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世界中で落書きしよう!AR動画コミュニティGrafitty

森本 俊亨 Graffity Inc 代表取締役社長 1994年生まれ。広島県出身。東京大学起業サークルTNK10期代表を務め、在籍時に学生で初めてソフトバンクイノベンチャー上位入賞。慶應義塾大学理工学部情報工学科に所属、人工知能を専攻し、動画の次時刻予測の研究開発に従事。人工知能関連ハッカソンにてW受賞。 株式会社ABEJAに経営陣直下にてAIの事業開発。PKSHA TechnologyにてAIのアプリケーション開発、ドワンゴAIラボにてDeepLearning関連の研究を行い、Graffity Inc. を創業する。 「イノベーションで10億人の生活を変え続ける」ビジョナリーなカンパニーを志す。 世界中で落書きができるGraffity 拡張現実アプリケーションを簡単に作成できるSDKのARKitをAppleが数ヵ月前に発表しているが、ARを試せるサービスはそれほど多くはない。 そんな領域で「世界中で落書きできる」サービスを提供するのがGraffity Inc.の森本さんだ。 現実空間に落書きをして文字や画像、動画、スタンプを置いておけて、それをつかってコミュニュケーションを楽しむのがGraffityです。 現在は、落書きした空間を動画にしてシェアすることができる。 8月から開発を始めて現在はステップ1として空間に落書きをして動画にすることができます。11月ごろにはステップ2として、落書きを空間に保存できるようになります。 現在はSnapChatのような動画SNSで、11月頃にはセカイカメラやSwarmのような位置と連動したプロダクトになっていくそうだ。 ARカメラ型のアプリが多い中、インスタグラムのようなタイムラインで他のユーザーの作品を見たりコミュニュケーションが取れるのも一つの特徴になっている。 日本だとまだSnapChatの普及が遅れているなかユニークなアプローチのプロダクトだと言えるだろう。 国内では私達が唯一だと思います。海外はWorldBrush、PaintSpace、SuperPaintなどがありますが、他のサービスは位置情報の精度が低く、SNSがないのでコミュニュケーションプラットフォームのポジションを私たちは狙っています。 Twitterログインでアカウントを作成することを押し出していることからもうかがえるように、国内では中高生などの若年層にターゲットを絞り展開していく予定だ。 歴史から未来を予測し事業をスタート なぜこんなサービスを作ったのかを聞いた。 イノベーションで10億人の生活を変えたいと思っています。小さいころからエジソンにあこがれて、親族も起業家だったこともあり、イノベーションを発明し世界を変える起業家になりたいと思っていたんです。 世界の人の生活レベルをあげたいと考えて、今の時代のイノベーションってなんだろうと考えてきました。19歳の時にレイ・カーツワイルの「シンギュラリティは近い」を読んで、人間の知的生産をリプレイスしていくものが出てくると考えたのがきっかけです。 19歳、技術もないところからすぐに起業したのだろうか? 最近上場して話題のPKSHATechnologyや、ABEJAなどのディープラーニングに強い会社で働いた後、まずボット系の事業をやってみました。でも難しかったです。再度、ドワンゴAIラボで勉強しなおして、そのあと起業をすることになりました。 AI系のキャリアとしては王道中の王道のキャリアといえるが、どの企業も法人向けSaasや受託開発で事業展開をしている。コンシューマーサービスではじめたのはなぜだろう。 聞く、見る…と言った五感の代替の部分が現在ディープラーニングで伸びている領域です。さらに、直近10年は視覚の代替できる事業が伸びるだろうと考えていました。しかし、人工知能のPaasやSaasレイヤーはとてもプレイヤーが多く、さらにアメリカの競合が強くグローバル展開も難しいので、10億人の生活を変えるという思いとは程遠く感じました。 一方、人工知能のコンシューマー向けの事業ではボットが注目されているが、ARはまだまだプレイヤーがすくなく、コンシューマー向けはほとんどいない。海外のマーケットも同様であり、グローバルでプロダクトをリリースできる。AR時代に重要なのは、何がどこに保存されているかというデータであり、そのデータを作るのは企業ではなく、個人のユーザーになるだろう…とプロダクトよりも歴史や未来に目をつけて、視覚の代替として伸びるのがコンシューマーのARを利用したコミュニュケーションだと考えて現在のサービスを始めました。 歴史から未来を予測し事業をスタートしたとも言えるでしょうね。 歴史ドリブンを語れるこの年齢の起業家はなかなかいないのではないだろうか。 似たバックグラウンドの話をする人がいたなと思えば森本さんは東大起業サークルTNK出身。Candleの金さんはTNKの先輩後輩、脈々とTNKの歴史を感じる起業ストーリーだ。 視覚を代替するソフトウェアのレイヤーを押さえていきたい まだ開発中のステータスだがシードラウンドの資金調達も果たし、11月頃からは本リリースを図っていくとのこと。未来はどう見ているのだろう。 すでに各社ハードウェアやOS開発をしていますが2、3年後には視覚の代替としてウェアラブルデバイスが普及し始めるだろう。 ハードはアップルやマイクロソフトとかが一番ででてくるはずなので、ソフトウェアのレイヤーを押さえていきたいですね。 ARといえば通信環境に左右される部分も大きいのだが、そこはどう考えているのか。 私達は中高生をユーザーにしていくと通信料もかかることはリスクです。AI技術をクライアント側に入れていき、サーバーサイドとの通信を押さえるような技術革新を取り込んでいくつもりです。 TNKはいままでビジネスサイドに強い起業家を多数輩出してきているが、ARから通信、AI技術も深く押さえたニュータイプの成長が楽しみだ。 編集後記 スタートアップタイムズでも起業家のPR支援として取材を行っていますのでお気軽にお問い合わせください。 15分で取材完了。簡易取材サービスでPRしませんか? 日本初「人工知能スタートアップ特化型」育成投資

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VALUのこれからとその先に見据えるものとは〜代表取締役小川晃平さんインタビュー後編〜

こんにちは!こばやしです。前編ではVALU創業以前の小川さんのキャリアからVALU創業のきっかけ、リリースまでの流れや広報担当西山さんからの目線でのお話までを伺いました。 後編ではリリースが待たれるアプリの情報、そして今後VALUが目指すものを聞いてきました!最後おまけとしてユーザーが気になるQ&Aコーナーもつけています。 (聞き手:大久保 慧悟、小林宥太  記事作成編集:小林宥太) チームで力を発揮する人たちも支援される仕組みづくりを ―― VALUの他にも現時点で考えているサービスはありますか? VALU発で実世界で活躍するユーザーが出てきて欲しい ―― 今後の展望を聞かせてください。 間近に迫るアプリリリース ―― アプリの開発もWeb版のサービス運営と並行して進められているとのことですが、いつ頃リリース予定ですか? 劣化版SNSを抜け出したい ―― アプリのリリースによって何が変わりますか? Q&Aコーナー ①想定外のユーザーが使うことになったと思いますが、サービスの運営は何人でやられているんでしょう? ②小川さんご自身もVALUのユーザーとして登録されていますよね。印象的なユーザーを5人挙げるとしたら誰ですか? ③小川さんはご自身のVALUの売り出しとともに、他のユーザーのVALUも買われてますよね?小川さんがユーザーのVALUを買うときの基準は何かありますか? ④アプリ化して裾野が広がることでユーザー数が増えることが予想されると思います。審査の基準について改めて伺えますか? ⑤VALUは手数料ビジネスですよね。想定外に多くのユーザーに使われたことで想定外の売り上げも上がっているんでしょうか?

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スタートアップの武器「ユーザーテスト」を使いこなそう~ユーザーテストLive!『第2回 UT事例発表会』 UX先進企業の担当者が語る「活用事例」~

スタートアップにとってユーザーテストは心強い武器の一つ。 2017年10月4日に行なわれた「【満員御礼】ユーザーテストLive!『第2回 UT事例発表会』 ── UX先進企業の担当者が語る「活用事例」第二弾」の模様をお伝えします。オマケにスタートアップタイムズ編集部員進藤ことLean Interviewおじさんが語った<誰でも、ほぼコストゼロ、1日でできるインタビュー法 Lean Interview>の資料を公開します。 開催日の前に満席となるほどの関心の高さ イベントサイトによると、趣旨はこのような内容です。 ヴァル研究所・リクルートジョブズ・アシュリオンジャパン・ディップ・ソフトバンク ── 注目企業の先進事例を一挙公開! 前回、大好評だった「UT事例発表会」の第二弾を開催します!! 【参考】第1回の発表資料 グローバルを目指すサイボウズ式UXリサーチ pixivコミックアプリにおけるユーザーテスト活用事例 ユーザテストが教えてくれた女ゴコロ 海外のユーザー向けwebサービスでのユーザーテスト実践 この「UT事例発表会」では、各社でユーザーテストやユーザー調査を担当している実務者の皆さんにお集まりいただき、その活用事例をお話していただきます。 今回も豪華な登壇者にお集まりいただく予定です!企業内でUX活動に取り組んでいる人には必見の内容ばかりです。お楽しみに 開催日の前に満席となる盛況なイベントとなりました。 ヴァル研究所・リクルートジョブズ・アシュリオンジャパン・ディップ・ソフトバンク ── 注目企業の先進事例 参加各社さんの資料は順次追加してまいります。 Naoya Nakahashiさん(アシュリオンジャパン・ホールディングス合同会社 プロダクト プロダクトマネージメント UXデザイナー) 講演タイトル:「チームを巻き込むデザインリサーチ」 <プロフィール> 株式会社イードを経て、2016年10月にアシュリオン入社。プロダクトマネージャー兼UXデザイナー。UT、インタビューなどデザインリサーチを活かし、プロダクト開発に従事。 スライド準備中 鈴木 英明さん(ソフトバンク株式会社 コンシューマ&プロダクト統括 顧客基盤推進本部 サービスUXデザイン部) 講演タイトル:「ユーザーテスト導入と運営について」 <プロフィール> 2011年ソフトバンク入社。元々はエンジニアで、新卒から約10年にわたりシステム開発に携わっていた。直近3年はUX/UIを横断的に検証する組織に所属。ユーザーテストの設計と分析を担当。 スライドは非公開 伊藤 英明さん(株式会社ヴァル研究所 Business Development Dept.) 講演タイトル:「BtoB新規事業を舵取りするためのユーザー調査」 <プロフィール> 株式会社ヴァル研究所にて新規事業の開発に従事。「RODEM」のプロダクトオーナー兼UXデザイナーとして開発に必要な仮設構築と仮説検証を担当。HCD-Net認定 人間中心設計専門家。 スライドはこちら。 林 寛之さん(株式会社リクルートジョブズ プロダクト開発室サービスデザイン部) 講演タイトル:「なんでABテストとユーザーテストをするのか?」 <プロフィール> 2005年リクルート入社。UI/UXの横断組織SPGに所属。リクルートのサイト設計に従事したのち、通販事業部ではネット店長として、ABテスト、サービス改善を実施。現在、リクルートジョブズでタウンワークを始めとしてたプロダクトオーナー、サービスデザインを担当。…

