僕らのサービスが勝負するポイントってAIによるスクリーニングの技術だったりするんです。 AIによる技術が大きく競争優位性につながっている。 アジアで拠点を立ち上げる度にもっともハードルの高さを感じたのが採用。その実体験を元に作り上げたサービスが「TalentMind」 サービスを立ち上げた経緯について聞いた。 いま現在までで、アジアを中心に11の国と地域、全部で13の拠点を立ち上げてきました。社員は全体で300人ほどいますが、そのうち日本人はわずか2割程度。他8割の大半がその国出身の、いわゆるローカルメンバーなんです。 新しい拠点を立ち上げる度に、HRチームがローカルメンバーの採用に力を入れてくれていますが、日本と違って、一つの求人に対する応募の量がハンパじゃないんですよ。人材の流動性がとても高いアジアで、仕事が自分の興味に合わないとわかったらすぐに動き出すんです。だから私たちの求人も出せば出すだけ、応募の数もどんどんやってくる。1回の募集で300人ぐらい来ちゃうともうてんやわんやです。それだけいろんな人材に出会える機会があることはとてもありがたいのですが、選考や面接の優先順位をつけられないことが1番の課題でした。そこで僕らの持っているAI技術を生かし、企業(採用担当者)と求職者とのマッチングができれば少しでも負担が減るのではないか、と考えていました。 そしてアジアの採用現場は、スケジュールを管理する仕組みがあまり整っていないことも特徴的です。自分たちでもこんなに大変なのに、大企業は相当だと思いましたね。この課題ってどこでも持っているものだと思うし、これを解決するのがまさにATSサービスです。僕らの持っているAI技術も生きてくる分野だと思うので、新規事業開発に乗り出しました。それでできたのが「TalentMind」です。 自社で感じた課題をサービスづくりに利用したという。 AnyMind Group は今後新卒採用に力を入れていきます 将来の展望を聞いた。 将来的なお話というより、直近のお話なんですけど。僕ら今まで新卒採用をしていなかったんですよね。きっかけはソーシャルメディアから直接アポイントを取って来た学生の子を採用して、その後すごく活躍してくれました。もっとちゃんと新卒を取ったらすごく戦力になるんじゃないかと、思い立って新卒採用を開始しました。 サービスの方でいうと、日本で展開をしていきたいと思っています。アジアにも僕らはたくさん拠点を持っていまして、タイではすでに半年前からローンチをして少しずつ企業を増やしています。やはり日本ってアジアの中でもそれなりにサイズがある国ですよね。そこを取りに行きたいですね。 スタートアップが新卒採用を開始する、これは様々な意味で大きな転換点になるだろう。本メディアが引き続き注目していく一社だ。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。

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1年後の自分に手紙が届く、メールとリアルのポストカードで自分を応援する「TOMOSHIBI POST」

小山 将平 東京理科大学理学部物理学科卒業。在学中に米国ワシントン州シアトルへ一年間留学。留学中にアートイベントを主催するNPOで企画職として勤務。帰国後、シェアハウス経営、(株)ワークスアプリケーションズ、スタートアップにて事業責任者を経験。その後2017年12月、「一人一人が素直に生きれる世界をつくる」ことを掲げる株式会社FREEMONTを創業。未来の自分へメールを送れるWebサービス「TOMOSHIBI POST」を今年5月にリリース。平成29年度沖縄型産業中核人材育成事業「旅行業におけるイノベーション人材の育成プログラム」講師。 Previous 未来の自分にメールを送れる「TOMOSHIBI POST」 アメリカはカリフォルニア州にFremontという町がある。人口23万、アメリカでは住み心地9位の町だ。そこはシリコンバレーの北側に位置し、かの有名なテスラの工場もある。町に住む人々は皆開放的であり、自由でありつつ自分に素直だ。今回お話するのは、この町での滞在で人生の価値観を変えた1人の起業家の話だ。