小林 大介
株式会社フクスケ代表取締役。
今後爆発的に増えることが予想される従業員の副業。それに伴い、情報漏洩や会社のブランド毀損といった様々なリスクがある。そこで今回はそういったリスクを事前に管理し解決する、日本初の副業事前申請ソフト『フクスケ』を紹介する。
サービスを一言で言うと、「スマートHRの副業管理ソフト」です。
具体的には、企業が従業員の副業によるリスクを管理できる日本初の副業事前申請ソフトです。今後爆発的に増えることが予想される従業員の副業に対し、人事、経営、管理部門が通常行う事前申請のチェックを自動化し、副業を解禁しようとしている企業のリスク管理を行います。
フクスケの特徴は大きく2つあります。
1つ目は、副業ガイドラインの読み込み・作成です。副業解禁企業が持つ副業ガイドラインをフクスケに読み込ませまることで、副業の管理がフクスケ上で完結するので管理者が都度確認必要ありません。また未解禁、副業ガイドライン未作成の企業には、モデル就業規則に基づいたガイドライン作成の初期案作成サービスを提供します。
2つ目は、自動リスク判定です。従業員毎に挙がる複数の副業申請をフクスケ上で一括管理でき、これまで個別相談、判断していた従業員の副業申請を自動でリスク判定、リスクが低いものは自動承認します。
フクスケは様々な企業に利用されており、その中でも管理部門がない企業やエンジニアが多い企業に利用されています。
フクスケは日本初の副業事前申請ソフトですので、競合は日本国内にはありません。
創立の経緯について聞いた。
前職はVOYAGEGROUPにいました。その中でちょうど独立するアイデアがあり前職に所属した会社かなりの勢いで成長していたので、子供がいて更にコミットするのは難しいと感じてきたため、独立し起業しました。
また過去に機密情報漏洩の課題があっただけでなく、副業をしている人は無届けが多いです。副業の規模は拡大していますが、その後リスク管理はまだあまり発達していません。ですので、ホワイトで副業している人をしっかり公明正大に申請してできるようにしたいと思い、フクスケに至りました。
現在三井住友海上火災保険株式会社と連携し、副業での情報漏洩に対応した付帯保険の提供も開始いたしました。第三者から万一情報漏洩で訴えられた場合、保険金で対応しています。
将来の展望を聞いた。
フクスケは12月にローンチしました。今後1年間では、ユーザーを10000社まで拡大するだけでなく、安心安全に副業し稼いで貰えるようにフクスケで副業管理できるサービスにしていきたいと思います。
今後爆発的に増える副業。「フクスケ」が副業市場で大きな役割を果たすことは間違いないだろう。
取材担当阿部
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