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口説ける人事のノウハウと機械学習で「採用のコンバージョンをあげる」HRアナリスト

B Dash Camp 2017 Summer in Sapporo ピッチアリーナで準優勝したHRスタートアップがあると聞いて話を聞いてきました。 熊谷豪 コンサルティングファーム、消費財メーカー、教育会社等で人材採用戦略を構築に従事。人材採用の上流戦略を提案するHRディレクションという領域を独自に構築する。2016年11月、シングラー株式会社創業、代表取締役社長に就任。 「採用のコンバージョンをあげる」HRアナリスト 求人倍率はバブル期を超え、2017年4月には1.48倍に達した。43年ぶりの水準となる事態で、採用ニーズの高まりとともに求人系スタートアップが多数生まれている。 そんな領域で「採用のコンバージョンをあげる」ことができるサービスを提供するのがシングラー株式会社の熊谷さんだ。 「採用のコンバージョンをあげる」サービスがHRアナリストです。媒体なんかだと採用のリーチを増やすのが使命ですが、インプレッションではなくコンバージョンを上げていくサービスと言えます。 採用競争が激化する中、露出よりも採用成果のアシストをしていくツールはまだ珍しい存在だ。どのような仕組みなのだろう。 人事から応募者にサーベイの回答を依頼します。面接前に使ってもらうソリューションになっていて、31問の設問に10分くらいで回答してもらいます。それを分析して人事に適切なアクションをレコメンドするようになっています。 面接の前にユーザーに受験してもらう診断ツールのように機能するサービスだ。 分析結果を元に、スクリーニング(足切り)だけではなく、モチベーション、クロージング、内定までフルサポート。採用手法や採用戦術まで提案してくれる今までにない攻める人材分析ツールとのこと。 従来の適性検査は医療用に作られた設問で、アシキリ用のツールになってしまっている傾向があります。HRアナリストは診断ではなく、相手にフォローをするためのツールという立ち位置になります。 過去の応募者や社員の分析結果、回答傾向などを機械学習し、応募者が自社にとって採用すべき人材か判別し抽出することができるそうだ。 採用が強い会社の共通項から考えた なぜこんなサービスを作ったのかを聞いた。 モバイル広告代理店で新卒内定時から営業兼人事責任者をやっていたんです。5年そこで過ごして、2011年にHRディレクションを創業して外資の採用支援、企業の取締役などを務めてきました。採用支援をたくさんやってくる中で「採りたい人を取れている会社とは?」と考えて発想したサービスです。 採用が強い会社ってどんなものだろう。 「採用の勘所がわかっているか、接近戦ができる」会社ですね。言い換えれば、パーソナライズドコミュニュケーションをやっていける会社。ただ、このノウハウがある会社はすくなくて、採用に強いコンサルなどにアウトソースする、と言う方法がとられます。でもそれって「フィーが高い、融通聞かない、資産にならない」といった課題があるわけですね。 「この仕事をなくすには、みんなに使えるようにするには」と考えて、採用が強い会社の共通項を再現するようなツールとして作りました。 たしかにHRアナリストの利用の流れは、人材コンサルのサービス提供の流れに似ている。 なぜ採用を選んだのか。 採用を選んだのは、人事業界って人事の勘と感覚の世界でPDCA回すと5-10年かかったりするんですよね。ノウハウを標準化する私たちのようなサービスの役割が大きいと思いました。 どのように「採用が強い会社の共通項を再現」するのだろう。 行動や志向性に基づいたアンケートの実施により、思考パターンや行動原理を分析し、応募者を8タイプに分類します。タイプ別の特徴や人柄・行動特性を出力することで、応募者への理解を促進し、対応をアドバイスします。 利用すればするほど、機械学習で自社の採用傾向を学習し採用活動をサポートします。過去回答者の情報を蓄積することで、新たに回答した人と同じタイプの人が過去に入社まで至ったのか、辞退したのか、何次選考まで進んだのか、など採用傾向を提示。過去に比べて、どのくらい採用に力をかけるべきか意思決定をサポートします。 PDCAを体系化してシステムで回し、機械学習でノウハウ化していくような仕組みのようだ。 個社ごとに成長する人材成長分析サービス、データスタジアムの企業版を作っていく まだリリースして1か月程度だが50社以上の問い合わせが来ているという。 お蔭様でB Dash Camp 2017 Summer in Sapporo ピッチアリーナで準優勝したこともあって、新卒、中途を問わず多くのお問い合わせをいただいています。企業の業種はIT系がほとんどですね。 将来はどうなっていくのだろう。 将来的には個社ごとに成長する人材成長分析サービス、データスタジアムの企業版を作っていきたいと思っています。 データスタジアムとは、サッカーなどのプレーデータを蓄積して報道やチーム強化に使われているサービスのこと。 今後は実際の企業での試験導入をすすめ、各社ごとのチューニングをAIでやっていく構想だ。 編集後記 スタートアップタイムズでも起業家のPR支援として取材を行っていますのでお気軽にお問い合わせください。 15分で取材完了。簡易取材サービスでPRしませんか? 日本初「人工知能スタートアップ特化型」育成投資

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個人が資金調達できるVALUが生まれるまで〜代表取締役小川晃平さんインタビュー前編〜

こんにちは!こばやしです。 今話題のサービス、VALU代表の小川晃平さんと同社広報担当西山すのさんのお二人にインタビューしてきました! これまでも複数のメディアでインタビューを受けられているので、今回は今までなるべく触れられていない部分でVALUのファンが知りたいことを聞くことが目標です。 (聞き手:大久保 慧悟、小林宥太  記事作成編集:小林宥太) 小川晃平 株式会社VALU代表取締役。埼玉県出身。慶應義塾大学大学院を卒業後、新卒でGREEへ入社。 アメリカ赴任や新規事業立ち上げを経験したのちに独立、フリーランスに。 2016年12月株式会社VALUを創業。 それでは早速! 創業のきっかけはPARTY中村洋基との出会い ―― VALU以前のキャリアとVALUローンチまではどういった流れだったんでしょうか? PARTYは成田空港第3ターミナルのデザインなどを手がけるクリエイティブラボ。 インターネット業界出身だからこそできるサービスを ―― フィンテック系の企業と組まずにPARTYと一緒にやっている理由は何かあるんですか? ―― インターネット文脈のサービスとは? MY VALU発行時にはフォロワー・友達の数など連携したSNSの情報をインターネット上での信用の物差しとして時価総額が算出され、審査に通過すると自分のVALUを売り出すことができるようになる。実際に購入されるとビットコインを得ることができる。   クラウドファンディングのリターンのように、自分のVALUを買ってくれた人(VALUER)に対して優待を設定することができる。買い手側は応援したいユーザーや、魅力的な優待を設定しているユーザーのVALUをビットコインで購入する。発行主は手に入れたビットコインを活動資金にしてさらに自分の価値を高めていく。クラウドファンディングとは違い継続的に応援できる点が特徴。 画期的なSNS要素はローンチ直前に生まれた!? ―― VALUは個人のICO(仮想通貨での資金調達)ができることだけでなく、SNS要素を組み込んだ点が画期的だったように思いますがこの構想は最初からあったんでしょうか? VALUでは、Facebookと似たデザインで1000文字までの文章を投稿できる。 現状写真も1点まで追加できる仕様になっている。 ―― SNS要素を入れようと思った理由はなんだったんですか? リリース前はこれってどこまで広まるのかなと思っていた ―― 広報としてVALUというサービスについてローンチ前どんな印象を持たれていましたか? ノンプロモーションで想定の3、4倍のユーザーを獲得 ―― ローンチ前に想定していなかったことはどんなことがありましたか? ―― 逆に懸念していることは何かありますか? 数ヶ月でこんなにも世の中の評価が変わる人っているんだな ―― 西山さんから見た小川さんはどういった印象、関係性ですか?

