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インタビュー

「半世紀視点で仕事する」スタートアップ、アペルザは製造業×インターネットで世界一を狙う

石原誠 新卒で株式会社キーエンスに入社。東京営業所にてコンサルティングセールスに従事。 2001年より社内ベンチャープロジェクトとしてキーエンス初のインターネット事業「iPROS(イプロス)」の立ち上げに参画。執行役員として「サービス開発」「メディア運営」「経営企画」を担当。 2014年3月にイプロスを退職し、教育系(EduTech)スタートアップである株式会社ポリグロッツを創業。英語学習者向けiPhoneアプリをリリースし、2014年のAppleベストアプリに選出される。2014年9月に創業した株式会社エデュート(Edut)では、教育向けアプリ構築プラットフォームサービスをリリース。数々のビジネスコンテストで受賞を経験。 その後、株式会社クルーズを創業。2016年7月の株式会社FAナビ及びオートメ新聞株式会社との経営統合を期に株式会社アペルザの代表取締役社長に就任する。 製造業向けのインターネットコングロマリット 製造業は日本の基幹産業で世界でも最も大きな産業の一つ。そんな製造業を支える設備産業は国内でも22.6兆円と非常に巨大な規模だ。 それをチャンスと捉えITを業界に持ち込み改革を進めるスタートアップがある。それが「アペルザ」だ。 一言でいうと「製造業向けのインターネットコングロマリット」です。創業して1年半の会社ですが、既にいくつかのサービスを提供しています。 製造業向けと一口に言っても広いですが、我々がフォーカスしているのは、設備産業と言われる市場です。 国内には約40万事業所もの工場があるのですが、工場というものは設備産業です。では、その設備や工場は誰が作っているのかというと、基本的には設備はアウトソースしているんです。ですから、工場で使われる設備を作るという産業(=設備産業)が存在するのです。我々はそこにフォーカスしています。乱暴に言うと、設備の売り手であるメーカーや商社と買い手である工場を結ぶビジネスをやっているんです。 アペルザのサービスは情報収集・比較検討・調達購買という購買の各プロセスに最適に対応している。情報収集の段階に対応しているのがメディア事業である。業界新聞の「オートメーション新聞」や現場で働く人向けのWebメディア「ものづくりニュース」など、専門性の高いメディアを複数運営している。 購買プロセスの第2ステップとなるのが比較検討段階。あらゆるメーカーの製品カタログを収集してデータベース化している「Aperza Catalog(アペルザカタログ)」は、選定業務の工数削減に圧倒的に貢献しているらしい。 さらには購買プロセスの最終段階である調達購買においても、業界初のサービスを提供している。工業用資材の価格比較サイトは、さながら製造業版の価格.comのようなサービスで、相見積りを取るのが当たり前という商習慣を逆手にとるものとなっている。 なぜこんなサービス展開を行っているのだろう。 製造業の設備業界というのは、未だにアナログ営業マンが全国の工場を歩き回るというスタイルが現役です。商流もメーカーから2次3次商流へと長いバリューチェーンを経て製品が流通しています。例えるならば、商店街にある町の電気屋さんがテレビを売っていた頃のような、昔の家電業界のような状態が今もなお残っているのです。 ただ、スマホのように製品のライフサイクルが短くなってきて、長い販売バリューチェーンが機能しなくなってきているのも事実です。特に設備投資は時間がかかる投資なので。 ならば売り方を変えれば?と考えますが、情報の非対称性のため未だに売り手が強く、それに立ち向かうようなサービスも生まれてきませんでした。長い時間をかけて構築された市場構造を変えることは困難を極めますが、この市場課題を解決するため、我々は立ち上がったのです。 石原さんによるとこの業界には面白い特徴があるそうだ。 製造業は景気が良い時に、Eコマースを伸ばしています。不景気の時に伸びている消費財のECとは逆なのが興味深いですね。 設備投資は小さい金額ではありませんから「多少高くてもいいものを買いたい」ということになります。特に製造ラインの要を担う部品となると、ラインを止める損失と比較して製品を選定します。 当然単価が高い商品は対面営業が残ります。しかしながら、慢性的に人手不足の業界ですから、低単価はECでやりたいとなるのは自然な流れです。こうして、景気が良いほどECが伸びるという特性を持っています。 時代に対応するのに時間がかかる業界の「もっと製品を売りたい」「もっと知っていただきたい」に応える事業展開と言うことだろう。 業界の産業構造をシンプルに、ヘルシーな産業構造を創りたい ではどのようにしてアペルザは生まれたのだろう。 製造業のど真ん中、愛知出身で、身内の大半もメーカーで働いているような家庭環境でした。そんなこともあって、自然と製造業に興味を持ったという流れですね。もうひとつは、日本の産業を支えていると言っても過言ではない基幹産業をエンパワーメントすることで、社会に大きく貢献したいという想いですね。 そんな思いを持って新卒ではキーエンスに入社しました。営業として、たくさんの工場を見た経験は今でも生きています。転機となったのは、社内ベンチャープロジェクトに関わったことです。キーエンスにとって初となるインターネット事業の立ち上げに携わり、多くのことを学びました。その辺りから、経営というものに強く興味を持ち始めました。 2014年3月に退職した時には、それまでに学んだことを生かし腕試しをしたかったので、全く地の利のない教育市場(EduTech)で起業しました。iPhoneアプリを作ってリリースしたところ、その年のAppleベストアプリに選出され、少しだけ自信にも繋がりました。 こうした起業経験の中でも、製造業に関する想いは変わりませんでした。なので、今のアペルザという会社を創り、新たな気持ちで挑戦を続けています。 一度はシリアルアントレプレナーとして離れた製造業への思いが詰まったのがアペルザというわけだ。 石原さんにはもうひとつ、創業にあたっての想いがあった。 トヨタなど多くのメーカーは世界で戦っているし、それに伴って設備産業も世界中に出ています。つまり日本のモノづくり産業、設備産業は世界標準なのです。 日本が本来強い製造業だからこそ、世界で通用するインターネットサービスを作りたい。海外でも勝ち抜ける領域だと信じ、最初からグローバルにやっていこうと決めています。 開国の地である横浜にオフィスを構えたというのも、そんな理由があるんですよ。 日本が世界で勝てる領域はモノづくりで、石原さんが取り組むIT領域は勝ち筋に思える。 半世紀視点をもって仕事をしよう 将来を聞いた。 「半世紀視点をもって仕事をしよう」と言っていますので、結構遠い未来まで妄想していますよ(笑) この業界には「情報流通」「取引のあり方」「コミュニケーション」という3つのバリアがあると考えています。そのバリアを打ち壊すために、これまでサービスを立ち上げてきました。そして、この3月にマーケットプレイスをリリースし、ようやく3つの壁を壊す領域を網羅できたのです。 とは言え、まだサービスの提供を開始したものばかりですので、ひとつひとつのサービスをキチンと成長させていく必要があります。そして、それぞれのサービスの間を有機的に繋いでいくことを考えています。 次のステップは海外展開ですね。日本の製造業は、海外でとてもプレゼンスが高いので、日本ブランドをテコにしてグローバル展開に挑戦して行きたいところです。 もちろん、それ以外にも新たなサービスを立ち上げていくことも考えています。例えば、製造業の中小企業の悩みのひとつに、資金繰りがあります。こうした課題を解決できる金融サービスなども挑戦したいです。製造業でも他の業界同様「ヒト・モノ・カネ」の悩みは尽きませんから、どんどん解決していきたいと思っています。 半世紀視点とは、スタートアップでも珍しい視点に思える。 キーエンスを退職した後、教育系スタートアップを創業しましたが、教育は人が育つまで時間がかかります。製造業も同じだと考えています。今、流通しているテクノロジーを見ると、数十年以上前に発明されたものがほとんどで、実用化され市場に浸透するまで長い期間を要しています。 ですから、私達も長い目線で考えてビジネスをやりたいと思ってるんです。自分たちの代の先を見据え、世代を超える事業を営んでいきたい。さらにはチームで取り組むというということにもこだわっていきたいですね。 一過性のビジネスが自分には合わないということもありますが、製造業に適したエコシステムを作るには「半世紀先」くらいを見ていくのがちょうどいいと思うんですよね。 製造業にこだわり、世界一になれるかもしれないスタートアップの半世紀後が楽しみだ。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。

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「学び」を重視するエンジェル投資家が語る、投資のポイント

宮地 俊充 静岡県浜松市出身。浜松日体高校を経て、2000年4月に青山学院大学法学部に入学。在学中は、ミュージシャンおよび作家を目指し、電波少年的放送局企画部 放送作家トキワ荘などに出演。 しかしその道でプロになれず、卒業後の進路を決めかねていたときに、同じ大学のサイバーエージェント藤田晋氏の書籍「渋谷ではたらく社長の告白」を読み、音楽や番組作り以外に、会社作りやサービス作りもクリエイティブな仕事だと気づき、ビジネスの道を志す。その後公認会計士試験合格後、監査法人、M&Aファーム、ITベンチャー役員を経て2011年11月株式会社ベストティーチャーを創業。 ベネッセ、Z会、旺文社、ジャパンタイムズなど教育系大手と提携し、革新的なオンライン学習サービスを開発。2016年8月にSAPIX YOZEMI GROUPに参画。 AI、IoT、VR/AR/MTといった新規事業に取り組む傍ら、日本初「人工知能スタートアップ特化型」アクセラレータープログラムAI.Accelerator等でメンターを行なう。2017年12月にベストティーチャー退任後、エンジェル投資家・経営顧問として活動。 2018年2月、音楽活動用の法人である株式会社ティーンスピリットを創業。代表取締役社長に就任。(wikipediaより) 社会がおもしろくなりそうかをポイントに、共感できなければ投資しない スタートアップに個人で資金を出すエンジェル投資家が増えている。しかしなかなかその活動は見えにくい。 自らも起業家として起業しExit。そのノウハウと資金を元に投資活動を行っている宮地 俊充さんに話を聞いてきた。 「シードからシリーズAの必要資金を全部出す」スタンスで、プロダクトリリースしてすぐのスタートアップに投資しています。サムライさんとかMovidaさんの金額大きい版をやって代理CFOをこなしていくイメージですね。公開している投資先はVAZやMiddleFieldがあげられます。 宮地さんの投資先の代表はこの2社だ。 投資のポリシーなどはあるのだろうか? 特にテーマ領域はないですが、これから来る市場かつ成長市場であることは前提として押さえます。もうひとつは自分が共感できるポイントがあるかを見ています。具体的には「社会が面白くなりそうか」ですね。そこで共感できなければ投資しません。 VAZとMiddleFieldは、両方とも「今までの価値観にはなかったけど、あったら社会が面白くなりそう」というところがよかったですね。 なんでも宮地さんは月に20社程度のスタートアップと面談すると言う。起業家とのランチを週4-5日、1時間の面談。顧客紹介することもあるそうだ。実際会ってみて人として見ているところを教えてもらった。 少なくとも3-5年付き合うことになるので、仲間感が持てるかどうかです。もうひとつはPDCAが回っていることを重視していますかね。あとはフィードバックなどを一度受け入れて、採用するかどうかは別としてしっかり解釈できる人だととてもいいです。 面談から投資に進んだエピソードを聞いてみた。 MiddleFieldはプロトスター栗島さんのところで会いました。成長産業なのもわかるけど私が車乗らないし、面談の時に資本政策とかを教えて、体よく断ったつもりだったんですけど(笑) 彼らの方から「宮地さんがいいです」って言ってくれて、オフィスに遊びに行って実際チームを見てみるとNO.2がちゃんといてバランスがいいなと。もうひとつはWebでない業界にWebを入れてく所がよいなと思いました。 CEOの中山さんは「苦手なタイプだと思ったけどそういうのもアリだ」と考えたそうです。COOの片岡さんは「オフィスに来てくれた時にフラットな感じでいいと感じた」そうです。なんともバランスがいいでしょ。 VAZはもう事業としては結構出来上がっていて、個人として興味があるエンタメ分野。やらない理由はなかったんですが、いろいろ大変なこともある中、折れずにきちんと体制を戻してくるCEOの森さんの心の強さを感じたところが大きかったですね。 とにこやかに話す宮地さん。 社会的ニーズがあり、学びが大きいエンジェルという仕事 どのようにしてエンジェル投資家の宮地さんは生まれたのだろう。 起業家としてベストティーチャーを創業して、成長させることができ事業を売却して資金ができました。最初は自分を育ててくれた起業エコシステムに貢献したいと考えていたら、単純にエンジェルニーズがある、社会的ニーズがあるということから始めました。 やっていくうちに気づきがあったのは、「投資検討する流れで経営が学べる」しかも「自分以外のやり方を学べる」ということです。そして起業家には自分が得てきたノウハウを返すことができます。 最近の学びの一例を話してもらった。 原因と対策のセット「事業と組織と財務のパターン」が見えてきた気がします。 例えば、事業は「伸びない問題」が必ずでてきます。Pivot、転業なのかみたいなタイミングがやってきます。そのパターンが見えてきた気がします。組織は自分としても苦手意識がありましたが「朝社員が来ない」「中途採用したけど活躍できない」とかこれもパターン化できるようになってきました。あとは財務、調達とかは比較的パッケージ化しやすく、シード、シリーズABCでの要件定義と調達額、資金使途の相場観が見えてきましたね。 だから調達した直後の若手起業家には「すぐお金を使わなくてよい、採用要件を下げて大量採用するとすごいことが起こるよ」とか予言めいたことを言ったりします(笑) こうして、常に最新の知識がアップデートされるのがいいところですね。エンジェル業は学びが大きいです。 エンジェル投資家は個人で投資するためリスクも大きいが、筆者が会ってきた投資家たちは学びを重視する方が多いように感じる。 資本の論理だけでない、複数の概念が併存する世界を 会いたい会社を聞いた。 一番会いたいのは社長100%で外部株主入ってない会社、ですね。当たり前か。例えば、事業分野も聞いたことがないようなところとか、ブロックチェーンとか仮想通貨も興味を持って追っています。 あとは、仕事とか会社とかの所属概念が変わってきていますのでその辺もいいなぁと。働き方改革って言うんですかね。 宮地さんの興味は実に幅広い。将来の話も聞いてみた。 結構遠い未来まで妄想していますよ(笑)幸福度を1つの指標だけではなくて、総量で見るような複数の概念が併存する世界になると予想しています。 最近はエンタメ領域でPerfumeやBabyMetalのようなドリームチームを作る新しい会社を始めました。「働き方改革」「仮想通貨」「会社形態が正しいか」といった実験をその会社でやってみたいですね。株式による調達方式が最善例なのか、ICOもありますしね。 社員を抱えてやるのがこれから現実的なのか、所属する人がいてもいいし、いなくてもいいんじゃないかとも思うんです。御社の年商は? 時価総額は? 従業員数は? みたいなものがもう古いというか時代に合わなくなってきてるよね、っていうメンバーといろいろ実験していきます。 ただ、僕自身も答えが全て見えているわけではないので、新会社についてはあまり告知してないのはそういう理由です。 新しい会社は「渋谷から世界へ。 時代を映すコンテンツを創り続ける」をテーマに始まっている。 学びを重視するエンジェルでもあり起業家、宮地さんの次の投資先が楽しみだ。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。

