スタートアップのインタビュー1000本以上「スタートアップタイムズ」

HOME/ インタビュー /Matcher=OB訪問を再発明したスタートアップ
インタビュー 2017.02.07

Matcher=OB訪問を再発明したスタートアップ

「サービスをどう定義するか…」この問いによってサービスの形は異なるもの。

今日は、「OB訪問」を再定義してあらたなビジネスを始めたスタートアップのインタビューです。OB訪問の新しい形「Matcher(マッチャー)」を運営するMatcher株式会社の西川さんに話を聞いてきました。

%e2%91%a0_%e8%a5%bf%e5%b7%9d%e6%99%83%e5%b9%b3
<西川さんの略歴>

学生時代からフリーペーパーの作成やアイドルグループの商品企画などを経験し、ビジネスに面白みを見出す。その後、2015年新卒でインターネット広告代理店に入社するもわずか2週間で退職し、同年Matcher株式会社を創業。

他サービスとの違いは「OB」の再定義

【編集部注】創業のストーリーについてはTechCrunchPediaさんが素晴らしい記事を書かれているのでぜひ参照いただきたい。

おしん記者

OB訪問サービスって最近いくつか出てきてますよね、VisitsOBとかビズリーチ・キャンパスとか。大きな違いはあるんでしょうか。

西川さん

大きな違いは「OB訪問」の定義の違いだと思います。

おしん記者

なるほど。というと?

西川さん

一般的に「OB訪問」は「学校の先輩の社会人を訪問すること」ですよね。それがマッチャーの定義では違います。

おしん記者

たしかに。マッチャーだと学校の後輩じゃない子もたくさん来ますね。

西川さん

マッチャーでは「OB訪問」を「大学を問わず希望業界や職種の社会人に会いに行く」と定義しています。

おしん記者

大学の枠を取り払ったわけですね。

西川さん

そうです。他サービスとの違いは「OB訪問」の再定義だと思います。

%e3%82%ad%e3%83%a3%e3%83%97%e3%83%81%e3%83%a3

スタートアップタイムズを運営するディップの社員も多く登録しているが、大学は関係なくOB訪問が申し込まれている

3割は採用目的、1割はリサーチ、あとの6割は「やさしさ」でできている

おしん記者

OB訪問系のサービスだと社会人の参加が重要ですが、採用目的の社会人が多いんですか?

西川さん

だいたい3割くらいが採用目的、1割くらいがリサーチなど、あとの6割は「やさしさ」というか(笑)社会人、先輩としての親切心という感じです。

おしん記者

頭痛薬みたいですね(笑)

西川さん

そうですね。多くの「◯◯してください」の部分は「面白かった本を教えて」とか「流行ってるものを教えて」とか、あまり対価を求めてない感じです。

おしん記者

そういえばその社会人側から対価を求めるスタイルも他社と違いますね。

西川さん

OB訪問って社会人も100%善意だと恥ずかしくてやりにくいですが、多少の対価を求めると社会人もやりやすいです。また、学生が対等に感じて、訪問しやすくなる狙いもあります。

おしん記者

そうか。学生の敷居を取って、社会人のやさしさを遠慮なく発揮できる仕組みがあるわけだ。

%e3%82%ad%e3%83%a3%e3%83%97%e3%83%81%e3%83%a3
インタビュアーを務める私のプランだと「就活相談にのるので、ぼくと働きませんか?」という具合になる。

行動力ある学生から有名大学の学生へ広がる

おしん記者

利用していて思うのはユーザーの層が「行動力ある学生」から「行動力ある+有名大学の学生」に変わってきてる感じです。

西川さん

そうですね。どちらかと言うと「待ち」なスカウトサービスを使う学生さんと異なるのは「行動力ある学生=積極派」の学生さんが多いことなのですが、徐々にSEOや口コミで広がっていることもあり、裾野が広がっています。

%e2%91%a1_%e3%81%a8%e3%82%99%e3%81%ae%e3%82%88%e3%81%86%e3%81%aa%e5%ad%a6%e7%94%9f%e3%81%8b%e3%82%99%e3%81%84%e3%82%8b%e3%81%ae%e3%81%8b

マッチャーの公開データを見るといわゆる有名大学を中心に、学生の裾野が広がっている模様。

おしん記者

何か特別な施策でも?