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明日からより可愛くなる、信頼できる情報を伝える。Candleマフィア「MimiTV」

以前、最近、学生起業家の中で目立ってきているCandle出身起業家についてCandleの金さんにインタビューしたのですが、今回はその中の一人MimiTVの山下さんに話を聞いてきました。 山下 主暉 上智大学在学中にTrippieceやLancersなどでインターンを経験。上智大学理工学部機能創造理工学科卒業。卒業後、製造業webメディアを運営するCluezのサービス立ち上げおよび海外展開を経験。 2015年10月より株式会社CandleにジョインしMimiTVを運営する動画事業部を統括。 2016年10月に株式会社CROOZに12.5億で事業売却しグループ入りを達成。その後Candle取締役就任 2017年5月より管掌領域である動画事業部を分社化し、株式会社MimiTV代表取締役就任 現在はMimiTV代表として、動画メディアのグロースおよびマーケティング、アプリグロース等に従事。 明日からより可愛くなる、信頼できる情報を伝える Youtuberのキャスティングを強みとするUUUMが上場したり、同様のVAZが世間を賑わせたり、Youtuberまわりの話題に接しない日はない。 そんな領域で「明日からより可愛くなる、信頼できる情報を伝える」ことをミッションにサービスを提供しているのがMimiTVを運営する山下さんだ。 MimiTVは10代後半〜20代後半の女性に向けて、最適な形で、明日からより可愛く、美しくなれるメイクやヘアアレンジ、コスメなどの情報を発信している美容系動画メディアです。 MimiTVはいわゆる分散型動画メディア。アプリやYoutube、Facebook、Instagramなどを通じて動画で情報を伝える。Youtubeではその世代から支持を受けるモデルや芸能人が出演し、普段のメイクや流行りのメイクを紹介。Facebookやinstagramでは30秒程度の短い動画で隙間時間にさっと美意識を高められる動画を作成し、簡単にトレンドを取り入れられるようになっている。 アプリはそれぞれをまとめるハブの役割。 Youtubeではチャンネルを展開。詳細なメイク法など読み物の役割を果たしている。登録者数は21万人を超えるという。 Instagramでは公式アカウントを展開。スナップカタログのような役割を果たし15万人のフォロワーを抱える。 Facebookでもファンページがあり、1日4回と高い頻度で動画が投稿されている。いいね数は22万を超える。 さきほどあげたUUUMやVAZに加えC CHANNELなど競合が多い領域で、どのようにサービスを提供しているのだろうか。 ありそうでなかった、専門的で正しい情報へのこだわり 他のメディアとの違いを聞いてみた。 ポジショニングでは、C CHANNELは総合サイトですよね。VAZさんの運営するMelTVは近いところですがエンタメ寄り。私達は美容に特化して「使えるテクニックで専門的で正しい情報が見れるメディアを目指しています。 ユーザは10代後半から28歳くらいまでをターゲットにしています。YouTubeは若めのユーザーが多いので、メイクを始めるところからアンチエイジング手前まで幅広くカバーしていますね。雑誌で言うと、Vocheさんや美的さん、マキアさんなどになるでしょうか。 たしかにYoutubeを中核にするメディアで「信頼性」を売りにしているメディアは珍しいのかもしれない。美容情報を求めるユーザーをターゲットとしているところにも配慮しているのもあるのかもしれない。例えばFacebookページの動画投稿頻度の高さは社会人層を狙った施策とも考えられる。 インフルエンサーマーケのサービスのように見えるが、例として言及されているような美容雑誌を読む層に当てた王道のメディアを目指していると言えるだろう。 しかし「信頼性」は言うは易いが行うのは難しい。どんな取り組みをしているのか。 インフルエンサーメディアは、Youtuberさんにお任せ、というところも多いのですが、キャスティングから企画、撮影、編集をすべて内製化しています。また、収益源はスポンサードが基本になっています。クライアントからみても薬事法に引っかからないようにするなどはとても大事なので、必然的に正しい情報をわかりやすく届けることになります。 スポンサードモデルをとっておけば確かに、情報の正確さを担保するインセンティブはわきやすいだろう。山下さんは言う。 専門的で正しい情報にこだわっているのは必要最低限のことです。商品説明もするのでプロのヘアメイクに入ってもらったり。ピカ子(あんじゅ)さんに入ってもらってやっています。 出てくるキャストも、紙媒体などに出ている、すでに有名な人が信頼できる情報を伝えることにこだわっています。 確かに、チャンネルをのぞいてみれば前田希美さんなど、CMやテレビ番組で見かけるレベルのキャストが出演している。 各段階で信頼できる情報を届ける工夫をしている。 気分いいときに、人生はポジティブになる。 山下さんは男性なのだが、またどうしてメイクなのだろうか。 メイクするのが好きなわけではないですけど(笑)たくさんの人に毎日使ってほしいと思って。メイク美容は人口の半分が毎日接するのですごいこと。でっかい課題解決も大事だけど、まいにちの一瞬を幸せにするのってすごいことですよね。 「苦手なんだけど」みたいのをなくしていくと多くの人の毎日がよくなる。そっちの方が好きなんですよね。 山下さんは続ける。 気分いいときに、人生はポジティブになるじゃないですか。あさ、毎日リセットできるのはとってもいいなと思って。 ビジネス的にはどうだったのだろう。 MimiTVは動画コンテンツ製作に2年以上前から取り組んでいましたが、当時はネット内での有名人が個人で上げている感じだったんですよね。携帯の通信量の上限があがって、動画見る人が増えていく過程で法人がしっかりと編集しながら配信していく流れが強まると考えました。 伸びそうな領域の中でも、強みであるキャスティングが上手く活き、女性系メディアももっていたので美容系を選んだのは成功でした。 人物とタイミングと強みが一緒になって、事業として立ち上がったのがMimiTVだった。 「美容と言えばMimi」になる それでは将来はどうなるのだろう。 事業としては「美容と言えばMimi」になりたいと思っています。文字のままでよければ文字のままでいいし、ライブが伝わるならライブもあります。イベントやったり、紙面に出すなど、動画にこだわりすぎずやっていきたいですね。 美容に関しては見とけば安心というようなメディアにしたいです。 ライブコマースにMimiTVは進出している。実際のところはどうなのだろう。 ライブコマースはB-DashCampでも3社登壇しましたが、わたしたちもやってみて一番大きかったのは動画だけでは不十分なことってあるんだなと分かったことです。 というのも、LIVEを初めてみるとユーザーから集まるコメントや質問の中には数多く動画では解決できないような課題が見つかったからです。今はまだ、LIVE動画を見る習慣がないユーザーさんも多いですし、ライブコマースの中で1万個売る。みたいな販売個数ではなく、紹介されたブランドの認知度やイメージがどう変わっていくのかを注視しています。 ライブコマースはまだMimiの1機能だが、徐々に役割を大きくしていく見込みのよう。「美容と言えばMimi」を目指し分社化、7月にはBdashから資金調達も果たしスピードアップをしていく考えだ。 【番外編】キャンドルマフィアとして新しい事業を生み出すことに集中すればいい ここからはキャンドルマフィアシリーズとしての番外編。 MimiTVはCandleの1事業だったが、Candleマフィアのひとりとして5月に分社化しCandleの子会社になっている。 実は本インタビューは、Candle本体の執行役員を務める、古川さんに同席していただいたので、本体と子会社の関係性について聞いてみよう。…

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鉄筋工からAIスタートアップを創業?回収率130%の競馬予測サービス「SIVA」

SIVAという競馬予測サービスとAIシステム開発を主事業とする株式会社GAUSSの宇都宮さんに話を聞いた。 宇都宮綱紀 建築業(鉄筋工)勤務を経て、2006年(26歳)より独学でコンピュータを学びIT業界へ転職。2011年に富士通グループへスカウトにより転職。富士通ではシニアアーキテクトとして、金融系システム開発、パブリッククラウドの新規事業の立上に従事。自身のアイデアで社内の新規事業提案し、2度の事業立ち上げを経験。富士通エンジニアコンテスト(FUJIHACK)で2015年、2016年と初の2連覇を達成。 回収率130%の競馬予測サービス「SIVA」 宇都宮さんが提供するのは、競馬予測サービス「SIVA」。 競馬予測AIを作りました。過去通算の平均回収率は約130%で、うまく的中した日には、回収率288%を出したこともあります。2017年1月からサービス提供を開始し圧倒的な的中率を目指して日々数万件のレースデータから必要な情報をピックアップして提供するアプリです。 サイトには次世代の競馬とある。 利用イメージは宇都宮さんから提供してもらった動画がわかりやすい。 競馬アプリはいくつかあるが、どこが違うのかが気になるところだ。 どこもロジックを開示してないので困ったところですが、結果でお話しますね。ドワンゴ主催の電脳賞でSIVAは全日的中のパーフェクトを達成。さらに、4/2のレース予想では、第2回競技会初の5レースパーフェクト的中を達成しました。 実際昨年2016年の11月からは下の図のように、日々改善を繰り返し回収率100%を超える日が出るようになってきているとのこと。 とても失礼だが競馬アプリだけで生きていけるのだろうか。 そうですよね(笑)ANAPさんと共同で画像解析エンジンを開発したりしています。若いギャルの言葉や検索に特化していて、速度が強みです。ギャルの用語に対応したエンジンを作っている感じですね。 20-30万のデータを解析していますが教師なしでやっていて、グルーピングで自動学習をかけて、強化学習で学習をさせています。 このほかにもいくつかのエンジン提供をしているので、生きていけます(笑) こちらも利用イメージは宇都宮さんから提供してもらった動画がわかりやすい。 ANAPといえば超老舗。要求も厳しそうだ。どんな効果を狙っているのか。 ECサイトに商品を掲載する際に撮影した画像から、AIで最適なタグを自動生成し、検索エンジンからの消費者の流入数や検索ワードのヒット率の向上を図り、EC売上増加が見込めます。 また、ECサイト運営の中で特に従業員の手間と時間を費やしていた業務をAIで効率化することにより、更なるECサイトの利益率向上や顧客対応等の品質向上に注力できます。 ROIがしっかり設計されたAI導入となっているようだ。 鉄筋工から4次請SIを経て富士通、そして独立 宇都宮さんはどんなバックグラウンドの人なのか。 元々、高校を出て26歳まで鉄筋工だったんです。横浜駅を作ってましたよ。ライブドア事件をきっかけにこの道を志しました。 意味が分からない。プログラミングはできたのだろうか? いえ、全然。ですから2006年がわたしのプログラマー人生のスタートです。そこから富士通の下請けをやってる会社に入社しました。頑張ってたら2011年に富士通グループにスカウトされまして。 結構なスピードのステップアップに見える。聞けば新規事業の立ち上げもやっていたそう。 新規事業の立ち上げをやっていました。シニアアーキテクトにまでしていただいて金融系システム開発、パブリッククラウドの新規事業など、新規事業立ち上げを2度もやらせてもらいました。それに富士通エンジニアコンテスト(FUJIHACK)で2015年、2016年と初の2連覇を達成するなど、いい経験をさせてもらいました。 なんでそんな人が独立してしまったのだろう。 事業計画を書く仕事もとても勉強になったんですが「もっと作りたい!」となってしまったんですよね。会社でもSIVAの原型のサービスをやることが決定していましたね。でも、モチベーションが出すまで持続できなかったんです。 なんだかもったいない気もするが、起業するタイミングはそんなものだ。 効果があるAIを作りたい。ふつうの開発にしたい。 まだ起業して、半年のタイミングだが今後はどうしていくのだろう。 チーム組成は日本代表レベルだと思っています。たとえば一緒に創業してくれた取締役の関塚は、IBMとPwCを経て、経営コンサルティング業務を経験しています。そのほかに日本を代表するSIなどからメンバーが揃っています。みんながやりたいことをやれる会社にしたいですね。 インタビューに同席してくれた関塚さんは隣でうなづく。 わずか半年で複数の顧客を抱える事業はどうなのだろう。 共同開発で2件決まっていて滑り出しは良い状態です。ありがたいことに黒字なのですが、どんどん人が欲しいですね。 SIVAはもちろんですがB2B事業も事業部化して育てていきたいと思います。 最後に、今後の目指す姿を聞いた。 もっとAIって自由なもののはず、ブラックボックスになっていますよね。競馬を選んだのも「データが豊富」かつ「予想」を楽しむスポーツで人工知能と相性が良くて、結果が公開されているからです。しかも週毎にレースがあって予測の「結果検証」を短時間で行えるので、とってもオープンです。 効果があるAIを作り、ふつうの開発にしたい。その過程ですが最短でIPOを果たせたら最高ですね。 BtoC事業とBtoB事業の両輪を展開しながら、上場を目指していく計画だ。 編集後記 スタートアップタイムズでも起業家のPR支援として取材を行っていますのでお気軽にお問い合わせください。 15分で取材完了。簡易取材サービスでPRしませんか? 日本初「人工知能スタートアップ特化型」育成投資