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「Bloomee LIFE」ニッセンと提携、花のサブスクリプション拡大。さらに、KVP、朝日メディアラボらより総額1億円の調達実施

ワンコインから毎週自宅のポストにお花が届く、花のサブスクリプションサービス「Bloomee LIFE」を運営する株式会社Crunch Style(本社:東京都品川区東五反田2-2-2 松楽ビル5階、代表取締役社長:武井亮太)は、婦人服を中心とした衣料品、インテリア雑貨などのインターネット・カタログ通信販売を行う株式会社ニッセン(本社:京都市南区西九条院町26番地)との間で4月から業務提携契約を締結した。 また、KVPシード・イノベーション1号投資事業有限責任組合(KLab Venture Partners株式会社)、朝日メディアグループファンド1号投資事業有限責任組合(朝日メディアラボベンチャーズ株式会社)、既存株主のSocialEntrepreneur2投資事業有限責任組合(PE&HR株式会社)より総額1億円の第三者割当増資を実施した。 武井 亮太(写真中央) 株式会社Crunch Styleの代表です。「LifeStyleを楽しくするキッカケを届けるサービスを創出する」をモットーに、ワンコインから毎週ポストにお花が届く花のサブスクリプションサービス「Bloomee LIFE」を運営しています。 私たちの生活にはインターネットが欠かせない環境にどんどんなっているにもかかわらず花業界にはまだまだITの力が活かされていません。私たちはそんな昔ながらの花業界に、ITの力で新たな価値を提供し世の中の人のLifeStyleをより楽しくしていくために「Bloomee LIFE」をはじめました。 ワンコインから毎週自宅のポストにお花が届く、花のサブスクリプションサービス「Bloomee LIFE」 Bloomee LIFEは毎週500円で自宅にお花が届き、手軽におしゃれなライフスタイルを手に入れることのできるサービス。 週末に約30種類以上の中から季節のお花をお届けする『お花の定期便』がメインサービスでInstagramのフォロワー数も1万7000人を超える。Bloomee LIFEを運営する武井さんによると、サービスの利用者は成長中で、主な流入元はInstagramだそう。 ローンチから1年半で有料会員は6,500人を突破し、現在右肩上がりで成長中です。主なユーザーの流入経路はInstagramからの口コミです。毎週違った花屋さんから異なるお花が届くサービス設計となっており、ユーザーが#bloomeelifeで届いたお花をインスタに投稿し、その数は8,000枚を超えています。また全く広告を使わず、1年半でフォロアーが2万人となっています。 実にインスタ映え時代らしいサービスだ。さらに宅配される花はポストインできる設計になっており、不在時の再配達なども起きにくく工夫されている。 事業面では、2月に実施された日本政策投資銀行(DBJ)主催の京都オープンアクセラレーターを通じて株式会社ニッセンとの協業を4月から開始することも決定している。 実証実験として株式会社ニッセンからのBloomee LIFEへの送客を実施、その後、同社と協力し、消費者の生活を豊かにするサービスの展開や、社会に役立つプレゼント需要の創出など、新規事業化に向けての展開も予定しているそうで、ニッセンは今回の取り組みを将来的に事業の一つの柱になるまで成長させることも視野に入れているとのこと。 そして同時に、KVPシード・イノベーション1号投資事業有限責任組合(KLab Venture Partners株式会社)、朝日メディアグループファンド1号投資事業有限責任組合(朝日メディアラボベンチャーズ株式会社)、SocialEntrepreneur2投資事業有限責任組合(PE&HR株式会社)から総額1億円の第三者割当増資を実施した。ちなみに前回ラウンドではトレンダーズ株式会社の創業者 経沢香保子氏や今回のラウンドでも参加しているSocialEntrepreneur2投資事業有限責任組合(PE&HR株式会社)から資金調達を実施している。 今回の調達資金では、ユーザーごとに好きな花屋さんを選べるカスタマイズ機能のリリースや、ユーザーの好きな色や花材などの嗜好性をデータ化し、同時にtoB(病院や歯医者、カフェなど)への展開を図る想定だ。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。

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採用応募受付と面接設定を自動化するアナログサービス「ラク面」

奥 隆朗 某社のアルバイト求人サイトのメディアプロデューサーや、R&Dなどを担当後、新規事業として看護師求人サイトのプロデューサーを担当。他社データベースを利用したSEOにて、他事業者の半分程度での集客コストで求職者を集める。2年目に業界二番手のサービスに成長。翌々年には他の同業の事業者のCMプロモーションならびに、サイトリニューアルを担当し、こちらも大幅躍進を果たす。その後プロフェッショナルソーシング「プチプロ」を創業、現在はトッピ株式会社のW創業状態。 門垣 伸哉 プロ野球の球団職員などを経て、某社でごりごりの求人広告の営業を担当。クライアントに寄り添った採用手法を提案する中で「ラク面」を発案し、トッピを創業。現在はトリプル創業状態。 アルバイト採用の応募受付と面接設定を自動化する、電話番号発行サービス 国内の生産年齢人口は減少傾向にあり、人材確保は容易ではない。 それをチャンスと捉え採用の課題解決をするスタートアップがある。それが「ラク面」を運営する「トッピ」だ。 アルバイト採用の応募受付と面接設定を自動化する、電話番号発行サービスをやっています。採用力を左右する「面接設定のスピード」を高める自動面接設定ツールです。 電話番号発行ツールとはちょっと変わっている。 採用の現場では「応募がない、連絡が取れない、ドタキャンされる」といった企業様の課題は深刻で、特に連絡が取れない問題は大きく、採用代行サービスが伸びているのが現状です。 採用代行サービスはコストが高く、なかなか気軽に使えるものでもありません。その点私たちは1面接設定あたり250円の成果報酬型。そして電話番号なのでどのメディアでもOKです。SMSを利用しているので本人認証にもなっており、いたずら防止にも有効です。 電話番号発行サービスと言っているのは「システム」というとWebでやるっていうだけでアレルギー反応を示されるお客様も多いからですね。 成果報酬型なら安心して利用できそうだ。 どのようにして利用するのだろうか。 利用企業様は空いているスケジュールを登録しておいていただくだけです。そうすればメールでどんどん面接が入ってきます。 ポイントにしているのはメールですべて完結することです。人事の方はもう管理画面には飽き飽き。管理画面を使わなくてもいい仕組みを作りました。メールでキャンセル等もできますし、電話番号経由なのでデータの集計もできます。 どんな企業が利用しているのかを教えてもらった。 事務の募集から、歯医者、そば屋さんなど、面接できる日にちがピンポイントのお客さんが多く、一瞬で面接設定して、一発でできるというところに感動してもらっています。名前の由来も「面接楽々ワンダフル」の意味で「ラク面」と名付けました。 求人メディアがやっている「応募たくさん来ます、けど面接は…」の対局の「面接に少ないけど来ますね」のモデルを目指しています 少子化の時代に沿ったサービスだ。 いいアルバイト先だけにユーザーが出会える世界をつくる ではどのようにしてラク面は生まれたのだろう。 元々人材企業にいましたが「24時間面接設定OKってするだけで応募が伸びる」とか、そういうお客さんの声を聞いていました。一方でウェブでのカンタン応募機能など、求人サイトが応募者フレンドリーになるほど、企業側の対応がたいへんになっています。 いくつかの企業が日程調整系のサービスを出していますが、使いにくかったり、月額固定の金額でスポットの採用しかしない中小企業にはは利用が難しかったりします。さらに加えてこれだけたくさんの媒体があると、応募者情報の集約も大変です。 それじゃ、ということで成果報酬型で電話番号だけのサービスならその課題に応えられるのではないかと考えて「ラク面」を構想しました。 クライアントファーストなサービスに思えるが、ラク面はユーザーにもうれしいポイントがある。 それにはサービスに込めた思いがあるという。 実は1面接設定250円って儲からないんですよね(笑)1000面接でようやく競合サービスさん並みかも。 私達が目指すのは、応募者対応のような些細に見える大事なことをきちんとやる「いいアルバイト先だけにユーザーが出会える世界をつくる」です。人手不足で潰れるのは零細企業、そこを助けていきます。そのためには「アルバイトに選ばれる企業になる」ことが必要だと考えています。 どんなに人気でも働く人がいなければ意味がない。現状売り上げは求めていなくて、アルバイト就業する人が増えればいい、と思っています。 アルバイト領域に楽しみなプレイヤーの登場だ。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。

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AI×マッチングテクノロジーの「AnyMind Group」はアジアを制するか

十河 宏輔 マイクロアドへ新卒入社。No.1営業を経て新卒3年目にして単身ベトナムに渡り、ゼロからベトナム法人の立ち上げを牽引し、設立10ヶ月で単月黒字化達成。その後もシンガポール、フィリピン、タイ、インドネシア、マレーシア法人を設立し、2015年、史上最年少でマイクロアド本体の取締役に就任。 2016年4月にAdAsia Holdingsを設立。 2018年1月にAdAsia Holdingsの親会社をAnyMind Groupとし、ネット広告に留まらず、インフルエンサー・マーケティング、HR業界へとビジネスを拡大している。 AI×マッチングテクノロジーをアジアで横展開 アジア開発銀行によると、拡大するアジア経済は世界経済成長の60%を占めるという。なかでもネット業界の成長は極めて爆発的だ。 それをチャンスと捉え急成長するスタートアップがある。それが「AnyMind Group」だ。 一言でいうと「アドテク、インフルエンサー、HR領域に渡るマッチングソリューションの提供」が私たちの事業です。とくに直近ではAIの開発を進めています。 AnyMind Groupのサービスは3つ、それぞれ分野をバーティカルに扱うテクノロジーサービスを運営する。 グループの主力はアジアで最も成長しているアドテクノロジーカンパニー、AdAsia Holdings。広告主と媒体社が、AI等の先進的なソリューションを活用して収益を最大化できるよう支援するマルチサイドの最適化プラットフォームを主力とする。 そして次がAI(人工知能)次世代インフルエンサーマーケティングプラットフォーム、CastingAsia。データを活用し、広告主に対して最適なインフルエンサーを提案するのが特徴。 そして最後に採用プロセスの効率化を狙うAIソーシャルリクルーティングソフトウェア、TalentMind。人事担当者はAIを活用して求職者のスクリーニングを行い、企業への適性を測ることができる。 なぜこんなサービス展開を行っているのだろう。 アジア中で2年弱の期間に300人以上の採用をしているんですが、エンジニアのうち半分は機械学習エンジニアです。基本テクノロジーはマッチングテクノロジーなのですが、Ad領域では最適化技術でうまく成長できました。 次に成長したのがインフルエンサー領域ですが、ここではプロファイル解析技術でうまく成長できました。そして直近では最適化とプロファイル解析を組み合わせたHR領域が成長している、という流れになります。 特に直近ではじめたばかりというHR領域について話してくれた。 HR領域では、ATS(応募者管理サービス)領域をやっています。アジアだとJobStreetやJobsDB、LinkedInが良く利用されますが、それぞれから大量の応募が来るため、管理や求職者の選別、やりとりなどは非常に煩雑です。それを自動化するサービスです。 画面を見てみるとシンプルなインターフェースに各媒体の応募者が集まってくる仕組みだ。 現在はタイで先行販売中ですが、1月に販売を開始して40社の引き合いで、20社受注というペースですので悪くないペースです。TalentMindでは、自然文解析を用いて、企業側の募集要項に対する求職者の職務経歴マッチ率を表示しています。さらにはSNSのインサイトも分析してコンピテンシー解析もしています。アドテク領域でもそうだったのですが、これからは機械学習で正解データを蓄積していく予定で、リプレイスコストが高くなりますので企業側も使い続けてくれると考えています。 日本だと考えにくいのですが、例えばLinkedInにジョブポストをするととんでもなく応募が来るので、スクリーニングニーズを捉えて成長しています。日本はまだ正式展開していませんが、日本だと新卒採用などの引き合いがありますね。 マッチングテクノロジーをアジアで横展開していくのが成長の方程式のようだ。 新卒からずっとアドテク一筋、やるなら伸びてるアジアで ではどのようにしてAnyMind Groupは生まれたのだろう。 起業したいとは思っていましたが、縁あってマイクロアドという会社に新卒で入社しました。運よくNo.1営業になることができ新卒3年目にしてベトナム支社の立ち上げをやらせてもらうことに。それがアジアとの出会いです。 ひとりでベトナムに行って、ゼロからベトナム法人の設立をし、10ヶ月で単月黒字化を達成できました。その後もシンガポール法人、フィリピン法人、タイ法人、インドネシア法人、マレーシア法人の立ち上げとたくさんの機会をいただき、2015年からは史上最年少でマイクロアド本体の取締役にも抜擢してもらい、東南アジアNo.1の広告会社を目指していました。 でもやっぱり、起業への想いを捨てられず、2年かけて退職の準備をさせてもらいました。 一度はサラリーマンとして離れた起業への想いが詰まったのがAnyMind Groupというわけだ。 2016年4月に創業して、新卒から一貫してアドテクをやっていたので、そこがいいと考えていました。しかもやるならアジア。めっちゃ伸びているし、ノウハウあるし人脈あるし、やらない理由がないです。 最初は広告会社ではなく、広告を利用する媒体社も出稿企業もハッピーになる仕組みを作りたいと考えて、クロスプラットフォームで両者の収益を最適化する広告購買・販売の最適化を始めました。それが現在のAdAsiaの根幹をなすデジタルプラットフォームです。 豊富な経験とノウハウを成長マーケットに投入した十河さんの狙いは当たった。 海外市場でのIPOを足がかりに、世界展開を目指す 将来を聞いた。 あまり日本とか、海外とかいう区切りはありません。グローバルとかボーダレスでやりたいと思っていますね。ただ今は日本を含むアジアにフォーカスして、その後世界展開をやっていきます。 特にHR領域は深堀をしてきたいと思っていて、モバイルでの深堀は面白そうです。現在TalentMindで試しているコアエンジンのマッチングがうまく行けばそれを展開していきます。2期目の売り上げは26百万米ドルを達成し、早期のIPOを検討しています。 アジアをカバーするグローバルカンパニーとして、香港やアメリカ市場への上場を考えています。 マッチングテクノロジーにこだわり、まだ3期目にもかかわらず高い成長を遂げるスタートアップが楽しみだ。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。

