インタビュー

アナログなアパレル業界をコネクテッドプラットフォーム「AYATORI」で変革――株式会社DeepValley

現在、アパレル業界はアナログな部分が多い。手書きの資料が使われていたり、ファックスでコミュニケーションをしたりしている。 このような現状を、株式会社DeepValleyは解決するべく、アパレル業界でプラットフォームを構築できるツール「AYATORI」を提供している。 AYATORIとはどんなサービスなのだろうか。詳しく見ていこう。 プロフィール 代表取締役社長 深谷玲人   アパレル業界の課題を解決するコネクテッドプラットフォーム「AYATORI」 ――AYATORIについて教えてください。 「AYATORI」は一言でいうと「アパレル業界に特化したバーティカルSaaS」です。 アパレル業界のサプライチェーンは非常に複雑で、かつ長い。手書きの資料を使っていたり、ファックスを使っていたりする。これでは、モノづくりは発達していきません。 このような状況を解決するためのコネクテッドプラットフォームがAYATORIです。アパレルに関する社内でも使えるコミュニケーションツールを構築しています。ITでいうところのGitHubのようなツールです。 業界全体をプラットフォームにすることで、誰もが好きな服を作れたり、着れたりできるような世界を目指しています。 AYATORIはモノ作りプロセスにおける「コミュニケーション」と「必要情報」を一元管理できる。 ――AYATORIのユーザーはどんな企業なのですか? メーカーや卸、勝者などのサプライヤーがメインのターゲットです。 サプライヤーには流通の多くが集まります。そのため、管理する際のコミュニケーションが非常に煩雑。 そこで、情報を電子データに落とし込むことで、業務の効率化を目指していきます。 10年間アパレル産業にいて感じた課題を解決するべく、独立を決意 ――AYATORIを立ち上げた経緯について教えてください。 僕自身は10年アパレルばたけにいました。新規のブランド立ち上げも行い、20ほどのブランドを見ていましたが会社が買収されるきっかけで15のブランドを潰しました。 テクノロジーで業界を良くしたいという思いも強く、その後はベルフェイスに転職。B2B事業での知見とアパレルの経験を生かし、今のサービスを立ち上げました。 日本の産業に最適化。そして世界もターゲットに入れる。 ――AYATORIの今後の展望を教えてください。 今後は、日本の流通にPMFできるようにしていきたいです。 アパレル業界において、価値を感じてもらいたいと思っています。そのために、アパレル業界の川上から川下までを繋ぎ、AYATORIが無くてはならないサービスになることを目指しています。 ――KPIについて教えてください。 KPIは導入社数ですね。まずは商社様5社に導入していいただければと思っています。 1つのサービスの噂が広がれば、一気に広げていけると思っています。 ――目標について教えてください。 アパレル業界がデータドリブンになっていくことを目標としています。 アナログだった業界のデジタル化を進めていきたい。デジタル化促進のために、AYATORIに蓄積されたデータを使って、需要を予測していきます。他にもRFIDの導入も考えています。 このように、ビッグデータを使って、新しいビジネス展開ができればと考えていますね。 ――目指している世界・ミッションはありますか? 作り手と売り手、買い手の関係をフラットにしていきたいと思っています。 そして、それぞれが誇りを持って、売って・買って・着れるようにしていきたい。 ――3者がフラットの関係を構築できれば、ファッション業界が盛り上がりそうですね! 毎日をハロウィンにしたいんですよね。ハロウィンで気分が高揚するのは、ファッションの力だと思っています。 ファッションには、気分を上げる力があるんです。ハロウィンのような、ファッションにおける良い体験を増やしていければと考えています。 ――他に考えている展望はありますか? 世界進出も考えています。世界で服の需要は増えてきています。マーケットサイズはとても大きい。 そこで、まずは国内のアパレルブランドに使ってもらえるようなサービスを構築し、その後日本の商習慣が合うような国に進出していきたいと思っています。 「AYATORI」が気になった方は、ぜひサイトもチェックしてみてほしい。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。

インタビュー

次世代のリユース専門POSシステム「ReCORE」を提供。株式会社NOVASTO

佐藤 秀平 株式会社NOVASTO 代表取締役。元船井総合研究所経営コンサルタント。コンサルタントと経営者という2つの立場で、小売・EC業界に8年以上携わり、リユース事業・輸出輸入事業・OEM販売事業などを行い、ゼロから年商4億円の事業に成長させた経験を持つ。マーケティング全般とEC販売戦略を得意とし、自身もリユース業向けのシステム開発を手がける、株式会社NOVASTOの代表取締役を務め、業界の最先端のノウハウを追い求めている。現在コンサルティングのクライアントは、総合リユースショップ・買取専門店・中古工具専門店・ネット型リユースなど多岐にわたる。 Previous 次世代のリユース専門POSシステム「ReCORE」を提供。株式会社NOVASTO リユースショップでは非常に沢山の商品を取り扱っている。商品の値段や在庫を全て管理することは非常に大変な作業だ。今回は、次世代のリユース専門POSシステム「ReCORE」を提供する株式会社NOVASTOを紹介する。 サービスを一言で言うと、「スマレジの業界特化版」です。 具体的に言うと、リユースショップ向けの次世代型クラウドPOSシステムとなっています。 ReCOREには、5つの機能があります。 1つ目は買取機能です。ReCOREでは、約4000万件を超えるオリジナル商品データベースにアクセスし、現在のネット相場・過去の販売履歴・現在庫数を元に、推奨買取金額を提案できます。ですので、新しいスタッフが入ってすぐにでも査定が出来るようになります。 2つ目は、店頭販売機能です。ReCOREを使えば、店頭でのセールを商品ジャンル別や、メーカー別、価格帯別、会員別など事細かく設定することが出来ます。 3つ目は、EC機能です。ReCOREは、楽天市場、Yahoo!ショッピング、ヤフオク!、Amazon.co.jp、Amazon.com、eBay、Shopify、Makeshop、EC-CUBEへの自動併売在庫連動システムを完備。商品回転率を意識しながら、より高い販路で販売することが可能になります。 4つ目は、顧客管理機能です。ReCOREでは、お客様の売買履歴と紐付いた顧客管理が可能です。A店でよくホビーを買っているお客様に、ピンポイントでメール送るといったピンポイントの販促が可能です。 5つ目は、KPI管理です。ReCOREは、クラウド型POSなのでいつでもどこにいても、店舗経営に必要な、売上・買取金額・粗利率・在庫状況などの各種データをダッシュボードからをリアルタイムの数値で確認することが可能です。経営者やマネージャーの方は、スタッフからの売上報告を待たずに、いつでも全店舗の数値の確認が可能です。     ユーザーは、主にリユースショップさんになります。 競合は、スマレジさん、ウリドキさん、ヒカカクさんあたりになってくると思います。 ReCOREでは、約4000万件のカタログデータに紐づけているので、現在のネット相場・過去の販売履歴・現在庫数を元に、推奨買取金額を提案できます。ですので、商品に詳しくない新しいスタッフが入ってすぐにでも査定が出来るようになるというのが私たちの強みです。 EC業界のIT化の遅れを改善へ。 創立の経緯について聞いた。 大学時代に起業をし、物販事業をしていました。その後事業をバイアウトした後、船井総合研究所に就職し、経営コンサルタントというコンサルタントと経営者の2つの立場で、小売・EC業界に8年以上携わり、リユース事業・輸出輸入事業・OEM販売事業などに従事しました。その中で、EC業界ではITの発達が遅れていることを課題として感じており、そのような課題を解決する現場での目線を含めた使いやすいシステムを作ろうと思い起業し、現在のReCOREに至りました。 売り上げの向上をサポート。 将来の展望を聞いた。 現在ReCOREは3月にリリースされ、サービスが5月にスタートしました。私たちはPOSシステムを売りたいわけではないです。ですので、店舗数の拡大だけでは無く、導入していただいたお店の業績を上げる様々なサービスを展開していきたいと考えています。そして、今後はどこのリユースショップでもReCOREが絶対入っているという立ち位置になりたいです。また日本のビジネス海外へ展開したいと思います。 ReCOREを提供する株式会社NOVASTO。リユース業界では当たり前の存在になりそうだ。 編集後記

インタビュー

オムニチャネルで接客自動化を実現するanybotを提供。エボラ二株式会社。

宋 瑜(ソウ ユ) エボラ二株式会社代表取締役。 オムニチャネルで接客自動化を実現するanybotを提供。エボラ二株式会社。 近年、人を介さない接客の自動化は多岐に渡る業界で進んでいる。今後更に接客自動化は加速していくだろう。今回はLINEなどのオムニチャネルで接客の自動化を実現するanybotを提供するエボラ二株式会社を紹介する。 サービスを一言で言うと、「電話やメールやLINEなどのオムニチャネルで接客自動化を実現するプラットフォーム」です。 具体的な機能は5つあります。 1つ目は接客の自動化です。開発不要で簡単にチャットボット作成でき、IVR(自動音声応答)かリッチなチャットUIで接客を自動化できます。 2つ目は顧客の自動分類や保存ができる点です。従来のCRMに比べ、顧客の行動やチャットでのやりとりなどのデータの自動保存、セグメンテーションが自動化され、よりパーソナルな接客が可能です。 3つ目は、電話やメールLINEなどのオムニチャネルでのマルチコンタクトを実現します。 4つ目は、来店予約や決済、ECのレンタルカートまで機能が充実しているので、顧客のエンゲージメントを実現します。 5つ目は、多くの情報とKPIが自動集計・分析・可視化され、今後の改善に貢献します。 anybotの導入事例として、各種教育機関40校以上のオープンキャンパスや生徒からの進路相談、大手化粧品メーカーの来店促進やD2C、小売・卸販売業者のB2C / B2B販売や連絡・スーパーマーケットチェーンでデジタル会員カードやチラシ配布などがあります。現在、anybotの有料導入企業・団体数 は約100社、anybot登録企業・団体数(無料含む)約1000社となっています。 競合としては、Zealsさんやhachidoriさん、Linyさんがいます。 私たちの強みとして、アプリではなくミニアプリですのでLINEなどの人気アプリ上で使うことができツールを増やすことがなく、オムニチャネルを一本化できます。また接客の自動化をしているので、セグメント配信から売上アップに直結することができます。更に自分で作成・修正が可能なので開発会社に頼まなくてもよく、月額1万5千円から始められるのでコストカットも可能です。エンタープライズも街の店長さんも自動化を実現できます。 「社会のために何かを作り、子供に誇れるものを。」 起業の経緯について聞いた。 私は15歳からプログラミングを始めまして、19歳に中国のインターネットが広まり始めた初期に150名の大学生を集め企業向けのパッケージを販売しました。そして様々な領域で100個以上のプロジェクトを回していく中で、Wechatの登場よってインターネットへの認識を覆りました。1000万以上の企業がWeChatの公式アカウントを開いています。私たちはこのトレンドが日本や世界中で広がることを確信しました。また、自分の子供が生まれた際にお金をもらってただ開発するだけでなく、社会のために何かを作って子供に誇れるものを作りたいと思い起業しました。 「自動化社会の実現」を目指す。 将来の展望を聞いた。 サービスを続けていく中で私たちが作った方が良い物より実際のお客様の声が大事ということに気づかされました。ですので、今後はお客様が必要とするものを更に機能として追加していきたいと思います。お客様に役立ちたいということをモットーに機能の改善をしていきたいです。 用途や業種変化としては、今後医療業界や観光業界までサービスを展開していく予定です。 編集後記

