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インタビュー 2018.01.24

川田尚吾氏と本田謙氏から資金調達、初の国産スマホOS「SUNBLAZE OS」は努力しやすくするプラットフォームを目指す

写真左から、DeNA共同創業者の川田尚吾、アメグミ常盤瑛祐、FreakOut創業者の本田謙 ※敬称略

常盤瑛祐

QubitalではData Science Consultant (Technical Operation)、Tokyo Otaku ModeではMarketing、One Voice Campaignなどを経験。環境国際条約政策提言、国内ネット選挙解禁、アート製作、ビッグデータ分析、等の業務を経て2017年1月にインドで現地調査を行った結果、既存OSが最適なOSだと思わないユーザーが一定数いることが分かり、今年の2017年3月にスマホ向けOSの開発を事業に決める。2017年7月にSkyland Venturesから出資をうけ、エンジニア8人のチームでプロトタイプ開発を完了した。

全世界の3割を相手にした「国産スマホOS」を作る

StatCounterによれば2017年のスマホOSのシェアはiOS(iPhone)19.59%、Android:71.95%、Windows:1.03%、その他:8.46% となっている。国産OSは存在せず海外企業に依存しているマーケットである。

その中で新たなOSスタートアップが誕生し、DeNA共同創業者の川田尚吾氏とFreakOut創業者の本田謙氏から総額2000万円の資金調達を行った。それが「アメグミ」だ。

全世界のユーザーの3割を占める、生活アプリしか必要としないユーザーを対象にスマホOS「SUNBLAZE OS」を作っています。

この試みは2017年3月にスタートしたばかりだが、川田尚吾氏と本田謙氏から資金調達。大手アライアンスに向けて動き始めている。既存株主はBLINCAMやKay meにエンジェル出資をしている山本真司氏と、U25向けシード出資をしているSkyland Ventures。12月にプロトタイプが完成し、新たな人材採用を進めていくため今回の調達を行った。

開発を同時並行で進めつつ、このOSが搭載されたスマートフォンの生産と販売は自社だけでは難しいため、現在オープンイノベーションによる大手企業とのアライアンス先を検討しているそうだ。

なぜこんな試みが始まったのか。

スマホは買い替え、売り切りモデルが基本になっています。OSアップデートが過剰すぎるか、まったくされないために1年半で強制終了したりする機種もあったりします。それはユーザーから「寿命かな」と見えますがそうではありません。

「最低限の機能」を求めるユーザーが持つスマートフォンやタブレットに特化すると最低限のOSアップデートでやっていけて、端末自体の寿命も延びるのです。

このようなスマホの利用シーンに着目しているのはなぜか。

2017年1月にインドで現地調査を行った結果、Androidが最適なOSだと思わないユーザーが一定数いることが分かりました。軽く見積もっても3億人は超えると見ています。

インドなどの新興国に限らず、ゲームや動画をほとんど使わず、SNSや検索、チャットなどの最低限の機能しか使わないユーザーはたくさんいますし、シンプルなOSはIOT機器などへの組み込み、業務用スマホや、公的機関も使いやすいのでチャンスは増加すると見ています。

たしかに、多くのユーザーが使う機能は限定的。ガラケーが熱心なファンがいるのもその証と言えるだろう。

努力しやすくするプラットフォームを目指す

将来を聞いた。

現在はデモプロダクト制作を終え、本格開発を同時並行で進めています。このOSが搭載されたスマートフォンの生産と販売は自社だけでは難しいため、現在オープンイノベーションによる大手企業とのアライアンス先を検討しています。

アライアンス先の候補は、大手通信キャリアや広告代理店、アプリ開発会社、IoT製品を扱っている会社で、中国の工場での生産と、世界各地での販売網の構築をやってくださるパートナーを模索しています。

アメグミからはOSの管理と工場とのコミュニケーションなどを提供し、協業による既存スマホ市場への破壊的イノベーションを実現します。

2017年の12月にはデモプロダクトが完成している

もうひとつはもっと先の目指す世界。

直近はスマホOSをうまく使って、ありとあらゆる社会課題、教育、保険、求人、決済、奨学金、防犯などを解決していきたいと思っています。

私たちが作っているスマホOSは、ゲームや動画を重視していません。なので遊んでいない人がターゲットで「努力する人のためのスマートフォン」になりたいと思っています。

現在はスマホのOSですが、PCなどはもちろんテレビやバイクにも搭載していきたい。

「努力しやすくするプラットフォーム」とは変わっているがビジネス上はメリットがあるのか?

「努力している」ユーザーに絞るということは人間として成長する人に絞るということ。そうすればキャリアアップも実現するだろうし、収入も上がってARPUがあがるはず。ビジネス上のメリットが出てくると思います。

スマホOSを軸に、事業を広げていく構想だ。

ご興味ある企業様はこちらから(メールが開きます)

編集後記

取材担当進藤

Protstar栗島さんからご紹介いただき、インタビューをしました。OSは本当は日本の得意分野だったはずなんですよね。TRON以来になるのかなぁ…やるなぁ。驚異の26歳。

スタートアップタイムズでも起業家のPR支援として取材を行っていますのでお気軽にお問い合わせください。

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