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ファッション特化AI「ニューロープ」3者から5,000万円を調達、苦節の4年を乗り越え、メディアからAI事業に転身を遂げる

ファッション特化の人工知能を展開する株式会社ニューロープ(本社:東京都豊島区 代表取締役:酒井聡)は、Reality Accelerator・大和企業投資・都築国際育英財団を引受先とした第三者割当増資等で約5,000万円を調達した。 酒井聡 2011年、株式会社マイナビ新卒入社。大学や専門学校の情報を取り扱う教育広報事業部にて、情報誌の編集、マーケットリサーチ、プロモーション、営業支援などの業務に就く。進学情報誌「進路のミカタ」創刊にて、編集デスクを務める。2012年、株式会社ランチェスターにてウェブアプリケーション、スマホアプリケーションの開発をメインとする当社にて、複数のプロジェクトに従事。2013年、中小企業診断士資格を取得、株式会社 Present Square執行役員就任。2014年サイバーエージェント主催の「アントレプレナー・イノベーションキャンプ」で優勝し、同社より出資を受けて株式会社ニューロープを起業。 創業後の苦節4年、取り組んだメディア事業 ニューロープは2014年に創業後、モデル着用アイテムの類似アイテムを買えるファッションメディア「#CBK(カブキ)」をリリース。しかし代表の酒井さんによると、事業立ち上げ当初は苦しかったという。 インフルエンサー約300人と提携したり、マガジンサイトを立ち上げたり、ブログに直接アイテム情報を表示してユーザー接点を増やしたりとメディア領域に注力したものの、他社キュレーションメディアが乱立する中でマネタイズに苦戦。一時は事業規模の拡大に見通しの立たないリビングデッド(生ける屍。IPOやM&Aといった出口の見えなくなった「元スタートアップ」を指す)と見なされてもおかしくない状況でした。 祖業の「CUBKI」は現在も運営されており、これが後のピボットの強みとなる。 ファッション特化の人工知能開発に起死回生を賭ける ニューロープは2015年10月より、メディア事業を通して得られたビッグデータを元にして、deep learningを用いたAI開発に取りかかる。 学習用サーバの調達、アルゴリズムのチューニング、ビッグデータの加工など試行錯誤を繰り返しました。開発期間中の約1.5年間は、第三社のWebアプリケーションやキャンペーンサイト、パンフレットなどを開発・制作する受託事業等で資金を捻出して投資を続け、2017年4月、正式にファッション特化の人工知能をリリース。 ファッションスナップを自動解析する『ファッションおじさん』やコーディネートを自動提案する『人工知能ショップ店員のMika』がテレビ・ラジオ・ネットメディアなどに取り上げられ、話題を生みました。 PRもうまく行き、そこからファッション系のAIに特化した受託等で顧客を広げていく。 ニューロープはAI技術をメインにする企業へと生まれ変わった。 ファッションAIを展開するスタートアップとして再スタート そこからニューロープは受託からSaasへの事業モデル移行を図り、ピボットを行う。 2017年6月にはディップ株式会社主催の『AI Accelerator』の一期生に採択され、プログラムの支援を受けながらビジネス開発にも注力。アパレルEC向けのリコメンドエンジンや画像検索機能、SNS上のファッションスナップを解析してトレンド予測に取り組むなど、AIを軸としたサービスを開発し、各社アパレル関連企業への導入を進めてきました。 販売実績と受注見込みを積み上げるかたちでプロダクトマーケットフィットの証明に至り、メディア事業からAI事業にピボット。確かな手応えに基づいて今回の資金調達に乗り出しました。 プロダクトマーケットフィットの実証を経て、今回Reality Accelerator・大和企業投資・都築国際育英財団を引受先とした第三者割当増資等で約5,000万円を調達した。投資家陣からコメントが寄せられている。 アパレル市場のEC化率は年々大きく上昇しており、そんなアパレル市場の中でも「アパレルEC向けソリューション」はREALITY ACCELERATORの注力領域の1つです。その中でもNEWROPEは画像解析を軸に集客からCVR改善まで幅広くサービス化が上手いスタートアップでお客様にも満足いただいていると聞いています。 またAI.Acceleratorで3ヶ月支援させていただいたことがきっかけで、その後も酒井さんの営業アライアンス力、エンジニアリングが強いところ、そして何よりもリビングデッドから蘇生しレベルアップして生き返る不死身の起業家魂に惹かれて投資させていただきました。 NEWROPEは採用でも日本にいる外国人エンジニアを積極的に採用するなど、新しい働き方やチームを体現しているスタートアップでもあります。今回採用した資金を使って優秀なエンジニアにどんどん入ってもらいたいと思っていますし、サービスをさらにブラッシュアップしていってほしいです。 モール型サイトの登場からアパレル業界のEC化は年々進み、消費者側の利便性はますます向上しています。電車に乗りながら、アイテムを買うことも日常的な風景となっています。ニューロープはアパレルECにさらなる価値を提供しようとするファッションテック・スタートアップです。 ニューロープの画像解析技術は、アパレルECサイトのストックから消費者毎にアイテムをレコメンドできる点がユニークです。気になるモデルのコーディネートを真似しようと思った時、ゼロから探すのはなかなか苦労しますが、ニューロープの技術を導入したECではその悩みから解放されるかもしれません。消費者にもたらす体験を向上させつつ、アパレルECの売上に貢献できる切り口が魅力的で今回出資させていただきました。 代表の酒井さんは決断力と実行力が優れている方で、メンバーも素晴らしい方々が集まっています。今回の調達資金で、さらにメンバーを増やし、事業拡大に邁進してほしいと思います。 ファッションテックの経営者だけあって、普段の酒井さんはとてもおしゃれ。 ファッションに込めた思いも語ってもらった。 人間とファッションAIがコラボする未来を作りたいと思っています。ニューロープに対するアパレル企業からの問い合わせは多く、このことは「変わらなければいけない」という業界全体の危機意識を反映したものだと捉えられます。 一方で、AIを開発するニューロープは、AIがあらゆる問題を解決できるとは考えていません。AIには明確に得意領域・不得意領域があり、良質なユーザー体験を生むには人とのコラボレーションを必要としています。 通販サイト、メーカー、小売店、ファッションテックなど、アパレル周辺領域の企業と協業することで、ニューロープはファッション業界全体の進化に貢献し続けることを目指します。各社にテクノロジーパートナーとして選んでいただくためにも、既存AIの強化や、新規AIの開発に全力で取り組んでまいります。 チームも国際色を加え、成長を見せている。 ファッションテックでまた楽しみなスタートアップの再登場だ。 編集後記 スタートアップタイムズでも起業家のPR支援として取材を行っていますのでお気軽にお問い合わせください。 15分で取材完了。簡易取材サービスでPRしませんか? 日本初「人工知能スタートアップ特化型」育成投資

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「aircatalog」フルスピードと提携、メディアミックス型サンプリング開始。さらに、ハックベンチャーズ、 名古屋テレビ・ベンチャーズらより5,250万円の調達を実施

サンプリング商品と配布場所をオンラインでマッチングさせるサービス「aircatalog(エアカタログ)」を提供するキャトル株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役:横町享之)は、アドテクノロジー開発とインターネットマーケティング支援を行う株式会社フルスピード(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:友松功一)との間で戦略的業務提携契約を締結致し、特定オフィスの従業員にデジタル広告と商品サンプル提供をする体験誘導型プロモーション「AD OFFICE(アドオフィス)」を3月から開始した。 また、ハックベンチャーズ、名古屋テレビ・ベンチャーズ、尾下順治(アクセルマーク株式会社 代表取締役社長)、岩田真一(元スカイプジャパン株式会社 代表取締役、現ATOMICOパートナー)より総額5,250万円の第三者割当増資を実施した。 横町 享之 quatre Inc. CEO。 美容師を経て、株式会社ぐるなびと株式会社アイスタイルに入社。 プロモーションセールスとマーケティングをやってきました。 今は大阪本社と恵比寿オフィスを行き来している生活を送ってます。 サンプリングの新しい形「aircatalog」 aircatalogはオンラインで商品を登録するだけで、配布先施設をマッチング。 商品のターゲットに合わせて素早く効果的なタッチポイントを作ることがでるサービス。 商品を配布したいメーカーと、施設利用者へのサービス向上を図りたい事業者を結ぶマッチングサービスで、メーカー、施設共に利用が増えている。 aircatalogを運営する横町さんによると、今回の提携で特定のオフィスや施設の従業員をターゲティングしたオンラインのデジタル広告とオフラインの商品サンプリングサービスを連携することができるようになるという。 今回提携したフルスピード社の「ADMATRIX DSP」は、動的IPアドレスの特定技術を国内で初めて開発するなど、独自視点のターゲティングに強みを持つディスプレイ広告配信プラットフォーム。広告配信機能の一つである「オフィスターゲティング」は特定の企業・業種へのターゲティングが可能で、国内のBtoB向けマーケティングに特化したサービスを提供しています。 業務提携により、特定のオフィスや施設の従業員をターゲティングしたオンラインのデジタル広告とオフラインの商品サンプリングサービスを連携した、体験誘導型のメディアミックスプロモーション「AD OFFICE」を開始します。 「aircatalog」で商品サンプリングを実施し、さらにフルスピード社の「ADMATRIX DSP」で特定の企業・業種に対しての広告配信「オフィスターゲティング」をすることによって商品の認知度とサンプルの体験率を高め、マーケティング活動の効率化を実現します。 提携と同時にハックベンチャーズ、名古屋テレビ・ベンチャーズ、尾下順治(アクセルマーク株式会社 代表取締役社長)、岩田真一(元スカイプジャパン株式会社 代表取締役、現ATOMICOパートナー)より総額5,250万円の第三者割当増資を受けたことも発表、成長を加速させる計画だ。 編集後記 スタートアップタイムズでも起業家のPR支援として取材を行っていますのでお気軽にお問い合わせください。 15分で取材完了。簡易取材サービスでPRしませんか? 日本初「人工知能スタートアップ特化型」育成投資

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スターバースト発、すでに100社の投資家が登録した起業家と投資家を繋げる『Startup List(スタートアップリスト)』がβ版を公開

