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インタビュー 2017.03.01

家族にオススメできるFintechサービスを作る「Good Moneyger」

Fintechは今花盛り。

今日は、「自分の家族にオススメできるものを作りたい」と考えて他社とはちょっと違う切り口で創業したFintechスタートアップのインタビューです。人工知能を活用し、最適な資産運用をサポートするアプリ「VESTA」を運営する株式会社Good Moneyger(グッドマネージャー)の清水さんにお話聞いてきました。

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<清水さんの略歴>

京都大学経済学部卒業。2008年4月、リーマンブラザーズ証券株式会社に新卒で入社。同年9月に会社が倒産し、激動の時期を経験。その後は米系投資銀行のラザードフレールで5年勤務。2013年より、知人が立ち上げたヤマトキャピタルパートナーズ(現YCP Japan)に創業期メンバーとして参画。プライベートエクイティ投資やコンサル業を経験。同時に、株式会社ミクシィの子会社である株式会社コンフィアンザ(当時)の代表取締役を兼務。2015年、株式会社Good Moneygerを創業。
趣味はサッカーとスキューバダイビング(ライセンス所持)。2014年のブラジルW杯は現地で観戦。

家族にすすめたい金融サービスを

【編集部注】清水さんの波瀾万丈なリーマン時代のお話や創業秘話はBigLifeさんをどうぞ。

おしん記者

VESTAっていわゆるロボアドバイザーですか?
【編集部注】ロボアドバイザーとは、Web上で金融アドバイスが受けられるサービス。国内でも20以上のサービスが存在する。

清水さん

そうですね。ロボアドバイザーの中でも「アドバイス」に注力してサービスを開発しています。

おしん記者

なるほど。というと?

清水さん

証券会社や他のロボアドバイザーと違い、VESTAはお客様のお金を直接預かりません。証券口座と連携して、投資アドバイスの提供や、金融商品の売買のお手伝いをさせていただきます。そんなサービスを、無料で提供します。

おしん記者

ほう、なぜそんなサービスを?

清水さん

元々金融にいたので家族に投資の話を聞かれることがよくありました。それが面倒で(笑)。でも他に勧められるサービスはあまりない。そこで「投資したくなければ今はしないほうがいい」そういう家族みたいなアドバイスができるサービスを作ろうと考えました。

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清水さんが運営している、VESTAは資産運用のアドバイスを無料で提供するツール。

倍にはならないけど、損するリスクは下げられる

おしん記者

もうちょっとサービスについて詳しく教えてください。預り金をもらわない以外にどんな特徴が?

清水さん

「いつ相場が暴落するか」という予測に強みを持っていることが特徴です。下落局面を読み、損をするリスクを下げることを大事にしています。

おしん記者

増やす、というより守る?

清水さん

そうかもしれません。投信は怖いし任せたくない。損をするんじゃないか。そんな方はたくさんいます。私たちは中立的なアドバイザーですので、投資のタイミングや手仕舞いのタイミングを四季になぞらえてお伝えします。少しでもリスクを減らしていただければと思っています。

ログインしてみると投資環境に応じ季節に例えたアドバイス

おしん記者

夏=景気が良い時期ってことですね。株式とかの投資がオススメと書いてありますね。

清水さん

そう。逆に「冬=景気が悪い時期。債券などリスクを下げた投資がオススメ」というように、初心者の方にも分かるよう表現しています。

おしん記者

これはどんなロジックで?

清水さん

ヘッジファンドで使われるようなモデルをベースに、個人投資家向けにカスタマイズしています。ヘッジファンドは「常にリターンを狙う」ことに重きが置かれているのですが、そのためには”いつ相場が下落するか”も先読みしなければなりません。その部分を応用しています。
【編集部注】ヘッジファンドは、不況下でもプラスの運用実績を目標としているとされる

金融界の名解説者を目指す

おしん記者

投資サービスって言うと「儲けるぞ!」ってイメージですけどなんか違いますね?

清水さん

そうですね。証券会社などからいただく業務委託料などでマネタイズはでき始めてますが、敏腕ファンドマネージャーを目指しているわけではありません。池上彰さんが子供向けに話するのと同じように、わかりやすく金融を解説するサービスになりたいですね。

おしん記者

解説者ポジション?

清水さん

金融機関がお客様を獲得するコストってものすごく高くて、宣伝費などは膨大です。そのコストを投資教育などに使えばユーザーにとってメリットがあるし、結果的に市場も拡大するだろうなと思っています。目指すはZUUさんや、Yahoo!ファイナンスさんのようにトレーダーが集まるものから少し敷居を下げて、”投資初心者の方でも、楽しくカンタンに経済の仕組みが学べる”というポジションですかね。

おしん記者

何か具体的な展開でもあるんでしょうか?

清水さん

ゲーミフィケーションを取り入れた金融教育を中高生や一般投資家向けに実施しており、お金で失敗する人が少しでも減るように地道な取り組みもしています。

おしん記者

投資以外の取扱いはやらないんですか?

清水さん

1家に1人、お金や資産運用のことは何でも分かるプロがいるような感じで、投信だけでなく、保険や不動産なども組み合わせてアドバイスが提供できるようにしたいと考えています。
【編集部注】Goodmoneygerでは各職種で採用を強化中。インターン募集もあるので学生さんも注目です。
採用はこちらから

編集後記

ロボアドバイザーは群雄割拠の中、独自のポジションを取ったVESTA。スタートアップらしい戦略でここからの成長が楽しみなサービスです。

スタートアップタイムズでもスタートアップの支援として取材を行っていますのでお気軽にお問い合わせください。

取材はこちらから

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