五感を使って楽しく学ぶ自宅訪問型の幼児教室「ハクシノレシピ」

株式会社Hacksii 代表取締役 髙橋未来

明治学院大学卒業後、IT企業に新卒入社。その後幼児教室講師、介護事業会社の人事職を経て起業。
幼児教室で講師として勤務をする中で「間違えたくない」と正解に囚われる子ども達の様子を目の当たりする。子ども達がもっと自由な発想ができるような社会を創るため、2018年10月に株式会社Hacksii創業、翌月ハクシノレシピのサービス開始。正解なんてない、という価値観を社会への浸透させることをミッションとしている。

五感を使って楽しく学ぶ自宅訪問型の幼児教室「ハクシノレシピ」

――サービスについて教えてください。

ハクシノレシピは自宅訪問型の幼児教室です。なぜ料理かというと料理は子どもの考える力をグンと伸ばせるのからです。ハクシノレシピは通常の幼児教室とは異なり、フラッシュカードやそろばんなどの教材は使用しません。料理を通して、子どもの学びを最大化します。レシピも使わず、メニューもない状態からスタート。0から新しい物を生み出すための考える力やチャレンジ精神を身につけます。

――どうやって利用するのですか?

Webで申し込みをして、自宅に先生を呼んで何も決まってない状態からお子さんと一緒につくっていきます。単純な習い事ではなくLINEでカウンセリングもしていたりします。「妹をいじめて困っている」という親子さんには「おにぎりを強く握って固くなったらおいしくないでしょ?同じように妹もいじめたら気持ちが固くなっちゃうんだよ」みたいな理解をしてもらう狙いでカリキュラムを実施したりします。

――利用する人はどんな人ですか?

家庭訪問型で1回1.2万円ということもあり、世帯年収700万くらいの共働き家庭がメインですね。場所の特徴はなく、万遍なくご利用いただいています。3-4歳くらいのお子様が多く、他の習い事と比較するわけでなく幼児教育のひとつとしてご利用いただいています。

――競合サービスはありますか?

七田式などの幼児教室さんや、はなまる学習会さんなどです。
対象年齢が小学生ではありますが、探求学舎さんなども思想としては似ていると思います。
どのサービスもそれぞれ特徴がありますが、講師が家庭にお邪魔する点や保護者に対するフォローなどの点が私たちの特徴になっていると思います。講師はエプロン先生と呼んでいて研修、実践テストを経てレッスンを提供しています。エプロン先生は現在15名ほど在籍しています。

料理は正解がないのが幼児教育に良いと気づいた

―― 立ち上げた経緯について教えてください。

大大手SIerに入社してアドミンスタッフをやっていました。そのあと幼児教育の会社に転職しました。
そこではフラッシュカードなどの教材を使っており受け身のレッスンでしたが、もっと子どもが主体的に楽しめる方法はないかと考えました。
子供がだんだん大きくなるにつれ試行錯誤しなくなっていく様子を見て、このままじゃダメだなと。

その中で脳科学的にも楽しく学べ、五感が活用できるのは料理という結論に達し、今の事業に至りました。料理は正解がないのがとても良いと考えています。DS脳トレ監修の川島隆太教授がCTOを務める株式会社NeUに実験協力いただき、このオリジナルのメソッドは、子ども達の脳活動を活発化させるという実験データも取得しています。

――それからどんな流れがあったのですか?

最初から訪問形式で考えていました。メインとなるお客様である共働き家庭に話をお聞きすると習い事の送迎負担を感じていらっしゃいました。それに家庭教育を重視していこうと考えていたので、お子様が慣れている家庭で教室をやるサービスにしました。

サービスをもっと多くの人へ

――今後の展望について教えてください。

親御さんからは

「3ヶ月でこんなにしっかりと自分の言葉で話が出来るようになっていて驚きました。 エプロン先生はどんなことにも「バッチリ👍」と認めてくれて、自信を付けさせてくれていると感じます。 「コレをこうして」とついつい指示してしまうところを、本人の発想に任せて自由にさせてくれるので、親には出来ない関わり方で、自分で考える力を身に付けさせてくれていると思います」

というようなコメントをたくさんもらっています。これをもっと広げたいです。

――最終的に目指しているビジョンについて教えてください。

最近よくサービスが出ている学習の効率化をpre Edtechとし、私たちは21世紀を生き抜く力、例えば「考える、チャレンジする、身に着ける」ための教育を、post Edtechと独自に定義し、それを具体化したいと思っています。このビジョンの実現のために、キッザニアなどの新しいタイプの体験型教育や、YouTubeの人気などから、既存の幼児教育の枠に囚われず進んでいきます。例えばキッチン付きのオフィスにすることで、コミュニティ形成をしたり、キッチンを活用した動画コンテンツを作ったり。また、エプロン先生のブランディングが採用、成長の鍵だと考えているので、エプロン先生に関わる仕掛けもしていきたいですね。


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