株式会社FREEMONTという社名は彼がいかにこの街に影響されたかがよくわかる。 一言でいうと「未来の自分に手紙を送れる」サービスです。現在送れるものとしては、メールと本物の手紙の2種類を用意しています。 サイバー世界とリアルな世界の2通りの方法で手紙を送れるという。 僕らのサービスは、簡単にいうとタイムカプセルのメール版と手紙版です。重要なのは埋めなくてもいいこと。未来を想像しながら書く手紙になります。メールも手紙もぴったり1年後の自分に届くというものです。今辛い瞬間や踏ん張りどころのときに輝かしい未来を想像して、自分を励ますことにもよく使われます。 ちょうど1年後の今に手紙が届くという。 利用するユーザーについてきいた。 利用者の多くは若い方が多いですね。大学生や社会人1年目など、1年後が全く見えない年代がよく使ってくれている印象です。20代全般が多く使ってくれています。やはり社会人や就活中の学生ってすごくナイーブになりがちですし、この先どうなるかが容易に想像できませんよね。そんな折れそうな時に使ってもらうイメージです。 若者が自分を励ます際に使われるようだ。   みんなが素直に生きれる場所があれば、好きなことができるんじゃないか。 サービスを立ち上げた経緯について聞いた。 大学終了間際で友人と始めたのがルームシェアでした、そこでは好きなことを好きにやっている人たちを迎え入れてちょっとした家にしていたんです。僕は物理を勉強したくて大学や学科を選んだのですが、そういう選び方ではなくネームバリューや偏差値、就職率で選んで入った人が多かったんです。世の中には自分の好きなことができない憤りを持っている人がたくさんいます、まるで自分の選択は強制されたかのうような被害者意識が強い人も多いです。ただ僕が思ったのは、彼らばっかりが悪いわけではない。僕がシアトル留学に行った時にフリーモントという町に行きました。そこではみんなが素直に自分の好きなことをやっていたんです。ああ、この町がそういう雰囲気だからみんな素直に生きれるんだ。そんな思いを持ちました。そんな場所を作ってあげたい、その思いが最初のプロダクトを形作りました。 海外での原体験が今のサービスに行き着いたようだ。 日本に「FREEMONT」という町をつくりたい。 将来の展望を聞いた。 僕が将来つくりたいのはフリーモントという、誰もが素直に生きている町。そしてその町をかたどるサービスやお店達。もちろんテクノロジーの力も大事だと思っています。ただ、素直なときをひとつでも多く増やせる、ある意味「魔法」のようなことを実現するためにテクノロジーを使っていきたいと思っています。 町を一つ作りたい、このような夢を持つ起業家は初めてだ。FREEMONTという町が日本で出来上がるのか。実に楽しみだ。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。

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10分ビデオチャットで自分のロールモデルに出会う、10分ビデオチャットで転職できる「Onepair」

秋原 諒 1993年生まれ。青山学院大学理工学部卒業。米国にてビジネスコンテスト優勝後、経済メディアプラットフォームNewsPicksの立ち上げに参画。その後リクルートにて某人材アプリのリニューアルに従事。 スタートアップ取締役を経て2018年7月Onepair創業。20歳でソフトバンクアカデミアに合格し孫氏から経営哲学を学ぶ。 Previous 10分のビデオチャットで転職のキッカケが作れるサービス「Onepair」 転職市場は熾烈な戦いを繰り広げている。リーマンショックから10年以上経過した今、就職・転職の市場は多いに売り手市場となっており、優秀な人材を採用するのにどこの企業も必死だ。企業の人事サイドの理想を構築するための人材確保は今や夢のまた夢となっている。市場の有効求人倍率は1.6倍と低い状態が続く。この課題を打破するには表層化している転職者を狙うのではなく、潜在的な転職意思のある氷山の残り部分を開拓する必要がある。株式会社Onepairはその潜在層にリーチできるサービスで転職業界に変革をもたらすつもりだ。 