インタビュー

「デザイン業界に産業革命を起こす」―デザイン業界にAIを導入した株式会社ガラパゴスのプロダクトとは。

デザインは、企画・設計・デザイン・モックアップ・コーディングすべての工程が人の手によって行われている。そのため、デザイナーがクリエイティブな仕事に集中できているとはいいがたい。 このようなデザイン業界にAIを導入することで、作業負担を大幅に削減できるサービスが登場した。 株式会社ガラパゴスが開発・運営する「AIR Design」だ。 AIR DesignはデザインとAIを掛け合わせて、デザイン業界に産業革命を起こすプロダクトかもしれない。 いったいどんなサービスなのだろか。詳しく見ていこう。 プロフィール 代表取締役社長 中平健太 AIを活用してデザインを空気のように簡単に。「AIR Design」 ――AIR Designのサービスについて教えてください。 AIR Designは、AIを活用してデザインを空気のように簡単にするプロダクトです。 AIを活用することで、高品質なクリエイティブを短期間でリリースすることを実現しました。そのため、デザイン担当者の負担なしでデザインが完成します。 マーケティングクリエイティブに特化したデザインを提供していることも特徴ですね。 ――なぜ、そんなことができるのですか? 私たちは、過去の25000件のLP画像を分析しました。 テキスト・デザインの要素を解析して、デザインの領域でAIを使えるようにしたんです。 ――具体的なデザイン作成の流れについて教えてください。 具体的なデザイン作成の流れとしては、まず人間がワイヤーフレームを作ります。その後、AIがラフデザインを作成。デザインの合意が取れたら、デザイナーがデザインを作成をします。 このように、人とAIを織り交ぜながら、デザインを創っていくのが特徴です。 AIR Designの利用イメージ ――実際にどんな成果をだせますか? AIR Designを使えば、CVRは1.5倍、コストは3分の1に軽減、そして製作期間は従来の4倍の速さを実現しています。 具体的には、デザインは10日で完成できるようになっていますね。 ――ユーザーについて教えてください。 AIR Designをご利用いただいている主なユーザー様は、金融・求人・学校系の企業様ですね。 この業種にとどまらず、ウェブ広告を利用している企業様ならば、幅広く使えるようになっています。 AIR Designはどのようにして生まれたのだろうか? ――株式会社ガラパゴスの立ち上げのきっかけについて教えてください。 株式会社ガラパゴスを立ち上げたのは、尊敬している祖父の影響です。 祖父は公園財団の理事をやっており、ある大規模公園の造園を手掛けていました。 私は少年時代にその公園に行き、広大な土地を祖父が作ったという事実に感動したんです。それから、大きなものを成し遂げたいと思うようになりました。 起業を決意したのは、この経験があるからだと思いますね。 ――会社設立から、AIR Design開発までにどんな流れがあったのですか? 株式会社ガラパゴスを設立した当初は、ウェブサイトやスマホアプリの制作を行っていました。 その事業に取り組む中で、デザインの領域はアナログだということを痛感。このアナログさを解決するための選択肢は、デザインの自動化か、コーディングの自動化だと思ったんです。コーディングの自動化はGoogleがやるだろう。それならば、私たちはデザインの自動化に取り組もう。そう思いました。 デザインの自動化の方法を探る中で、GANの技術を目の当たりにしました。GANの技術の延長線上に、AIが絵を描く未来が見えたんです。デザインの業界にイノベーションを起こすためには、この技術を使わない手はありませんでしたね。 ――それからGANの技術を活用するために、どんな努力があったのですか? GANの技術を導入するために、弊社にいたサーバーサイドエンジニアをAIエンジニアにしました(笑)スタンフォード大学の先生の動画を見せて勉強させたんです。 その後、雑誌の画像解析の受託案件を受け、画像認識の技術を磨き続けました。 結果として、画像認識の技術が確立し、画像生成までできるまでに成長しました。この技術をシンプルなロゴに応用しようと思ったんです。 これがAIR Designの始まりです。 デザイン業界に産業革命を。株式会社ガラパゴスの展望とは? ――株式会社ガラパゴスの今後の展望について教えてください。 今後は、海外進出も考えています。デザイナーの作業効率化を通して、人間を輸出できるような体制を構築したい。…

インタビュー

Webセミナーで日本の生産性を向上――「コクリポ・ウェビナー」

セミナー運営の負担は大きい。集客・準備・実施・アフターフォローまでするべき業務が山ほどある。セミナー参加者もわざわざ会場まで足を運ばねばならず、コストや時間がかかる。また、そのため参加ができないケースが散見される。 2016年に創業、2019年夏に株式会社イノベーション(東証マザーズ上場3970)のグループにジョインした株式会社コクリポは、この現状を解決する。 Webセミナーを開催できるツール「コクリポウェビナー」で、セミナーの運営・参加の負担を軽減しているのだ。 コクリポウェビナーとは、どんなサービスなのだろうか。株式会社イノベーション代表取締役社長 兼 株式会社コクリポ代表取締役社長である富田 直人氏に話を聞いた。 プロフィール 代表取締役社長 富田 直人 手軽にWeb上でセミナーを実施!コクリポウェビナー ――コクリポウェビナーについて教えてください。 コクリポウェビナーは、Web上で簡単にセミナーを行えるツールで、3,000円/時〜という業界標準の1/10の価格でWebセミナーを開催していただけます。 ウェビナーは「Web+セミナー」の造語で、オンラインセミナーとも言われます。 ――コクリポウェビナーの使用場面について教えてください。 このコクリポウェビナーは様々なシーンでご利用いただけます。 通常のセミナーの置き換えはもちろん、カスタマーサポートや社内・社外説明会、採用説明会、株主説明会にも使用の実績があります。 また、株式投資セミナーや企業向け研修などでの有料コンテンツでもご利用いただいています。 ――コクリポウェビナーの強みについて教えてください。 他のWeb会議や、Web商談システムなどと違いウェビナーに特化しているため、使いやすく手軽にWeb上でセミナーができる点が強みです。また他社製品と比べて非常に安価であることも特徴です。 また、アンケート機能や顧客管理機能、予約状況管理機能などを備えており、Webセミナーを運営するための一連の流れをカバーできるようになっています。 ウェビナーのための、安く簡単なサービスを! ――コクリポウェビナーはどんな想いで運営されているのですか? アメリカではウェビナーが一般的になっています。国土が広い点や効率化にごだわっているからだと思います。 一方日本では、Webセミナーを開催するためのコストもかかるし、また主催者側も経験がなくなれていません。そのため、実施のハードルが高くなってしまっているのです。 そんな状況を解決するために、私たちはWebセミナーを低コストで簡単に運営できるサービスを創りたいと思いました。そして日本の生産性向上に貢献したい。そんな想いでコクリポウェビナーを運営しています。 「ウェビナーをあたりまえの社会に」 ――ミッションについて教えてください。 ミッションは「ウェビナーをあたりまえの社会に」です。 日本でWebセミナーを開催する企業や組織は少なく、定期的に実施しているのは稀だと思います。ただ、セミナーの運営や参加する負担は非常に大きいので、このような状況は非効率ですよね。 そこで私たちは、コクリポウェビナーでセミナー運営の時間を削減し、労働生産性を向上・働き方改革に貢献していきます。 ――コクリポウェビナーは労働生産性の向上に大きな力を発揮するのですね! その他の課題解決にも貢献できると思っています。現在、地方と都会には情報量で大きな差があります。例えば、地方の学生は東京の学生と比べて、就活情報を得るのが難しい。都市部にセミナーが集中しているので、これは就活に限らず全てにおいて言えることでしょう。 コクリポウェビナーは、このような情報格差の問題も解決できると思っております。 コクリポウェビナーが気になった方は、ぜひサイトをチェックしてみてほしい。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。