プロトスター株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:前川英麿)は、2月28日(水)に[投資を受けて事業を成長させたい起業家]と[相乗効果のある有望な事業を支援したい投資家]を繋げる『Startup List(スタートアップリスト:以下、StartupList)』(β版)を公開する。 すでに約100社の投資家の情報を登録 StartupListはすでに登録投資家数100社を超えているという。 StartupListは起業家から検索して情報を見ることができ、一方で投資家も起業家の詳細情報を検索して見ることもできる。 サービスを運営するプロトスターの栗島さんによると、特徴は3点あるという。 ひとつは安心安全なこと。情報開示は承認が必要なので安心して利用できます。ふたつめに網羅性です。投資家情報を網羅的に検索・比較できるためスピーディにマッチングできます。最後に実名評価です。お墨付き機能があるため、投資家を始めとする支援者からの評価が掲載できる仕組みです。 確かにリファレンスを取る文化がある投資界隈ではうまくワークしそうな仕組みだ。 運営のプロトスター自体は投資等を行うわけではなく、起業家とエコシステムの出会いの場を提供している立場である点が珍しいコミュニュティだ。 ※プロトスターの詳細は栗島さんのこちらの記事が詳しい。 選抜社数は80社を超え、選抜企業の資金調達総額は40億円を超え、その中で感じている課題感からサービスを開発した。 もともとプロトスター社にて資金調達支援をやり続けてきていたのですが、起業したての方が支援者ネットワークと繋がりがなく、ファイナンス活動が長期化していたことに課題を感じていたため、今回サービスをローンチしました。 スターバーストはリアルのイベント等で起業家と投資家のマッチングを行い、複数の起業家が調達を果たしており、そのノウハウが実った形だ。 ※リアルイベントの模様はこちらの記事が詳しい。 海外ではAngelListなどのエコシステムサービスが多数整備されているが、日本でも本格的なサービス誕生というところだ。 編集後記 スタートアップタイムズでも起業家のPR支援として取材を行っていますのでお気軽にお問い合わせください。 15分で取材完了。簡易取材サービスでPRしませんか? 日本初「人工知能スタートアップ特化型」育成投資

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スタークス株式会社「成長産業×社会課題」をビジネスモデルで解決する

上ノ山 慎哉 1983年 新潟県生まれ。大学卒業後、ダイレクトマーケティング支援事業のファインドスターに入社。新規事業立ち上げ、営業マネージャー、グループ会社役員を経験。東日本大震災を機に起業を決意し、退職。同社からの出資を得て、2012年7月にスタークス株式会社を創業。代表取締役に就任。インターネットを活用したサービスの開発、販売を行う。孫正義氏の後継者プログラム『ソフトバンクアカデミア』最終合格。 クラウド発送代行サービス「リピロジ」 ECの市場拡大に伴い、発送・配送の担い手の確保やカスタマーサポートの現場などで多くの課題が発生している。一方で国内の生産年齢人口は減少傾向にあり、人材確保は容易ではない。 それをチャンスと捉えEコマースの課題解決をするスタートアップがある。それが「スタークス」だ。 クラウド型・物流プラットフォームサービス「リピロジ」とLINE@に特化したカスタマーサポート・ツール「CSクラウド」を運営。どちらもITを活用し、ECの「コスト削減」と「高品質」を同時に実現するプラットフォームサービスです。 スタークスのサービスは2つ、まず1つ目は「リピロジ」だ。 リピロジは、化粧品・健康食品・食品など定期販売商材を扱うEC企業を中心に、わずか2年で420社以上のEC企業様に導入頂き、月間150万個以上の荷物を取り扱っています。 導入いただく理由は3つあります。 ひとつは、発送代行をクラウド化することで、配送費だけではなく発送業務にかかるコストや地帯別料金の最適化など、発送代行に関わる様々なコストを削減します。 ふたつめは、これまで手作業に頼りがちだった発送業務を「システム化」「専任コンサルタントによる倉庫管理」「倉庫間ナレッジ共有」といった“仕組みの力”を使うことで、誤出荷率は業界平均の1/6まで減少しました。 最後に、クラウド化によって拠点分散することで、発送業務のリスク分散やリードタイムの短縮も実現しています。 社会課題になっているECの流通問題にフォーカスしたサービスの為、顧客からの要望もあつく、一気に実績を伸ばしてきていた。 課題先進国の日本で「成長産業×社会課題」を事業で解決する ではどのようにしてスタークスは生まれたのだろう。 代表の上ノ山は、ベンチャー企業に勤めた後、28歳の時に起業しました。日本は課題先進国と言われますが、その日本で「成長産業×社会課題」を事業で解決する事業をやりたいと考えました。 成長産業としてEC市場に注目し、販売後のバックヤードに多くの課題がある事に気付きました。EC市場が成長する一方で、労働人口減少という社会課題により様々な問題が起きていました。 例えば、配送会社のドライバー不足は深刻な問題です。送料無料、即日配送は当たり前に求められ、また再配達率は50%ほどとも言われています。EC市場の成長の歪みが、配送の現場にしわ寄せられ、荷物を運ぶ側の人々の構造的不利がひどくなっていると思います。 今後、ECが伸びなくなることはありえない。そこでECのバックヤードを革新するプラットフォームを構想し、EC物流の最適化を始めました。 ECは成長の一方で多くの課題が生じ、人口構造上人材確保は容易ではない。まさに「成長産業×社会課題」だったわけだ。 ITによる効率化は理解できるが、どう考えて、配送最適化に取り組んだのだろう。 1か所の倉庫からいろんな荷物を全国へ配送するモデルがいづれ限界がくると考えています。 配送会社に利を生み出す仕組みを作るために、実行しているのが「受注予測・最短距離・再配達なし」の3つの取り組みです。 まず、取扱い荷物を定期郵送物定期郵送物(サブスクリプション型郵送物)に絞りました。配送業は季節の繁閑で収益性が左右されます。定期頻度で送るサブスクリプションに絞ってやると配送会社も予測が立てやすいんです。 もうひとつは、ユーザーに近いところに配送拠点を作りました。配送エリアが広がるほど配達効率は落ちます。だからラストワンマイルを短すること。 最後に再配達率が下がるような工夫を取り入れました。パッケージや商品形状のを見直しを EC企業に提案し、ポストインできるサイズで配送を実現しました。 今後のEC市場で成長し続けるには、「配送会社に選ばれる荷物になる」ことが必要だと考えています。 どんなに売れても送れなければ意味がない。 どこから手を付けていいかわからなくなりそうな課題を鮮やかに上ノ山さんは解決する。 日本のEC市場を出発点として、あらゆる社会課題を解決し続ける。 将来を聞いた。 現在は、EC物流の現場で起きる社会課題の解決に取り組んでいますが、領域を限定はしてはいません。積極的な新規事業開発にも着手していきます。 先日、新しい事業としてリリースしたのがCScloudです。 CSクラウドはリリースしたばかり。 どんな狙いがあるのだろう。 リピロジでは、EC物流の不を解決に取り組んでいますが、EC市場で人手不足によって苦戦しているものの一つが「顧客対応」です。コミュニュケーションはECの付加価値をもっと高くできる可能性があります。 そこでCScloudというLINE@(企業向けLINEアカウント)を使ってカスタマーサポートできるクラウドサービスをリリースしました。 今、最も一般的になったコミュニケーションツールであるLINE@ですが、「1:1トーク」は問い合わせ対応をチームで行うために設計されていないので、ただでさえ人数不足のEC事業者にとって、LINE@というカスタマーサポートを活用するのは非常に大変でした。 また顧客対応の現場では、LINE@だけでなくメール・電話によるサポートもまだまだ多いため、応対履歴がバラバラになっており顧客対応の難易度が増しています。 そんな悩みを解決するために開発したのが「CS Cloud」です。 今後の展望について聞いてみた。 我々は「マーケット・イノベーションで社会課題を解決し、世界に新しい可能性を拡げる」というミッションを掲げています。 日本のEコマース市場は出発点に過ぎません。スタークスの事業領域は国・地域、地域に存在する社会課題とその課題を解決できる産業の掛け算で成り立っているので、今後、事業領域は大きく拡大する余地があります。 たとえば、日本が直面している少子高齢化に伴う労働者不足も、少し遅れてアジア諸国の課題となるはずです。課題解決の先駆者として世界への挑戦も見据えていきます。 編集後記 スタートアップタイムズでも起業家のPR支援として取材を行っていますのでお気軽にお問い合わせください。 15分で取材完了。簡易取材サービスでPRしませんか? 日本初「人工知能スタートアップ特化型」育成投資

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おじさんAIからAIレコメンドまで7種類のAIサービスを提供、ファッション特化のAIスタートアップ「NEWROPE」

酒井聡 2011年、株式会社マイナビ新卒入社。大学や専門学校の情報を取り扱う教育広報事業部にて、情報誌の編集、マーケットリサーチ、プロモーション、営業支援などの業務に就く。進学情報誌「進路のミカタ」創刊にて、編集デスクを務める。2012年、株式会社ランチェスターにてウェブアプリケーション、スマホアプリケーションの開発をメインとする当社にて、複数のプロジェクトに従事。2013年、中小企業診断士資格を取得、株式会社 Present Square執行役員就任。2014年サイバーエージェント主催の「アントレプレナー・イノベーションキャンプ」で優勝し、同社より出資を受けて株式会社ニューロープを起業。 ファッション特化、7種類のAIサービスを提供 矢野経済研究所によると2016年の国内アパレル総小売市場規模は前年比98.5%の9兆2,202億円、紳士服、婦人服、ベビー・子供服いずれも減少している。一方で通販チャネルのシェアが高まっていく見通しで、ファッションテックと呼ばれるIT企業が成長を見せている。 その中でファッションに特化して様々なAIをリリースしているスタートアップがある。それが「NEWROPE」だ。 ひとことでいうと「ファッション特化の人工知能を使った分析、レコメンドシステム」をアパレルサービス企業に提供している会社です。 中核になっているのは#CBK scnnr API。 #CBK scnnr はどんなエンジンなのだろう。 CBK scnnrはファッションスナップの解析をして、アイテム分類しアイテムごとのタグ付をするAIエンジンです。そのエンジンをAPIで利用し、ECサイトでのレコメンド、オウンドメディア内などでのメディアコマース、EC内での画像検索、接客チャットボット、 ファッション特化のアドセンスサービス、SNS等でのファッショントレンド分析、売り場でのカメラを使った顧客ファッション解析まで、幅広くサービスを開発して提供しています。 どんな顧客がいるのだろう。 EC、出版社、アパレル(SPA)さんまでファッションの画像を持たれている会社に幅広く使っていただいています。特にアパレルのSPA系企業さんはは品数が多くて当社のAIが力を発揮しやすいですね。社名は明かせないことが多いのですが、モバオクさんではメディアコマース、マガシークさんでは画像検索をご利用いただいたりしています。 『モバオク』内に新しく展開されたWebマガジンの『M/Mag.』。記事に掲載されているコーデに気に入ったものがあれば、読者はワンタップで類似商品を『モバオク』出品アイテムから検索できる。各社が展開するオウンドの収益化に有効な仕組みだろう。 マガシークではユーザーがSNSや雑誌、街で見かけた商品、コーディネートの写真などをアプリへ読み込むと、読み込んだ商品の類似商品が出てくる。テキスト検索の頻度が減っているスマホユーザーに有効な施策だ。 ただ、画像認識の領域は競合も多い。 競合さんと比較すると、精度が自慢です。優位性が3つあります。ひとつは2014年からコーディネイトアプリをやってるので教師データがたくさんあります。もうひとつは画像を言語化してタグ付しているので画像だけでなく言語との掛け合わせができることです。最後にチューニングもずっとやっていますのでノウハウも溜まっています。 特に言語化しておくと、チャットボットでの展開なども強いのですが、画像認識の多くは似た画像を探すものですので、ここまで言語化できているところも珍しいかもしれません。 ファッション解析LINEBOT「ファッションおじさん」などはその成果のひとつと言えるだろう。 言語化されている画像データは今後の自然言語への展開なども考えやすい。 サイバーエージェント主催の「アントレプレナー・イノベーションキャンプ」で優勝 なぜこのようなサービスを始めたのだろう。 元々起業ってかっこいいと思っていて、領域×サービスを掛け合わせてアイデアだしたりしてたんですが意外とファッション×テックで勝っているものがなかったんですよね。そこでサイバーエージェント主催の「アントレプレナー・イノベーションキャンプ」に応募したら優勝しました。出資ももらえてコーディネイトアプリ「CUBKI」を始めました。 現在も「CUBKI」は運営されている。 そこからAIに至るには紆余曲折があったようだ。 「CUBKI」はスタイリストが提供するメディアですが、それ1本だと厳しいかったですね。インフルエンサーを抱えていたのでイベント送客とかもやってみましたが、当日来ないとかトラブルもあって自分に向いてないなと考えました。あとはSEOや記事作成もやりましたけどライティングの安値競争はつらくてやめました。 気づきはメディア運営の中にあったそう。 「CUBKI」のファッションスナップの中にアフィリエイトをいれると結構購買してくれることに気づきました。マッチしたアイテムを自動で挿入できるようにと考えて、そこからAIを作りはじめました。 プレスリリースを出すまで1年、初期で解析しなければいけない物量が大きくてデータを解析する時間がかかりました。そのあと教師データの追加などもしたのでさらに時間がかかりましたね。 アイテム組み合わせのレコメンドBOTなどは、スタイリスト発のメディアを運営したノウハウが生きている。 起業からの積み重ねが現在の優位性につながっている。 テクノロジーをとがらせてサイエンスティックな会社に 将来を聞いた。 直近はファッションテックNO1を目指しますが、ヘアスタイル、メイク、インテリアまでAI領域を広げていきたいです。 酒井さんはその先も見据えているようだ。 テクノロジーをとがらせてサイエンスティックな会社にしたいですね。個人としては自然科学に興味があって、ユーグレナ、昆虫食、とかにも興味があります。サメの肌構造を活かした飛行機とかあるじゃないですか、そういうのはわくわくします。フロンティアが楽しいと思っているので感性を科学するみたいな方向性もあるかもしれないですね。 まだ構想は始まったばかりだが、ファッションを超えてテクノロジー企業として成長する構想だ。 編集後記 スタートアップタイムズでも起業家のPR支援として取材を行っていますのでお気軽にお問い合わせください。 15分で取材完了。簡易取材サービスでPRしませんか? 日本初「人工知能スタートアップ特化型」育成投資