10分ビデオチャットで転職のキッカケを作る「Onepair」 一言でいうと「10分ビデオチャットで転職のキッカケを作れる」サービスです。Onepairは20代のハイキャリア、今まで既存のレールにのってキャリア構築をしてきたがどこかに現状を打破したい思いのある人たちのためのサービスになっています。今でこそ多動力などと騒がれていますが、誰しもが軽々一歩目を踏み出せるわけではありません。その方達に自分の人生のロールモデルとなる、「企業のエース」とコスパよく接点を持てるプラットフォームを提供してします。 詳しくサービスの説明をします。僕らは、企業の人事ではなく、企業で活躍する「ロールモデルに出会う」ことをコンセプトに置いています。登録が完了したら、エースからのオファーを待ちます。オファーをもらったら「興味がある」「スキップ」の二つからどちらかを選びます。「興味がある」を押すとマッチングする仕様になっているので、マッチングアプリ「Tinder」に近しいUIですね。マッチングしたらタップで簡単に日程調整してもらい、10分のビデオチャットができます。その中でも特に気になった人は、後日実際にお会いして深く話をしてもらうイメージです。 法人ではなく、企業の個人とマッチングをするのは実に斬新だ。 利用する企業と転職希望者について聞いた。 想定しているユーザーは20代中盤から後半にかけてです。転職というワードが頭の片隅にあるものの、行動するのが億劫だったり、忙しくて行動に起こせない方にはまさに使ってもらいたいです。既に事業会社で活躍していて次の活躍の場を探している方もご利用いただきたいですね。 企業側として想定しているのは、人を大切にされていて採用に力を入れている企業や、人を巻き込む熱量をもったエースがいる会社になります。スタートアップから上場前後、大企業の新規事業部の方々にも使っていただきたいですね。 競合サービスについてきいた。 人材領域はたくさんの企業があるのでなんとも言えないですね。ただまだまだイノベーションの余地があると思っていて、これまでになかったアイディアで市場をもっと面白くできると思っています。僕らの明確な強みは10分のビデオチャットでエースと効率よく接点を持てる点です。求人票は溢れかえって興味が湧かないし、いざ面談となっても人事部の方と話しても働くイメージが持てないんじゃないかと思います。Onepairではその企業が認定するエースと話すので明確にイメージをつかめますし、10分でも話してビビッとくる「何か」があるとあると信じています。 エースとの直接的なコンタクトがOnepairの特徴のようだ。 10分でいいから話してみてほしい、そのOneアクションで人生が変わると思う。 サービスを立ち上げた経緯について聞いた。 僕は前の会社でもスタートアップを経営していました。その時はテクノロジードリブンで事業作りをしていたんですよね。タイミングを読むのが難しく苦しい時期も長く続きました。そこからフリーランスを挟み何がやりたいかをもう一度考える時間としました。今までの過程を振り返ると、僕はいろんな人と、特にイキイキ働いている人との出会いで活路が開かれていたことに気づいたんです。 世の中の賢い人たちは時間コストを無意識のうちに計算しています。人と会うことは必ずしもいいことではありません。行動する敷居が高いなと思ったんです。なので僕は10分、そしてビデオチャットと効率を突き詰める切り口を思いつきました。これなら面白いなと思った人と10分から出会えると。その10分で人生が変わることも往々にしてあると思うんです。 人生の数々の体験が今のサービスを作り上げたようだ。 トランプでいうジョーカーは何にでもなれるカード、A(エース)と組めば最強のOnepairになれる。 将来の展望を聞いた。 Onepairでは、利用者のことを”Job Seeker”の略でジョーカーと呼んでいます。トランプにおいては、(ババか)何にでもなれる最強のカードですね。企業で活躍するエースとのジョーカーのマッチングなので、「Onepair」というサービス名にしています。 僕らのビジョンとしては、働くことを軸にサービスを作り続け、働く人がわくわくできるような世界を作りたい。働き方革命やこの時代と言われていますが結局のところ働き方ってそんなに大きく変われていないのが現状です。そこを僕らが変えていく、働き方改革を大きく引っ張る存在になっていきます。 日本の働き方改革に大きな変革をもたらそうとする、Onepairを引き続き追っていきたいと思う。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。