インタビュー

海外でキャリアアップ。フィリピンの大学留学をサポートするメディア「フィリピン大学留学ナビ」を運営。テクロ株式会社。

天野央登 Techro株式会社代表取締役 CEO 。慶應義塾大学経済学部在学中 。2016年10月に”合同会社イニシャル”を学生起業。起業家輩出プロジェクトKBBNext 最優秀賞受賞。 (2017)その後2017年4月にWEBメディア”交換留学.com”を設立、2018年7月に同事業を売却。2018年11月には外国人留学生・日本人海外経験者向けの就活メディア「Globy」をローンチ。また、留学時の知見と語学能力を活かし海外にも事業展開。2019年1月にはフィリピン留学メディア「フィリピン大学留学ナビ」をローンチ。 Previous フィリピンの大学への留学をサポートするメディア「フィリピン留学ナビ」を運営。 近年、日本における海外志向は強まり留学が盛んになりつつある。だが、なかなかさまざまな理由で留学へ一歩踏み出せない人も多い。そこで、テクロ株式会社では「フィリピン大学留学ナビ」というフィリピンの大学留学を専門にしたメディアを展開している。 専門学校卒の人やフリーターの人の留学に対するニーズが高まっています。彼らは、日本の大学に通うよりも海外の大学に通う方がキャリアアップにつながると考えています。ですがいざ留学しようと思っても、例えばオーストラリアに留学すると年間の学費で460万近くかかってしまい高額すぎて留学することは困難な人が多いです。ですが、フィリピンの大学の学費は30万程度です。日本の私立大学に通うよりも安く通えて、さらにフィリピンの大学は入学に英語力は必須条件とされてはいないので、英語力の無い状態でも留学できることもフィリピンの大学へ留学する利点の一つです。 フィリピンの大学は世界最安の学費で、年間たったの5万円で通えるというメリットがある。 留学後のメリットとしては、英語を使う職に就いてキャリアアップをすることもできる。 ユーザーは、非大卒や社会人をターゲットとしています。彼らがフィリピンの大学に通い英語も勉強して、卒業後日本に帰ってきたとき、前職に比べてのキャリアアップと年収の3割から4割の増加が可能になれば良いと考えています。 沢山の起業家に会う中で「自分にもできるんじゃないか。」と感じて、起業へ。  起業の経緯について聞いた。 大学入学後は、バイトと大学の繰り返しでした。その後大学二年生の最初にインターンに誘われて、ウェイビーという会社で1年くらい副社長のもとでインターンしていました。そのインターンでは交流会に参加する機会があり、沢山の起業家に会っていくなかで「自分もできるんじゃないか」と良い錯覚を受け起業しようと決意し、合同会社イニシャルを設立しました。 起業後は、まず僕がアルバイトしていた派遣会社の人から案件を頂いて、友達を派遣先に送るということをしていました。ですが、次第にお金儲けよりも自分しかできない社会解決をしたいと思うようになって、「自分が今したいことは何なのか」と考えていた際に、留学することが決まりました。その時に周りの学生が留学に行かないことに疑問を感じて、留学に関する情報をもっと提供することで留学に行きたいと思えるようなメディアを構築したいと考えて、海外の大学に留学した人にインタビューするWEBメディア「交換留学.com」を作りました。 ”ウミガメ”となって将来の日本に影響を与える存在へ 将来の展望を聞いた。 まだ、大学生活がまだ残されているので、来月から半年間インドの大学に留学する予定です。なぜインドに留学に行くかというと、伸びている市場を狙いに行きたいと考えているからです。僕は、加藤順彦ポールさんというシンガポールでエンジェル投資家の方を人生のロールモデルにしていて、その方の考え方が投影されている著作に「若者よ、アジアのウミガメとなれ」という本があります。日本の若者が海外で力をつけて日本に帰ってきた後、日本社会を動かすようになってほしいというのが加藤さんの考えで、自分も海外を見て日本と海外をつなぐ事業をしたり、外側から日本を揺さぶれるような力を持ったりしたいというビジョンがあるので、私も一度インドに行ってウミガメになって日本に帰ってきたいと考えています。 編集後記

インタビュー

中小企業の工事業向けの粗利管理クラウドソフト「uconnect」を提供。株式会社unlimited

橘 貴督 株式会社unlimited代表取締役。 中小企業の工事業向けの粗利管理クラウドソフト「uconnect」を提供。株式会社unlimited 工事業において、粗利管理をするのは非常に手間がかかる。現場責任者がエクセルで苦労しながら作成するか、作成できないのが現状である。そのような課題を解決する、中小企業の工事業向けの粗利管理クラウドソフト「uconnect」を提供する株式会社unlimitedを紹介する。 サービスを一言で言うと、「中小企業の工事業向けの粗利管理クラウドソフト」です。 システムを使用していない会社では、エクセルを使って現場責任者が苦労しながら作成しするか、作成したくてもできないことが殆どだと思います。このクラウドソフトを使用すると、売上と原価を登録すれば工事台帳を自動作成でき、各工事の粗利が見れます。 他の建設向けのソフトには沢山の機能が搭載されており、一見充実しているように思えますが機能が多すぎてわかりづらいと言った声もあります。それに比べ、uconnectは必要事項を記入するだけで工事台帳ができ、工事台帳だけで売り上げや原価、請求・支払いの管理ができるので非常にシンプルなところが特徴です。 ユーザーは、中小企業の工事業です。一人親方の工事業や経理の方がいる工事業を想定しています。現在、40社の20〜30名くらいの工事業の企業に利用して頂いています。 現在、会計と一緒になっているソフトが工事業では1番使われています。競合としてベンチマークしているのは、勘定奉行さんやインパクトさんです。私たちの強みとして、シンプルな設計で簡単に利用できる点と値段も他社に比べてかなり安いので中小企業でも使いやすい点が強みです。 「自分のことがやりたい」という想いから起業へ。 起業の経緯について聞いた。 高校卒業後、そのまま新日本製鐵に就職しました。当初は、現場の工場で3交代に入り、夜勤が辛かったことを今でも時々思い出します。それから2年後に、工場が合理化によりコンピュータ化したことをきっかけに、システムに興味を持ちシステム課に所属することとなりました。ここから、勉強嫌いの自分がシステムについての勉強を今までやったこともないくらい頑張り、その甲斐あって大企業のシステムに携わることができました。そして「自分のことがやりたい」と思い独立、2010年10月に個人事業として立上げをし、2011年1月にタチバナアライブシステム株式会社として登記しました。タチバナアライブシステム株式会社ではシステム系業務の派遣業務を行っていました。お客さんの中で工事業の方がおり、その方向けに現在のuconnectを作成し、アレンジを加えて全国展開をしました。そして2018年2月に会社を分割し株式会社unlimitedを立ち上げました。 更なるユーザー獲得によるサービス拡大へ。 将来の展望を聞いた。 今後1年間では、販売代理店のようなオフラインでの場を提供して頂ける方を探して、オフラインの場でuconnectを認知してもらい、更にユーザー数を伸ばしたいと思います。1年間で100社の工事業にuconnectを利用していただくこと目指していきたいと思います。 今後5年間ではuconnectの導入社数1000社を目指します。そのために営業力の強化やホームページに掲載しているアドバイサーアカウントである税理士さんの数を増やして弊社の信用を更に上げていきたいと思います。 uconnectはこれから更に工事業には無くてはならない存在になりそうだ。 編集後記

インタビュー

AIを活用した中小事業者向けの法律相談窓口アガルート AIリーガルコモンを提供。株式会社アガルート。

岩崎北斗 株式会社アガルート代表取締役。慶應義塾大学法科大学院既修者コース修了、平成21年司法試験合格(総合57位)平成21年~平成26年12月大手資格試験予備校で講師を務め、入門講座~中上級講座まで担当すると共に、講座の企画・立案,営業・マーケティングまで幅広く関与。平成26年12月 株式会社アガルート設立・資格試験予備校アガルートアカデミー開業。 Previous AIを活用した中小事業者向けの法律相談窓口アガルート AIリーガルコモンを提供。株式会社アガルート。 中小企業は様々な壁に直面する。その中でも法律に関する問題は解決が難しく、中小企業にとって法律相談をするハードルが高い。そのような問題を解決する、AIを活用した中小事業向けの法律相談窓口アガルート AIリーガルコモンを提供をする株式会社アガルートを紹介する。 サービスを一言でいうと、「AIを活用した中小の事業者様向けの法律相談窓口」です。 具体的な機能は3つあります。 1つ目はAIチャット検索です。今まで顧問弁護士がした回答をデータベースにインプットしてあるので、キーワードを入力するだけで、AIがデータベースから回答を選別しお客様に最適な回答を提供します。 2つ目は簡易相談です。AIチャットのQ&Aだけでは、情報が不足していたり掲載がない場合、弁護士に意見を求めたい場合にメッセージを送ると、弁護士が回答してくれます。 3つ目は個別面談です。簡易相談では足らず、さらに弁護士に調査・確認を依頼したい場合、簡単に個別面談を申し込むことができます。 ユーザーは中小の事業者様を想定していますが、大企業様のニーズもあると思います。9月にリリースしておよそ100社の企業様に利用していただいています。 競合としてベンチマークしている企業さんは現在国内にはありません。国内には契約書をAIを使ってチェックできるサービスはありますが、AIを使って法律問題全般についての質問に答えているサービスは私たちだけです。 私たちの強みとしては、顧問弁護士だと2、3日回答までに時間がかかりますが、私たちはAIを使っているので瞬時に回答が出せます。また、料金面に関しても、顧問弁護士を雇うと月3万〜5万くらいかかってしまうのですが、私たちは最低額4千円から法律相談ができるので、顧問弁護士を金銭的理由で付けられない企業さんも利用しやすいのが強みです。 「自分の作りたいサービスを作る。」 創立の経緯について聞いた。 司法試験に合格後、大手資格支援予備校で5年間講師を務め、講師業だけでなく講座の企画・立案,営業・マーケティングまで幅広く携わっていました。大手資格支援予備校では通学の講義が主流でしたが、通信の方が勉強の効率がよく、大手資格支援予備校に残るというという選択肢もありましたが、独立して自分の作りたいサービスを作るという決意をし起業しました。そして、資格試験予備校アガルートアカデミーから派生させ、社会の見えない部分をカバーし、社会の屋台骨になるサービスを作りたいと思い、現在のアガルート AIリーガルコモンに至りました。 「社会の屋台骨を支えるような企業グループへ」 将来の展望を聞いた。 今後1年では新規サービスであるアガルート AIリーガルコモンをスケールさせていき、更に新しい事業をどんどん立ち上げていきたいと思います。また、社内で新規事業を立ち上げるのも時間がかかるので、M&Aにも力を入れて社内と社外の両輪で使っていきたいと思います。 その延長線として、今後5年では社会の屋台骨を支えるような企業グループへ成長していきたいと思います。教育と法律を軸に社会的なインフラとなる企業グループを作っていきたいと思います。   編集後記

