誰もが自分の人生を肯定できる社会を実現。――家庭環境においてつらい経験をした方に特化した就職・転職サービス「RASHISAキャリア」

平成30年度の児童相談所による児童虐待相談対応件数は15万9850件。多くの人が、虐待と虐待から受けた心理的苦痛に苦しんでいる。

そんな人を救うサービスが登場した。

株式会社RASHISAが運営する「RASHISAキャリア」だ。

RASHISAキャリアは家庭環境において、つらい経験をした人に特化した就職・転職サービスだという。

どんなサービスなのだろうか。代表取締役社長 岡本 翔氏に話を聞いた。

プロフィール

代表取締役社長
岡本 翔

家庭環境においてつらい経験をした方に特化した就職・転職サービス「RASHISAキャリア」

――RASHISAキャリアについて教えてください。

RASHISAキャリアは、家庭環境においてつらい経験をした方に特化した就職・転職サービスです。

虐待やDVなどを受けた経験がある人の就職や転職を支援しています。

――「RASHISAキャリア」の利用の流れについて教えてください。

はい。まずは、プロのキャリアアドバイザーが面談を通して、相談者の悩みや課題に寄り添い、自己分析から面接対策まで幅広くお手伝いします。

その後、セミナーや勉強会や、社会経験を積むために長期インターンシップなどの就業機会をご提供します。

最後に、過去の辛い経験や想いと真摯に向き合って、求職者の個性や価値観を認めてくれる素敵な企業をご紹介します。

RASHISAキャリアのサービス概要

――RASHISAキャリアの強みについて教えてください。

まずは、職業体験ができることは大きな強みになっています。弊社では、受託した仕事をインターン生として仕事を体験できるんです。ここでまずは仕事について知ってもらいます。

他にも、RASHISAキャリアをご利用いただいている企業様には、深いご理解を頂いているため、特殊な背景を持った求職者・学生でも受け入れやすい環境を創っています。

――求職者・学生に寄り添ったサービスなんですね!

弊社のキャリアアドバイザーにも強みがあります。というのも、弊社のキャリアアドバイザーは全員、過去に虐待を受けた経験があります。

そのため、求職者の方は自分の原体験をお話しやすくなっています。虐待を受けた原体験を話せれば、より深い自己分析ができ、自分に最適な意思決定が可能です。

従来のキャリアアドバイザーには、自分の虐待経験について話すことは大きなハードルがありました。そこで、自分の経験についてオープンにできるからこそ、自己分析や意思決定がより精度の高いものになると思っています。

RASHISAキャリアの立ち上げには、創業者自らの原体験があった。

――株式会社RASHISAを立ち上げるまでの経緯について教えてください。

株式会社RASHISAを立ち上げる前には、ずっと人材畑にいました、学生起業をして、セールス・採用・イベント設計などを担当していたんです。

その後、2017年の1月に株式会社RASHISAを立ち上げました。立ち上げた当初は、福岡を中心とした九州の大学生の就職支援事業を運営していました。

2019年の9月に事業をピポッドしました。11月に「RASHISAキャリア」のサービスを決め、12月にLPを発表したんです。

――RASHISAキャリアに事業をピポッドしたきっかけはなんだったのですか?

自分自身の課題感が開発のきっかけですね。

というのは、私自身が虐待を受けていた経験があるんです。そのため、自分の過去を話すのが嫌だった。しかし、とある人に話したことをきっかけに、自分の過去が強みになることを知りました。この経験のおかげで、自分の人生を肯定できるようになったんです。

この経験と同じように、虐待を受けた経験のある人でも、自分自身を肯定できるようにしてほしい。そんな想いでRASHISAキャリアを立ち上げました。

誰もが自分の人生を肯定できる社会へ!

――今後のサービスの展望について教えてください。

今後は、虐待の原因を解決できるサービスを探っていこうと考えています。

実は、虐待の原因のおよそ6割は実母なんです。実母が虐待をしてしまうのは、夫婦間のDVや親の貧困などが影響しているからです。

これらの解決策を探り、虐待を予防できるビジネスに踏み出したいと思っています。

――ミッションについて教えてください。

ミッションは「ビジネスの力で『世界⼀』 虐待問題を解決する」ことです。

このミッション実現のために、「誰もが自分の人生を肯定できる社会を作る」をビジョンとしています。

世界の虐待問題に向き合えるような会社を目指していきます。

RASHISAキャリアのサービスが気になった方は、ぜひサイトもチェックしてみてほしい。

編集後記

取材担当橋本
社会福祉を学んでいる橋本です。株式会社RASHISAのように、企業が社会的課題に挑戦していく必要を痛感しました。

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