奥西 亮賀 さん
株式会社Peoplyticsの奥西亮賀です。
同志社大学院情報工学科を卒業した後、株式会社リクルートに新卒入社し、プロダクトマネージャーとして働いていました。
入社前から、将来は起業しようとは考えていて、新型コロナウイルスの流行が始まる直前の2019年3月に株式会社Peoplyticsを創業しました。
コロナ禍で店舗やオフィスでの働き方の変化に対応する「電話DX」を進められるサービスとして、200社以上の企業様に導入をしていただいています。
特に現在大きく成長しているEC事業者さまや、問い合わせや予約電話の多い病院・クリニックや飲食店をはじめとして、ありがたいことに中小の事業者さまだけでなく、直近では小売企業から地方自治体、大型の施設やイベント会場まで幅広く導入をいただいています。
簡単に説明すると「IVRy」は電話応答を自動化することによる「電話DX」を実現するサービスです。
人の対応が必要な内容と、自動化できる内容に振り分けることで、電話対応の負担を軽減できます。読み上げテキストを登録して道案内、予約の受付、営業電話対策など様々な使い方をしていただくことができ、低コストかつ簡単に導入をすることができます。
その他にも複数の担当者を転送先に設定することができたり、お得意様からの電話は自動応答を介さずに直接担当者の携帯電話に転送したりすることができ、他にも様々なケースに対応することが可能です。
また、IVRyのシステムは、働き方の変化によるリモートワークにも対応しているため、1日数件の電話がかかってくる個人経営の事業者さまから、1日数百件以上の受電がある企業のオフィスから・大型のイベント施設まで幅広い事業者さまにご利用をいただいています。
自動化できる電話対応というのは思っている以上に多く、「IVRy」を導入したことで通常業務に集中できるようになり、業務効率化を図ることができたという声を多くいただいており、非常にありがたく思っています。
リクルート時代には会社員としても「0から1を作る」ことはやっていたんですが、それは「会社ルールの中で」という前提条件が必ずついてまわります。
例えば会社では自分が好きな人とだけ仕事をすることはできません。それに「会社のやりたい方向性に反する、自分のやりたいこと」を実現するのは、至難の業です。
それに年齢を重ねてから、起業で大失敗をして会社員に戻るよりは、早めに起業を経験して失敗するなら失敗をして、会社員に戻った方がダメージが少ないな、とも思っていました。
そんなことを考えていた会社員4年目に、会社の仕事とは別にある大手企業からシステム開発の依頼がありました。
その仕事を受注するためには法人登記が必要、ということになり、あれよあれよという間に会社を立ち上げることになりました。
そして2019年3月に、株式会社Peoplyticsが生まれたんです。
起業当初はシステム開発が中心だったのですが、2019年末ごろから自社プロダクトの立ち上げも行い始めました。
当時は月に1回のペースで新しいサービスを立ち上げており、採用サイト作成SaaS 「ownd.jp」、採用オウンドメディアの検索サービス「ISWORK」、天気・気温と服装コーデのメディア「snapu!」、副業の横断検索メディア 「aftwork」など、テレビにも取り上げてもらうなど、反響の大きかったサービスもありました。
しかし、このコロナ禍に入り、2020年7月にリリースしたこの「IVRy」(アイブリー)の反響が特に大きく、「電話DX」で様々な人や組織の課題を解決したいという思いも強くなってきたため、今はこのサービスに最も力を入れています。
また、問い合わせをしなくても、無料会員登録はしていただけますので、とりあえず使ってみたい、という方はすぐにでもご利用していただくことが可能です!
いずれの場合でも、弊社のカスタマーサクセス担当から丁寧な対応をさせていただきます。
また、ただいまキャンペーンを実施しており、最初の1ヶ月は月額料金が無料でお使いいただけますので、少しでも気になった方は、ぜひ一度お問い合わせいただければと思います。
しかし、かかったきた電話に特化しており、かつ安価なサービスとなると、「IVRy」が最も優れているサービスであると自負しています。
また、かかってきた電話だけに特化しすぎず、こちらから電話をかける場合にも利用できる点が、例えばコールセンターでの利用やビジネスフォンとしての利用などの、代表電話以外でのニーズも拾うための鍵となっています。
IVRyの特徴は、
・「低コストで、すぐに使い始められる」
・「誰でも直感的に使えて、カスタマイズ性が高い」
・「受電や転送が簡単にできる」
ということであり、それが他の競合サービスとの1番の違いとも言えます。
また、自分たちでも意外だったのですが、飲食店や病院・クリニック以外にも様々な利用をしてもらえることがわかりましたし、それによって日本全体の「電話DX」を推進していきたいと考えるようになりました。
様々な業界・業種の電話DXを推進していくためには、まだまだ改善できる余地も多くあるのと、「IVRy」の価値はお客様からの実際の声・ニーズに合わせたプロダクトの改善にあると思っておりますので、今後も機能開発には常に力を入れていくつもりです。
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