インタビュー

みんなでアトピーを治す時代へ――日本初のアトピー見える化アプリ「アトピヨ」

日本には、600万人のアトピーに悩む人がいる。海外に目を向けると、アメリカには2700万人がアトピーに苦しんでいる。正確な数値は出ていないが、アトピー患者は世界にひろく存在しているのだ。 また、アトピーの人は、症状についてひとりで悩んでいることが多い。友人がいてもアトピーの話はできないからだ。そのため、病気の苦しみが分かち合えず、一人でふさぎ込んでしまう。 患者の13%が「死にたいと思ったことがある」と答えるほど、アトピーは精神面の負担が非常に大きい。 この現状を、アトピーの症状を見える化することで解決を目指すアプリが登場した。「アトピヨ」だ。 アトピヨを使えば、アトピーの悪化をコントロールできるのはもちろん、同じ症状を見つけられ、仲間どうしで話を聞くこともできる。 アトピヨとはどんなサービスなのだろうか。代表者のRyotaro Ako氏に話を聞いた。 プロフィール Ryotaro Ako 元アトピー。3児のパパ。プログラマー。公認会計士。 アトピー、喘息、鼻炎という3つのアレルギー疾患の経験から、患者会でボランティア活動に従事。薬剤師である妻の見解、プログラマーの指導・監修を受け、自ら本アプリを開発。 日本初のアトピー見える化アプリ「アトピヨ」 アトピヨは、アトピーを発症し悩んでいる方々の早期回復のサポートになることを目指し、「画像」を投稿することで、アトピー特有の皮膚症状(状態)を匿名で記録・共有できる日本初の”アトピー見える化アプリ“だ。 App Storeリリースから1年半で、約1万ダウンロードされ、1万1千枚のアトピーの画像が投稿されている。そして、アプリの平均評価は4.6(5段階評価)とユーザーからも支持も高い。 プライバシーの配慮の徹底 ――アトピヨの特徴について教えてください。 アトピヨの特徴は、匿名の情報に特化していることです。すべてのユーザーは匿名でご利用いただいています。 また、アップする画像によっては、人に公開したくない場合もあるでしょう。そんなときは、非公開にすることができます。自分の記録用として使えるんです。 このように、プライバシーに配慮し、匿名性を大事にしていることは特徴ですね。 ホーム画面では、みんなの最新投稿を過去と比較して、応援・コメントができる。 左側:最新の投稿、右側:過去の投稿​ 写真下の ✊🏻 で応援、 💬 でコメントを入れられる。 ※投稿右上の … から、自分の投稿・コメントはいつでも削除・修正可能。 「症状」はキーワードで「部位・カテゴリー」はボタンで検索可能。 カテゴリーは「首上」「前面」「背面」「うで」「あし」の部位と「くすり」「クリーム・化粧」「ごはん」「その他」の全9項目 ワンタップでカメラ(ライブラリー)を起動し、すぐに投稿。 カテゴリーを選択すると、過去画像を右スクロールで確認できます。 自分の投稿へのコメントは、Push通知のタップですぐ開ける。 自分の投稿への ✊🏻 応援・ 💬 コメントは一覧で表示される。 治療経過を一目で見れる。 投稿右上の … から、自分の投稿・コメントは削除・修正可能。 [プロフィール変更]からは、悩みや治療方針を変更できる。 アトピヨの3つの強みとは? ――アトピヨの強みについて教えてください。 アトピヨの強みは3つあります。 「管理できること」「励まし合えること」「データベースを見れること」です。 「管理できること」 ――まず、「管理できること」について教えてください。 アトピヨの強みは、自分の症状の経過を画像で管理できる点です。 アトピーの方は、自分の症状を記録していないことが多くあります。 これは、アトピーの写真を残しておきたくないという想いがあるからでしょう。スマホ端末にアトピーの画像が残ってしまうのも嫌がられる傾向があります。…

インタビュー

AIがユーザーに最適な美容法を提案。――「mira(ミラ)」KINDLER株式会社

AIがユーザーに最適な美容法を提案してくれるアプリが登場した。 KINDLER株式会社が開発した「mira(ミラ)」だ。 AIの顔の分類に基づいて、その方に合った美容法をオススメするのだという。 どんなサービスなのだろうか。詳しく見ていこう。 プロフィール 代表取締役CEO 門脇 明日香 AIがユーザーにぴったりな美容法を提案!「mira」 ――miraについて教えてください。 miraはAIがユーザーにぴったりな美容法を教えてくれるアプリです。 まず、顔の分類をして、その方に合った美容法をオススメします。 顔の分類だけでも1000パターンあり、自宅・サロン・医療のソリューションを提案します。その方の悩みに合った美容法を提案できるのが特徴ですね。 ――ユーザーついて教えてください。 ユーザーは忙しく、「なるべく短い時間で自分にあった美容法を見つけたい」という想いを持った女性の方が多いですね。 年齢層としては20~30代で、メディアを含めると現在およそ10万ユーザーの方にご利用いただいています。 ――競合のサービスはありますか? 中国の美容整形アプリ SoYoung(新氧)というアプリが類似するサービスです。こちらは、AIで顔を分析して、美容整形サービスを見つけたり評価したりすることができるプラットフォームサービスになっています。 ――強みについて教えてください。 取り扱っている美容法が、整形外科に関わるものだけではない点が強みになっています。 自宅でケアできるも美容法など、幅広く扱っているのが特徴です。 生活に根付いて提案できる仕事をしたい。そんな想いからmiraは生まれた ――前職では何をされていたのですか? 私は研究室で、Robotの認識学習型の支援行動システムを軸にメディアアートやビジネスを学びました。他にも皮膚の触覚センサーを開発して、企業にライセンス販売した経験があります。 それから、SONY株式会社に入社。卒業後は、「ModelPress」という女性向けメディアでPMを勤めていました。 その後、KINDLER株式会社を立ち上げました。 ――立ち上げてから今のサービスを立ち上げるまでの経緯について教えてください。 会社を立ち上げてしばらくは、受託の仕事を行っていました。 それでも、私にはやりたいサービスがあって。実は会社員の時代から、アプリを20本ほど立ち上げていたんです。 それらの基礎をもとにmiraを開発しました。 ――サービスを美容に絞ったきっかけは? 美容に絞ったのは、生活に根付いて提案できる仕事をしていきたいと思ったからです。写真を撮って終わりのサービスではなく、その後の悩みや興味でつながれるプロダクトを創りたいと思っていました。 今後は、悩みが同じ方で集まれるコミュニティを創っていきたいと思っています。 最新のソリューションを提供!そして世界へ―。 ――今後の展望について教えてください。 今後は海外進出を考えています。 現在はサービスを国内でリリースしています。そのため、日本人だけのサービスになってしまっていますが、今後は顔立ちが似ているアジアに展開していきたい。 幅広い人種にも対応できるようにしていきたいですね。黒人の方でも白人の方でも使えるサービスにしていきます。 美容法や美容対策は国によって違いがあります。その違いにもフィットさせながら、世界展開をしていきたいですね。 ――ミッションについて教えてください。 私たちは、最新の技術を取り入れたソリューションを提供できるような企業を目指しています。 この実現のために、さまざまな実験をして、試行錯誤を続けていこうと思います。 miraが気になった方は、ぜひサービスサイトをチェックしてみてほしい。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。

インタビュー

企業と社会の両方に価値を生み出す!株式会社リジョブのCSV推進プロジェクトとは?

昨今、SDGsが話題になっている。SDGsとは、国連初の全会一致で採択された「持続可能な社会を実現するための17のゴール」のことだ。 今回紹介する株式会社リジョブは、「人と人との結び目を増やすことで、世界の社会課題を解決すること」を掲げ、SDGsとも関連の深い事業を行うソーシャルベンチャー。 主軸となる求人メディア事業のほか、CSV推進室では新規事業や事業の枠組みを超えた取り組みも行っている。 リジョブ株式会社は、そんなSDGsを達成するために、CSV推進プロジェクトに取り組んでいる。 「CSV推進室」、あまり聞きなれない部署名かもしれないが、CSVは、CSRの発展形とも言われ、「経済的価値と社会的価値をともに創造しようとするアプローチ」のことだ。 事業と社会課題の解決の両立を掲げるリジョブでは、どんな風にCSVを推進しているのだろうか。今回はCSV推進室メンバーへの取材を通し、その取り組みを紹介したい。 プロフィール 藤森 由莉沙 ◎立命館アジア太平洋大学 卒業 専攻:環境・開発、SDGs・環境問題について研究 ◎株式会社リジョブ 2018年 新卒入社 (経営幹部候補) 1年目: 介護事業部 営業 / 業界の働き方改革「介護シェアリング」推進 ▶新規営業 / 介護業界の働き方改革「介護シェアリング」推進 2年目: CSV推進室 / コーポレート推進室 兼務 ▶︎新規事業「外国人材事業」推進 / 海外セラピスト育成「咲くらプロジェクト」担当 / 新卒採用担当 SDGsマップで解説するリジョブの事業や取り組みとは? リジョブでは、独自の「リジョブ式SDGsマップ」を掲げ、SDGsのゴールと関わりの深い事業を推進している。ここからは、それぞれの事業やプロジェクトについて詳しく見ていこう。 ――はじめに「リジョブ式SDGsマップ」について教えてください。 SDGsは「環境」「経済」「社会」の3つの側面に分類できることを大枠として捉え、リジョブの各事業や取り組みを枠内に配置したマップです。 ちなみに「社会・業界に与える経済価値」を縦軸、リジョブのソーシャルビジョンである「“心の豊かさ溢れる社会”実現への貢献」を横軸としています。 ――それでは「社会領域」のCSV推進プロジェクトとは? 社会領域でCSVを推進するための取り組みが「咲くらプロジェクト」です。 具体的には、フィリピンでセラピストの育成事業を手掛けています。現地のNPOと協働し、低所得層の方々の経済的な自立支援を中心に推進。3ヶ月間のセラピスト養成講座を通し、日本の技術・サービス力を学んでいただき、手に職をつけることで現地の方の就業機会拡大を目指しています。既に、養成講座の卒業生は300名を超えました。 SDGsのゴールで解説すると、貧困・教育・お互いの国の経済成長や働きがい・企業がNPOと協働するというパートナーシップなど、4つのゴールに対しての取り組みです。 ――次に「環境領域」では、どんなプロジェクトに取り組んでいるのですか? 環境領域では、「つぼみプロジェクト」に取り組んでいます。 つぼみプロジェクトでは、埼玉県に田んぼを借りて、子どもたちや高齢者の方々と交流できるコミュニティ創りを進めています。収穫したお米は、子ども食堂に寄付するなど、地域の方々に美味しく召し上がっていただいています! 今後、本社オフィスのある豊島区の皆様を巻き込んだイベントもできれば嬉しいなと企画を試みています。関わる人々を広げ、じわじわと大きな規模のイベントにしていきたいですね。 ――「経済領域」ではどんな事業を行っているのですか? 経済領域では、事業の主軸である求人メディアの運営をしています。こちらでは、美容やヘルスケア、介護領域といった「おもてなし業界」における求人課題の解決に取り組んでいます。 たとえば、介護業界の人材不足という根本課題解決のためには、業界従事者を増やす必要があります。そのため、介護業務のジョブシェアリングを進めています。 介護業界では、現状「有資格者がフルタイムで全ての業務を担う」というのがスタンダードですが、「介護シェアリング」では、「資格は無いが業界に関心がある」「事情によりフルタイムは厳しいが、短時間ならば働きたい」といった方々にも、働いていただける仕組みを構築。具体的には従来介護職員1人が担っていた送迎・食事介助・入浴介助・レクレーションといった様々な業務を切り分けて、短時間・業務特化の人材採用をいただけるように設計しました。 これらの取り組みを通し、はじめて介護の業界で働く人を増やすだけでなく、長く業界に従事していただけるような仕組みを作っていきたいと考えています。 ――経済領域では他にも様々なことに取り組んでいらっしゃるのですね! 経済領域では求人メディア事業以外にも、美容専門学生に向けた給付型の「リジョブ奨学金」や、美容・ヘルスケア・介護業界で活躍している方々のための応援メディア「モアリジョブ」といった事業に取り組んでいます。 リジョブ奨学金は「業界に関わる人材育成のサポート」、モアリジョブは「自分に適したスタイルで働ける社会の実現」と、それぞれに明確な目的があります。…