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80社超の起業家集団「StarBurst」DemoDay #4はVACANが優勝

2018年2月16日(金)18時半~22時に、マスコミ・報道関係者、投資家・事業会社関係者を対象としたStarBurst成果発表会が行われ、審査員投票の結果、ありとあらゆる空室情報を集めるプラットフォーム「VACAN」が優勝した。 ピッチ企業は以下の7社。 ■登壇企業(敬称略) ・TRINUS:メイドインジャパンの技術力とデザイナーを繋ぎ、 世界中の人々に驚きを届けるオープンファクトリー(製造・デザイン) ・CO-LABO MAKER:実験機器・技術のシェアリングプラットフォーム(LaboTech) ・BrainMagic:単純操作であらゆるクリエイティブを加速させる入力デバイス(製造・デザイン) ・アメグミ:努力家のためのスマートフォンとそのOS(モバイル端末) ・VACAN:ありとあらゆる空室情報を集めるプラットフォーム(IoT(空間UIUX)) ・GAUSS:機械学習を使った新規事業開発(AI(toB・toC)) ・inaho:野菜の収穫ロボット(農業・AI・Robot) 平日夜間の開催となったが、200名ほどのマスコミ・報道関係者、投資家・事業会社関係者が集結し意気の高まりが感じられた。3時間にわたるイベントとなったが、目次から興味があるコーナーをご覧いただければと思う。 オープンニング プロトスターの栗島さんより、スターバーストのコンセプトが語られた。「StarBurst」はHardTech領域の起業家コミュニティで産業構造・技術構造・社会構造的にブレイクスルーを必要とする困難な(Hardな)領域において、新産業創出を目指すスタートアップを支援している。 運営のプロトスター自体は投資等を行うわけではなく、起業家とエコシステムの出会いの場を提供している立場である点が珍しいコミュニュティだ。 ぜひその詳細はプロトスター栗島さんのこちらの記事をご覧いただきたい。 選抜社数は80社を超え、選抜企業の資金調達総額は40億円を超えた。 ▼「StarBurst」DemoDay #4 2部は1社6分のショートピッチののちQA、FBを行っていくプログラムだ。資金調達や大企業との連携を行っているのでVCや投資担当のみなさん、ぜひコンタクトを取ってみていただきたい。 inaho 農業の生産者人口減少を課題にロボットを使った農作物の生産を行うスタートアップ。 人工知能を用いた画像認識のシステムにより、アスパラガスの位置や長さを判別。3次元の位置情報を生成し、ロボットアームがアスパラガスを自動的に収穫する。自律走行する移動体とすることで、人の手をかけることなく収穫が可能になる。当初はアスパラガスの収穫のみを予定しているが、その後きゅうり等へのなりもの系の野菜も収穫できるよう機能拡張をしていく予定。 GAUSS 機械学習を使った新規事業開発(AI(toB・toC))を行うスタートアップ。 研究開発・PR目的の競馬予想AI「SIVA」は投資回収率130%、また、ANAPと共同で画像認識エンジンを開発していることを代表にファッションテック領域、電力予測など幅広い領域で、予測エンジン、画像認識エンジン、自然言語処理エンジンを共同開発、横展開している。 GAUSSはAIアクセラレーターの2期生。詳しい記事はこちら。 TRINUS メイドインジャパンの技術力とデザイナーを繋ぎ、 世界中の人々に驚きを届けるオープンファクトリー(製造・デザイン)を運営。 世界が認める日本の技術とデザインをクラウドソーシングとクラウドファンディングで繋ぎ、まったく新しい驚きに溢れた、インテリア雑貨、食器、文具、アパレル雑貨など、ジャンルの垣根を越えて、生活を楽しくする小さなイノベーションをたくさん生み出している。森永製菓などの大手にプラットフォームを提供するなど企業コラボも行っている。 Co-LABO MAKER Co-LABO MAKER(コラボメーカー)は、使いたい機器や技術を簡単に見つけて1時間から使用できる実験機器・技術のシェアリングサービス。 「余っているのに使えない。やりたい実験ができない。そんな不合理な状態を解消するにはどうすればいいか?」多くの機器や技術、そして研究者が、活かされずにそのポテンシャルを持て余しているという、大変もったいない状況がある。を形にするため機器や技術を持つ研究組織と、やりたい実験がある人とをつなげるシェアリングプラットフォームを提供している。 アメグミ 努力家のためのスマートフォンとそのOS(モバイル端末)を開発するスタートアップ。 全世界のユーザーの3割を占める、生活アプリしか必要としないユーザーを対象にスマホOS「SUNBLAZE OS」を作っている。「努力している」ユーザーに絞るということは人間として成長する人に絞るということ。そうすればキャリアアップも実現するだろうし、収入も上がってARPUがあがるはず。ビジネス上のメリットが出てくると考えている。 アメグミはAIアクセラレーターの4期生。詳しい記事はこちら。 VACAN ありとあらゆる空室情報を集めるプラットフォームを提供している。 「そこが空いているか、1秒でわかる優しい世界。」を作る。画像認識などを利用してすべての空席情報を集約する「Vacant-First」(ベイケント・ファースト)を実現する空席検索プラットフォーム、まずデジタルサイネージ版「VACAN for digital-signage」を製品化している。 GAUSSはAIアクセラレーターの2期生。詳しい記事はこちら。 BrainMagic 単純操作であらゆるクリエイティブを加速させる入力デバイス「オービタル2」を提供。 O2(オービタル・ツー)は、クリエイターのクリエイティブシーンにおける、キーボード操作を無くす事を目的に開発されたクリエイターのための入力デバイス。独自の機構を採用することにより、過去に類を見ない水準で高機能性と小型化の両立を実現。マウスやペンタブレットの最高の相棒として、様々なクリエイティブアプリケーションに対応し、「ショートカットキーを用いる以上の作業時間の短縮」と「疲労の緩和」を実現している。 審査 / スポンサーTalk /…

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フリーランス・副業エンジニアの案件単価を保証します 「Findy Freelance(ファインディ・フリーランス)」スタート

HR Tech 関連のサービスを展開するファインディ株式会社は、2月15日より、フリーランス・副業エンジニア向け単価保証型案件紹介サービス「Findy Freelance(ファインディ・フリーランス)」をスタートした。本サービスは、IT/Web エンジニアの技術力をスキル偏差値化し、偏差値をもとに単価保証された案件のみ紹介する。 山田裕一朗 同志社大学経済学部卒業後、三菱重工業、ボストン コンサルティング グループを経て 2010 年、創業期のレアジョブ入社。直近は、レアジョブで執行役員として人事やマーケティング、新規事業領域を担当し、2016 年 7 月に Findy Inc.を創業。現在も、HRBP(ヒューマンリソースビジネスパートナー)としてレアジョブにも関わっている。 フリーランス・副業エンジニアの案件単価を保証 近年、IT/Web 業界で人材の獲得競争は激化し、技術者の有効求人倍率は 2.6 倍(*1)を超えて右肩上がりに伸びるほど、あらゆる企業でエンジニアの人材不足が叫ばれている。また、近年フリーランスや副業という働き方を選ぶ人は増加し、特に副業は、2018 年に厚生労働省が示す「モデル就業規則」で副業・兼業が容認される内容への変更も後押しとなりそうだ。 *1 厚生労働省発表「一般職業紹介状況(平成 29 年 12 月分及び平成 29 年分)」より そんな中、HRテックサービスのFindyが新しいサービスを提供する。 解決したい課題を山田さんはこう語る。 副業・兼業が容認されるトレンドも後押しとなり、組織に属さず「個人」として働くエンジニアの増加はますます加速すると予想されます。 一方、フリーランス・副業のエンジニアと企業のマッチングでは、企業担当者から「エンジニアの技術力が分からない」(スタートアップ人事担当)、またフリーランス・副業エンジニアからは「案件単価が安すぎる」(20 代フリーランスエンジニア)「まずは副業からスタートアップのことを知りたい」(20 代大手 IT 企業エンジニア)といった声も聞かれ、ミスマッチが発生しています。 たしかに、副業を後押しするトレンドはあるものの、スキルと単価の相場が明確でない日本型雇用ではミスマッチも伴う。 今回、エンジニア個人の「スキル」「信頼」「レピュテーション」といった価値を見える化することで、フリーランスや副業で働きたいエンジニアをサポートするため、「Findy Freelance」をリリースしました。 本サービスでは、スキル偏差値を個人の「スキル」「市場価値」と定義し見える化することで、企業が単価を保証した案件を紹介できるサービスが実現しました。また、企業側もエンジニアのスキル偏差値を通して、エンジニアの技術力を認識できるため、安心して案件を発注しやすくなります。 Findy Freelanceの利用は簡単、Githubを連携すればOKだ。 自分の相場が明確になればエンジニア側もうれしく、発注側も計算しやすい。 従来からFindyはエンジニアにフォーカスし、企業の求人票、エンジニアのスキル両面を解析するサービスを提供しており今回のサービスもその蓄積が生きている。 当社では、「働く個人の価値を見える化し、個人がもっと自由に働ける社会」の構築を目指して、事業に取り組んでいます。2016 年に AI で企業の求人票をリアルタイムに採点するサービス「Findy Score(ファインディ・スコア)」をリリースし、企業へ求人票の改善など、エンジニアにとって魅力的な求人を出せるよう、採用支援サービスも提供しています。 また、2017 年には、ハイスキルなエンジニア向けの転職サービス「Findy(ファインディ)」をリリースし、GitHub を連携してスキル偏差値を算定し、エンジニアのスキルを可視化する独自の解析方法を開発しています。 Findyで提供してきたGitHub解析からのスキル偏差値についても徐々に精度が上がってきているため、今回単価を保証していくサービスの提供ができるようになりました。…

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仲間集めを両立「子育てでみんなと”えがお”をつくる」会社の資金調達法

株式会社イースマイリー(東京都渋谷区、代表取締役:矢澤 修、以下「イースマイリー」)は、2018年2月15日より「障がい・難病を抱える当事者と家族のためのオンラインコミュニティをつくる」ことを目的として、「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」にてクラウドファンディングプロジェクトをスタートする。 矢澤 修 1983年生まれ。大学では社会福祉を学んでいたが、そのまま福祉の道には進まず、成長産業に身を置き、より広い視点を持ってビジネスを考えられるように2006年にヤフー株式会社に入社。2008年に株式会社VOYAGE GROUPに転職してからは在籍した7年半で5事業8サービスの立ち上げを手がけ、2012年4月からはソーシャルメディアマーケティングを中心としたマーケティング支援会社の株式会社ソーシャランドを設立し代表取締役に就任。大手企業を中心に支援を拡大し若干3名で年商2億円近い組織にまで育てる。 その後、10年以上思い続けてきた保育園をつくる夢と、昨今の保育における社会問題と子どもの子育てにおける課題を解決するべく、2016年3月2日に株式会社イースマイリーを創業。「子育てでみんなと”えがお”をつくる」をビジョンに子ども向けの知育動画「キッズチューブ」や、障がい・難病を抱える当事者と家族のためのコミュニティづくりに奮闘中! ・障がい児と健常児の統合キャンプ「NPOフレンドシップキャンプ」理事 ・医療法人健智会 病児保育こども静養室「めぐのへや」理事 障がい・難病を抱える当事者と家族のためのオンラインコミュニティ  障がいや難病を抱える方とその家族は、生活していく上で必要な「正確で具体的な情報」を求めていますが、インターネット上にもリアルな世の中でもまとまっておらず、情報を手にするためにとても苦労をしている。リアルな世の中でも、様々な自治体や民間の支援機関はあるものの、手続きが複数の施設をまたぐ必要もあるなど煩雑で、一つ申請を間違えるとサポートを受けることが先延ばしになってしまったり、再度申請が必要になるなどたらい回しとなってしまう状況がある。 そのマーケットに挑むスタートアップがある。それが「イースマイリー」だ。あらたに立ち上げようとしているのは「障がい・難病を抱える当事者と家族のためのオンラインコミュニティ」。 解決したい課題を矢澤さんはこう語る。 障がいや難病を抱える方とその家族は、生活していく上で必要な「正確で具体的な情報」を求めていますが、インターネット上にもリアルな世の中でもまとまっておらず、情報を手にするためにとても苦労をしています。   インターネットを活用すれば、様々な情報を探すことが出来る便利な時代ではありますが、障がいや難病についていうと、具体的な疾患名で検索しても本当か嘘かわからないような情報で溢れ、既存の大きなQ&Aサイトには心無い誹謗中傷の言葉もあったりと、そこには夢も希望もない状況です。 たしかに、Webの情報は玉石混交だ。こんな状況の中、矢澤さんが考えるサービスは当事者性を重視したものになるという。 同じ障がい・難病を抱える「同じ境遇」の当事者・家族や疾患の知識が深い医療従事者と知り合いたいと思いますが、希少な疾患であればあるほど近くにいることは少なく、最適な相談相手を見つけることも困難です。そういった「正確で具体的な情報」や「最適な相談相手」を見つけることが困難ある現状を、様々な疾患に特化したオンラインコミュニティを立ち上げることで解決します。 現在検討中のサービスはこのようなイメージ。 情報にも特徴があるそうだ。 従来のQ&A等のコミュニティと違い、今後起こりうる未来毎に情報が集約されていくことで、当事者・家族は少し先の未来に対して対策が出来るという特徴があります。 東京都が主催するアクセラレーションプログラム「ASAC」に採択され、事業の立ち上げ支援を受け、現在は三菱UFJグループが主催する「LEAP OVER」に採択されているそうで、応援者を得ながら実現に向かっている。 一方で、矢澤さんが今回のサービスを作っているソーシャルセクターに限らず、スタートアップの課題は人と金がほとんどだ。今回、イースマイリーはクラウドファンディングで解決しようとしている。 クラウドファンディングを利用する理由をこのように語る。 資金はもちろんですが、当社は現在エンジニアとデザイナーがおりません。サービスに興味を持っていただき「一緒につくってもいいよ!」と手を挙げていただける方を求めています。 もうひとつ、当事者家族や患者会・団体をはじめ、医療機関やNPOなどの支援機関など多くの方にインタビューをし、立ち上げるコミュニティの対象疾患を「筋ジストロフィー」と決定し、支援いただけるパートナーを募りつつ、具体的なサービス開発をスタートする段階です。そういう意味で仲間さがしを兼ねた資金調達になります。 今後の計画について聞いた。 今春に、医療情報及び同疾患の当事者・家族が持つ知見を集約し、閲覧・ディスカッションが出来る機能を備えたベータ版の提供。今夏を目標に、グループ・メッセージ・日記・服薬管理などの機能を加えた正式版の提供を目指して開発を進めてまいります。  本事業の展望としては、まず筋ジストロフィー症にフォーカスし、患者会、患者団体、医療機関、支援機関等と連携を取りながらサービスの改善・拡大をし、将来的なマネタイズにつきましては製薬会社へ向けたソリューション提供を進めてまいります。 クラウドファンディングプロジェクトでは、ここでは触れなかった矢澤さん個人の創業のきっかけなども記されている。 編集後記 スタートアップタイムズでも起業家のPR支援として取材を行っていますのでお気軽にお問い合わせください。 15分で取材完了。簡易取材サービスでPRしませんか? 日本初「人工知能スタートアップ特化型」育成投資

