佐藤 北斗
株式会社AtoZ代表取締役。大学2年からベンチャー企業で複数のメディアの運営に携わる。その後、カンボジア短期インターンでは、チームを率いて1日で現地の平均月収分の利益を生み出す。2018年6月に株式会社AtoZ創業。 AtoZでは、戦略・マーケティング・UI/UXデザイン・コーディングなどあらゆる業務をこなす。
誰しも1度は出会いを求めて、「合コンをしてみたい」と思ったことはあるのではないだろうか。しかし、相手が見つからなかったり、好みの相手に会うことができなかったりと色々な問題もある。そのような課題を解決する、大学生限定ハイレベル合コンマッチングアプリ「collon」(コロン)を運営する株式会社AtoZ(アズ)を紹介する。
サービスを一言で言うと、「大学生のための”合コン”マッチングアプリ」です。
合コンを開きたい人(幹事)の、合コンを開きたいが身近に誘える異性がいないという課題を、幹事同士をマッチングさせることによって解決するサービスです。
collonには3つの特徴があります。
1点目は、collonを利用できる男性を早慶・東大・医学部等の高学歴の男性に限定している点です。一流大学に通う男性と、彼らと合コンしたい学生同士をマッチングさせることができます。大学生版東カレデートをイメージしていただくとわかりやすいかもしれません。
また、年齢確認に学生証を用いているので、お互いが安心して出会うことができます。
2点目は、機械学習を用いて最適なユーザーがレコメンドされる方式と、合コンのプランを投稿して直接相手を募集する方式の2つのマッチング方式を採用している点です。
ユーザーと合コンプランの2軸で、その人にとって最適な合コンをレコメンド出来るような仕組みづくりを現在進めております。
3点目は、グループトークです。LINEのグループトークのように、合コンの成立後男女それぞれがトークにメンバーを招待してメッセージのやりとりをすることが可能になっています。
これにより、従来の合コンの当日までどんなメンバーが来るかわからないという課題を解決します。また、合コン開催前に事前にやり取りを行うことで親睦を深めたり、お互いのプロフィールを閲覧することが出来るので、余計な駆け引きなしに当日一歩踏み込んだ会話を楽しむことができるようになります。
12月1日にリリースしたばかりですが、多くの男女に利用して頂いています。現在は関東のみの利用となっています。女性は12月16日段階で次のように様々な大学の方がご登録されています。
慶應義塾大学、お茶の水大学、一橋大学、上智大学、共立女子大学、大妻女子大学、学習院大学、大正大学、実践女子大学、帝京大学、日本大学、日本女子体育大学、早稲田大学、明治大学、東京外国語大学、東京女子大学、東京大学、桜美林大学、横浜国立大学、武蔵大学、法政大学、津田塾大学、東京理科大学、白百合大学、看護専門学校、立教大学、筑波大学、青山学院大学、音楽大学…etc
類似サービスとしては、合コンマッチングサービスのコンパde恋プランさんやRushさんあたりが競合になってくると思います。これらのサービスのユーザーは30代40代と比較的年上の方ですが、大学生を対象にしているのはおそらく私たちだけです。またいずれもウェブがメインになっているのですが、私たちのサービスはアプリに特化して若い方により利用しやすくなっております。
起業の経緯について聞いた。
大学1年時はアルバイトに明け暮れ、サークルの飲み会で日々を浪費する自堕落な生活を送っておりました、そんな中、2年生になった際に1年生からインターンなどで活躍してきた優秀な人に会う機会が増え、自分の中で危機感を持つようになりました。また父が経営者だったということもあり、自分の将来に対する危機感から思い切って起業しました。
それから、元々私は地方出身で大学入学と同時に上京してきました。上京後に渋谷を歩いていると、人は地方に比べて圧倒的に多いのに、人と人同士の繋がりが薄いことに違和感を感じていました。元々起業した当初は別な事業をやっていたのですが、それが原体験となり翌年からマッチング領域へとピボットしました。最初は友達作りでサービスをリリースしたのですが、ある時世の中の合コンサービスがイケていないということに気づきました。
僕自身合コンが好きで幹事として主催することがあるのですが、友人など自分と関係がある人を誘っていくといつか繋がりに限界が来てしまいます。そしてこれまで関係がなかった人と合コンを開催したいと考え、様々なアプリやWebサービスを試してみたのですが、どうも使い勝手が悪かったり、そもそも30代・40代向けのガチな婚活アプリだったりという問題がありました。
その後友人にヒアリングしてみたところ、合コンはしたいけど誘う相手がいないという意見が多かったので、そのような課題を解決するため、学生向けのカジュアルな合コンアプリを作ろうと思い、collonに至りました。
将来の展望を聞いた。
今後1年間では関東の早慶以上大学の学生を集め、更にユーザー数を拡大していきたいと思います。そして、イケてる大学生が集まるアプリとして認識してもらい、その後、collonを出会いのインフラにしたいと思います。
collonでたくさんの出会いを。これからも株式会社AtoZの更なる進化は続く。
取材担当阿部
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