佐藤 秀平
株式会社NOVASTO 代表取締役。元船井総合研究所経営コンサルタント。コンサルタントと経営者という2つの立場で、小売・EC業界に8年以上携わり、リユース事業・輸出輸入事業・OEM販売事業などを行い、ゼロから年商4億円の事業に成長させた経験を持つ。マーケティング全般とEC販売戦略を得意とし、自身もリユース業向けのシステム開発を手がける、株式会社NOVASTOの代表取締役を務め、業界の最先端のノウハウを追い求めている。現在コンサルティングのクライアントは、総合リユースショップ・買取専門店・中古工具専門店・ネット型リユースなど多岐にわたる。
リユースショップでは非常に沢山の商品を取り扱っている。商品の値段や在庫を全て管理することは非常に大変な作業だ。今回は、次世代のリユース専門POSシステム「ReCORE」を提供する株式会社NOVASTOを紹介する。
サービスを一言で言うと、「スマレジの業界特化版」です。
具体的に言うと、リユースショップ向けの次世代型クラウドPOSシステムとなっています。
ReCOREには、5つの機能があります。
1つ目は買取機能です。ReCOREでは、約4000万件を超えるオリジナル商品データベースにアクセスし、現在のネット相場・過去の販売履歴・現在庫数を元に、推奨買取金額を提案できます。ですので、新しいスタッフが入ってすぐにでも査定が出来るようになります。
2つ目は、店頭販売機能です。ReCOREを使えば、店頭でのセールを商品ジャンル別や、メーカー別、価格帯別、会員別など事細かく設定することが出来ます。
3つ目は、EC機能です。ReCOREは、楽天市場、Yahoo!ショッピング、ヤフオク!、Amazon.co.jp、Amazon.com、eBay、Shopify、Makeshop、EC-CUBEへの自動併売在庫連動システムを完備。商品回転率を意識しながら、より高い販路で販売することが可能になります。
4つ目は、顧客管理機能です。ReCOREでは、お客様の売買履歴と紐付いた顧客管理が可能です。A店でよくホビーを買っているお客様に、ピンポイントでメール送るといったピンポイントの販促が可能です。
5つ目は、KPI管理です。ReCOREは、クラウド型POSなのでいつでもどこにいても、店舗経営に必要な、売上・買取金額・粗利率・在庫状況などの各種データをダッシュボードからをリアルタイムの数値で確認することが可能です。経営者やマネージャーの方は、スタッフからの売上報告を待たずに、いつでも全店舗の数値の確認が可能です。
ユーザーは、主にリユースショップさんになります。
競合は、スマレジさん、ウリドキさん、ヒカカクさんあたりになってくると思います。
ReCOREでは、約4000万件のカタログデータに紐づけているので、現在のネット相場・過去の販売履歴・現在庫数を元に、推奨買取金額を提案できます。ですので、商品に詳しくない新しいスタッフが入ってすぐにでも査定が出来るようになるというのが私たちの強みです。
創立の経緯について聞いた。
大学時代に起業をし、物販事業をしていました。その後事業をバイアウトした後、船井総合研究所に就職し、経営コンサルタントというコンサルタントと経営者の2つの立場で、小売・EC業界に8年以上携わり、リユース事業・輸出輸入事業・OEM販売事業などに従事しました。その中で、EC業界ではITの発達が遅れていることを課題として感じており、そのような課題を解決する現場での目線を含めた使いやすいシステムを作ろうと思い起業し、現在のReCOREに至りました。
将来の展望を聞いた。
現在ReCOREは3月にリリースされ、サービスが5月にスタートしました。私たちはPOSシステムを売りたいわけではないです。ですので、店舗数の拡大だけでは無く、導入していただいたお店の業績を上げる様々なサービスを展開していきたいと考えています。そして、今後はどこのリユースショップでもReCOREが絶対入っているという立ち位置になりたいです。また日本のビジネス海外へ展開したいと思います。
ReCOREを提供する株式会社NOVASTO。リユース業界では当たり前の存在になりそうだ。
取材担当阿部
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