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元ミスター慶応が作る「介入型人工知能」Corpy&Coの挑戦

山元浩平 Corpy&Co.創業者兼代表取締役CEO、人工知能研究者 慶応義塾大学理工学部を卒業後、シリコンバレーのスタートアップ、ウェディングプランナー等を経て、東京大学情報理工学系研究科に入学。その後、共同研究としてYahoo! Japan研究所、フランス国立情報学自動制御研究所Inria等で人工知能に関する研究を行い、東大やInriaの同僚と共にCorpy&Co.を創業。関連する研究分野は、機械学習・ディープラーニング・マルチメディア(画像・自然言語)・Web(推薦システム・オンライン広告・UI最適化)・感性情報処理等。研究としては、推薦システムの最高峰国際会議RecSysのワークショップや、Webの最高峰国際会議WWW等で研究論文発表を行ってきた。また、ヤフー株式会社では、ディープラーニングを用いたオンライン広告のクリック率予測の技術を開発し特許を取得。逆にビジネスとしては、AIシステムの研究開発やAI技術のパーソナルトレーニング事業を行いながら、自社プロダクトの開発と海外展開を推し進める。 介入型人工知能 Interruptive AI AIスタートアップが多数創業し、大企業でもAI開発プロジェクトが多数発表されている。スタートアップが新しいAIを開発することも増えてきている。 その中で介入型人工知能という新しい概念のAIスタートアップがある。それが「Corpy&Co」だ。 日本・フランスをベースに、UI・UX自動最適化技術や不正・異常検出技術、医用画像処理技術、音声認識技術など広く人工知能技術の研究開発を行いながら、全く新しいタイプの介入型人工知能Corpyの開発に取り組んでいます。 介入型人工知能とは聞きなれないがどんなものだろう。 あまり詳しくは言えないのですが、AIの研究開発や教育事業を行いながら開発を進めています。今までは人間が”明示的”に命令を与えて、機械がそれに対応する答えを出力するのが多くのAIでした。 つまり、人間の命令に対して”受動的”です。それは産業革命以降から続く人間と機械の関係性を超えていません。 僕たちは、その関係性を超えて人の人生に”能動的”に介入する人工知能を作ることを目指しています。もちろん”ウザい”でしょうけど。(笑) SNS、スマホ、VRやAR、ウェアラブルデバイス等、視覚情報はなかなかスキマがありません。ですから耳から情報を勝手に入れてくるエージェントです。 研究開発はどんなことをやっているのか。 機械学習、ディープラーニング、マルチメディア(言語/画像/音声)、ウェブ(推薦システム/オンライン広告/UI・UX最適化)等、広くAI技術の研究開発を行っています。特に医用画像処理、UI・UX最適化システム、不正検知システムには非常に力を入れており、いくつかの企業様に既に導入をしていただいています。 教育事業とは? 「AIを仕事に」をミッションにAI技術のパーソナルトレーニング・研修事業を行っています。 AI技術をビジネスに活用したい経営者や管理職の方向けの講座から、より高度なマーケティングやデータ分析を行うためのデータサイエンティスト養成講座、自身でAIシステムを開発することを目指す機械学習エンジニア養成講座等、上流から下流まで様々な講座を提供しています。 人工知能を仕事にする人のためのオーダーメイド教育だ。 研究開発と教育、介入型人工知能の開発と幅広いがバランスのとれたスタートアップだ。 元ミスター慶応がAIで起業した経緯 なぜCorpy & Co.は生まれたのだろう。 今はこんなデブですが、実は僕、元ミスター慶応だったりします。だから、後輩にガンちゃん(岩田 剛典:EXILEのメンバー)がいます。僕はプラス20キロになっちゃったんで、ガンちゃん見てると悲しくなってきますが…(笑) ミスター慶応はみんな他薦なんですが、僕は署名を500人分くらい集めて自薦で出ました。ミスコンとかは基本みんな他薦なので、なかなか自分で積極的に自分のことを宣伝するのが難しいと思いますけど、僕は自薦なんでやる気満々でやりましたよ。 そしたら2ちゃんでガンガンたたかれました(笑)でも、コメントに全部にレスしたら話題になってきて、実際の会場はぜんぜん盛り上がらないんだけど2ちゃんは話題になったり、それで準ミスター慶応になってしまいました。 本にしてやろうと思って出版社にプレゼンしまくって「いや、ミスターなってないじゃん」と言われて全部落ちたのもいい思い出です。そんなこんなで体育を落して留年しました。関係ないか。 実際、ノミネート時の写真があるが、時間の恐ろしさを感じる… ぜんぜんAIにつながってこないが、どうつながっていくのだろう。 大学卒業後、世界を知ろうとシリコンバレーのスタートアップにいきました。でも、言葉も通じないし、技術も通用しない。 しゃべりで勝つか、技術で勝つかのどっちかだと思って技術を志し始めました。 日本に帰ってきたあと自分が突き詰めるテーマを考えて、今飛び込んでみるなら人工知能だな、と東京大学情報理工学系研究科中山英樹研究室に入学しました。まさに、ディープラーニングが研究の世界でブレイクする直前でした。 共同研究したヤフー株式会社では、ディープラーニングを用いたオンライン広告のクリック率予測の技術を開発し特許を取得しました。あとはフランスの産総研みたいなフランス国立情報学自動制御研究所Inriaで自然言語処理の研究をしました。 研究フィールドとしては、Webだったので、推薦システムの最高峰国際会議RecSysのワークショップや、Webの最高峰国際会議WWW等で研究発表しました。 東大でもヤフーでもInriaでも、スーパーバイザーや同僚に本当に恵まれて、とんでもなく優秀な人たちとともに素晴らしい時間を過ごせました。 そして日本に帰ってきて、30歳の誕生日をきっかけに東大やInriaの同僚と共にCorpy&Co.を創業しました。 「20代前半はリア充業界のTOP、後半は非リア充の業界で太ってしまった」と笑いながら起業のエピソードを語る山元さんは楽しそうだ。 AI技術を用いて、世界のあらゆるものを最適化していく 将来を聞いた。 まだ始めたばかりで大きなことを言うのもなんですが、AI技術を用いて、世界のあらゆるものを最適化していきたいです。 そしてピュアに、技術が好きなメンバーとワクワクするものを作っていきたいです。その1歩目として「介入型人工知能」Corpyを作っていきたいと思っています。 Corpyの進捗はどうなのだろう。 東大やInriaの研究者たちと一緒に、2019年以降の商用化を目指して現在プロトタイプを鋭意製作中です。 今までの人間と機械の関係を超える新しい体験を提供できるようがんばっていますので、ぜひご期待ください。 キャラクターのたったAIエンジニアの挑戦、応援していきたい。 編集後記 スタートアップタイムズでも起業家のPR支援として取材を行っていますのでお気軽にお問い合わせください。 15分で取材完了。簡易取材サービスでPRしませんか? 日本初「人工知能スタートアップ特化型」育成投資

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農作物C2C「食べチョク」エウレカ創業者赤坂氏、家入氏ら個人投資家より4000万円を調達し、新サービス『食べチョクコンシェルジュ』をリリース

オーガニック農作物のCtoCマーケットプレイス「食べチョク」を運営する株式会社ビビッドガーデンは赤坂 優、家入 一真、石森 博光、塩田 元規ほか1名の個人投資家を引受先とした総額4000万円の第三者割当増資を実施した。同時にユーザーの好みに合わせたオーガニック野菜が定期的に届くサービス「食べチョクコンシェルジュ」を2018年2月8日(木)にリリースする。 秋元里奈 神奈川県相模原市の農家に生まれる。慶應義塾大学理工学部を卒業した後、株式会社ディー・エヌ・エーへ入社。webサービスのディレクター、営業チームリーダー、新規事業の立ち上げを経験した後、スマートフォンアプリの宣伝プロデューサーに就任。2016年11月にvivid gardenを創業。小規模農業の発展を目指し、オーガニック農作物に特化したマーケットプレイス「食べチョク」をスタート。 オーガニック農作物に特化したマーケットプレイス「食べチョク」 農業従事者の高齢化、新規就農者の減少、限定的な販路など様々な課題を抱える日本の農業。その結果、農業従事者は減少し耕作放棄地が年々増加している。 そのマーケットに挑むスタートアップがある。それが「食べチョク」だ。「食べチョク」は小規模農家が経営するオーガニック農作物に特化したマーケットプレイス。 流通に乗りにくく高価になりやすいオーガニック野菜の販売で、C2Cに着目したユニークなサービスを展開している。 農業とC2Cとは意外な組み合わせだが、オーガニック野菜の流通にはどんな課題があるのか。創業のきっかけと、解決したい課題を秋元さんはこう語る。 「食べチョク」は、私の実家がかつて農業を営んでいたことがきっかけで立ち上げたサービスです。こだわりを持って育てられた農作物も、既存の販売ルートでは他の農作物と混ぜられるため個性が消えてしまいます。 たしかに、少量生産の野菜は既存のルートでは流通や販売の効率を重視するため、ほかの農作物と混ぜられるか、ごく少ない量が流通するに過ぎない。食べチョクはその逆を狙っている。 食べチョクが目指すモデルはC2Cの中でもストーリーテリングを重視したものになるという。 「食べチョク」では生産者が農作物の魅力を”直接”伝えることで、農作物が適正な価値で評価され、最終的に生産者に直接ファンがつく世界を目指しています。 個々の販売する野菜には生産者のストーリーがつき、地方の道の駅などで生産者から購入したときに感じられる顔の見える買い物が体験できる。 新サービス「食べチョクコンシェルジュ」について聞いた。 「食べチョクコンシェルジュ」は、事前に登録された購入者一人ひとりの食材の好みやオーガニック志向に合わせて、 オススメの農家から野菜セットが定期的に届くサービスです。食べチョクには全国47都道府県100軒を超えるオーガニック農家が登録され「どの生産者/農作物を選んで良いかわからない」という方も出てきたので、その方々に向けてリリースいたしました。 食材の好き嫌い、オーガニック志向性などを登録すると、定期的に農作物が届く。フィードバックを送ることで、より好みに合うよう最適化されていくとのこと。サービスは2月8日よりスタート。 同時に赤坂 優、家入 一真、石森 博光、塩田 元規ほか1名の個人投資家より4000万円を調達。 投資家陣からコメントが寄せられている。 僕は作り手をとても尊敬しています。秋元さんが作り上げたい事業は、農家から家庭に直接食材が届くことによって、間に存在する様々な仲介業者をカットし、農家により多くの利益が還元される仕組みであり、「未来にあるべき」とても素晴らしい事業だと思いました。また秋元さんがどうすればこういった世界が実現するかを常に考えており、その姿勢に感銘を受けたので出資をさせていただきました。 農家である実家のお母さんを助けたいという気持ちから生まれた、この国が抱える課題に向き合う姿勢にとても共感します。真冬でも自社のTシャツを着て走り回る彼女に惚れました。 「農家のマーケティング支援」は両親の影響もあって昔から関心があるテーマでした。一筋縄ではいかない難しい分野だと思いますが、挑戦する意義があるのと、収益化のアイディア次第で結構あるなと思い投資させて頂きました。秋元さんの周囲を巻き込む力、意志が強そうなところにも惹かれました。(泥臭いところも。冬でもTシャツ・・・いい感じです。) 農業・食の分野は個人的に興味があったのもありますが、何より秋元さんのビジョンに本気な姿勢が素晴らしいと思いました。熱量が高くて最 高に素敵です!僕は、いい起業家は応援したくなる人だと思ってますが、秋元さんには応援したくなるエネルギーが満載です!これからも強い信 念と笑顔で、大きくチャレンジしていってほしいです。応援してます!! 家入さんはじめ各投資家のコメントにあるように秋元さんはいつもTシャツ。(こちらの写真は1月の写真だ…)今回の調達で長袖を買えるかもしれない… リリースを記念し、2018年2月28日まで初回価格を1,000円割引を実施中。新しいサービスの体験をしてもらう狙いだ。 編集後記 スタートアップタイムズでも起業家のPR支援として取材を行っていますのでお気軽にお問い合わせください。 15分で取材完了。簡易取材サービスでPRしませんか? 日本初「人工知能スタートアップ特化型」育成投資