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[勉強会レポ]HR Techの覇者を決めるものは? 人事コンサル大野順也氏 

Startup times編集部です。 今回はドコモ・イノベーションビレッジ主催の「HR Tech勉強会 〜AI時代のIT人事ソリューション〜」のレポートをお届けいたします。 大野順也さん 株式会社アクティブアンドカンパニー 代表取締役社長 兼 CEO 「躍動感溢れる未来を創造する」組織活性化に特化した人事コンサルティングサービスを提供する株式会社アクティブ アンド カンパニー代表。1974年、兵庫県出身。大学卒業後、株式会社パソナ(現パソナグループ)で営業を経験後、営業推進、営業企画部門を歴任し、同社関連会社の立ち上げなども手がける。後に、トーマツコンサルティング株式会社(現デロイト・トーマツコンサルティング株式会社)にて、組織・人事戦略コンサルティングに従事。2006年、株式会社アクティブ アンド カンパニー創立・設立。著書に「タレントマネジメント概論(ダイヤモンド社)」がある。 HR Techとは? 勘と経験によって判断されがちだった「HRマネジメント」は、人材育成・人材獲得競争激化を背景に経営戦略との結びつきが強くなりました。そして、人事の役割の変化に加えて、テクノロジーの発展により「HR Tech」と呼ばれるサービスが生まれました。 HR Techが使われるポイントとしては、採用・育成・人材管理・福利厚生・評価といった人事の業務の中での「効率化や効果の最大化」、企業と求職者や社員間とのコミュニケーションにおける「効果的なアプローチの実現」などが挙げられます。最近では求職者の学習支援においてもHR Techが活用されています。 2017年のHR Techの市場規模はの国内で180〜200億円。2021年には3倍に成長するともいわれています。しかし、海外では日本の比ではない投資が行われており、まだまだ伸び代がある領域とも思えます。 今後のHR Techにおけるポイント HR Techは、採用、配置、育成、退職、管理・評価、情報共有・コミュニケーションといった人事のフローに沿ってソリューションが作られています。カオナビさんが特集したHR Techマップでは50のサービスが紹介されていますが、現状これらのサービスの多くはいずれかの目的に特化したサービスが多いです。 これからのポイントとしては、それぞれに特化ツールから抜け出し、いかにプラットフォームを築けるかが挙げられます。このポジションをはやく作り上げたところがHR Techの覇者となるでしょう。また、これまで扱われてきた定量データに加えて定性データを収集・分析し、多面的に人を捉えるサービスが今後主流になると思います。そして、実際の活用方法を含めたソリューション提供も鍵になります。HR Techは非常に優秀なツールが多いのですが人事からすると使いにくいツールが多い。痒いところに手が届くサービスが受け入れられるようになるはずです。 HR Techが挑む課題と抱える課題 挑む課題としては、3つ考えられます。1つ目は「時間・プロセスの短縮」。例えば、入社プロセスだったら、最適な人材といかに早く接点を持ちいかに早く入社まで導けるか。現状、うまくいっているHR Techのサービスを見ても、削減効果がはっきりとしているものが目立つ気がします。2つ目は「エンゲージメントの強化」です。海外では日本のように終身雇用が前提ではないので、この領域が非常に発展しています。日本では難しいでしょうが、健康診断のデータまで活用するサービスもあるようです。3つ目は「精度の向上」です。一つひとつの推定や予測は非常に繊細なテーマで、精度を出さないと活用どころではなくなるテーマもあります。活用対象のデータの範囲と量が課題になります。 抱えている課題としては、2つ。1つは「データの収集方法」です。例えば、履歴書や職務経歴書をデータ化せずにキャビネットの肥やしにしている企業がほとんど。今の人員情報は持っていても、過去の異動情報の詳細を残していない企業もあります。いかにデータを残すか、いかにデータにするかが重要です。また、ビッグデータを活かすには1万の判断データが必要とされますが、1万回異動させるわけにはいきませんよね。判断のデータどのように集めるかは大きな課題です。2つ目は「文化・風土への挑戦」です。人事は既成概念を超え難い部門。日本では、聖域とされる会社も多いです。この中で、どのような枠組みを考えることができるかが課題になるでしょう。 ドコモ・イノベーションビレッジ ドコモ・イノベーションビレッジは、革新的な技術やサービスを持つベンチャー企業とドコモおよびNTTグループ企業がパートナーシップを築き、イノベーションを協創するプログラム。活動の一環として毎週2回(火・木)、様々なテーマの勉強会と参加者の交流の機会を提供する「Villageコミュニティ」を開催している。

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世界No.1のデータベース可視化サービスを目指す「Analytica」

経営者のためのビジネスデータ可視化ツールである、Analyticaを運営する株式会社ヴィクセスの林さんより、マッハ取材にお申し込みをいただきました。 KPI達成のためのデータベース可視化サービス、「Analytica」を運営 林高行 外資系金融機関にて営業、国内大手投資銀行にてデリバティブのクオンツとして従事後、株式会社ヴィクセスという会社を設立しました。 編集後記 サイトから、7日間の即日体験デモを受付中です。お気軽にお申込み頂けますと幸いです。 と、サービスのデモのご案内をいただいています。ぜひお試しください。 スタートアップタイムズでも起業家のPR支援として取材を行っていますのでお気軽にお問い合わせください。 15分で取材完了。簡易取材サービスでPRしませんか? 日本初「人工知能スタートアップ特化型」育成投資

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大企業やVCが寄ってたかってメンタリングするイベント「ASAC Batch4 Half Demo Day!!!」に行ってきた

冒頭「大手企業メンター40名以上が集うイベントとなった」とのASAC會田さんの報告から始まったイベント。 8月30日(水)に開催された イベント「ASAC Batch4 Half Demo Day!!!」。ASACとは「東京から世界に誇るリーディングカンパニーを生み出す」がテーマ。「新結合による新事業創出プラットフォーム」がASACの役割となる。トーマツベンチャーサポートと東京都が共同で運営する「成果にコミットすアクセラレーションプログラム」と銘打つプログラムだ。 今回集まった9社は、モチベーション管理から、農作物の販売まで幅広い。特徴としていえるのは社会的意義の高い事業が多いことだろう。このあたりは東京都の委託を受けてプログラムを運営しているところに由来している。 3時間にわたるイベントとなったが、目次から興味があるコーナーをご覧いただければと思う。 オープンニング まずは入口でパシャリ。 平日夜間の開催となったが、40名ほどの大企業メンターが集結しオープンイノベーションへの意気の高まりが感じられた。スケジュールは以下の通り。ASAC Batch4の採択企業9社によるピッチ(half demo pitch)が行われ、そののちスタートアップの事業課題に対しメンター陣がメンタリング(half demo bootcamp)を行う構成となった。 19:00~開会 19:00~19:15 opening 19:20~20:20 half demo pitch 20:30~21:00 half demo bootcamp① 21:00~21:30 half demo bootcamp② 21:30~22:00 half demo bootcamp③ ピッチ企業 2部は各スタートアップ企業による、1社4分のショートピッチが行われた。 企業ごとにトーマツベンチャーサポートの担当者がつく仕組みなのだが、ピッチごとに起業家を紹介してそののちピッチとなった。思いが強い担当者ほど語りすぎて起業家のピッチタイムを削っていき、親子の関係のような微笑ましい光景も見られた。 全ての企業が資金調達や大企業との連携を行っているのでVCや投資担当のみなさん、ぜひコンタクトを取ってみていただきたい。 簡便、迅速な診断デバイス及び医療システムの研究開発 ナノティス株式会社では、東京大学との共同研究により、マイクロチップとスマートフォンによるインフルエンザ即時診断デバイスの研究開発を行っている。取り扱いに専門知識が不要で、不快感を伴わず誰でも迅速に診断を行うことのできる革新的な製品を開発することにより、患者/ 医療従事者双方への負担軽減、医療環境の悪い地域での的確な即時診断の実現を目指す。スマートフォンを用いるため、推奨される対応を その場で表示する等の革新的な医療サービスや、リアルタイムでの疫学調査も可能となる。将来はジカ熱、エボラ、HIVといった多様な感染症 に技術を応用し、世界のパンデミックを抑制することをミッションとしている。 体内時計を可視化する睡眠改善/労災防止サービス 生体センサーで体内時計を可視化できる腕時計型デバイス(非侵襲型で世界初)を開発。そのユーザーに対してCBT-I(医学的効果が認めら れている、不眠の認知行動療法)を基にした体内時計コーチングをアプリで提供することで不眠症を改善、睡眠質を向上させる「体内時計によ る健康管理:時間健康学(Chrono Wellness)」」を実現したい。これによって、医療機関へ行かずとも不眠症、睡眠リズム障害、時差ボケ、交代 勤務による心身の不調など、体内時計の乱れに起因する不調の改善・予防できる。そのデバイスとアプリを使って、企業向けの従業員健康改 善・労働生産性の向上、最適な労働時間を設定するB2Bサービスを行う。 人生を変える習慣化サービス「みんチャレ」 「チャレンジをカジュアルに」A10 Lab…