インタビュー

音楽を活用して場所選びに革命を。――Placy

グルメサービスや旅行アドバイザーサービスの台頭によって、多くの人が評価するような場所に人が集まりやすくなってしまった。 しかしよく考えれば、多くの人が高評価をしていても、自分に最適かどうかはわからない。 そこでPlacyは、音楽を活用して、自分にとって最適な場所を見つけるサポートをしている。 どんなサービスなのだろうか。詳しく見ていこう。 プロフィール 代表 鈴木 綜真 音楽の趣向で場所を見つける地図アプリ「Placy」 ――Placyのサービスについて教えてください。 Placyは、自分と音楽の趣味・趣向が近い人がよく行く場所を見つけられる地図アプリです。 例えば、YMOとアプリに入力すれば、YMOが好きな人の行っている場所を見つけられます。 今は音楽をもとにサービスを開発しましたが、今後も音楽にこだわるつもりはありません。好きなものを入力すれば、その情報をもとに場所を探せることを目指しています。 ――Placyの機能について教えてください。 Placyには2つの機能があります。 ひとつ目は、音楽の趣味嗜好が近い人の場所がわかる機能。もうひとつは、入力した音楽の曲調をくみ取って場所を探せる機能です。 例えば、明るい曲を入力した場合、そのアーティストが好きな人がよく行っている、ワイワイした場所を提案します。反対に、寂しい曲を入力した場合は、そのアーティストが好きな人が行っているしっぽりした場所を提案可能なんです。 ――Placyのユーザーについて教えてください。 想定しているターゲットは、25~35歳のお金に余裕があって、人とはちょっと違う場所を探している方です。 若い人は、場所にこだわりがないことが多いですからね(笑)カッコいい場所に行きたい想いがある人に最適なサービスです。 ――Placyの強みについて教えてください。 Placyのアプリで取得されるデータは趣味・趣向のデータだけではありません。 私たちは、趣味・趣向のデータと土地のデータを掛け合わせて、価値のあるデータを作っています。画像認識能力を使って、空間のデータを収集。雰囲気・地価のデータを「ポイント」「エリア」「ストリート」の3階層で蓄積しています。 これらの取り組みを通して、クールな場所をデータに落とし込んでいきたい。そうすれば、いいかげんな土地開発は無くなると思っています。 雰囲気など、今まで数値化できていなかったものをデータに落として、デベロッパーさんに提供していきたいですね。 「都市開発×音楽=Placy」アイデア誕生の背景に迫る ――大学では何を学んでいたのですか? 大学では物理学を専攻していました。学年が進むごとに、周りの人は就職していきましたが、私は具体的にしたいことが見つからなかった。 そこで海外放浪の旅に出ました。世界中、いろいろな場所を旅しましたね。 ある観光地でボーっとしていた時に、人の動きが気になりました。「あの人はなぜ右に曲がったのだろう?」「彼女はなぜあの店に入ったのだろう?」と不思議に思ったんです。 この動きをシミュレーションすれば面白いと思いました。そんな中で、都市シミュレーション・都市解析という学問が大学院にあることを知ったんです。そこで、大学院で研究することを決めました。 ――それからどんな流れがあったのですか? 大学院での都市論では、「感性」「都市」という言葉がよく使われていました。しかし、学問に感性はうまく実装されてこなかったんです。 でも今は、機械学習や画像認識の技術がありますよね。これらの技術を使って、今まで定性的だったものを定量化しようと思ったんです。 そして、定量化したものを経済的な価値と結び付け相関関係を示し、感性と現実世界を紐づけることを目指しました。 ――それからなぜ「Placy」という音楽のプロダクトに取り組んだのですか? 音楽のプロダクトを開発した理由は、音楽の版権管理をするプラットフォームを創ったことがあったからです。そのプロダクトは、ミックスされた音楽がどの音源をサンプリングしているのかを機械学習で見つけるもの。 そのプロダクトを開発している際、SpotifyのAPIと出会いました。SpotifyのAPIは音楽を数値で分析していたんです。 この数値と都市を結び付けたら面白いんじゃないか。そう思い、音楽と都市を掛け合わせたPlacyの開発に乗り出しました。 「人間らしい都市を創る」 ――Placyの今後の展望について教えてください。 今後、アプリはコミュニティ機能の実装を進めていきます。 感性で場所を見つけられるようにしていきたい。 他にも、アプリから取得したデータを使って、都市空間のデータを独自開発していこうと思っていますね。 ――他に考えている展望はありますか? 他にも取得した感性データを使って都市開発をしていきたいと思っています。 多くの人に気持ちいいと思ってもらえるような都市を作りたいですね。そのために言葉にしづらいものを定量化して、場所を探せる機能を充実させていきます。 ――ミッションについて教えてください。 「人間らしい都市を創る」ことがミッションです。 人間の感性をくみ取った、情緒的な人間らしい都市を創っていきます。 人間らしさは、電気信号などある程度までは数値で理解できるかもしれません。しかし、感性の部分は数式化しきれない部分もある。この複雑な部分にこそロマンがあると思っています。 このロマンをくみ取れるよう、分析を進めていこうと思いますね。 Placyのサービスが気になった方はぜひサイトをチェックしてみてほしい。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。

ニュース

英国との⽂化交流プログラムを横浜で開催!フォーラム「創造性の広がりがもたらす都市へのインパクト」

英国との⽂化交流プログラムを横浜で開催!フォーラム「創造性の広がりがもたらす都市へのインパクト」アーツコミッション・ヨコハマ(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)とブリティッシュ・カウンシルは、2020年1月20日に『フォーラム「創造性の広がりがもたらす都市へのインパクト~クリエイティブ・ダンディーを迎えて」』を開催します。これは「東京2020オリンピック・パラリンピック」の事前キャンプを横浜で行う英国との文化交流プログラムです。 スコットランドの美しい港町「ダンディー市*」は、デザイン、デジタルコンテンツで経済成長を続けています。その創造産業におけるキープレイヤーとして活動する中間支援団体が「クリエイティブ・ダンディー(Creative Dundee)」です。https://creativedundee.com/ クリエイティブ・ダンディーは、民間セクターとして行政と連携し同市の創造産業におけるプロモーション、ネットワーキング、政策提言などを行っています。芸術・文化と創造性が都市の発展において欠かせないとして活動されている思いは、横浜市の文化芸術創造都市施策の推進をはかるアーツコミッション・ヨコハマと同じです。 今回、クリエイティブ・ダンディー ディレクターのロリ・アンダーソンと横浜市内外で活躍するクリエイターやオーガナイザー、編集者などを迎え、「創造性の広がりがもたらす都市へのインパクト」と題してフォーラムを行います。 この交流を通じて、企業や行政、クリエイター、起業家など様々なプレイヤーがつながることで社会に生まれる価値について、その考え方や仕組みを互いに学びあい、都市における創造性の役割を明らかにしていきます。 フォーラム「創造性の広がりがもたらす都市へのインパクト~クリエイティブ・ダンディーを迎えて」 *ダンディー市(City of Dundee)・・・古くは貿易都市として礎を築き、繊維から造船等の工業で栄え、一時経済が停滞、戦後の電子、近年はソフトウェア、バイオ、デジタルコンテンツ産業が都市経済を動かしている。現在、ユネスコ創造都市ネットワークのデザイン都市としてデザインを都市政策の中心に据え、ウォーターフロントの開発を2001年からの30年計画を実施中で、2018年には隈研吾氏が設計したヴィクトリア&アルバートミュージアムの分館がオープン。 ・こんな方におすすめ! ―デザイン、アート、クリエイティブに関わる方 ―クリエイティブ、イノベーションに関心がある経営者・企業担当の方 ―プラットフォーム、ワークスペース運営を担当する方 ―行政・民間問わず公共サービスに関わる方 ―横浜で多様なジャンルの仲間をつくり何かを起こしたい方 ・こんなことが学べます! ―創造性を育む環境・組織・人材について ―人材のネットワーク(仲間)づくりについて ―創造性の社会的・経済的価値および可能性について ・開催概要 フォーラム「創造性の広がりがもたらす都市へのインパクト~クリエイティブ・ダンディーを迎えて」 日時:2020年1月20日(月) 18:30~21:00 会場:YOXO BOX(横浜市中区尾上町1−6) 料金:1,000円 *同時通訳あり 申込:https://acy-dundee.peatix.com/ 内容: ●キーノート「クリエイティブ・ダンディーの取組み」 クリエイティブ・ダンディー ディレクター  ロリ・アンダーソン ●プレゼンテーション「アーツコミッション・ヨコハマの取組み」 アーツコミッション・ヨコハマ プログラム・オフィサー 杉崎栄介 ●ライトニングトーク こくぼひろし(ひとしずく株式会社 代表/CHART project 主宰/一般社団法人ソーシャルグッド 代表理事) 秋山 怜史(一級建築士事務所秋山立花 代表/NPO 法人全国ひとり親居住支援機構 代表理事) 加藤 佑(IDEAS FOR GOOD 編集長/ハーチ株式会社代表) ●クロストーク「創造性の広がりがもたらす都市へのインパクト」 ファシリテーター:太刀川英輔(デザイン・ストラテジスト)、 ロリ・アンダーソン(クリエイティブ・ダンディー ディレクター)…

ニュース

昆虫食×伝統食=未来の国民食 昆虫食レトルトカレー『いもむしゴロゴロカレー』を産学連携で開発!

