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マッハ取材 2021.08.31

NY発のブランディングオートメーションプラットフォーム『ZeBrand』

NY発のブランディングオートメーションプラットフォーム『ZeBrand』

おしん記者
なんとお呼びしましょうか?名前はなんておっしゃるんですか?

菊池 諒 さん
菊池 諒 といいます。

菊池 諒 さん

ZeBrand Founder兼CEO。ブランディングをオートメーション化するWebサービス『ZeBrand』をグローバルで展開中。
フォントベンダーのモリサワに入社。米国の美術大学Rhode Island School of Design(RISD)にて、当時学長であったジョン・マエダ氏の元、リサーチフェローとしてブランディングやアートの概念を学ぶ。その後、イノベーション領域を専攻しMBAを取得。新規事業部門を設立し、2019年10月にZeBrandをスピンオフ。米国法人と日本法人を同時設立し代表に就任し、Brand your wayの実現に向けNYを拠点に活動を行う。
グローバルのカンファレンスにて登壇を行い、TechCrunch Pitchers & Pitches Competition優勝、American Express x WeWork pitch contestにてグランプリを獲得するなどし、Forbes誌に特集記事も掲載。

おしん記者
どんな事業をやっているんですか?

菊池 諒 さん
米国のスタートアップや新規事業プロジェクトに向けのブランディングを支援するWebサービスを展開しています。いくつかの簡単な質問に答えるだけで、独自のアルゴリズムとAIが、それぞれの企業や創業者の特徴に沿った、ブランディング形成に必要なブランドアセットやオンラインブランドガイドラインを自動生成します。ブランドDNA・ブランド戦略に関するフレームワークも提供しており、さらに深くインプットを行うことで、より精度を増したり、ブランディングのコーチングサービスとしてブランドストラテジストやブランドデザイナーと共に、方向性を定めたり、より洗練されたブランディングを築いていくことが可能なサービスです。

おしん記者
創業のきっかけはありますか?

菊池 諒 さん
Brand your wayというブランドパーパスの元、あらゆる方々が自分らしさを表現し、それらを認めあえる世界を創るために創業しました。
米国のRhode Island School of Design(RISD)という美術大学で、当時学長であったジョン・マエダ氏の元、リサーチフェローとしてグラフィックデザインとデジタルメディアを研究していました。そんな中、デジタルの進んだ時代におけるブランディングやエージェンシーの存在について、NYを拠点としてリサーチを行っていた際に、ブランディングは、ブランドガイドラインをはじめとしてブランディングが行き着くところまで行きついて洗練された形のまま数十年数百年という時を経ても変わっていないことに気がつきました。このデジタルの時代においては、元々紙媒体などにて継承されていたものがWebサイトの形態に変わったものの、構成やコンテンツはほぼ同じであり、進化と呼べるものが起こっていないのでは無いか、と感じ、新たな時代のブランディングの概念を創り出したいと思いました。
また、AIが少しずつ人間の仕事を代替する時代において、定型化されたものであればブランディングであれどもオートメーション化できるのではないか、と考え、AIが代替できるパートと、人間にしかできないパートをいち早く見極めるためにも、ブランディングをオートメーション化するWebサービスZeBrandという概念が生まれました。

おしん記者
サービスの利用法を教えてください。

菊池 諒 さん
Webサービス上で、簡単な質問に答えていくことで、5分ほどでそれぞれの企業や創業者の特徴に沿ったブランドアセットやオンラインブランドガイドラインが自動生成されます。ブランド戦略に関するフレームワークでビジョンやバリューを制定したり、組織や自分自身を深ぼったり、ブランドストラテジストやブランドデザイナーにコーチングセッションを依頼することで、より洗練されたブランディングを築き上げます。

おしん記者
競合サービスってありますか?

菊池 諒 さん
ブランディングエージェンシーという日本ではあまり馴染みがないサービスが米国には多数あり、ブランド戦略からビジュアルアイデンティティやブランドガイドラインの作成、ブランドプロモーションやブランドマネジメントなどを人的リソースが行うサービスが競合サービスがあります。しかしながら、通常数千万円から数億円のコスト、3ヶ月から1年以上の期間などが掛かることが通常であり、スタートアップや立ち上げ期のプロジェクトでは依頼することができないと考えており、ZeBrandでは人間にしかできないパートと、テクノロジーやAIでオートメーション化できるパートを見極めて、自動化したり、効率化させることで、基本的には、年間$348(約4万円)というあらゆる企業やプロジェクトに手が届く価格で、ブランディングを提供しています。

おしん記者
これからの目標を教えてください。

菊池 諒 さん
目標は、あらゆる方々へブランディングを届けることです。ブランディングは一部の人々のためでなく、あらゆる人々のためにあり、すべては自分自身の中にあるということを、少しずつ知っていってもらえればと思っています。私がこのZeBrandを通じて一番伝えたいことは、デザイナー、そして人間の創造性と可能性を誰よりも信じており、誰かの模倣ではなく、自分自身のらしさを表現することこそが重要だということです。
シンギュラリティ以降も定型化されたブランディングやデザインのセオリーのみを行うのではなく、人間にしかできない0から1を創造する、アートディレクションや、ビジョンを持った人々と共に、新たな方向性を指し示す新たな価値の創造に注力してもらうことで、ビジョンである『Brand your way』自分らしさを発揮し、それらを認めあえる世界を創りたいと考えています。

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