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「polca」でVALUの小川さんを元気付ける企画を作ったら一瞬で16000円集まってこっちまで幸せな気持ちになった話

こんにちは。こばやしです。先日こんな記事を書きました。 今話題のVALU!StartupTimesとご縁のある人でやってる人まとめてみた。 この記事で紹介した「VALU」というサービス。こばやしとんでもなくハマっています。 毎日暇さえあればログインして投稿をしたり、取引をしたりと忙しい毎日。 しかし。こういういわゆる「VALU中毒者」が増えることで僕なんかよりもとんでもなく大変な思いをしているのはサービス運営元の皆さんですよね。 VALUはまだβ版のサービスなので、日々日々改善を繰り返してサービスを改善している最中。運営元のみなさんは毎日夜遅くまで寝る間も惜しんでサービス開発に取り組まれているはず。本当にご苦労様です、お疲れ様です。 「1億人が1円ずつ出し合えば1億円集まる」そんな世界観。 そんなある日。 polca (出典 https://mag.camp-fire.jp/news/news-21136/) こんなサービスがローンチされたのです。詳しくは動画をご覧ください! いろんな使い道があるサービスだと思うのですが、その中でも 日本国民1億人が1円ずつ出し合えば1億円集まる。 例えば「3万円を集めてフリーペーパーを作りたい!」みたいな企画。「3万円くらいの金額、バイトして稼げ!」という人も世間一般にはたくさんいるが、「3万円くらいだったら300円を100人で支援したほうが楽しい!」と思う人たちもたくさんいる。同じ「3万円くらい」でも考え方に差が出る。 — 家入 一真 @polca出来たよー! (@hbkr) August 17, 2017 みたいな考え方って面白いな、と思い僕も企画を考えました。 こばやしも企画してみた 日頃お疲れだろう、VALU代表の小川さんに差し入れができたらいいな、ということでの企画です。えいや!と公開すると・・・ 目標の5000円を大幅に上回る16000円ものお金が集まりました。 そして、支援と同時にたくさんの嬉しい言葉もいただきました。 これは乗らないはず無いでしょ(笑)!!めっちゃ良いやん! https://t.co/wAfBzViYFK — 川縁清志/社会貢献型音楽レーベル代表 (@hitomiriry) August 16, 2017 遅れましたが、僕も支援させて頂きました。小川さんに届きますように(^^)! https://t.co/9PyGuC672S — 千葉ヤスタカ@VALU エンゼル支援家 (@mrbeatboxy) August 16, 2017 集まったお金で小川さんが好きなプロテインのメロン味、レッドブルシュガーフリー、ホットアイマスクなどを送りました! 喜んでいただけていたら嬉しいです。(上の写真はDMでお礼メッセとともに小川さんから送られてきたものです!) 「情けは人のためならず」好意が循環する素敵な空間。 今回、こばやしの立場は支援者と小川さんを繋ぐ仲介者です。 この仲介役は誰にでもできる役割だったと思いますが、こんなにもたくさんの方の好意の仲介をした経験は人生で初めてで、すごく幸せな気持ちになりました。 polcaで支援してもらって、また別の人を支援する。お金的にはプラスマイナスゼロ。意味ないじゃん、って思う人もいるかもしれません。 でもそんなことはなくて。そこにコミュニケーションが生まれて、好意の循環は続いていく。 今後このサービスがどう育っていくのか、この本当の初期に企画を成功させることができた身としても引き続きウォッチしていきたいと思っています。 支援が集まっていた企画をいくつか セブ島に4ヶ月留学行くための往復の交通費がほしい! こちら8月25日10時現在で18600円集まっています。…

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【VALUまとめ第2弾】最近の有名どころピッチコンテスト優勝者・登壇者でVALUやってる人調べてみた

こんにちは。こばやしです。先日こんな記事を書いてStartupTimesデビューしました! 今話題のVALU!StartupTimesとご縁のある人でやってる人まとめてみた。 かなり読まれて好評だったので、第2弾です! 今回はここ半年くらいで開催されたピッチコンテストの優勝者、登壇者の中でVALUをやっている方を5人まとめてご紹介します! まずはIVSから! IVS Launch Pad 言わずと知れたスターチアップ界隈のお祭りイベント、IVS(Infinity Ventures Summit)内にて開催されるピッチコンテスト、「Launch Pad」。6月に兵庫県で開催された今回のIVS Launch Padに登壇した14社のうち、2社の代表がVALUをやっていたので、紹介します。 ※IVSについてインターン生のまじすけが書いているので、読んでみてください↓ 10周年!記事で振り返るIVS2017 ①加藤 直人(クラスター株式会社 Founder/CEO) 「引きこもりを加速する」を掲げるVRチャットサービス、「cluster.」を運営、提供するクラスター株式会社Founder&CEOの加藤さん。 (出典:cluster.公式ページ) 今回のLaunch Padの優勝者です。おめでとうございます!!! 既に単価もそこそこ上がっていますが、まだ手が届く範囲内!VALUユーザーがVALUER総会(株主総会のようなもの)を開催する際にcluster.を利用していたり、VALU内での認知も今後どんどん高まっていく予感。期待大です! 加藤さんのVALUはこちらから↓ https://valu.is/naotokato ②五十君 圭治(株式会社ハイパーエイト 代表取締役) キャバクラ版UBERこと、「LION PROJECT」を運営する株式会社ハイパーエイト代表の五十君(いそぎみ)さん。 (出典:LION PROJECT公式ページ) VALUも定期的に動かされていますね!まだ単価もお手頃ですし、サービスも面白いです。ぜひ! 五十君さんのVALUはこちらから↓ https://valu.is/kaerudisny B Dash Camp ピッチアリーナ 続いてのピッチコンテストは、「B Dash Camp 」のトリを飾るピッチコンテスト、「ピッチアリーナ」です。 8月に北海道で開催されたB Dash Camp。今回のピッチアリーナで優勝したサークルイン株式会社の佐藤さんがVALUを始められていたので、こちらも紹介します! ③佐藤 孝徳(サークルイン株式会社 代表取締役) サークルイン株式会社の佐藤さん。今回のピッチアリーナの優勝者です。めんどうな「輸出入」の手配・手続き・管理をWebサービスで効率化するサービス「shippio」を開発、提供しています。 (出典:shippio公式ページ) VALUはまだ売り出していないので、これからに注目ですね!ピッチアリーナ以外のピッチコンテストでも優勝されていて、サービスのこれからの発展と共に、佐藤さんのVALUへの注目も高まっていきそうです。 佐藤さんのVALUはこちらから↓ https://valu.is/tsato Monthly Pitch 名前の通り、月1回開催されているピッチコンテスト。サイバーエージェント・ベンチャーズが運営しています。…

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45分かかる出張手配を5分にし、利益を生むAI「AI Travel」

今日は、出張手配を世界一シンプルにするサービス「AITravel」を運営する「株式会社AIトラベル」の藤原さんにお話聞いてきました。 <藤原さんの略歴> 楽天新卒入社後は新規事業立ち上げのディレクションおよびUXデザインを担当。独立後はベンチャーキャピタルIncubate Fundでスタートアップ支援に従事後、AI Travel Inc.を創業。CEO & UX Designer. 出張手配を世界一シンプルにするAI Travelを運営。 業務出張は2.5兆、だが課題のあるマーケット 藤原さんが運営するのは出張手配を世界一シンプルにするサービス「AITravel」 45分かかる出張手配を5分にし、利益を生む 法人向けの管理画面ではダッシュボード機能も提供されている。 「無駄な仕事を減らしてクリエイティブな時間を作る」 特化型AIで大/中規模企業の出張関連業務を効率化する 編集後記 AIアクセラレーター1期生で業務出張という隠れたビッグマーケットのUXに着目して特化型AIを開発するAITravel藤原さん。このサービスでもグッドデザイン賞受賞があるのか?楽しみです。 スタートアップタイムズでもスタートアップの支援を行っています。お気軽にお問い合わせください。 ディップのスタートアップ支援プログラム ぜひご覧になってみてください。 日本初「人工知能スタートアップ特化型」育成投資 15分で取材完了。簡易取材サービスでPRしませんか?

