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小ネタ 2017.08.01

中国のベンチャー企業さんが急成長しすぎて確実に日本を抜かしている件について。

皆さんこんにちは。

インターンの大塚です。

こんな顔です。

いきなりですが現在中国語を勉強していて、将来的には密かに中国に留学できればと考えています。

(この写真は文章とは関係がありません)

はい。元々、インターン、OBOG訪問等でベンチャーにお勤めされている方々とお話をする機会が多いのですが

ある日突然

「日本とかアメリカのベンチャーにはいろんな人が目を向けるけど中国のベンチャーってどんなんだろう。」

という考えが天から舞い降りました。

なので、これから考察していきたいと思います!(いきなり)

中国のベンチャーは化け物

中国は皆さんが知っているとおり世界でも一番の人口を誇っており、日本のGDPを抜かした国。

また、日本のくまモンやユニクロのロゴを模倣したりなど「パクリ王国」というイメージが強いですよね。

実はそんな中国のベンチャー、ここ最近急成長を遂げているそうです。

例えばベンチャー投資額を世界ランキングにしてみると

第1位はアメリカの723億ドル。

まぁまぁ、、、そうよね。

そして第2位中国の492億ドル。

そして欧州、インド、イスラエル、カナダ、日本(8億ドル)という順番になります。

と、いうことは中国は日本の61倍の金額。

(「ありえへん!!思わず顔に布かぶっちゃったわ!」の図)

どうしてこんなに大差がついてしまったのか。その大きな原因として、

○元々社会主義国だったが「改革開放政策」から起業が広まる

○グローバル化の進展で海外の技術を導入→デジタル技術の発展によって起業が簡単にできるようになった

○2014年から米ドルによる投資ではなく人民元による投資急増。

○国による国家新興産業投資引導基金の設立

○GDP比率が急上昇したことによる経済状況の良さ・・・・・・

などといった背景があるそう。

そのような経済状況の流れによって起業数が増えたその分インキュベーターなど支援事業も増えたらしいです。

なるほど。発展しすぎてリア充爆発してほしいですね。

中国ではどんなベンチャーがキテる?

実は4600億円もの巨額の資金調達をした中国の『滴滴出行』という会社。

テキテキシュッコウではなくディディチューシンと呼ぶそうです。

一体どんな会社かというと中国版Uber、配車サービスの最大手であり

しかも、米同業ウーバー・テクノロジーズの中国事業も買収しちゃう
ほどのやり手。

なんとアメリカのあのリンゴのマークの会社や、北海道犬のお父さんがCMに出ている会社からも出資を受けている、

モテモテの会社さんだとか。

芸能人で例えると将来性のありそうなジャニーズJrのセンターみたいな感じです。

なんでもないです。

中国の関心の対象は〇〇業界

そんな中国ですがベンチャーの最大の関心の対象がロボット・AI・ビックデータ

けれども、その発展は日本よりも進んでいるそう。

((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル ((((( ;゚Д゚))))))

実際中国の場合はAIを単体でビジネスにしている企業は少ないが、日常的に使っているサービスに上手く食い込めている。

例えば、ユーザーが求めている情報を最適化し、ニュースアプリとして情報選別をAIにさせるといったサービスだったり

検索エンジンと、実際にその商品を購入したというデータをダイレクトにつなぎ合わせ

その情報を元にお客さんに適した広告を反映させるといったサービスなどあるみたい。

また、中国の国家戦略としても「インターネットプラス」行動計画という政策を練っており

インターネット、ビックデータ、AI等の先端技術によるサービスの融合、ビジネスの拡大を打ち出しているそう。

そういったこともあり、ベンチャーキャピタルの投資もインターネット関連事業が全体の1/4以上を占め、

シード期のベンチャー企業に対しても米国の2%と比べて8%と急成長の裏側には資金面の充実が大きいようです。

中国恐るべし。

もう泣いちゃうぞ・・・・

(涙が空中浮遊していますが気にしないでくださいyeah)

どうしてこんなに差がついたのか?→対策

以上のように考えると日本は冒頭のベンチャー投資額の国家比較からも投資金額が低い。

ですが、経済産業省は『日本再興戦略』で学生起業家教育を目的とした全国規模のビジネスプランコンテストを開催したり

支援対象の会社には2000万円を上限に支援を行うといった試みは行っているそう。

んー上限を決めるのは良くないが、、どうしてこんなに海外と差がついてしまったのか。

主な原因として起業に対する関心の低さが挙げられる。

日本の産業などの生産性向上に関して調べる「日本生産性本部」によれば

新入社員の「独立したい」という考えがある人は年々減っており2014年度(当時)は11.8%と過去最低を記録しているそう。

この数字から分かるだろう。

確かに起業は失敗したときのリスクが大きく、それに対して自分が考えた事業が売れに売れたらもちろん手元に入る金額は多くなる。

いわゆるハイリスクハイリターン。

また、もし起業が出来たとしても

事業を成長させていく上で必要となる販売開拓やマーケティングの支援が不十分であり

売り上げが上がらないといった状況に陥ってしまうことも考えられます。

そのために今後政府は具体的な支援(学校教育に起業文化に関心が沸く授業を加える、支援企業には上限なしの投資、大学や公的研究機関に対しての研究費を○○兆円負担する・・等)

さらに活発に行っていく必要がありそうですね。

まとめ

将来的に冒頭の現在の各国のベンチャーの投資額を比較すると

もしかしたら・・・米国と中国が日本のベンチャーを吸い取る可能性だってあります。

場合によっては中国が日本を真似ていたのが、日本が中国を真似るといったことも考えられる訳です。

こ、、、こわひ、、、

そのためにもさらにベンチャーに魅力→自分が起業したいと思ってもらえるような環境づくりがまだ足りていないのかも知れない。

確かにベンチャーに特化したマッチングサイトやベンチャー通信などありますが、大手志望の学生さんや、ベンチャーに興味が無い社会人の人たちにはその声は届かない訳で。

そのため、「あっベンチャーっていいな、私が作れたらな」と思って貰えるような積極的な情報発信(テレビ、新聞、SNS等)が
もっともっと必要なのかもしれないですね。

いやぁ、ベンチャーって面白い。

さらに好きになりました。

気持ち悪いですね。すみません滅びます

 

以上、大塚でした。

どろん。

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