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マッハ取材 2020.09.23

スマートロッカーによるラストワンマイル物流改革ソリューション「ECD (Easy Collect & Drop)」inアフリカ

スマートロッカーによるラストワンマイル物流改革ソリューション「ECD (Easy Collect & Drop)」inアフリカ

おしん記者
なんとお呼びしましょうか?名前はなんておっしゃるんですか?

室伏陽 さん
室伏陽 といいます。

室伏陽 さん

東北大学大学院を修了後、計5年間Deloitteなどにて経営コンサルティングに従事した後、アフリカ市場を対象とした中古車越境EC事業の立ち上げを経て、2017年にAnd Africaを創業しました。

おしん記者
どんな事業をやっているんですか?

室伏陽 さん
ECD(Easy Collect & Drop)は、アフリカにおける物流課題の解決に貢献を目指し開発した、スマートロッカーによるラストワンマイル物流サービスです。ユーザーは、スマートロッカーを通じて簡易に郵便物の送付、受け取り、保管を行うことができます。

おしん記者
創業のきっかけはありますか?

室伏陽 さん
私は家族と共に南アフリカのヨハネスブルグに居住、生活していますが、その中で配送についてストレスを感じることが頻繁にあります。
例えば、荷物の受け取り時間が指定出来ないため、いつ来るかわからないドライバーを丸一日自宅で待たなければいけなかったり。また、ちょっと目を離した隙にドライバーから電話が来てて、見逃したが故に再配達になってしまって、大変な思いをしながら再配達の依頼をしたり。またまた、同じ住所が複数あったりしてドライバーと配送先について何度も電話で確認したにも関わらず、間違った場所に配送されたり。そんなサービスレベルでも、配送費用が高かったり。

また、Covid-19のパンデミックが発生し、南アも一時は世界5位の感染大国となりました。ECの配送員は、ロックダウンが機能していない居住エリアから働きに来ていることが多く、彼らがウイルスのキャリアになってしまうリスクがあります。

それらの課題を全て解決する策として、ECDを考案、サービス開発しました。

おしん記者
サービスの利用法を教えてください。

室伏陽 さん
ユーザーはECDを通じて簡易にP2Pでの荷物の送付や受け取り、オンラインショッピングでの商品受け取りや返品、また保管を行うことができます。ECDアプリまたは外部提携ECにてECDロッカーの場所とサイズを選択し、あとはロッカーに赴いて荷物を受け取る/預けるだけです。更に、価格面でもR25(約160円)〜なので、とてもリーズナブルです。
ECDロッカーは現在、ハウテン州(ヨハネスブルグや首都プレトリアを含む州)の大型居住エリアに設置されていますが、将来的には南ア全土、更にはケニア等のアフリカ他国への進出を計画しています。

おしん記者
競合サービスってありますか?

室伏陽 さん
南アフリカには従来型の配送会社や店舗での受け取りサービス、更には同様なスマートロッカーの提供企業が存在します。一方、人的接触が所々にある、保管機能がない、Waybillを印刷して自分で貼り付けないといけない、業界最低価格もR50〜(約320円)であるなど、まだまだ安全・便利・安価という面で課題があります。また、カスタマーサポートについても十分に機能していないことが多く、サービスレベルを担保できている企業は非常に少ないのが現状です。当社は、荷物の送付、受け取り、そして保管までをカバーしており、またスマートロッカー+自社での配送機能を有し一貫した配送サービスを提供しています。加えて、フランチャイズモデルの適用によりロッカー1つ1つにカスタマーサポート担当がいるため、顧客の問題に寄り添って顧客満足度を最大化させる仕組みがあります。

おしん記者
これからの目標を教えてください。

室伏陽 さん
2021年にはヨハネスブルグ及びプレトリアで50台のECDロッカーを導入予定です。また今後は更に、Eコマース需要の高いエジプトやナイジェリア 、またガーナやケニア といったアフリカ諸国にも進出していく予定です。
オンラインで購入した商品がいつでも好きな場所で受け取れることで、全ての人がEコマースを手頃に楽しめる世界を創り出すこと。それが、我々がアフリカで実現したいビジョンです。

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