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地球の1/3周分歩きながら、5分の1のコストで「ポケモンGO」のようなリアルワールドゲームを作る

ポケモンGOを展開するナイアンティック社によると、横浜みなとみらいエリアで8月9日~15日に行われたイベントで参加者数は200万人に達したと報じた。アップアニーによると、ポケモンGOは2016年度で9.5億ドル(約1100億円)の売上を生んだとしている。 そんな位置情報ゲームマーケットにあらたな仕掛けを持ち込むリアルワールドゲームスの清古さんにインタビューしてきた。 清古 貴史 メディアサービスのプランナー・ディレクターを10年、その後ソーシャルゲーム開発を5年経験。 現在当社のゲームプロデュースを担当 リアルワールドゲームのingressで世界トップクラスのプレイヤー(A16)として活動。 日本のトッププレイヤーを集めたユーザーコミュニティを運営。 Pokemon GOでは現在トレーナーレベル40。リアルワールドゲームで現実を歩いた距離は1万3000km。 従来型と比較すると、5分の1のコストでリアルワールドゲームができる 清古さんが提供するのは、位置情報ゲームのプラットフォーム。 位置情報ゲームエンジンプラットフォームを提供しています。キャラクターを乗せたらリアルワールドゲームが作れます。従来の1つ1つ開発していたものと比較するとものによっては1/5、すくなくとも1/3くらいのコストで作れます。とくに既存のキャラクター版権をお持ちの場合はかなり早く作れてしまいますね。開発で一番大変な地図基盤の開発部分を省けるのがメリットです。 リアルワールドゲームスではパブリッシャーとして早くも1本目のゲームをリリース予定。「ビットハンターズ」というゲームだ。トレーラーをご覧いただこう。※再生ボタンを押してください。 プラットフォーム事業者がゲームを提供するのはどうしてなのだろう。 1作品目の「ビットハンターズ」はデモを兼ねた作品になっています。ライセンス提供、アイテム課金はもちろん、店舗さんにユーザさん誘導したりする、O2O広告モデルのデモでもあります。これをデモに有名な版権をお持ちの事業者さんとの話を並行ですすめていて、引き続きパブリッシャーをやる予定です。 ある程度実績ができたらエンジン提供を積極的に行いたいですね。 4年がかりであったという開発ストーリーを聞いていこう。 日本ではリアルワールドゲームでここまで来ているのはうちだけ 清古さんが、開発のヒントを得たのは4年前。 今のプラットフォームができるまで4年くらいかかりました。ポケモンGOみたいなモデルが注目されていないときから作ってきたので大変だったですね(笑)最初はIngressに衝撃を受けました。文字通りハマりました。 でも、みんなに布教したけどだれもやらなかったんですね。 ここにいる岡部だけが付き合ってくれて周りを洗脳してきました。Ingress自体がマインドコントロールしていくというゲームですが、リアル洗脳してきた感じですね(笑) 未だに社員はまだそんなにハマってなくて、当初イメージできていなかったんです。ただ、最初からイングレスになじみのあるキャラクタ乗せたらみんなやるよなーと思っていました。 取材に同席してくれた岡部さんは笑いながら頷く。 どこでもやれそうなゲームエンジンな気がするが、と意地悪な質問をしてみた。 日本ではリアルワールドゲームでここまで来ているのはうちだけだと思います。 従来のソシャゲと違って、屋外で移動する設計が位置ゲームのポイントですが、従来はキロメートル単位の位置取得が普通でした。IngressやポケモンGOはメートル単位で位置取得をしたり遊ばせたりできると言うのが画期的なんですよね。 ここで安易にgoogleMAPのAPIを使えばいいじゃん、と考えて参入した事業者がたくさんいますが、しんどいことになっています。なぜならAPIのリクエストコストはもちろんMapAPIは必要な情報をすべて返してくれるわけではありません。 地図業界とゲーム業界の交流は薄くて理解するのが難しいところなのですが、私たちはMAP代を削ってビジネスの土俵に立つべく基盤を作ってきました。そこが他社さんとの違いです。 実際に多くの記事などで、「無理」と開発者たちがさじを投げてきている。 4年がかりの開発が実って生まれた参入障壁と言えるだろう。 ゲームプラットフォームは氷山の一角 ゲームプラットフォームの事業者かと思えばどうやらそれだけではない。 現在はフロントサービスのビットハンターズなどゲームの会社の顔つきですが、氷山の一角だと思っています。位置情報プラットフォームでゲームはその一つですから。 人が移動するということは、O2Oもあるし、地方創生もあるし、移住もあるし、行動ログ解析もあります。もっと大きく言えば「健康を提供する=歩くということを提供する」サービスの側面もあります。 例えば健康経営という言葉がありますが、人口減少社会にあって労働寿命、健康寿命を延ばすようなアプローチは注目を浴びています。しかし体力は重要になるが維持をするのに簡単なものがないのが課題です。 そんな中でハードルを下げる意味でゲームというインターフェースは有効ですが、表だって見えるユーザー課金よりも裏側で展開されるビジネスの方が大きいのです。 清古さんの話す通り、リアルワールドゲームスのエントランスにはIngressのエージェントカードが大量に展示され、清古さん自身が「リアルワールドゲーム」の虜だ。 最後に、なんでそんなに歩けるのかを聞いてみた。 脳内麻薬でしょうかね(笑)医療の世界でもいわれていますが古来から歩くことに人間は最適化されているんです。 副次的に言えば、体力が上がる、仕事の力が上がるからでしょうね。このビジネスも岡部と歩きながらのMtgがビジネスにつながったんです。例えばジョブズなんかも歩きながらMtgするのが好きだったらしいですね。 ガチャ刺激なんかよりもずっと強い刺激が歩くことですから、将来的には現実と仮想現実の融合で、地球のGDPの何分の1かが位置情報まわりのビジネスに行くだろうと思っています。 清古さんは地球の1/3周にあたる1.4万キロをすでに歩いているという。 編集後記 スタートアップタイムズでも起業家のPR支援として取材を行っていますのでお気軽にお問い合わせください。 15分で取材完了。簡易取材サービスでPRしませんか? 日本初「人工知能スタートアップ特化型」育成投資

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86社採択、参加者1350名、調達24.3億のイベントを運営するのに投資しない?その心は?

ジャパンベンチャーリサーチ(JVR)によると日本の未上場ベンチャーの2016年資金調達額が2000億円を超え、2006年度以後で最高額となったそうだ。そんな中でB dash campなどのイベントに参加するベンチャー企業の多くを卒業生に抱えるプログラムがある。 新産業創出を目指すスタートアップのための起業家コミュニティ「StarBurst」を運営する、プロトスターの栗島さんに話を聞いた。 栗島 祐介 早稲田大学商学部卒業後、三菱UFJ投信に入社しトレーダー・ファンドマネジャーを経験。その後、アジア・ヨーロッパにおいて教育領域特化型のシード投資を行う株式会社VilingベンチャーパートーナーズCEOを経て、起業家支援インフラを創るプロトスター株式会社(旧スパノバ株式会社)を設立。数多の起業家やクリエイターコミュニティに強い関心を持ち、起業家輩出及び起業家育成エコシステム作りに邁進。産業構造・技術構造的にHardな領域を主軸に新産業創出を目指す起業家支援コミュニティ「StarBurst(旧Supernova)」の企画・運営総括を行う。その他複数社に社外取締役・アドバイザーとして関与。東京ファッションテクノロジーラボ理事やTMCNエヴェンジェリストも務める。 構造的にハードなハードテック領域でユニコーン越えを目指す 栗島さんが提供するのは、ハードテック(HardTech)領域のスタートアップを支援するStarBurst。 HardTech領域はデジタル・リアルを含む産業構造・技術構造・社会構造的にブレイクスルーを必要とする困難な(Hardな)領域と定義しています。そこに挑戦する起業家の中でももっとも支援を必要とする最初期の起業家を支援します。そのコミュニュティがStarBurstです。(栗島さん) StarBurstのWebサイトではコミュニュティのミッションが記されている。 VCや大企業によるCVC、アクセラレーターなど多くのプログラムがあるなか、どこが違うのかが気になるところだ。 3つあります。ひとつは古くて大きく、イノベーションが進んでいない「ハードテック」領域に特化しているということ。もうひとつは「既存技術の応用」にテクノロジーを絞っていること。最後に「最初期の起業家」だけを支援すること。大きくはこの3つが上げられます。 短い期間で結果を出そうとするプログラムが多い中、違いとなると思います。(栗島さん) 他にも下の図に示されるようにアプローチの違いがいくつかある。 短期で結果を求めないことは美しく聞こえるが、どうして可能なのか。 投資をしないスタンスが大きいです。投資となると償還期限があるのでどうしても短期で結果を求めざるを得なくなります。そうなると、私達が目指すムーンショット企業を生み出すことは難しくなります。ですから投資をしない代わりに起業家と支援家や投資家を徹底的に結び付けることで起業家を支援しています。(栗島さん) ムーンショットとは時価総額1000億円を超える企業をユニコーンを超える、アポロ計画の月面着陸(「ムーンショット」)のような偉業のことを言う。難易度が高い領域の最初期の起業家と投資抜きで長い付き合いをしてムーンショットを目指していくのは差別化が効いたプログラムだと感じる。 運用会社に勤めながらクリエイターのシェアハウスを運営 なぜこんな変わった取り組みをしているのか。 元々、三菱UFJ投信に入社してトレーダー・ファンドマネジャーなどを経験してきました。そのころにクリエイターと一緒に住むシェアハウスみたいなことをやっていました。モノを作ったり起業することはとにかく先が長いことを知りました。 もう一つは、教育領域特化型のシード投資を行う株式会社Vilingベンチャーパートーナーズで働きながら、ハードな領域こそブルーオーシャンがあるのではと思っていました。しかしファンドが償還期限をもって支援するには難しく適切な投資家を見つけるのが難しいこともわかります。 そこで、中立的なポジションでひたすらマッチングするだけに徹し、経過観測的に観察しながら支援側の投資意欲を醸成するやり方に取り組んでみようと、起業家支援インフラを創るプロトスター株式会社(旧スパノバ株式会社)を設立しました。 ある種、今でいう逆説のスタートアップ思考だと言えると思います。(栗島さん) 栗島さんたちチームは4名の経営専門家で構成されている。 場を提供するだけなら4名もいらなくないかな…と思っていたところ、役割を教えてくれた。 場を提供するだけでなく、4名の専門家で本気でムーンショットを目指す企業の伴走をしています。例えばガリバーの草創期から上場までを支えた吉田は、創業4年でガリバーを全国展開させ同社を株式公開に導いた経営ノウハウがあります。また、クックパッドやランサーズの早期から拡大を体験した山口は、大手企業との事業提携・協業、広告企画の販売開始などビジネス開発のプロです。彼らの知見を伴走しながら提供しています。(栗島さん) したがってプロトスターの構造は以下のような図解となる。 コミュニュティと経営のプロによる伴走。起業家にとっては心強い品ぞろえだ。 約1年半で86社採択、参加者1350名、調達成果が24.3億 結果は出ているのか。 約1年半で86社採択、参加者1350名、調達成果が24.3億と一定の結果が出てきています。さらにいくつかの企業、間接材購買に関する製造業向けプラットフォームサービス「Aperza」などはIPOを見据えて爆発的な成長が始まっています。(栗島さん) パフォーマンスはWebにも公開されている。 また、採択企業の顔ぶれもかなりのものだ。見覚えがあるロゴのある方も多いのではなかろうか。 最後に、今後の目指す姿を聞いた。 差別化は効いていますし、実績も出ています。実務的にはサロンと顧問の2サービスで、エコシステムを作りながらスタートアップを経営レイヤーまで引き上げることをやっていきます。starburstはY-コンビネーターっぽく、顧問はアンドリーセン・ホロウィッツっぽく、と言う感じで。まずは国内のスタートアップイベントの登壇者の半分を関係者にしたいという野望があります(笑)(栗島さん) 今後もイベント等で卒業生を見かけることが増えそうだ。 編集後記 スタートアップタイムズでも起業家のPR支援として取材を行っていますのでお気軽にお問い合わせください。 15分で取材完了。簡易取材サービスでPRしませんか? 日本初「人工知能スタートアップ特化型」育成投資