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エウレカマフィア庄田氏率いる「HERP」は採用担当の事務作業を自動化する

庄田一郎 AIリクルーティングプラットフォーム「HERP」および、採用コンサルティングサービスを提供するHERPの代表取締役CEO。新卒で入社したリクルートで「SUUMO」の営業と新卒のエンジニア採用に従事したのち、恋愛・婚活マッチングサービス「Pairs」とカップル向けコミュニケーションアプリ「Couples」を開発・運営するエウレカで採用広報責任者を務めた。その後、Couplesのプロダクトオーナーを経験し、2017年3月にHERPを創業。 採用担当アシスタントの事務作業をすべて自動化する スタートアップから生まれるスタートアップは「〇〇マフィア」と呼ばれ、このサイトでも「レアジョブ」や「キャンドル」などを紹介してきた。 その中で新たなマフィアの誕生を予感させるのが、エウレカ卒業生スタートアップの「HERP」だ。エウレカ卒業生の庄田さんが経営する「HERP」は、すでにエウレカ共同創業者の赤坂優さんと西川順さんから第三者割当増資を受けている。 採用における事務作業をすべて自動化するサービスを開発しています。採用領域に特化してRPAを進めていきたいと考えています。 なぜRPAから始まったのか。 採用媒体の多くはAPIを公開しておらず、媒体の管理画面からATS(採用管理システム)への候補者情報のコピペ(コピー&ペースト)で成り立っています。しかし、このコピペ作業がある限り、データの正確性を担保することは困難であると考えています。 そこで、それらの手入力作業をすべて自動化することで、データの正確性を担保するだけでなく、採用に関連するあらゆるデータ解析の精度向上を目指してHERPを開発してきました。 候補者情報の一元管理・自動連携をすることで、コストをかけずに正確な現状を把握することができます。UI/UXにおいても、私自身がリクルートおよびエウレカで経験してきた採用実務が抱える課題感をベースに設計しています。これらのポイントがHERPのサービス特長であり、ほかにはない強みです。 このような利用シーンに着目しているのはなぜか。 前提として、採用活動にはマーケティング観点が必須であると考えています。なぜなら、採用もアプリ・Webの新規獲得と同じく、チャネルの最適化を通じた、獲得効率の最大化を考えるべきだからです。 しかし一方で、採用媒体では求人票のPV・CTR・エントリーCVRなどのデータを取ることができない場合が多い。PV/UUなどのデータ持っている構造は変わらないため、自社の採用に最適なチャネルを採用担当者自身が選択できるようにしたいという思いのもと、HERPの開発に取り組んでいます。 たしかに、APIが公開されていない業界の中でも人材系は大きなマーケットの一つだ。 採用業務に携わる中で、必須なツールであると感じた なぜこのようなサービスを始めたのだろう。 リクルートでは新卒エンジニアの採用、エウレカでは中途・新卒の採用を担当してきたのですが、本当に事務作業が多かったんです。なんとか工夫して、事務作業を自動化するなどして効率性を上げたいなと思っても、それを解決してくれるようなサービスはなく、結局、自分自身の工数を割くか、そのためのアシスタントを採用することで対処するしかありませんでした。そういった経験を重ねるうちに、実際に採用担当として課題を経験している自分が作るべきサービスなのかもしれない、と考えるようになったのがきっかけです。 もうひとつ理由があるそうだ。 自分で0からビジネスをやりたいと学生時代時代から漠然と思っていました。まずは、会社員として社会経験を積みながら「これだ」と感じられる事業領域を探しつつ、タイミングを見計らっていたというのもあります。それを最後に後押ししてくれたのがエウレカの経営メンバーでした。 エウレカの後押しと自分自身のキャリアが重なった起業だった。 データ活用で、採用担当者が本来取り組むべきことに集中できるようにしたい 将来を聞いた。 採用関連のデータを用いて、採用担当者が本来取り組むべきものと、そうでないものを明確に判別できるようにしていきたいと考えています。 まずは事務作業を採用担当者がやらなくてもいい状態を作りたいですね。そして、採用に関連するデータを一つのサービスに集約し、一括管理できるようにしたい。 それができると現状の可視化によって、精度の高いデータ分析・活用ができるうえに、各チャネルの投資対効果をもとに最適なチャネルの提案や、人材要件の類推までできるようになる見込みです。さらに事務作業が削られることで生まれる時間で新たな意思決定をしたり、コミュニケーションを通じて候補者をアトラクトしたり、といったより採用結果に直結する本来人間が取り組むべき業務に集中できるようになります。 庄田さんはその先も見据えているようだ。 中立な立場だからこそできることをやっていきたいです。例えば、弊社が持つ統計データの提供や、長期的な視点では候補者の方が最適な企業選びをできようサポートしていきたいと考えています。 まだ構想はATSから始まったばかり。AIリクルーティングプラットフォームとして、主要な採用業務を自動化するプロダクトを提供する構想だ。 編集後記 スタートアップタイムズでも起業家のPR支援として取材を行っていますのでお気軽にお問い合わせください。 15分で取材完了。簡易取材サービスでPRしませんか? 日本初「人工知能スタートアップ特化型」育成投資

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AIプログラミング学習を「完全無料10秒」ではじめられるAidemy

石川 聡彦 ソフトバンクアカデミア5.5期生。AI特化のプログラミング学習ツールAidemyをリリース中。著書に『人工知能プログラミングのための数学がわかる本』(KADOKAWA/2018年)など。 10秒で始めるAIプログラミング学習サービスAidemy AIスタートアップが多数創業し、大企業でもAI開発プロジェクトが多数発表されている。その一方でAIプログラミング人材の不足はメディアなどでも言われるとおりで、StandardやAIAcademyなどのAI教育企業も生まれてきている。 その中でAIプログラミング学習を「完全無料10秒」ではじめられるサービスを行っているスタートアップがある。それが「Aidemy」だ。 ひとことで言うと「エンジニアのための、AIプログラミング学習が完全無料10秒ではじめられる」サービスです。Facebookで登録をするだけでスタートできます。 AIプログラミング教育はいくつか出てきているが「エンジニアのための」と言い切っているところは少ない。 スキルアップしたいエンジニア、予備軍をターゲットにしています。私も理系出身で応用としてプログラミングや機械学習をやっていました。情報系以外の学生はもちろん、会社でフロントエンドエンジニアやインフラ/バックエンドエンジニアも機械学習を活用したアプリ制作を考えている現状で、わかりやすく、すぐ学べるサービスが必要だと思いました。 簡単、完全無料であるほかに、実は学習者側が助かる大きな特徴がある。 環境構築不要で、GPUなどの高性能実行環境を用意してあります。インターネットブラウザさえあればすぐ始められます。学習しながらデータを投入してプログラムを動かす場面でも、教師データセットも用意してあるので学んで試すフローがあります。 例えば、手書き文字認識、売り上げ予測、ニュース分類など人気のあるものをデータセットを用意してあるので、実際の業務に応用を考えながら学べます。 初心者がつまづく環境構築は一切不要。開始して10秒でコーディングが可能なのはうれしい。実際に教師データを用いて実行できるのも魅力だ。 どんな人が利用しているのだろう。 20代がメインのユーザーで、30代の方多いです。中には、40代以上で挑戦される方もいらっしゃいます。学生さんはもちろんですが、社会人だと、お医者さんが教養として学ばれている例もあります。Web企業に勤める方がレコメンデーションを学んだり、製造業の現場にいる人が在庫予測や異常検知を学んだりしています。特に若い人に人気なテーマはディープラーニングですね。 利用者のバックグラウンドもスタートアップから大企業まで幅広い。 気軽な学習環境と事業に応用可能な内容の豊富さが受けているようだ。 AI機械学習を学びやすいものにしたい なぜAidemyは生まれたのだろう。 機械学習やるまでの壁が多すぎる。まずは手っ取り早くやってもらいたいと思いました。 自分で独学しましたが感じ田3つの壁がありました。数学への嫌悪感からくる「数学チックな壁」、プログラムを書く前に挫折する「環境構築の壁」、実際プログラムを回す時にあたる「計算資源の壁」です。 AIを始めようと思う多くの方はこの壁に当たりますし、僕自身も同じでした。 自分が苦戦したことを解決したい思いを持っての創業だったようだ。数学の壁の突破のためにも石川さんは書籍にも取り組んでいる。 学問の道に行くことは考えなかったのか。 起業家のコミュニティにいましたし、ベンチャーでインターン行ったりとかしていて起業のほうが当たり前だったんですよね。 石川さんにとって起業は自然な選択だったようだ。 機械学習を仕事にするならAidemyを目指す 将来を聞いた。 まだ始めたばかりで大きなことを言うのもなんですが、機械学習を仕事にするならAidemyを目指します。あまり詳しくは言えませんが、リリースから20日で会員登録2000人を突破し、順調にユーザー数は伸びています。3-4月にはこの領域で国内NO.1のユーザー数を誇ると思います。 足早な学習サービス拡大の次は予定があるのだろうか。 受講生のキャリア支援をやっていきたいです。ハイレベルなエンジニアがハイレベルな転職ができるイメージですね。今年の下半期にそれを実現したいと思っています。 その次は早く海外展開したいですね。インドに進出したいと思っています。日本とほとんどかわらない環境で、私たちが改善できます。世界でも「機械学習を仕事にするならAidemy」になります。 社会的課題になりつつあるAIエンジニアの育成に期待できるプレイヤーの挑戦、応援していきたい。 編集後記 スタートアップタイムズでも起業家のPR支援として取材を行っていますのでお気軽にお問い合わせください。 15分で取材完了。簡易取材サービスでPRしませんか? 日本初「人工知能スタートアップ特化型」育成投資

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大企業やVCが寄ってたかってメンタリングするイベント「ASAC Batch5 Half Demo Day!!!」に行ってきた

冒頭「大手企業メンター40名以上が集うイベントとなった」とのASAC會田さんの報告から始まったイベント。 1月30日(火)に開催された イベント「ASAC Batch5 Half Demo Day!!!」。ASACとは「東京から世界に誇るリーディングカンパニーを生み出す」がテーマ。「新結合による新事業創出プラットフォーム」がASACの役割となる。監査法人トーマツと東京都が共同で運営する「成果にコミットすアクセラレーションプログラム」と銘打つプログラムだ。 今回集まった9社は、AIによるニュース提供から、建設ASPまで幅広い。特徴としていえるのは社会的意義の高い事業が多いことだろう。このあたりは東京都の委託を受けてプログラムを運営しているところに由来している。 3時間にわたるイベントとなったが、目次から興味があるコーナーをご覧いただければと思う。 オープンニング 平日夜間の開催となったが、40名ほどの大企業メンターと先輩起業家が集結しオープンイノベーションへの意気の高まりが感じられた。スケジュールは以下の通り。ASAC Batch4の採択企業9社によるピッチ(half demo pitch)が行われ、そののちスタートアップの事業課題に対しメンター陣がメンタリング(half demo bootcamp)を行う構成となった。 19:00~開会 19:00~19:15 opening 19:20~20:20 half demo bootcamp1 20:30~21:00 half demo bootcamp2 21:00~21:30 half demo bootcamp3 21:30~22:00 half demo bootcamp4 ASAC Batch5 参加企業 2部は1社4分のショートピッチののち課題に対するアドバイスを行っていくプログラムだ。資金調達や大企業との連携を行っているのでVCや投資担当のみなさん、ぜひコンタクトを取ってみていただきたい。 株式会社ファミワン 6組に1組が妊娠に向けて検査や治療を行っているという現実がある一方、多くの夫婦が不安や悩みを抱えながら取り組んでいます。情報不足によって妊娠率の下がった高齢になってから治療を始めたケースや、不正確な情報に振り回されてしまい時間とお金を無駄にしてしまうケースも少なくありません。 ファミワンでは、妊活に取り組む夫婦にパーソナライズされたサポートを提供します。東京大学や医療機関との共同研究、不妊カウンセラーや不妊症看護認定看護師などの知見、そして経験者の声を集約し、状況に合わせたアドバイスを実施。年齢や妊活経験に合わせた情報提供・意識啓蒙・行動推奨を行い、夫婦二人で適切に妊活に取り組む世界を作ります。 アンター株式会社 医師に求められる医学知識の増大速度に対し、情報収集にイノベーションが起きていません。 Antaaは医師同士の実名制のネットワークを構築します。我々が提供するAntaaQAの特徴は、現場の医師Empowermentしていくことです。障壁のない医師のネットワークを構築し、医療現場の課題を解決していきます。今後、医師同士がAntaaプラットフォーム上に蓄積した知見を共有することで、日本中の医師が最先端の知見を備え、最高品質の医療を提供できることを目指しています。 ストックマーク ホワイトカラー業務の20%は「情報収集」に使われており、さらにチームでチェックすべき重要ニュースはほとんど同じにもかかわらず、 いまだに各個人で非効率な情報が行われています。 Anewsでは、国内外3万メディアからリリースされる1日30万記事を収集し、最先端のAIにより各企業・部署別にカスタマイズして配信することで、情報収集を飛躍的に効率化します。 ビジネス活動のベースとなる「情報収集」をAIで効率化することで、ホワイトカラーの生産性向上を目指しています。 現在、経済産業省様、帝人様、セブン銀行様、博報堂様、三菱商事様、リクルート様など、リリースから半年で450社以上にご利用いただいています。 CONCORE’S Photoructionは建設現場を中心とした建築・土木の生産業務を効率化するためのSaaSです。生産過程で必要な情報(写真や図面、工程など)をプロジェクト単位で簡単に共有、管理、活用することができるサービスです。現状の建設現場はデータの整理や資料の作成など、本質的でない仕事に技術者の時間が非常に多く割かれてしまっています。Photoructionはモバイルとクラウドを用いて、それらの手間を圧倒的に効率化し、技術者が本来の仕事だけに従事できる世界を実現します。また、生産過程で生じる情報が構造的なデータとして蓄積できるため、データを活かした現場の運営や、経営課題の解決にも繋げることが可能です。 いのちBOT 傾聴サービス「いのちbot」は、気持ちを言語化することにより、うつうつとした気分が改善することを助けることを目指します。…

