日向野 卓也 さん
慶應義塾大学大学院修了。在学中に外資系コンサルティングファームの A.T.Kearneyの共同プロジェクト、国立台湾大学(台北)への留学、Stanford大学(サンフランシスコ)の海外研修、米国滞在を経験した後、情報通信系企業の株式会社GeNEEを創業。専門領域は計算機科学。
そのうち、DeliEats(デリイーツ)は、デリバリー事業、対面販売事業、置き配事業の3つの事業形態でサービス展開しており、今回は直近3ヵ月の数値で最も成長率の高い対面販売事業について、簡単にご説明できたらと思います。こちらの事業は、大企業から中堅企業様を対象としたランチサービスとなり、お客様のほとんどは従業員数が500名以上の会社様です。予めランチのご要望をお聞きし、ご指定の場所、ご指定のお時間に専属の販売スタッフが訪問し、ランチサービスをご提供します。自社のオフィスフロア内の一区画に仮設販売ブースを設けてランチ販売サービスをご提供するため、従業員の方々は移動の手間もなく、スムーズにご昼食を取ることができます。決済方法は、現金払いの他、PayPayなどのQRコード決済などに対応しています。
またお客様の声を直ぐにDeliEatsサービスに反映できるよう、App上からフィードバックを送信できるように工夫しており、ITを用いた双方向のコミュニケーションを介して、「社食2.0」という”お客様が自ら作り出す新しいランチ環境”を作れたらと思考しています。
DeliEatsの対面販売事業はサービス開始直後から販売数10,000食を超えており、たくさんのお客様からご好評の声をいただいております。今後も多くのお客様のランチ環境を改善できるように鋭意努力して参ります。
これら2つの社会問題を同時に解決する策として、思い浮かんだビジネスアイデアがDeliEats(デリイーツ)というITランチサービスでした。初期のプロダクトは、iOS/Androidモバイルアプリ(加えて、Webアプリも開発しました。)を通じて、飲食店と会社員をマッチングさせ、美味しい出来立てのオフィスランチを20分,30分程度で速配するサービスでした。現在においては、お客様からいただいたご意見、ご要望に耳を傾け、モバイルアプリ上の注文すら不要な対面販売(社食)事業のランチサービスを提供しています。
DeliEatsのサービスが広がることで、会社員の方は、指定時間にランチを受け取りスムーズに食事ができる、しかも作りたてで温かく美味しい。飲食事業者の方は、「早朝」の空き時間を使って大量のランチを調理し、第三の収入を得ることができる。将来的にはDeliEatsが冒頭で取り上げた2つの社会問題を解消すると信じています。
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