遠藤 洋之
起業家、教育者、トライアスリート。WEB制作会社、ITトータルソリューションを展開するGOOYAを経て、WEB広告を中心にシステム開発、メディア運営を行なう株式会社SAKURUG(サクラグ)を創業。
一点突破、リスク分散、様々な考え方の経営がある中で事業ポートフォリオにこだわる経営で成長を続けるスタートアップがある。それが「SAKURUG(サクラグ)」だ。
システム開発、インターネット広告、自社メディア、この3つをやっている会社です。前にはもっと色々やってました。
株式会社SAKURUG(サクラグ)の遠藤代表は語る。
事業ポートフォリオにこだわるとはどういう意味だろう。
ソフトバンクとかサイバーエージェントとか、成長している会社って何の会社が表現しづらい多様性を持って変化しています。だから強いんだと思うんです。いろんな顔を見せながら、人や可能性を見つけていける。だから私たちもそれを強みにしたい。
直近はシステムインテグレーション事業が伸びてきている。
注力している分野のひとつがこの人材の分野だという。
まだ6期目の当社ですが元々広告代理事業からスタートし、現在はHRtechと呼ばれる人材×テクノロジーの領域に最も力を入れています。このように、次々に事業を生み出していく会社になりたい。一方で、事業をやるなら、海外で伸ばしたほうが社会的インパクトも大きいと考えて、アフリカで事業をしたいという夢もあったりします(笑)
広告代理業とシステム制作事業とリソースの確保を兼ねたメディア運営。堅実な事業展開に見える中に面白い野心があるようだ。
なぜSAKURUGは生まれたのだろう。
初めて起業しようと思ったのは20歳くらいの時でした。堀江さんの本を読んで好きになって、最初はサラリーマンが嫌だったんですよね。もし学生に戻れたら起業したいですが、逆説的ですが学生時代の自分に会って起業しろといってもしないと思う。勇気がなかったので(笑)就職したもののお世辞にもいい社員ではありませんでしたが…
お世辞にもいい社員ではなかったとは本人の弁だが、主張の強い社員だったのだろう。
2010年にGOOYA(ゴーヤ)に転職して、システム開発、WEB制作の営業をしていました。1年くらいで起業したいと言っていましたね。結構仕事にハマって成果も出ていて、目にかけてくれていた社長の反応は「頑張って」でした。
とはいえ創業資金が溜まらず困っていた時に「お金出すから一緒にやらない?」と当時の社長に言ってもらって子会社としてスタートしました。最初はアドテクノロジー領域に絞って事業を展開していました。
GOOYAとの出会いが起業への大きな後押しになったようだ。
それから6期、SAKURUGは新しいフェーズを迎えている。
将来を聞いた。
ひとの可能性を開花させる企業であり続けたいと思っています。会社の未来は採用ありき、人ありきだと思っています。採用した人には、小さな当社に入ってくれたからには会社作りや事業に一緒に関わって欲しい。
このビジョンに惹かれて楽しみな人材も加わっているようだ。
起業経験者や大学院で数学を学んでいた学生、アフリカで事業を立ち上げたい学生が入社してくれました。元々のメンバーとの結束も年々強くなってきてます。順調に伸びている今だからこそ、2030年ビジョンをメンバーみんなで作っています。
2030年をマイルストーンにしたビジョンを設定し、変化し続けながら成長する計画だ。
取材担当進藤
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