インタビュー

誰もが自分らしく働ける社会の実現を目指す「一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会」

「働き方改革」という言葉を最近よく耳にする。ワーク・ライフ・バランスであったり、副業解禁であったり。高度経済成長時代から続いてきた、終身雇用制度も変革を迫られているなかで、今「フリーランス」という働き方に注目が集まっている。副業を含むフリーランス人口は、今年1100万人を超えたという調査もある。(フリーランス1100万人時代、支援サービス広がる – 日本経済新聞) 今回は、そんな昨今注目を集めているフリーランスを支援する「一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会」を取材し、代表の平田麻莉さんにお話を伺った。 〜平田麻莉さん〜大学3年の頃にできたばかりのPR会社に入社し、仕事生活を送る。その後大学院に入学し、博士課程の学生をしながら大学からの業務委託の形で広報と国際連携の仕事を担当。ここで学生とフリーランスの二足の草鞋をはじめて経験することとなる。その後、妊娠・出産をきっかけに大学院を退学。2017年1月に一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会を設立し、代表理事を務める。フリーランスとして株式会社ビザスクや株式会社タスカジでも勤務。 フリーランスとして働く「働き方の選択肢」をつくりたい 私がこの協会に取材のお願いのメールをお送りすると、すぐに代表の平田さんからお返事が来た。取材の依頼は快諾。何回かのやり取りの中で、フリーランス協会の資料をお送りいただいた。その資料を一読して、私が思ったのは「きっと、フリーランスの人たちが待ち望んでいたものがここには沢山あるのではないか。」ということ。 フリーランス1100万人時代と言えども、フリーランスを取り巻く環境はまだ決して整っているとは言い難い。例えば会社員なら少なからず会社に守られている一面があると思うが、フリーランスならば裸一貫で取引先と取引しなければいけないシーンがあるだろう。そんなときの不安は会社員のそれとは全く違うはずだ。 フリーランスとして2回の出産・保活を経験するなかで、日本の中で”規格外”感を感じた。 そんな経験から、フリーランスとして働くという「働き方の選択肢」をつくり、社会のなかでの柔軟な働き方を整えていきたいという思いが、この協会を設立することになった思いの一つになっている。 と平田さんは語った。 メルマガ会員4000名のフリーランス協会が目指すもの フリーランスによるフリーランスのためのインフラをつくりたかった。 と語る平田さん。協会は誰もが自分らしく働ける社会の実現を目指す。決してみんながフリーランスになるのを推し進めることが目的ではない。 フリーランスはその業務の形態上、どうしても共に情報交換をし合える仲間が作りづらかったり、1人で作業することも多いため孤独を感じる人も少なくないという。そのため、協会ではイベントやセミナーを定期的に開催して、フリーランス同士の交流を促進する活動を行っている。また、国に対して働き方改革やフリーランス支援の働きかけを行うなど、積極的に社会に対して提言も行っているそうだ。 協会は2017年1月に設立され、まだ1年も経っていないが、登録メルマガ会員数は4,000名を超える。協会が提供するサービスの核となるベネフィットプランを使える一般会員の数も550名を超えた。Facebookのいいね数も2,000以上だ。メルマガ登録の際にも「こんなサービスを待っていました。」といった、ユーザーからの反響も少なくなかったという。会員のボリューム層は30〜40代。ユーザー層としては、クリエイティブ系が一番多いそうだ。 みんなが望んでいたけれど出てこなかったサービスが誕生した 協会が提供する有料のベネフィットプランについて少しまとめてみたい。このベネフィットプランは、フリーランスやパラレルワーカーをターゲットとしているサービスで、年会費1万円を払えば誰でも入会が可能だ。 内容は、業務上の賠償を補償してくれる賠償責任保険や所得補償精度、税務・法律関係の相談対応、健康診断や人間ドックの優待、温泉などのリラクゼーション施設を優待価格で利用できる福利厚生など極めて多岐にわたる。 その上、フリーランスの使用者が多いチャットサービス「Chatwork」の有料会員権も無償提供される。実際、「Chatwork」の優待はかなり好評だという。 正直私がフリーランスだとしたら、今すぐにでも加入したくなるようなコスパの高いサービスだ。 フリーランスには「ゴレンジャー」的な魅力がある フリーランスについて平田さんにお話を伺っている最中に、興味深い言葉を耳にした。それは、 フリーランスには「ゴレンジャー」的な魅力がある。 ということ。「ゴレンジャー」とは赤・青・黄色など様々な色のヒーローやヒロインが戦う、いわゆる戦隊モノのテレビ番組のことだ。そのゴレンジャーの姿は、フリーランスとしての働き方に重なるそう。 フリーランスは、それぞれが自分の個性や才能を活かして働いている。例えば、1人はデザインが得意だったら、もう1人はライティングが得意といったように、みんなそれぞれの専門性がある。 専門性がチームになって掛け合わさったときの快感が、フリーランスにはある。 と平田さんはいう。 それぞれが自分の個性や才能を活かし、それを掛け合わせて大きな仕事をするという平田さんの考え方には、私自身とても共感が持てた。 フリーランスは「スキルや知見に対して対価をもらうシビアな働き方」 終盤に、平田さんにフリーランスとして働くということについての考えを伺った。 フリーランスは会社員と違い自由だから良い、などとフリーランスに対する肯定的な意見を多く耳にする昨今だが、 フリーランスは「スキルや知見に対して対価をもらうシビアな働き方」だ。 プロであるということは再現性があるということであり、どんな状況でも結果を出すことが求められる。フリーランスは時間を切り売りしているのではなく、パフォーマンスを売っている。 と平田さんは語る。 そのため、平田さんは続けて いきなりフリーランスになるのではなく、まずは会社員として雇用を確保されている状態で、副業的に仕事を行い、そこで成功が得られた場合、独立してフリーランスになるという働き方も考えてみるとよいのではないか。 と提案してくれた。しかし、現状は副業を許可する企業が増えてきているとはいえ、まだまだ副業が許されていない企業も多い。だから、平田さんは日本の働き方の現状について 副業をすること、フリーランスとして働くこと、また会社員に戻ることなど様々な働き方が自由に選択でき、そのなかに流動性が確保されるような労働環境を整備していくことが今後必要だ。 と語った。また、地方の疲弊と東京一極集中についても、 東京一極集中による地方の疲弊を食い止める手法として、フリーランスやパラレルワーカーという働き方が有効だ。また、二拠点居住やワーケーションといった、「段階的移住」を提案している。 と平田さん。 いくら地方創生といっても、いきなり今ある仕事を全て地方に移したり、地方移住を決めることは容易ではない。これからは、このような場所に囚われない新しい働き方の重要性やニーズはよりいっそう高まっていきそうだ。 これからの働き方を考えていくために 冒頭でも書いたが、昨今様々な場面で耳にすることが多い「働き方改革」という言葉。 副業解禁など社会でも少なからず変化が起こりつつある。そんななかで、平田さんはフリーランスに焦点を合わせ、その立場から働き方改革を主導している。フリーランス協会が目指す「誰もが自分らしく働ける社会の実現」―それは決して容易なことではないだろう。しかし、誰かがそれを推し進めようとしないことには何も前進することがないのは確かだ。 今フリーランスとして働いている人はもちろんのこと、そうでない人も将来の働き方としてフリーランスがより身近になっていることは想像に難くない。これからの日本では社会の変化とともに、きっと今以上に多様な働き方をする人が増えていくことは必至だろう。 協会への取材を通じて、私は今後の日本社会での働き方の一歩先を垣間見ることができたような気がした。 (取材・編集・構成:佐々木圭太 / Startup Times編集部)

インタビュー

川田尚吾氏と本田謙氏から資金調達、初の国産スマホOS「SUNBLAZE OS」は努力しやすくするプラットフォームを目指す

常盤瑛祐 QubitalではData Science Consultant (Technical Operation)、Tokyo Otaku ModeではMarketing、One Voice Campaignなどを経験。環境国際条約政策提言、国内ネット選挙解禁、アート製作、ビッグデータ分析、等の業務を経て2017年1月にインドで現地調査を行った結果、既存OSが最適なOSだと思わないユーザーが一定数いることが分かり、今年の2017年3月にスマホ向けOSの開発を事業に決める。2017年7月にSkyland Venturesから出資をうけ、エンジニア8人のチームでプロトタイプ開発を完了した。 全世界の3割を相手にした「国産スマホOS」を作る StatCounterによれば2017年のスマホOSのシェアはiOS(iPhone)19.59%、Android:71.95%、Windows:1.03%、その他:8.46% となっている。国産OSは存在せず海外企業に依存しているマーケットである。 その中で新たなOSスタートアップが誕生し、DeNA共同創業者の川田尚吾氏とFreakOut創業者の本田謙氏から総額2000万円の資金調達を行った。それが「アメグミ」だ。 全世界のユーザーの3割を占める、生活アプリしか必要としないユーザーを対象にスマホOS「SUNBLAZE OS」を作っています。 この試みは2017年3月にスタートしたばかりだが、川田尚吾氏と本田謙氏から資金調達。大手アライアンスに向けて動き始めている。既存株主はBLINCAMやKay meにエンジェル出資をしている山本真司氏と、U25向けシード出資をしているSkyland Ventures。12月にプロトタイプが完成し、新たな人材採用を進めていくため今回の調達を行った。 開発を同時並行で進めつつ、このOSが搭載されたスマートフォンの生産と販売は自社だけでは難しいため、現在オープンイノベーションによる大手企業とのアライアンス先を検討しているそうだ。 なぜこんな試みが始まったのか。 スマホは買い替え、売り切りモデルが基本になっています。OSアップデートが過剰すぎるか、まったくされないために1年半で強制終了したりする機種もあったりします。それはユーザーから「寿命かな」と見えますがそうではありません。 「最低限の機能」を求めるユーザーが持つスマートフォンやタブレットに特化すると最低限のOSアップデートでやっていけて、端末自体の寿命も延びるのです。 このようなスマホの利用シーンに着目しているのはなぜか。 2017年1月にインドで現地調査を行った結果、Androidが最適なOSだと思わないユーザーが一定数いることが分かりました。軽く見積もっても3億人は超えると見ています。 インドなどの新興国に限らず、ゲームや動画をほとんど使わず、SNSや検索、チャットなどの最低限の機能しか使わないユーザーはたくさんいますし、シンプルなOSはIOT機器などへの組み込み、業務用スマホや、公的機関も使いやすいのでチャンスは増加すると見ています。 たしかに、多くのユーザーが使う機能は限定的。ガラケーが熱心なファンがいるのもその証と言えるだろう。 努力しやすくするプラットフォームを目指す 将来を聞いた。 現在はデモプロダクト制作を終え、本格開発を同時並行で進めています。このOSが搭載されたスマートフォンの生産と販売は自社だけでは難しいため、現在オープンイノベーションによる大手企業とのアライアンス先を検討しています。 アライアンス先の候補は、大手通信キャリアや広告代理店、アプリ開発会社、IoT製品を扱っている会社で、中国の工場での生産と、世界各地での販売網の構築をやってくださるパートナーを模索しています。 アメグミからはOSの管理と工場とのコミュニケーションなどを提供し、協業による既存スマホ市場への破壊的イノベーションを実現します。 もうひとつはもっと先の目指す世界。 直近はスマホOSをうまく使って、ありとあらゆる社会課題、教育、保険、求人、決済、奨学金、防犯などを解決していきたいと思っています。 私たちが作っているスマホOSは、ゲームや動画を重視していません。なので遊んでいない人がターゲットで「努力する人のためのスマートフォン」になりたいと思っています。 現在はスマホのOSですが、PCなどはもちろんテレビやバイクにも搭載していきたい。 「努力しやすくするプラットフォーム」とは変わっているがビジネス上はメリットがあるのか? 「努力している」ユーザーに絞るということは人間として成長する人に絞るということ。そうすればキャリアアップも実現するだろうし、収入も上がってARPUがあがるはず。ビジネス上のメリットが出てくると思います。 スマホOSを軸に、事業を広げていく構想だ。 編集後記 スタートアップタイムズでも起業家のPR支援として取材を行っていますのでお気軽にお問い合わせください。 15分で取材完了。簡易取材サービスでPRしませんか? 日本初「人工知能スタートアップ特化型」育成投資