昆虫食×伝統食=未来の国民食 昆虫食レトルトカレー『いもむしゴロゴロカレー』を産学連携で開発!昆虫食の輸入製造会社の㈱昆虫食のentomo(代表:松井崇、本社:大阪府和泉市)は、この度、病院食・災害食の専門家で、昆虫食を災害食として研究している東大阪大学短期大学部実践食物学科長の松井欣也教授と産学連携で昆虫食レトルトカレー「いもむしゴロゴロカレー」を開発しました。 製品化に向けて2019年12月8日よりマクアケにてクラウドファンディングを開始。2020年春よりリターン品として支援者に発送するとともに、自社サイト、レトルトカレー専門店より販売します。 特徴①国連推奨・未来のタンパク源「昆虫食」をアフリカの伝統食をヒントに再構築! アフリカではイモムシは伝統的にトマトと玉ねぎを使った煮込み料理に使われています。また昆虫はエビやカニに近い種で、味もエビやカニに似ています。そこで「シーフードカレーがあるのなら昆虫カレーもあってもいいのでは?」との発想から、アフリカの伝統的イモムシ料理をベースにして、トマトと玉ねぎをふんだんに使った「いもむしゴロゴロカレー」を開発しました。 特徴②アフリカの食用昆虫の製品化は日本初! (entomo社は日本唯一のアフリカ昆虫食の輸入商社) シアバターで知られるシアの木に生息する食用イモムシを使用。日本名がない昆虫のため、entomo代表の松井崇が「シアワーム」と名前をつけ、日本で初めて輸入しました。西アフリカの最貧国ブルキナファソの生産者からフェアトレードで購入し、現地の経済発展にも寄与します。 特徴③産学連携!病院食・災害食が専門の教授がレシピ開発! シアワームは約6割がタンパク質と高タンパクで、約5%が食物繊維とゴボウなみに豊富。レトルトのため長期間保存可能。災害時に不足しがちなタンパク質と食物繊維も補うことができ、災害食にも!

インタビュー

からだづくりに最適な食事を、おいしく手軽に。――株式会社Muscle Deliの「マッスルデリ」

ダイエットに悩む人や、筋トレにハマる人は多い。この両者に共通している重要な要素は「食事」だ。 しかし、無理に食事を抜くダイエットをしたり、筋トレだけして食事に気を配らない人がいる。これでは効率的にボディメイクをすることはできない。 そんな状況の中で、ボディメイクをする人に最適な栄養素が含まれたおいしい食事を提供するサービスが登場した。株式会社Muscle Deliの「マッスルデリ」だ。 どんなサービスなのだろうか。詳しく見ていきたい。 プロフィール 代表取締役 西川 真梨子 ボディメイクする人に最適な食事を提供。「マッスルデリ」 ――マッスルデリはどんなサービスですか? マッスルデリは、ボディメイクをしている人に、最適な栄養価の食事が届くサービスです。ご利用方法は、自分の目的に合ったお食事プランをECサイト上で選択します。 その後、定期的に食事が届きます。届いたものを食べれば、ボディメイクができるようになります。 マッスルデリの利用方法 選べるプランは「LEAN」「MAINTAIN」{GAIN」の3種類 ――ユーザーにとってのメリットについて教えてください。 栄養バランスの良い食事ができるようになるのはもちろんですが、時短になるのも大きなメリットです。 マッスルデリを使えば、栄養計算などで悩む時間が無くなりますから。 最適な栄養を、おいしく楽に食べられることが最大の強みになっています。 ――マッスルデリのターゲットについて教えてください。 マッスルデリは、健康意識の高いビジネスマンの方をターゲットにしています。 体型に気を付けている方でも、食事の重要性は忘れがち。運動だけ進めても、効果的なボディメイクはできません。 ボディメイクをしていて、食事の面でどうしたらいいかわからない人のサポートをしたいと思っています。 株式会社Muscle Deli立ち上げのきっかけは、サラリーマン時代の原体験にあった ――株式会社Muscle Deliを立ち上げた経緯について教えてください。 私はサラリーマン時代に、ジムに行っていました。しかし、ジムに行ってもなかなか変化がでなくて。 トレーナーから食事指導があり、糖質と脂質を制限されてしまったんです。 すると、普段の食事でタンパク質だけしか食べられなくなってしまいました。 食事の楽しみがなくなってしまった日常は、とてもつらかった。このような状況を解決したくて、マッスルデリのサービスを開始しました。 ユーザーに最適なボディメイクを推進!株式会社Muscle Deli将来の展望とは ――前回の取材からおよそ2年が経ちました。この2年の間にマッスルデリはどんな進展がありましたか? アスリートのサポートも始めました。 日本のアスリートは、食事管理ができていない方もいらっしゃいます。例えば、最近話題になったラグビーも、試合前にピザを食べていることもあるんですよ。 日本だと食事に対する関心が薄いようなんです。 もしこの食事環境を整えられたら、競技力はさらに上げられると思っています。 マッスルデリで食事管理をしながら、競技に集中してもらえるような環境を整えていこうと思っています。 マッスルケータリングという高タンパク低カロリーなケータリングやつくりたてのお弁当を提供する事業を始めました。 健康経営のプログラムやセミナー、フィットネスイベント等でご利用いただいています。 ――アスリートにもマッスルデリが使われるようになったのですね! 他にもマッスルデリでは、ウェブサイトを作り直して使いやすくなるようにしました。 マイページで届け先の変更ができたり、診断ができるようにしたりするなど、より使い勝手の良いサービスを目指しています。 ――他に挑戦したことはありますか? プロテインビールのクラウドファンディングにも挑戦しています。 ボディメイクの習慣を続けていくと、糖質の高いビールがどうしても飲めなくなってしまいます。そのため、なんとかしてビールが飲めるようにならないか考えていました。 そんな中で、ドイツの小さな会社がプロテインビールを提供していることが分かったんです。実際に飲んでみるととてもおいしくて。 このプロテインビールの文化を広げるためにも、クラウドファンディングをしています。 ――今後のマッスルデリの展望を教えてください。 現在、40種類、3サイズのメニューを用意しています。 その中には、焼きそばやガパオライス、パスタなどのメニューもあり、より一般的な食事に近づけています。 今後は、更に新しいメニューや間食等の商品を増やし、ボディメイクをしていている人がもっとおいしく便利に食事管理ができるようなサービスにしていきたいです。 ――株式会社Muscle Deliのミッションについて教えてください。…

インタビュー

農産物のCtoCからこだわっている全ての生産者を支えるプラットフォームに「食べチョク」

秋元 里奈 Rina Akimoto 株式会社ビビッドガーデン代表取締役 CEO 神奈川県相模原市の農家に生まれる。慶應義塾大学理工学部を卒業した後、株式会社ディー・エヌ・エーへ入社。webサービスのディレクター、営業チームリーダー、新規事業の立ち上げを経験した後、スマートフォンアプリの宣伝プロデューサーに就任。2016年11月にvivid gardenを創業。 こだわっている全ての生産者さんを支えるマーケットプレイス「食べチョク」 ▼前回の記事はこちら その後の「食べチョク」の進展について ー「農産物のCtoC」から「こだわっている全ての生産者さん向けのサービス」とありますが、以前のサービス内容からどのように変わったのでしょうか。 わたしの実家がもともと農家を営んでいるということもあり、サービス開始当初は農家さんに絞って、農作物を扱っていました。そして最近は農産物だけでなく、水産物や畜産物、酒やジュースをも扱うようになりました。 ー新しい追加された機能について教えてください。 ▼食べチョクコンシェルジュ 消費者向けtoCの方は、事前に登録された購入者一人ひとりの好みの食材に合わせて、オススメの農家から野菜セットが定期的に届くサービス「食べチョクコンシェルジュ」を導入し、「どの生産者/農作物を選んで良いかわからない」という方にも柔軟に対応できるようになりました。 ▼食べチョクpro 法人向けの「食べチョクpro」では、素材にこだわる飲食店の方向けに、厳選された旬の新鮮食材をお届けしています。各生産者の出荷データやどの作物がどれほど、いつ出荷できるか、など各生産者の情報を豊富に持っていることで、他の宅配サービスより「早い」「新鮮」「豊富な種類」を強みとしています。 ▼共同購入 注文したいけど量が多いな、と感じている一人暮らしの方などでもサービスを利用しやすいように、「共同購入」の機能を搭載しました。商品を注文する際に、何人で分けるかを設定しておくと、農家さんが梱包するときに、分けやすい分量に調整して送ってくれます。そうすれば、送料の負担も少なくて済み、野菜も新鮮なうちに使える分だけを注文することができます。 ー取り扱う品目についてはどうですか。 サービス当初はお客様にサービスを定着させるために野菜にフォーカスしていましたが、最近は様々な種類の食材を取り扱うようになりました。野菜もさらに品数が増えましたが、それだけでなくフルーツ、魚、肉、卵、蜂蜜、酒、ジュースなど、日常で使う食材全般を網羅してきています。 「食べチョク」の今後の展望 ーこれまで凄まじい成長を遂げていますが、今後さらにどのようにサービスを展開していきますか。 今まで農作物にフォーカスしてきたので、売上の大半は農作物が占めています。今後は水産や畜産の方にもさらに力を入れて、日常の食物を全て食べチョクで網羅していきたいです。PRが苦手な生産者さんでも、こだわりの作物をきちんと消費者に届けることができるような仕組みを確立させて、生産者さんの課題を解決し、人々の日常に新鮮で安心な美味しい食材を届けていきたいですね。 編集後記