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資金調達1億円、エンジニアと案件とを直接結ぶ企業間マッチング「PRO-SESS」

みなさん、こんにちは。大塚です。 今回は、株式会社メイプルシステムズの望月さんと、井上さんにお話お伺いしてきました。 望月祐介 ■1981年、福岡県生まれ。IT企業2社に勤務後、フリーランスを経て、2009年に株式会社メイプルシステムズを設立、代表取締役に就任。受託開発事業を中心に業績を伸ばし、新サービスでIPOをめざす。一方で、いまでも自らプログラミングを手がけ、またデータベース技術への見識を深めるため東京大学工学部システム創成学科に研究生として入学するなど、現役エンジニアであることにこだわりをもつ。 井上尚也 ■メイプルシステムズのセールス。入社1か月目。前職は一休ドットコム、その後起業を試みるものの社長の外見と内面のギャップ、考え方に惹かれ(株)メイプルシステムズに入社、日々数字と戦っている 。 行き当たりばったりでもいいじゃない PRO-SESSとは? メイプルシステムズHP http://maplesystems.co.jp/ wantedlyの写真が・・・ 引用  https://www.wantedly.com/projects/121890 引用 http://jp.techcrunch.com/2017/08/07/pro-sess-fundraised-100-mil-yen/ 引用 https://www.wantedly.com/companies/wantedly/post_articles/42900 これから 編集後記 メイプルさんの会社の内装 かっ、、かわえええ!!!そして井上さんがテレビに微妙に反射している 壁中ウサギウサギしている   おしゃれか!リア充か!・・・すいません。 あの左側の二番目に座っているのは時々貴社のwantedlyページに出てくるCTOではないかと後々察しました。   、、、と取材の途中も興奮しすぎて鼻血が出そうな欲望を抑えながらオフィスの様子を見たりしていました。 ふざけるところはふざけて。 真面目なところは真面目にやる。 そんなこの社風、非常に素敵であり普通と違う周りのベンチャーになじまない独特な個性。 まさにこれは社長の人柄そのものであり、それが確実に会社の社風にも良い影響、遊ぶように仕事ができるような環境を作っているのだと改めて感じました。 また、取材途中にも井上さんが別の社員さんに語りかける場面があり 井上さん       「○○(女性のセールスの方の名前)、~~だよね?」 女性のセールスの方  「うっす!!」 大塚         「ふぁっ!?!」 と、返事の返し方からも今まで取材した会社でもなかなか無いくらい社員さんの仲が良すぎる。 本当にびっくりしました。 いいなぁ、こんなきれいなオフィスと素敵な社長さんの元で私も働きたいなぁ 望月さん、井上さん、社員の皆様、取材のご協力本当にありがとうございました!! 以上、大塚でした。 どろん   ディップのスタートアップ支援プログラム 最後になりますが、いくつかご支援を行っております。ぜひご覧になってみてください。 日本初「人工知能スタートアップ特化型」育成投資 15分で取材完了。簡易取材サービスでPRしませんか?

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ミナジンは、人事評価制度のみを提供するわけでない「人事屋」

ベンチャー・中小企業を対象に、クラウド型人事評価システムを活用し、人事評価構築と運用支援を行うミナジンさん。今回はミナジン牛田さんが人事評価システム担当者にインタビューをしてくださいました。 ミナジンは、人事評価制度のみを提供するわけでない「人事屋」 石井 伸幸 学生時代からビジネスコンテストの運営スタッフや、ベンチャー企業でのインターンなどを経験してきました。 急拡大していく企業を見るなか、人事に関わる仕事がしたいと思い、総合的な人事労務サービスを当時構想段階だった株式会社ミナジン(旧エイブルワーク)に入社しました。 入社後は、人事派遣の営業や支店管理を経験した後、販促イベント企画や運営、全社サービスペー(minagine.jp)の立ち上げなどを経験してきました。 現在は、人事評価システムのサービス企画/開発から、人事制度設計のコンサルティングまで幅広い業務を行っています。 編集後記 ミナジンは、人事評価制度のみを提供するわけでな「人事屋」として人事・労務領域の課題を、ワンストップで解決する点を読者に伝えたいです。 と、自ら人事評価システム担当者にインタビューをしてくださった石井さん。 石井さんのようにサービスの当事者の方からのご投稿もお待ちしております。 スタートアップタイムズでも起業家のPR支援として取材を行っていますのでお気軽にお問い合わせください。 15分で取材完了。簡易取材サービスでPRしませんか? 日本初「人工知能スタートアップ特化型」育成投資

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新卒就活をアップデートする20年に1度の機会に挑む「InfrA」の将来

InfrAを運営する「Traimmu」の高橋さんにインタビューしてきました。 高橋 慶治 ” 不易流行 “世の中の流れは刻一刻と変化の激しい時代になっております。流れが激しい時代だからこそ、会社としての「不易」なるものをもつ事が重要だと考えております。流れの激しい時代の中で、動かぬ強い“理念を持ち“変化に柔軟に対応しながら世の中に価値あるサービスを提供していきます。 同棲しながら結婚を検討していくようなプロセスに リクルートキャリアの調査によると新卒採用を実施している企業のうち、2016年度にインターンシップを実施した(予定含む)企業は64.9%と、2015年度の55.5%より9.4ポイント増加した。また、2017年度に実施予定の企業は68.5%と、2016年度よりも3.6ポイント増加する見通し。 そのインターンシップの多くは選考イベントであり、どこまでミスマッチなき就職活動や学生個人の成長に繫がるかは未知数と言える。 その環境を変える挑戦をしているのが「InfrA」(インフラ)の高橋さんだ。2015年創業とインターンメディアとしては古い部類に入るが、この先の構想について聞いた。 長期の接点を増やすインターンが増えることは良いことだと思います。企業と学生の出会いは、お見合いと言うより同棲しながら結婚を検討していくようなプロセスになっていく。それが本質ではないかと思っています。 高橋さんは学生時代の2014年10月に10代20代の視野を広めるメディア「co-media」をリリース。 そして2015年にリリースしたのが「InfrA」。 「co-media」は 「学生の視野を広げる」をコンセプトに、起業・留学・NPO・スポーツ・カルチャーと幅広い分野で活躍している学生へのインタビュー記事、世界各地の日本人留学生による留学生ブログ、若者の政治観、旅行、大学での研究など刺激的な価値観にふれることで、学生の行動を後押しする情報を日々発信している。 「InfrA」は「あなたに合ったインターンが見つかる」をコンセプトに長期インターンシップの募集を中心に、実践型の有給インターンシップの募集だけを厳選して掲載しており、学生の社会との接点づくりを後押しする。 新卒市場のナビモデルをアップデートできる20年に1度のチャンス インターンのマーケットに注目するのはなぜか。 今、新卒マーケットが変わってきている兆しがあって「先輩たちがナビを使ってない」と学生が言うんです。SNSなどを使って社会との接点を持てるようになってきて、ナビだけに頼らずとも学生側も企業側も各自で接点を持てるようになってきました。 そういった環境で、インターンはそのきっかけ。新卒市場のナビモデルをアップデートできる20年に1度のチャンスだと私は思っています。 SNSの普及でIT業界ではダイレクトリクルーティングモデルが浸透し始め、「InfrA」の競合となる各種サイトが展開されている。 もちろん各種ダイレクトリクルーティングサイトはありますよね。 私たちはインターンシップ関連の「長期インターン」「有給インターン」といったワードで、検索エンジンの検索結果に上位表示されるようにしています。それ以外のワードもオウンドメディアの「co-media」がアクションメディア「InfrA」の入り口になるになる構造です。   リスティング枠も押さえているが、オーガニックの1位も獲得できていることがわかる。 積極的にインターンを探す学生が使うキーワードで集客を図っている。 キャリアパスのデータをためてレコメンドしていく 高橋さんによると、インターンメディアに続く構想を準備しているそうだ。 「キャリアパスのデータを貯めて、学生に最適な仕事をレコメンドしていこう」と3年計画で考えてきました。1期目は1年生むけに考えて、それ以降を2年生、3年生と考えてサービスを作ってきたんです。ようやく3期目でエコシステムができます。ここまではインターンシップ歴が豊富な学生を対象にサービスを作ってきました。 学生は、本気でやりたい事に向かっている人が圧倒的に少ない。 ここに取り組む事で、IT人材の育成、若者の起業率の向上、生産性の向上等、日本の多くの課題を解決できると考えています。 プレシリーズAの調達を終え、次の新規事業の展開に向けて準備を進めています。 今後は、リアルの教育スペースを設け、より学生との接点を増やし「キャリアパスのデータを貯めて、学生に最適な仕事をレコメンドしていこう」というコンセプトを実現に近づけていく考えだ。 編集後記 スタートアップタイムズでも起業家のPR支援として取材を行っていますのでお気軽にお問い合わせください。 15分で取材完了。簡易取材サービスでPRしませんか? 日本初「人工知能スタートアップ特化型」育成投資