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スポーツの夢の国を作る!?スポーツ界の人材領域を単に担う「Ascenders」

橋本 貴智 バスケでインターハイ3回出場。センター試験3回出場。早稲田大学卒。学生時代に様々なスポーツイベントやプラットフォームを創る。2016年シリコンバレー、ラスベガス、リオ五輪、スペインとグローバル経験を積む。一般社団法人Japan Sports Hubを設立し代表理事も務める Previous スポーツ界の人材育成とキャリア構築を担う「Ascenders」 近年、日本におけるプロバスケットリーグが統一を果たしBリーグが結成。より多くの資金を投下する形になった。現在スポーツ業界での就業者は130万人を突破し、1300億円の市場規模を持つ大型の市場となってきている。しかし業界には未だに課題が多く残っている。プロスポーツ選手の寿命は短く平均的な引退は30代後半とされており、その選手生命はわずか10数年だ。より多くの人材が引退後再度業界に還元できるシステムを作るべく、スポーツ業界の仕組みを変えようとする「Ascenders」社に取材を持ちかけた。 スポーツの人材領域を支援する「Ascenders」 一言でいうと「スポーツ業界の人材領域の支援」をしています。我々は三つの軸を持って事業をしています。インキュベート・マネジメント・エージェントの3本柱を現在は事業の主軸としています。 詳しく事業の説明をします。インキュベートとはスポーツ選手を支える側の人材育成事業になります。元スポーツ選手の方達がトレーナーになったり、コーチになったり、ここの部分のキャリア教育を我々が担っています。 マネジメントでは、現役トップアスリートに特化したセカンドキャリア形成やブランディング広告運用などを我々がお手伝いしています。やはりトップアスリートは皆魅力を持っていますが、本業にほとんどの時間を費やしているためセカンドキャリアを見れる選手は少ないです。 最後にエージェントですが、これこそスポーツ人材の斡旋やマッチングなどをやっています。一般的な人材紹介業のアスリート特化版と思ってください。今のところアスリートの人材領域を全てカバーする形で事業展開をしています。 3つの事業でアスリート特化型の人材事業を展開中だ。 利用する企業とアスリートについてきいた。 僕らのサービスでいうユーザーはプロアスリートと近辺の就業者、企業などがあります。企業でいうとスポーツ系企業600社とスポーツ用品の企業やプロチームなどがあります。プロチームから学校法人、ジュニアなど競技に絞らず、現状ではトレーナーを多く現場に繋いでおります。 競合サービスについてきいた。 競合でいうと大手人材業社がスポーツ事業を持っていますのでそこと競合してきます。僕らの強みでいうと、トータルサポートが違う点ですかね。人材の斡旋だけで終わるのが人材業者だとすれば僕らはその後のキャリア形成やマネジメントにも口出しします。立場としてはスポーツ選手のマネージャーのようなイメージですね。僕らは高校まで運動部だった人を主なターゲットにしています。スポーツを高校まで本気でやっていた人の割合のが圧倒的に多いので、そこのキャリア形成のお手伝いをしています。 アスリートに対するトータルサポートと早期での介入により競合優位性を構築しているようだ。 僕自身がプロを目指して挫折した、その経験を生かして。 サービスを立ち上げた経緯について聞いた。 都内の八王子高校(現:八王子学園)というインターハイ常連チームのバスケ部のキャプテンをしていました。しかし、当時のバスケの状態ではプロと実業団2つのリーグに分かれ、協会もゴタゴタ、バスケを続けていく未来が見えず、プロの道に進む画が見えませんでした。