株式会社emotivEが開発する人の志向性を理解するAIパートナー「OMOHIKANE(オモヒカネ)」

コンサルティング部長・CMO
佐野 亜友子

日本航空株式会社、大学時代に学んだミクロ経済学および日本航空勤務時代に学んだ消費者行動知識などを実践的に活かしたフリーのコンサルタント(販売支援や社員研修のトレーナー等)。
 emotivE創業メンバー、学生時代よりプロスノーボーダーとしてW杯を転戦・スノーボード元全日本チャンピオン(世界ランキング20位)。日本ソムリエ協会公認ソムリエ。小笠原煎茶道教授。
実績:セールスマン育成、対話AIサービスのディレクションと顧客へのコンサルテーション
得意領域:実践的なマーケティングおよび営業能力を活用した法人向けコンサルティング

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認識モデルAI「OMOHIKANE」は人や企業に革新をもたらす

現在、あまりにも早い技術革新により、ハードウェア・ソフトウェア共に「機械」を使いこなせる人と使いこなせない人にギャップが生じてしまっている。機械が苦手な人が置き去りになってしまっているのが現状だ。しかも、この問題は昨今の高齢化により拡大していくだろう。

これらの問題を解決すべく、生まれたのが株式会社emotivEの開発する認識モデルAI”OMOHIKANE(オモヒカネ)”だ。OMOHIKANEは人が機械に合わせている現状を打破するきっかけになるかもしれない。

詳しく見ていこう。

当社が開発するサービス”OMOHIKANE”を一言で言うと、「人の志向性を理解し応じるAIパートナー」です。

人の志向性データの解析、色や柄などそのモノや人の分析を通して、対話型のAIを構築します。「志向性」とは、人の心がその物事を目指し、それに向かうこと。人がやりたいことや思っていることをAIが分析し、理解できるようにしています。

この志向性をAIが理解すると、企業は間違いなく変わると思うんですよね。例えば広告業界。人が本当に必要な広告だけを受け取れるようになるので、価値を今までよりさらに高めることができます。

特徴は、AI自身とユーザーを認識でき、短期記憶と長期記憶を設定により分けることが可能なことです。時間や場所の分析をすることもでき、知っている知識と知らない知識、専門知識など分類して出力を変えられます。暗黙知を把握でき、人間にとっての常識や当たり前の感情を学習できます。

具体的な活用シーンとしては、ICTプラットフォームの構築、サービスシステム・サービスモジュール・サービスコンテンツの提供広告宣伝コンテンツの作成など幅広く取り組んでいます。
旅行業界で、その人にとって最適な観光スポットを提案したり、教育業界で一人ひとりの子供に合ったカウンセリングをしたりすることができるようになります。

競合についても聞いた。

GAFAが取り組んでいるAIは競合になるかもしれません。

データはファイリングとフィルタリングをしなければ価値のあるものにはなりません。OMOHIKANEの強みはデータを整理した状態で保持できること。

適切なデータを適切な場所で使えるようにすることで、日本語でシェアを獲得しつつマルチリンガル化する予定です。

プロスノーボーダー・客室乗務員・起業…多彩すぎる経緯に迫る

株式会社emotivEにジョインするまでの経緯をCMO佐野さんに聞いた。

私は高校3年生から、スノーボードをやっていました。プロスノーボーダーとして日本1位になったこともあります。ワールドカップの出場経験もあり、目の前のことに全力でチャレンジする精神はここで学んだと思っています。

新卒の正社員で国際線の客室乗務員として13年間勤務。ファーストクラスでの勤務などを通して、政財界・皇族・有名人など様々な人と出会い、世界が広がりました。

13年間の客室乗務員としての仕事の後、起業をし、3つの会社を経営。それまでの経験から人とのコミュニケーションが得意で、自信を取り戻すためにはどうすればいいのかを系統的に理解できていたので、教育やコンサル系のサービスを提供していました。

その後、結束さん(現株式会社emotivE 代表取締役兼社長)と出会い、「人の気持ちがわかる強みを生かして力になってほしい!」と誘われたんです。AI業界はそれまで全く経験したことがありませんでした。

しかし、自分の信頼している人に「やれる」と言われたことはやってみるのが自分の信条。また起業の経験から、何を仕事として選ぶのかは重要ではなくて、大切なのは誰と仕事をするかが大事だとも思っていたので、やってみようと思えましたね。

AIの力で機械が人に合わせられる世界の実現を!

将来の展望を聞いた。

2017年に生まれたOMOHIKANEは、これからどんどん賢くなっていきます。
現在はマルチモーダル化を目指しているんです。音声認識や声で人に寄り添う形になることを目指しています。多言語対応もしていきたい。

OMOHIKANEは脳としての役割を果たせるので、これからは目(画像認識)や耳(音声認識)を繋げて、さらに人間に寄り添えるようにしていきたいですね。

また知識構築のオープン化をしていきたいと思っています。わかりやすく言えば、データベースのウィキペディア化という感じでしょうか。誰もがAIに知識を学習させられるようなプラットフォームを構築したいです。2026年の実現を目指しています。

将来の理想は身の回りにAIパートナーがいて、AIパートナーが機械を人に合わせてくれるようになること。AIが雑談をしたり、心に寄り添ってくれたりしたら、利用者は楽しく便利に使えますよね。法人のお客様も、リアルタイムで志向の傾向を手に入れることができ、ユーザーの深い理解につながります。そうなればマーケティングのPDCAが明確になり、最前線で活躍している会社をサポートできます。これはもう期待というより確信ですね。

OMOHIKANE」はAIの力で機械が人に合わせられる社会の実現を目指し、進化を続けていく。

編集後記

取材担当橋本
佐野さんの「私はAIについて何もできない。でも、人を励ましたり、ゴールに導いたりすることができる」という言葉が印象的でした。彼女のような人こそ、リーダーなんだろうなぁ…。

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