インタビュー

AIを活用し「自分の内面を映す鏡」を開発。――クリプトバーレイ株式会社「LifeSize」

インスタグラムで自分の体験を発信する際、他人の目が気になってしまう人も多いのではないだろうか。いかに「インスタ映え」するかを考え、投稿している人は多い。 このような現状では、体験の価値が「人からどんなふうに見えるか」で決まってしまうことがある。自分自身の体験でさえ、人からの基準で発信するかどうかを決めているのだ。 しかし、本来は自分の体験の価値は自分自身で決めるものだ。人からの視点ではなく、自分の視点で価値を決めていくことが重要になる。 そこで、人に見られるためではなく、自分の探求のために自分の行動を記録できるサービスが登場した。クリプトバーレイ株式会社が運営する「LifeSize」だ。 いったいどんなサービスなのだろうか。代表取締役 辻拓実氏に話を聞いた。 プロフィール 代表取締役 辻拓実 自分の内面を映す鏡「LifeSize」 ――LifeSizeについて教えてください。 LifeSizeは「チェックインアプリ・アルバム」です。 チェックインアプリとは、Foursquare(フォースクエア)に代表されるように、自分がどんな行動をとったのかを記録できるサービスです。 LifeSizeは「自分を映す鏡」として、自分のさまざまな側面がわかるようなサービスを目指しています。 ――具体的な機能について教えてください。 機能はシンプルで、ご飯を食べたり景色を見たりするときにカメラで写真を撮るだけです。するとカメラロールに保存されることはもちろんのこと、AIが体験を解析し自動でタグ付けしてくれます。 この機能を通して、自分の個性を見えるようにしているんです。 ――技術的な特徴は何がありますか? 技術的な特徴は、位置情報と機械学習の画像認識を融合させていることです。 これにより、その人のメタ情報を取得できます。   ――ユーザーについて教えてください。 LifeSizeは、社会人から40代にかけての男性をメインターゲットとしています。これは、結果的に男性の支持が多くなったからです。もしかすると、男性の方が自分に対する探求心が強いのかもしれません。 普段の休暇などの場面で使っていただきたいと思っています。 ――ユーザーにとってのメリットはどんなものがありますか? ユーザーにとってのメリットは、自分が何者なのかを知れることです。 僕は、自分のことは自分が一番わかっていないと思っています。たとえば、鏡がない世界だったら、自分の姿はわからなかったでしょう。しかも自分のパーソナリティを映す鏡は、まだ世の中に存在しません。 このように「全体像としての自分」はなかなかわからないと思うんです。だからこそ、自分を俯瞰できるLifeSizeは特徴的だと思いますね。 ――LifeSizeの強みについて教えてください。 LifeSizeの強みは、自分の行動を記録するための手間を減らしていることです。 従来のチェックインアプリアは、その場所に行ったらボタンをタップしなければなりませんでした。この作業は忘れるし、めんどくさいと感じる人も多いんですよね。 そこでLifeSizeは、写真を撮る行為をトリガーとして行動を記録できます。そのため、めんどくささを軽減しているんでうs。 自分を俯瞰するためのサービス「LifeSize」はどのようにして生まれたのか? ――会社を立ち上げた経緯について教えてください。 クリプトバーレイ株式会社を立ち上げた当初は、暗号通貨の事業に取り組んでいました。ToC向けの暗号通貨を創ろうと思っていたんです。 しかし、時期尚早だった。そのため、暗号通貨のプロジェクトは一時中断。新たな事業として「LifeSize」に取り組んでいます。 ――それからLifeSizeを立ち上げるまでにどんな経緯があったのですか? LifeSizeを立ち上げたのは、当時の恋人がきっかけでした。 彼女はアーティストで、絵描きをしていました。 絵を描いているところを見ていると、彼女は自分の絵の写真を定期的に取っていたんです。「なんで自分の絵の写真を撮っているの?」と尋ねると、写真を撮ることで自分の作品を俯瞰しているとのことでした。 自分が絵を描いているだけでは、全体像がわからなくなってしまうんですよね。これは人も同じことだと思いました。 そこで、自分を俯瞰するためのサービスを開発したんです。それが「LifeSize」でした。 飲食、旅行…。LifeSizeは幅広い展開をみせる。 ――今後のLifeSizeの展望について教えてください。 今後は、マネタイズのためにも複数のプロジェクトを検証していこうと思っています。 まず考えているプロジェクトが、飲食店のリピート率向上を支援できるサービスです。 現在、集客率を上げるサービスは存在します。しかし、リピート率を高めるサービスは少ない。そのため、飲食店のリピート率を向上させる施策は店舗まかせになってしまっているんです。 この課題を解決できるサービスの開発を考えています。 ――どんなふうにリピート率を向上させていくのですか? LifeSizeで記録されている食事のデータを使って、お任せ注文ができるようにすることを考えています。 それまでの食事を分析して、そのお客さんに合ったメニューにパーソナライズしていきたい。1度その店で料理を食べたら、次来た時にはメニューが最適化されることを目指しています。 ――パーソナライズの機能は幅広く応用できそうですね。 はい。このパーソナライズの機能は、旅行のプランニングにも応用できます。 LifeSizeを使えば、観光地の回り方のデータを取ることができるので、自動で旅行プランを策定できるんです。 旅行会社や航空会社とコラボして事業を進めていきたいですね。…

インタビュー

モーションデータドリブンでひとりひとりを健康に。FunLife株式会社

運動をしたくても、なかなか続かない…。 そんな悩みを持っている人も多いのではないだろうか。 運動が続かない大きな原因のひとつが「飽きてしまう」ということだろう。 そんな運動の課題を解決するサービスがある。 FunLife株式会社が運営する誰もが体を動かしたくなるモーションプラットフォーム「LIFEcise」だ。 そして、このLIFEciseで運動を進めるための秘密兵器的プロダクトがある。AR技術とMotionCapture技術、AI技術を組み合わせた「ARC Mirror」だ。 さて、このLIFEciseはどのようなサービスなのだろうか。ARC Mirrorの全貌とは? 詳しく見ていきたい。 代表者プロフィール 代表取締役 CEO 田巻 富士夫 2009年 早稲田大学国際教養学部卒業 2009年 野村証券株式会社入社 2013年 みずほ証券株式会社入社 2016年 FunLife株式会社設立と同時に代表取締役就任 代表取締役 COO & CFO 黄木 桐吾 2010年 早稲田大学国際教養学部卒業 2010年 三菱重工業株式会社入社 2016年 FunLife株式会社設立と同時に代表取締役就任 誰もが体を動かしたくなるプラットフォーム「LIFEcise」 ――LIFEciseについて教えてください。 LIFEciseは誰もが体を動かしたくなるモーションプラットフォームです。モーションデータドリブンでひとりひとりを健康にすることを目指しています。 ――「健康」がテーマなのですね! 人がなぜ運動するかというと、健康でいたいと思うからですよね。 しかし、なかなか運動を続けることって難しい。現在のフィットネスには、飽きてしまったり、結果がついてこなかったりと課題がたくさんあります。 ――そんな課題を解決するための工夫はなにかあるのでしょうか? 運動を楽しく続けてもらうために、LIFEciseでは3つの点を大切にしています。 バリエーション・ゲーミフィケーション・パーソナライゼーションです。 ――詳しく教えてください。 はい。まず、バリエーションですが、運動が飽きてしまうのは同じことをやり続けるからだと思うんです。 それならば、コンテンツの種類をたくさん増やせば飽きづらくなりますよね。そこで大切にしている考えが「バリエーション」です。 私たちのプログラムでは、モーションキャプチャーの技術を使って、さまざまな種類のコンテンツを提供できます。 例えば、いろいろなマンガのキャラクターが体の動かし方を教えてくれる機能があるんです。 他にも、筋トレやヨガ、ストレッチ、空手、ダンスなどもできるようになっています。 今までは複数のジムやスタジオに通わなければできなかったようなさまざまなフィットネスがひとつの鏡の前でできるようになるんです。 このような取り組みにより、バリエーション豊かなコンテンツを提供していますね。 ――バリエーションがあれば、飽きずに運動を続けられますね!2つ目の「ゲーミフィケーション」はどんな工夫をしているのですか? ゲームって、別にやる必要はないのになぜかやってしまいますよね。 これは、続けてやってしまう仕組みがあるからなんです。 私たちはこのゲームの仕組みをフィットネスに応用しました。これが「ゲーミフィケーション」です。 ゲームの人を魅了するテクニックを応用しています。 ――パーソナライゼーションはどんなものなんですか? 最後のパーソナライゼーションでは、ユーザーさんの要望やスキルレベル、健康目標などに合った体の動かし方を提案しています。 また、努力した進捗を見えるようにして、モチベーションを保つ工夫もしています。 このように、人のニーズや状態に合ったコンテンツの提供が可能です。 ――LIFEciseのユーザーについて教えてください。 ユーザーは、オフィスや老人ホーム、病院、フィットネスジムなどですね。 特にオフィスのユーザー様は、健康経営や働き方改革に熱心な企業様が多くなっています。休憩するときに、体を動かせれば生産性をあげることができますからね。…