大学進学を選択しましたが、高三の冬までずっとバスケをしていたので、当時の偏差値は28。これを2年で77までにあげて早稲田に入学しました。 入学してからある経営者に話を聞く機会ができました、そこで初めて経営に興味を持つようになりました。僕は挫折しましたが、友人の何人かはプロ選手になりました。そこでセカンドキャリアの相談を受けることも多くなりましたね。僕自身も元アスリート、彼らの悩みは共通の悩みでもありました。これを解決したいと思い、創業を決意しましたね。 プロを目指すが挫折、同じく課題を抱える同期のために作ったのがこの会社だという。 スポーツ特化型の学校、「スポーツの夢の国を作りたい」 将来の展望を聞いた。 スポーツの領域で一番価値があるのは、もちろん選手です。いい選手を育てるためには、それを作る一流のエコシステムがないとダメですよね。アメリカにいったとき、スポーツに特化したアカデミーがありました。その施設はどの学校よりも優れており、プログラムも充実しています。日本でいう部活は海外では全く違うものになっています。 日本は先進国の中でもスポーツ業界でハイエンドアカデミーを持ちません。それでは日本が世界的なスポーツ大国になれないのは目に見えています。だから僕はエコシステムに投資をしたい、そのためのまずは人材業なんです。 将来は有名なNBAの選手でコービーに投資してもらいたいです。彼は100億のファンドをやっていますから、僕らにもきっと投資してくれるはずです(笑) スポーツの夢の国、スポーツ特化型の学校を作りたい。大きな理想を抱える橋本氏を引き続き追うつもりだ。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。

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都内で保育園を探すご両親に保育園情報を届けるサービス「保活支援サービスEQG(イーキュージー」

中村 裕 1990年神奈川生まれ。中央大学卒。 高校時代に長期留学に行った経験から、大学時代は留学生と日本人が共同で暮らす国際寮で2年間を過ごす。内一年は寮長として大学での国際運動会や地域の交流会など企画し、テレビ局5社、新聞7社から取材を受ける。 大学卒業後、大手不動産ディベロッパー会社に就職。大半の時間を京都で過ごし、商業施設の運営や開発に携わる。2016年にフォーポイント株式会社を設立し、「はじめの一歩をサポート」することをミッションに、2017年より保活支援サービスEQGを運営。 Previous 都内で保育園を探すご両親に保育園情報を届けるサービス「保活支援サービスEQG(イーキュージー」 保育園とは、幼稚園にまだ入園のできない0歳〜5歳までを対象とした育児施設のことを指す。近年この保育園の入園をめぐり子育て中の夫婦で行われている保活という活動がある。背景としてあるのは、都内の保育園不足である。自分の子供を入園させようと両親は忙しい中でも様々な場所に足を運ばなければならず。負担軽減のはずの入園が、さらに負担を追加させているのが現状だ。そんな両親のために保育園情報を届けるサービスがある。フォーポイント社の「保活支援サービスEQG」だ。 保活支援サービスの「保活支援サービスEQG」 一言でいうと「都内で保育園を探す両親、保育園情報を届ける」WEBサービスです。現状保活は待機児童が多すぎて保育園に入れていないのが現状です。自治体の施策で、認可保育園は家庭側の採点をしていますので上手に保育園に入るためには家庭側が努力をする必要があります。そこの部分をお手伝いできればと思っています。 僕らのサービスは、無料情報提供のWEBサービスと有料のコンティングと二つの形で提供をしています。具体的に居住地に合わせた保育園選びの情報や、認可保育園から高採点をつけられるためのコツなどなど。 無料の情報提供でも足りなければ専門家による有料コンサルを受けれるという。 利用するユーザーについてきいた。 ユーザーは主に個人のお客さんと法人のお客さんが多いですね。個人のお客さんは都内に住む方お仕事を探して復職をしている方まで。法人は育休復帰などの社員が多く、女性社員が多い企業さんですね。人事部の意識が高い企業さんもよく利用してくれます。