インタビュー

世界的なAIアクセラレーター「zeroth.ai」に「Foxsy」を運営するXpressoが採択

世界的なAIアクセラレーター「zeroth.ai」に「Foxsy」が採択された…!さっそくFoxsyを運営するJin本人にSlackを通じてインタビューした。 <Jinさんの略歴> セブンイレブンのフランチャイズ店舗で店長を務めたのち、リクルートエアレジの北米展開を担当。AnyRoad (500 Startup出身のStartup)の日本市場展開を担当したのち、Xpresso, Incを創業、Foxsyをリリース。 世界的なAIアクセラレーター「zeroth.ai」に「Foxsy」を運営するXpressoが採択 当社が運営するAIアクセラレータの1期生出資第一号として「Foxsy」というサービスに出資したことは公開した通りだが、Foxsyを運営するXpressoが世界的なAIアクセラレーターzeroth.aiに採択された。zeroth.aiは香港に拠点を置く、世界初のAI特化型アクセラレーター。 AI領域に限らず、日本人が経営するスタートアップの海外アクセラレーター採択は、AnyParkなど少数の例があるだけだ。 「Foxsy」は友人マッチングサービス。Facebook、Viberのプラットフォーム上でサービスを展開、今年7月にはKikに進出、わずか半年強でユーザー数は数十万を数えるまでに成長している。 Xpressoは北米西海岸に本拠を構えているが、ファウンダーの田中仁さんは現在香港でzeroth.aiのプログラムに参加している。 今回の採択についてSlackを通じてコメントを寄せてくれた。 Jinさんのコメント 4月に行われた1期目のバッチではインド、ベトナム、台湾、オーストラリア、アメリカ、香港、シンガポールの10社が採択され、採択企業あたり2万ドルが投資された。今回の7月の2期目バッチでは1社投資額は12万ドルに、採択企業は20社まで増えている。 また本バッチではSlack分析のHR-Techサービス「A;」のLaboratikも採択されている。 6月には人工知能スタートアップのシナモンCTO堀田さんがプログラムメンターとして就任するなど日本との関連が増えてきたzeroth.aiとJinさんのさらなる活躍が楽しみだ。 編集後記 スタートアップタイムズでも起業家のPR支援として取材を行っていますのでお気軽にお問い合わせください。 15分で取材完了。簡易取材サービスでPRしませんか? 日本初「人工知能スタートアップ特化型」育成投資

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TECH::CAMPはプログラミングスクールをやめます。その心は?

TECH::CAMPといえばプログラミングスクール領域の雄。それなのに「TECH::CAMPはプログラミングスクールをやめます」訳が分からないよ、ということで「その心は?」とdivの真子さんにインタビューしてきました。 真子 就有 学生時代からエンジニアとして複数のITベンチャーに勤務。在学中に起業。複数のサービスリリースを経験。「非効率なプログラミング学習を無くしたい」という想いのもと短期集中プログラミングキャンプTECH::CAMPを設立。TECH::CAMPでは開始からこれまでに8000人以上の卒業生を輩出している。2015年11月Forbes誌「注目のUnder30起業家10人」に選出。 TECH::CAMPは開設以来8000人が卒業、新事業のTECH::EXPERTは転職成功率97% 2016年の経済産業省調べでは、IT人材のニーズは91.9万人に対し17.1万人が不足と推計。将来の予測では、2019年から少子高齢化で人材は減少するがニーズ拡大が見込まれ、人材需給のギャップはより悪化すると予測されている。高成長が続くとしたシミュレーションでは、2030年にはIT人材数が85.7万人なのに対し、不足数は78.9万人に上ると予測している。 このIT人材不足を受けプログラミングスクールが多数創業されているが、divが運営するTECH::CAMPはTOPクラスの実績を誇る。 卒業生の数は8000人を超え、受講満足度98%です。スクールで使っている教材は修正回数5000回を超えているので、どなたでも満足を得られる講習になっていると思います。新事業である人材紹介のTECH::EXPERTも転職成功率97%になりました。 divの事業は4つのサービスからなる。ひとつはプログラミングスクールであるTECH::CAMPだ(だった)。もうひとつはスクールの受講生の出口である就職支援事業のTECH::EXPERT。 3つ目にTECH::CAMPは法人向け研修をTECH::CAMP研修として提供している。最後に、その他3つのサービスの入り口の役割を果たしているメディアのTECH NOTEだ。 2012年の事業開始以降、好調に業績を伸ばし拠点数も10拠点を数える。 そんな中「TECH::CAMPはプログラミングスクールをやめます」とは「人生にサプライズを」をスローガンにするdivとはいえ、サプライズ過ぎる。 詳しく聞いていこう。 プログラミングを教えるよりも前に、人々の生産性を高める機会を提供したい 事業はどのように変わったのか。 TECH::CAMPはこれまで短期集中プログラミング教育スクールとして運営されてきましたが、8月1日より、これまでのプログラミングに加え、VR、AI、デザイン、ビジネススキルなども学べる「テクノロジースクール」に生まれ変わりました。 コースはなくなり、月額ですべて学び放題にしました。 学び放題で、ビジネススキルまで網羅するとなると個人サービスだけでなく、すでに実績のある研修事業でもサービスの深みを作るメリットがあるだろう。 変更後のコンセプト「未経験から最先端のテクノロジー人材へ人生を変えるテクノロジースクール」がサービスサイトにも記されている。 だが、なぜプログラミングをやめるのか。 やめるわけではないですよ(笑)コースの一つとして存在しています。 ただ、私たちは、プログラミングを教えるよりも前に、人々の生産性を高める機会を提供したいという想いがあります。生産性を高める手段は、プログラミングだけではありません。テクノロジー教育を軸に、これからはもっと学べることを増やして行きたいと思いました。 急速なIT化が進む昨今、非エンジニアでもテクノロジーへの理解が必須。この流れを受けて、TECH::CAMPでは従来のプログラミング学習の他、VR(仮想現実)やAI(人工知能)を始めとする最先端のテクノロジーを使いこなせる人材をより多く輩出できるように、裾野を広げることにしました。それが今回のリニューアルの狙いです。 プログラミングスクールをやめる訳ではなかった。 大きな狙いは裾野の拡大にあるようだ。リニューアルを表現するなら「プログラミングスクールから進化して、テクノロジー全般の教育事業へ」というところだ。 より深く長く付き合う「テクノロジースクール」へ 受講開始月は入会金128,000円必要なのは変わらないが、2か月目以降が大幅に値下げされている。なぜだろうか。 TECH::CAMPはプログラミングスクールとして募集してきましたが、説明会などに来る方の中には「プログラミングを学びたいというより、危機感があって」という方も多数いらっしゃいます。 次のステップとして、プログラミングをがっつり学びたい人以外にもお応えするためプログラミング以外にも複数コンテンツを用意し、2ヶ月目以降は月額12,800円で受講ができる料金体系に変更しました。これにより、長期で目的に合わせて受講コンテンツを組み合わせることができるようになりました。 実際、TECH::CAMPの卒業生もJapanTaxi株式会社 代表取締役社長の川鍋 一朗さんなど、プログラミングを主業にしていない方も多く、ニーズに応えたものだろう。事業的には、長期の接点は受講生のキャリアをキャッチしやすく、就職支援事業も力を発揮しやすい。 将来はどのように考えているのか。 8000人の卒業生を輩出して、プログラミング教育は一定のビジネスとして成立しています。 「テクノロジースクール」に移行しますが、今まで通り受講生1人1人にカウンセリングを行い、組み合わせ受講も含めた学習計画をメンターと一緒にたてます。その後も受講生の状況に応じて、学習の進捗やモチベーションのサポートをします。 より多くのユーザーに、より人生に深く関与して行きたいと思っています。 「プログラミングスクール」から今回のリニューアルで「テクノロジースクール」と定義を広げ、さらにサービスを拡大する計画だ。 編集後記 スタートアップタイムズでも起業家のPR支援として取材を行っていますのでお気軽にお問い合わせください。 15分で取材完了。簡易取材サービスでPRしませんか? 日本初「人工知能スタートアップ特化型」育成投資