山崎 冬馬 さん
e-dash株式会社は三井物産発のスタートアップです。脱炭素の第一歩であるCO2排出量の可視化については、電気やガスなどのエネルギーの請求書をアップロードするだけで、事業を通じたCO2排出量(Scope 1・2)を自動で簡単に算出するなど、計算の手間を削減しながら正確なデータを蓄積できるサービスプラットフォームを提供しています。
さらに、CO2排出量の可視化に留まらず、三井物産のネットワークも活用しながら、CO2排出量削減の各種施策の実行を支援します。
2015年から5年間をシリコンバレーで過ごし、太陽光発電事業やエネルギーマネージメント、EV充電、EVバス事業などクリーンエネルギー関連のベンチャー投資や事業開発に携わりました。
複数の投資先の取締役も務めさせていただきながら、「世界を変える」と息巻くアントレプレナーや切れ者のベンチャーキャピタリストらと出会い、「テクノロジー×脱炭素」の最前線に身を置いていました。
帰任したエネルギーソリューション本部は、気候変動問題に産業的解決をもたらすことをミッションとする部署でした。そこで、シリコンバレーでの経験や、三井物産が世界各地で培ってきたノウハウを総動員して、「テクノロジー×脱炭素」を日本で実現できないか。その想いをもとに形作られたのが、今のe-dashです。
2050年のカーボンニュートラル達成に向けた動きが本格化している昨今、あらゆる企業にとってCO2排出量の情報開示や削減が経営上の重要テーマのひとつとなっています。「accel.DB」をより多くの人に情報収集で活用いただき、自社の取り組みにお役立ていただきたいという思いから、登録不要の無料オンラインサービスとして提供いたしました。
30分で取材
掲載無料
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