結構福利厚生の一環として、保活の相談窓口がある企業っていうと印象がかわりますからね、そういう用途も多いです。 競合サービスについてきいた。 競合サービスは大きく3社あります。大阪に1社、個人で経営しているのが1社あとは大手さんのBenefitoneさんですかね。僕らと彼らを比較したとき、もちろんリアルでの経験は長く続けている企業さんの方が強いんですが、僕らはIT企業なのでITに特化しています。スマフォ一つで完結できる、これが僕らの強みになりますね。 スマフォで完結する、ここの部分が競合優位性だという。 優秀なママさんほど保活に悩む。高給取りでは保育園に入れない!? サービスを立ち上げた経緯について聞いた。 創業時に始めたサービスは別のものでした。ちょうどその時期に実の姉が出産したんです。そこから保活の問題に着目を始めました。保活って何から始めていいかもわからないし、どれがいいかもわからない。ママさんたちは子育てのために、または出産の疲労回復のために育休を取るのに保活で全く疲れが取れないのが現状だったんです。また、保活って高給取りのママさんだから保育園に加入できるとかって全くないんです。その方達が時間を使えば使うほど復職までに時間がかかって、企業としてもママさん個人としてもマイナス。そこをどうにかしてきたいと思い、今の事業に着手しました。 身内の体験が今の事業を形作ったという。 待機児童を減らす、保育園制度のディスラプトを目指す。 将来の展望を聞いた。 僕がこのサービスで解決したい課題は、日本における待機児童の問題。親御さんって保育園が欲しいというよりも子供を預けられる先が欲しいんですよね。そこを解決してあげたい。また、ママさんたちの働き方のお手伝いもしてあげたいので、育休復帰のパッケージを作ってあげたいと思っています。産休の開始や育休の終わり、復職までを含めたパッケージですね。 僕の将来として目指すのは政治家。やはり社会問題は一企業が解決するのには、限界があります。国から補助金がでれば、企業もより育休の仕組みに目を向けるでしょう。 待機児童の課題解決を志す中村氏、政治家までの道はそう遠くないと思う。引き続きおっていきたい一社だ。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。

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これからの時代は「店員さんでお店を決める!?」、ありがとうを店員さんに送れるサービス「terip」

吉沢 隼 1994年 東京都八王子市生まれ。22歳で友人とWEB制作会社を創業し、取締役としてデザイナー兼フロントエンドエンジニアを約2年担当。その後、2018年6月に株式会社Curiousを創業。「感謝経済」を創るために現在は、店員さんでお店を決めるアプリ「terip(テリップ)」を運営。 Previous 店員さんありきで行く飲食店を決めるサービス「terip」 国内のグルメサイトの市場規模は2016年には、2000億を突破している。現在ほとんどの日本人はお店選びをするとき、大手のグルメサイトで検索後その評価などでお店を決めている。しかし今や大手のグルメサイトはほとんどその掲載情報に差異がなく、差別化のポイントがない。違った角度でお店に魅力をもたらせないかと、株式会社Curiousが立ち上がった。 店員さんありきで、行く飲食店を決めるサービス「terip」 一言でいうと「店員さんでお店を決める」アプリをやっています。今お店を選ぶ時の基準ってありますよね、それってほとんど食べログやホットペッパーなどの大手グルメサイトで決めてしまうじゃないですか。いろんな基準があると思うんですけど、ウチのサービスは店員さんの評価でお店を決めます。 僕らのサービスは、店員さんがインフルエンサーの役目を担うイメージです。店員さんが一覧でてくるようなインターフェースを準備しています。僕らのサービスの特徴は「いいね」のかわりに店員さんを評価する「ありがとう」があります。ユーザーの皆さんは実際にお店に行って、店員さんによくしてもらったらありがとうを送れます。サービス内では、ありがとうを送る、送られたありがとうの数を見ることももちろんできます。 