インタビュー

「ボートシェアリング」で、日本の新たな文化を創る――株式会社Portl

使われていない個人所有のボートが、海岸には多数停泊している。それらの船の維持費はかさみ、どんどん劣化が進む。 このような状況をボートのシェアリングプラットフォーム『Portl(ポートル)』は解決する。それだけではない。日本に新たな文化を創るかもしれない。 Portlはボートの「オーナー」と操船技術を持つ「キャプテン」、そして船を利用したい「ゲスト」を結びつけ、今まで利用場面の無かったボートを有効活用する。 ゲストは船舶免許を持っていなくても豪華なクルーザーを格安で借りることができ、飲み会や、パーティーを開催できる。キャプテンにも、普段なかなか得られない操船機会を提供している。 3者がWin-Win-Winの関係なのだ。 この画期的な「Portl」のサービスについて詳しく見ていきたい。 プロフィール 代表者 齋藤大貴 ボートのシェアリングプラットフォーム「Portl」 ――「Portl」について教えてください。 Portlは豪華なボート(クルーザー)のシェアリングプラットフォームです。 個人、または事業者の所有するボートの遊休時間をシェアをして、船を通じた体験の裾野を広げることを目指しています。 ――利用の流れについて教えてください。 まず、オーナーがウェブ上でボートの情報を掲載。その後、ゲストがボートの予約をします。ゲストが操船免許をもっている必要はありません。ボートを運転はオーナーが任命したキャプテンが担当します。 日本初のボートシェア用の保険も完備。ケガをしてしまった時の費用などを包括的に保障します。 このようにボートの旅を安心・安全に楽しめるサービスです。 たった3ステップでボートの利用が可能 ――Portlはどんな特徴がありますか? これまでレンタルにはなかった豪華なボートが低価格で利用できることが特徴です。 従来の貸し出しのボートは、設備投資の費用をレンタル費用から回収しなければならないため、豪華な船を貸し出すことは難しかったんです。 一方、Portlで扱っている中には1億円を超えるようなボートがあります。そして、そんな豪華なボートがビックリするような金額で利用することができてしまいます。 ――どれくらい低価格でボートを提供しているのですか? ひとつの例ですが、従来のキャプテン付きのサービスでは半日で、約40万円程の費用が掛かっていました。 Portlでは従来よりも大きくて豪華なボートが半日5万円程でシェアされております。10人で乗れば1人5000円で圧倒的な非日常が味わえてしまいます。 このように低価格でボートが利用できるのは強みのひとつですね。 おすすめボート一覧。高級ボートがリーズナブルな価格で利用できる。 ――ゲストのボートの利用シーンについて教えてください。 特に人気なのは飲み会での利用です。暖房の効いた船内で、夜景を見ながら飲む体験は非常に満足度が高く、利用頂いた方の多くにリピート頂いています。 他にも、イルミネーションの鑑賞や、大型のボートでのパーティーなど、私たちはが提供しているのはボートという非日常の場なので、本当にたくさんの用途で利用頂いています。 ――ボートのオーナーのメリットについて教えてください。 オーナーがボートを貸し出すメリットとしては、「収益を得られる」ことはもちろんのこと、シェアによって稼働率を上げることで、メンテナンスにもなるというメリットもあります。 実は、ボートは稼働させずに海に浮かばせておくと、ダメになってしまうんです。そのため、定期的に動かさなければいけない。 でも、オーナー様がボートを動かすきっかけってそんなにないんですよね。そこで、ゲストとのマッチングによって稼働させる機会を得て、ボートのメンテナンスにも役立ちます。 他にも、高齢化が進むボート業界の中で、若い世代と交流を作り出せるのも、Portlの強みになっています。 ――ボートを操船するキャプテンのメリットについて教えてください。 キャプテンのメリットは、操船の機会が得られることです。 実は、船舶免許はすごく簡単に取得できます。期間は2日間程、しかも費用も安い。 しかし、免許を取っただけでは操縦できるようになりません。にもかかわらず、操船技術を磨く場はあまりないんです。 今まではどうしても船を運転したい人はレンタルボートを借りて操船技術を磨いていました。ただ、レンタルにも中々の費用が掛かりますし、海域ごとに異なる海の特性といった情報はそこでは得ることはできませんでした。 そこで、誰よりも海を知るオーナーとマッチングすることで、操船技術を磨く機会を提供しています。 レンタルボートとは違って、操船するのは憧れの豪華なクルーザーです。これも大きなメリットになっていますね。 オーナーとキャプテンのマッチングには一切費用を頂いておらず、このマッチングがボートの登録に繋がれば良いな。程度に思っています。 ゲスト・オーナー・キャプテンの「したい」をPortlがつなぐ。 Portlを立ち上げたきっかけは、自身の原体験にあった―。 ――Portlを開発した経緯について教えてください。 Portlを立ち上げたのは、毎日の通学路で稼働していないボートを見てきたのがキッカケでした。 海と川が近くにある土地で育ち、ボートというのは身近な存在でした。家の前には大きな川があって、そこにはボートが数キロにわたって係留されていました。 20年以上過ごした土地ですが、そのボートが稼働したのを見ることは数回しかなく、幼いながらに「使わなきゃもったいない」という思いがありました。 有効活用でればと思っていましたが、シェアリングの概念がなかった当時は、解決の糸口を見出せませんでした。 それから時代は進み、Airbnbなどのシェアリングが登場しました。このサービスなら、課題を解決できるかもしれないと思いましたね。 他にも、地元方の応援や、国交省とシェアリングについて協議を進めていたのが立ち上げの大きな自信になりました。本当にたくさんの方々の応援があって今があるので、皆さんには感謝しかありません。 ――さまざまなリソースを活かしての起業だったのですね! 小さい頃からクルーザーに乗せて頂いてきたのも、きっかけになっています。操船する機会も何度かありましたが、車と違ってボートは凄く難しいんですよね。 ボート毎に特性があって、波の具合に合わせて操作しないといけないなど、経験がものをいう世界です。…

インタビュー

手順書の共有で引継ぎ・教育の時間が圧倒的に短縮できるシステム「WOPRO」を提供。MOSMO株式会社

森下 了伍 MOSMO株式会社代表取締役。 手順書の共有で引継ぎ・教育の時間が圧倒的に短縮できるシステム「WOPRO」を提供。MOSMO株式会社 どの業界にもマニュアルは存在する。しかし、マニュアルは詳細さに欠け、作業漏れが発生することも多い。そのような問題を解決する、作業手順書を共有することで引継ぎ・教育の時間が圧倒的に短縮できるシステム「WOPRO」を提供するMOSMO株式会社を紹介する。   サービスを一言で言うと、「作業手順書を共有・管理できるシステム」です。 日々の業務の中で作業手順書がしっかり整備されることで、作業手順書を見れば誰でも同じ業務を行うことができるという状況が出来上がります。そこで、作業手順書をシステムで管理し生産性を向上させることができるのがWOPRO です。 流れとして、まず作業の工程や単位作業の進め方を作業手順書として登録していきます。そして作業を行うときに該当の作業手順書を検索すると、該当する手順書が表示され閲覧できる仕組みなっています。WOPRO は携帯やスマホでも使え、アプリではないのでわざわざ端末にインストールや設定することなく、専用のURLとIDとパスワードで利用することができます。 特徴として、作業履歴も保存され、過去にどの作業手順書を使って、いつ、だれがどの項目を行ったかを確認することができます。また、会社の中のすべての人のすべての仕事をWOPROに手順書として登録する事で、仕事のノウハウの蓄積・共有ができ、引継ぎや教育時間が圧倒的に短縮することができます。更に、複雑な作業を行う業務で発生するミスを未然に防ぐことができるという点がWOPROの特徴です。 ユーザーとして、幅広い業界でたくさんの人が簡単に利用できるシステムになっております。 競合としてベンチマークしているのは、マニュアルシステムを出されている企業さんです。 マニュアルでは詳細な作業内容ではなく、業務に関するノウハウと業務全体の進行方法をまとめるために作られることが多いです。そのため、マニュアルシステムでは細かい作業経過がわからないので、どんなにわかりやすいマニュアルでも作業漏れが発生する可能性があります。マニュアルとは対称的に細かい作業の確認の為に日常的にされる目的でつくられるのが、作業手門書です。日々の業務で必要なのは、マニュアルではなく作業手順書だと思います。 作業手順書システム WOPROは、作成した手順書の項目をクリックしながら作業を進めることができるので作業漏れを防ぐことができ、作業履歴も保存されます。また、作業手順書は繰り返し使えるので、WOPROに手順書をつくっておけば、その手順書のとおり業務を行えば誰が行っても同じ成果が得られるので生産性を向上させることができます。そこがマニュアルシステムとの大きな違いであり、私たちの強みです。 作業をよりスムーズに。 起業の経緯について聞いた。 私が仕事をしている中でも、どんな仕事にも必ず作業手順があります。しかし、作業手順はその人の頭の中にあったり、ノートに書いてあったり、デスクトップのメモに保存されていたりするのが普通でみんなに共有はされていないのが現状です。ですので、それを一つにまとめて管理すれば、作業手順書を作成した本人、将来的に業務を引継ぎされる人やまだ会社に入りたての新入社員にもきっと役立ち、作業がよりスムーズになると思ったため、現在のサービスであるWOPROを立ち上げました。 人がいなくても業務がまわる世界へ。 将来の展望を聞いた。 今後1年間ではマニュアルシステム含め、作業手順書システムの中で一番になることを目標に活動していきたいと思います。まず、500社の企業様に使っていただくことが目標です。人口が減少に伴い人手不足が加速する中で、作業ミスによる教育時間によるロスを最大限に短縮しなければ仕事の効率アップは難しいと考えています。だからこそ作業手順書システムがこれからの幅広い業界の会社にとって必要となるシステムだと思います。すべての業界会社にとって必要不可欠なシステムになるためにたくさんのお客様からの意見を参考にし、パージョンアップもしていきたいと考えています。 また、将来的にさまざまな業界・企業のすべての業務の作業手順書をデーターベース化していき、WOPROに蓄積されたデータとAIを組み合わせることで、今まで特定の人がやっていた業務をAIがとって代わることで業務の無人化を目指していきたいです。「人がいなくても業務がまわる」「人手不足なんて怖くない」そんな世の中を目指します! WOPROの力で更に業務効率化がこれから進むだろう。今後が楽しみだ。 編集後記