石澤 秀次郎
1982年3月15日生まれ。2005年明治大学経営学部卒。同年(株)オンワード樫山に営業職として入社。2010年3月には(株)ソニックジャムに入社し、WEBディレクターとして勤務し数々のWEBや映像の制作に携わる。 2013年9月に(株)EPOCHを設立。代表取締役としてDAISOのリブランディングから、安室奈美恵のアルバムプロモーションやLEXUSのプロジェクションマッピング、LAWSONのMACHI cafeのプロモーションなどをプロデュースする。
また、同社にて、紀里谷和明氏、千原徹也氏、新宮良平氏をはじめとしたクリエイターのマネージメントを担当。そのマネジメントノウハウを活用し、2018年にえるマネージメント、dep Managementの立ち上げ、現在も顧問を担当し、総計43名のクリエイターのマネージメント事業を統括する。
サービス開発では、クリエイターのためのプロジェクトリクルーティング機能を内包したプラットフォーム、「BAUS(バウス)」を2017年に立案し、企画・運営を行う。2019年11月には新会社「TIME MACHINE」を立ち上げ、代表取締役に就任。AIスケジュールコンシュルジュサービス「スケコン」を同年12月に立ち上げ、開発、運営を担当している。
予定調整でこんな経験はないだろうか。「空いている時間を一人一人聞いて調整するのが面倒…」「誰かが返信が遅くてなかなか調整できない…」「やっと決まったと思ったら、他の予定で既に埋まってしまった…」など、予定調整を非常に手間のかかる作業である。そこで今回は、AIがあなたに代わり、面倒なスケジュールを調整してくれるAIスケジュールコンシェルジュサービス「スケコン」を紹介する。
サービスを一言で言うと、スケコンはAIが秘書やコンシュルジュのように簡単にスケジュール調整をサポートしてくれるサービスです。
具体的な流れとしては、まずGoogleアカウントにログインすると(無くても利用可)AIコンシェルジュが自動的に「空き時間」を条件(所要時間、移動時間)に合わせて割り出してくれます。そして、メールやSNSであなたの「空き時間」を共有することで簡単に予定調整することができます。
従来の予定調整サービスと違って、「空き時間」のみを伝えることができるので、他の人に別の時間帯の予定の有無について知られることはありません。そして、この空き時間から複数人で調整する用のイベントを作成することもできます。このイベントは調整さんなどと同じように簡単に誰でも回答が出来るのですが、回答時にGoogleにログインしていると自動で参加可能な時間をAIが割り出してくれるのと、仮に他の人の回答が遅く、その時点で割り出された候補日が既に埋まってしまった場合でも、自動的に候補から削除する機能を搭載しています。
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=sJ3XhDB0nL8]
サービスの利用が想定される場面は、社会人の方のミーティングや採用面接、オンラインミーティングなどのリモートでの調整や、大人数での遊びやプライベートまで幅広く利用できます。競合は、国内であればTimeRex、調整さん、eeasyさん、海外であればMeetingBirdさんあたりになってくると思います。私たちの強みは、UIUXがわかりやすいのでとても使いやすい所です。また、国内で唯一3人以上のような複数人での調整が30分単位で簡単にでき、予定が埋まってしまったら候補から省いてくれる回答自動更新機能があるため、ビジネスやオフィシャルの場でも予定がかぶる事を心配することなく、安心して使えるのが強みです.
サービスの立ち上げについて聞いた。
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=J_cq-kleKY8]
予定調整には現在でも様々なペインがあり、世の中には既に予定調整サービスが沢山あるのにも関わらず、なかなかそのペインが解決されないことに疑問を抱いていました。私は以前、Googleカレンダーを公開状態(具体的な予定名は非公開)にして色々な方と予定調整をしていました。その中で、自分のGoogleカレンダーのリンクを相手の方に送るたびに、相手が自分のカレンダー見て調整していることが、「秘書」をやってもらっているような気持ちになり、申し訳なく思っていました。そして、この役割をAIに任せることで、お互いラクにスケジュール調整して、気持ちよく会えるようにしたいなと思うようになり「スケコン」の開発に至りました。
将来の展望を聞いた。
今後は、Googleカレンダー以外のカレンダーサービスにも対応したSaaS型のサービスへと成長させていこうと思っています。さらに、「メッセージ機能」や「友達機能」、「レコメンド機能」などの要素追加することで、「出会う事から始まる」スケジュールを軸にしたSNSにしていきたいと思います。
スケコンは予定調整の革命児になるだろう…。今後のさらなる進化に期待だ。
取材担当阿部
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