「ありがとう」がこのサービスでの評価の値を指すという。 利用するユーザーについてきいた。 ターゲットとなるユーザーさんは若い人がいいですね。やっぱり若い方の方がこういった新規サービスにも馴染みますし、楽しく使ってくれると思います。掲載いただくお店なんかは、常連さんが多いお店とか観光地のお店もいいですね。店員さんの影響力が強い個店さんが最初のターゲットになりそうです。 競合サービスについてきいた。 競合サービスは一社だけ、似ている形のサービスがあります。彼らは飲食店に限らず、店員さんの口コミというのがメインで店員さんが登録などはしていなくて、僕らは登録している店員さんに対してありがとうというチップを投げ銭するイメージです 。あ、一つ伝え忘れていましたが、ありがとうはドリンクのチケットなんかに交換できるちゃんとした通貨の役目も持っているんですよ。間接的な競合は大手グルメサイトさんですが、僕らの場合は双方向でのやりとりができるのがポイントです。 あたかもC2Cのようなプラットフォームの作りで独自通貨もあるという。 「テリマカシー」インドネシア語でありがとうという意味の言葉は、なんだか少しほっこりで幸せになる。 サービスを立ち上げた経緯について聞いた。 大学在学中は学生団体の立ち上げや運営をやっていました。結構楽しくなっちゃってそこからあんまり学校に通わなくなりましたね。次は何しようと思って、立ち上げたのが制作会社でした。これを2人で立ち上げて、ちょうど大学もやめていました。最初はWEBサイトの制作を受託して、そこから動画も作り始めました。でも受託制作をやりたくて起業したわけではなく、やはり世の中に対して自社サービスを展開して価値を作っていくことの方が面白いと思いました。 2年続けた制作会社を独立して立ち上げたのが今のCuriousです。 たまたまバリ旅行に行った時、向こうの店員さんがとてもよくしてくださっていて。すごく印象に残りました。僕の中で初めて店員さんの違いでこんなにもお店の体験が変わることを知りました。そこを原体験に作ったのが今のサービスですが、インドネシア語でありがとうがテリマカシーという言葉なんです。テリマカシーのテリとチップを掛け合わせたのが今のサービス「terip」です。 海外での原体験が今のサービスに行き着いたようだ。 ありがとうを贈り合う、この文化を大切にしていきたい。 将来の展望を聞いた。 僕らはありがとうを贈り合うという部分を一番大切にしていきたいと思っています。飲食店に限らずどの業界でもこれは同じ原理なのかなって思っていますね。家族でも友達でもお金以外の部分で人の可視化されていない部分を価値としてあらわにしていきたいと思います。日頃の小さな部分でありがとうを作って行きたいと思うし、スマホ以外でも、ARやVRなどでもかなり相性がいいと思うので、そういった展開もいろいろ考えていきたいです! 人々の可視化されていない価値を可視化する、この大きな野望を持ったCurious社の将来が実に楽しみだ。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。

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逆・オークション?リクエスト型ショッピングアプリ「リクレス」

印南俊巳 1983年生まれ。ATTRACTION CO., LTD. 代表。人気ストリートブランド運営会社へ入社。ファッション業界の流通・小売業の基礎を学ぶ。その後、「ZOZOTOWN」を運営する、株式会社スタートトゥディへ転職。フルフィルメント部門の主担当としてマネージメント業務に携わる。2014年11月、ATTRACTION CO., LTD. 創業。 Previous 欲しがるものを出品する、リクエスト型ショッピングアプリ「リクレス」 フリマアプリのメルカリ社は6月に東証マザーズに上場、破竹の勢いでその時価総額7000億円を突破した。従来よりヤフオク(ヤフーオークション)などのショッピングサービスやオークションサービスはもとからあったことから、ショッピングにおけるIT化は人々に求められているのが分かる。