西川さん

自社メディア「Matcher Dictionary」を立ち上げて、OB訪問系のキーワードがSEOで取れ始めているのが大きいと思います。

%e3%82%ad%e3%83%a3%e3%83%97%e3%83%81%e3%83%a3

Matcherでは、サービス本体の他に就活に役立つ情報が集まるメディアMatcher Dictionaryを運営する。

おしん記者

検索してくるユーザーだからまだ積極性も失われていない感じですね。

スカウトサービスをリリース、100社以上の申し込み

おしん記者

まだはじめて1年くらいですけど、どんな将来像ですか?

西川さん

出会い方に革命を起こし、かけがえのない出会いを生み出し続けるコミュニティサービスになることを目指していますが、まずは採用したい企業様向けに新サービスを出しました。

おしん記者

どんなサービスを?

西川さん

企業様向けにスカウトサービスをスタートしました。総合商社から人気ベンチャー企業様まで幅広く100社以上のお申込みをいただいています。

%e2%91%a2_%e5%88%a9%e7%94%a8%e4%bc%81%e6%a5%ad%e4%b8%80%e8%a6%a7

メガベンチャーから某総合商社まで多くの企業がスカウト機能を利用している

おしん記者

検索して企業も声をかけられるようになったわけですね。無料ですよね?

%e2%91%a3_%e3%82%b9%e3%82%ab%e3%82%a6%e3%83%88%e6%a9%9f%e8%83%bd

スカウト機能を利用して企業から学生に声をかけられるようになった

西川さん

はい、2017年2月28日までにお申し込みいただいた企業様限定で無料でスカウト機能をお試しいただけます。

おしん記者

いいですね。今後力を入れていきたいことはありますか?

西川さん

OB訪問をする・スカウトを貰う・スカウトを送るというユーザーさんの動作をよりよくするために徹底的にプロダクトにこだわって作っていきたいです。
Matcherの利用はこちらから

編集後記

実はインタビュアーの私がMatcherのヘビーユーザーということで非常に話が早くすすみました。2年目になる当社でも採用実績が出始めており、可能性を感じるサービスです。

スタートアップタイムズでもスタートアップの支援として取材を行っていますのでお気軽にお問い合わせください。

取材はこちらから

この記事が気に入ったらいいね!しよう

最新記事をお届けします
この記事をシェアする

あなたにおすすめの記事

旅をテーマとしたグルメとクラフトのECサービス『TripPicks』にかけた想い

「リンクトイン2020トップスタートアップ」 今働きたいと思う、最もレジリエンスのある 日本企業トップ10社を発表

本音の議論を実現させる完全匿名の社内掲示板「FLAT TALK(フラットトーク)」で従業員のエンゲージメントを高めるーー株式会社BaaS

敬老の日を前に、高齢者の電話詐欺被害防止を考える! グローバルデータベースを持つ 迷惑電話対策アプリ「 Whoscall 」が伝える 詐欺電話 被害 状況 と防止策

スマートロッカーによるラストワンマイル物流改革ソリューション「ECD (Easy Collect & Drop)」inアフリカ

「ものづくり」を包括的に支援するGood Thingsのサービス

株式会社Merが、世界大手CRMサービス企業Pipedriveの日本国内のおけるマスターパートナーに就任

「まるで現実でコミュニケーションをとっているような感覚が味わえるバーチャルスペース「Ovice(オヴィス)」ーー株式会社NIMARU TECHNOLOGY」

お店に着くと、できたての料理をすぐに食べることができるサービス「SmartDish(スマートディッシュ)」

スタートアップを考える起業家が専門家と無料で相談できる「カベウチ」、モック版をリリース

さあ、
Startup Times から
発信しよう。

30分で取材

掲載無料

原稿確認OK