業者やお店が出展をするBtoCからCtoCへショッピングは変遷している。では次世代のショッピングサービスはどんなものになるのか。商品が瞬間でワープをしてくるのか、はたまたはほしいものが瞬時に作られるのか。出品者ではなく、ほしがる人に視点をあてたリクレスは従来のショッピングの概念を変える。 「欲しい人」と「売りたい人」をマッチングするリクレス 一言で「リクエスト型ショッピングアプリ」ですね。僕らが作りたいのは検索がなくなる世界。ユーザー同士のCtoCサービスです。 僕らのアプリを使うためには、本人認証を通過してもらう必要があります。免許証やマイナンバー、保険証などの公的機関の証明を出してもらう必要があります。 まずユーザー側が、欲しい商品のリクエストをします。リクエストされる商品は、既に販売が中止している商品などの高単価、希少性の高いものがおおいですね。最低リクエスト額が5,000円という点も特徴です。売りたい側はその出されたリクエストに対してレスポンスを返します。そこでお互いが承認すると取引が成立します。一般的なショッピングサービスの逆バージョンだと思っていただければと思います。 高単価商材が並んでいるため、ユーザーの信用情報が大切な要素だという。 利用するユーザーについてきいた。 売り手側は、サービス上ですでにニーズがあるのを確認できるので安心して商品を売ることができます。僕らのサービスはそもそも売り手側がアプローチの必要がなく、また値段交渉なども必要ありません。(買い手側がいくらで買うか書いてある) 一般的なショッピングサービスで生じる売り手側が抱える、売れるかどうかわからない&値段交渉のストレスが生まれないのです。 ハイクラスのブランドのタグがあったり、カテゴリ&ブランドで区切っていたりと買い手側が分かりやすく探しやすい仕組みなっています。 既存サービスで売り手側が抱える課題を解決したサービスのようだ。 競合サービスについて聞いた。 従来型のサービスって、いらないものを出品するのがふつうですよね。僕らの場合は自分も大切にしているものだけど、この値段をつけてくれるなら売ってもいいかなというものを扱います。また、CtoCのショッピングって売り手側から手数料を取りますが、ウチは買い手からも手数料をいただきます。売った側も頑張ったよね、そんな気持ちを応援しています。 スタートトゥデイ経験だからわかる、ECの課題点 サービスを立ち上げた経緯について聞いた。 元々上京組なんです。何の目的もなく、なんとなく東京に来ました。幸い人とのつながりには恵まれていたので、運よく仕事が見つかりました。僕が最初に職に就いたのは、ファッション業界、そこで経理をしていました。当時のその会社のほとんどの売り上げを持っていたのが、スタートトゥデイ、その時に知りましたね。省略しますが、その後いろいろあってスタートトゥデイに入社。やっていたのはもちろんオンラインショッピングにまつわること。運営を経験したからわかるんです、買い手はいろいろほしいものがあるのですが、自分でオーダーができません。世の中のニーズは常にあって、何年代のこの色のこの商品がほしいという声はよくききます。そんなサービスを作りたいという思いで独立を決心しました。 黎明期のスタートトゥデイ経験が今のサービスを作っているともいえる。 もう検索は不要の仕組みづくり、リクレスは土地、車、ペットシッターなんでもあり 将来の展望を聞いた。 最初にファッションの商品が多めなのは、前職の経験もあるからです。僕らはあくまでもリクエスト型ショッピングサービスなので、ファッションに限定しているわけではないんです。将来は土地を探すでもいいし、車、ペットシッターを探すでもいいと思うんです。需要があれば、かならず売る人はいるんです。 また、企業を参入させることも考えています。企業は在庫を持っていて売り先がない、ユーザーはほしいのに出品していないなんてことよくあるんです。これを解決できたら両者ハッピーかなと思っています。 海外展開も予定していますよ。なので近日中にLAに視察いきます(笑) 従来の市場原理を覆すサービス、リクレス。業界の常識を覆せるか、今後が楽しみだ。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。