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インタビュー 2017.03.27

寮から仕事を選ぶ!?「入寮ドットコム」を運営する、株式会社『ブリッジ』に取材に行ってきた!

皆さん、こんにちは。
インターン生の大塚です。

今回は株式会社ブリッジの代表取締役である小野寺一憲さんにお話をお伺いしてきました!

実は今回の取材に至った経緯として

ブリッジの平間さん


↑こちらは似顔絵(少々薄くて申し訳ございません)

↑こちらは本物(左)

という方から、以前の記事を拝見してくださったことがきっかけで、

このような取材という形に至りました。

実は、今私は実家暮らしなのですが、もともと二週間ほど一人暮らしをしておりまして。

住み始めてから「こんな環境だとは思わなかった!」と思いやめてしまった経験があります。

そういったこともあり、「貴社の事業である住まいから仕事を選ぶ」というシステムは個人的ながら非常に興味がありですね。

と、言いましてもこの会社は何をしているところなのか、この時点で全く書いていないので、代表取締役の小野寺さんにお話をお伺いしていきたいと思います!


↑社長さんの似顔絵

 

株式会社ブリッジ代表取締役 小野寺一憲さん

■大学卒業後、 an・DODA・サリダなどを発行する求人メディア大手 株式会社学生援護会に新卒入社。 経営統合により、 株式会社インテリジェンスへ。 エリア営業、大手専門のソリューション企画営業、商品企画、マネジメント、人材育成などを手がける。 その後、独立起業。 株式会社ブリッジを創設。 代表取締役に就任。

起業のきっかけ

おおつか記者

起業に踏み切ったきっかけを教えてください。

小野寺さん

そうですね、以前からものづくりに興味があって起業を考えていたのですが、その思いがさらに強くなったのは東日本大震災の時ですね

おおつか記者

ほうほう、それはどうしてですか?

小野寺さん

その当時地元から離れたところに出張に行っていて、「家に帰れないもどかしさ」を感じまして。改めて働くとは何か、考えさせられたことが地元での起業を考えた契機です。

おおつか記者

確かに職場と住まいが近かったら家族のそばに居られるし、安心できそうな気がします。そこで地元で起業をしたい!と考えた時にまずはどのようなアクションを起こしましたか?

小野寺さん

東京都調布市の起業家支援プログラムを活用しながら起業をしました。細かい事業計画書を作成し、何度も面接を行い、事業の実現性・成長性などを審査されましたね。

寮から仕事を選ぶ。

おおつか記者

険しい道のりを歩み、今があるのですね。ところで、改めてブリッジさんは現在どういった取り組みをしているのでしょうか。

小野寺さん

はい、現在は広告代理店事業、「入寮ドットコム」というメディア運営。その他にもクリエイティブ事業(ホームページ制作、企業ロゴ、キャラクターデザイン制作など)を行っています。


【引用】入寮ドットコムHP

おおつか記者

ひえー!いろいろやっていらっしゃいますね。ところで、「入寮ドットコム」と聞いてもぴんと来ない人も多いのではないかと思うので改めて教えてください。

小野寺さん

「入寮ドットコム」というのは簡潔に言いますと「寮から仕事を選ぶ」メディアです。

おおつか記者

寮から求人情報を選ぶ、そのようなサービスは初めて聞きました・・!

小野寺さん

はい、今まで「職住近接」の重要性を身を持って体験し、このサービスに行き届きました。

おおつか記者

「職住近接」とはどのような意味ですか?

小野寺さん

はい、職も住まいも近いところにしよう、といった考え方です。また、地方創生にも生きていくのではないかと思います。

おおつか記者

地元から離れた若者が都心に集中してしまっているため地元の活気を住まいによって取り戻す、ということですね。高齢化も進む中、地元に若者を誘致したり、都会への流動化を防ぐこともできそう。

小野寺さん

そうですね、その他にも若者の自立支援、空き家問題などの社会課題解決などにも貢献できるのではないかと考えています。

おおつか記者

ほう。可能性が無限大ですね。ところで一つ思ったのですが、寮が付いた仕事だと警備員だったり、作業員だったり、体育会系の印象が強くてですね・・・。

小野寺さん

ですね、実は私自身も肌で感じておりまして。

おおつか記者

あら、そうなのですか!

小野寺さん

はい、広告代理店事業もやっているので分かるのですが、寮が職場にあるような体育会系の職種は同じ業種を転々としている場合が多いらしく。そのような人は「寮」で仕事を判断しているのではと推測しています。

おおつか記者

なるほど、それによって寮を使う人の背景が大体決まってしまっているということですね。女性や家族層など新たなターゲットに目を向けても面白そう。

小野寺さん

はい。今後はさらに女性や、家族層に対して、「3K」、いわゆるつらい、汚い、危険。といったマイナス面を払拭する必要があると思います。

おおつか記者

そのために現在何か取り組まれていることはありますか?

小野寺さん

女性や、家族連れなど「寮のある仕事はハードワーク、力仕事が多いのでは?」といった偏見を無くすためにホームページのデザインを女性向けにしてみたり。特集も組んでみたり。500万円ほど借金もしたり。何度も何度も試行錯誤を繰り返してきました。

【引用】入寮ドットコムHP

おおつか記者

アイデアからサービスに化けさせるためにはこういった血の滲む努力があったということですね。。

小野寺さん

そうですね。ものづくりには、アイデアも重要ですが、その後の肉付けも非常に重要なものであると考えます。

おおつか記者

仕事選びも幅が広がり、人口減少にも対応できる職場づくりにも貢献できそうですね。

寮の求人にとらわれない「これから」

おおつか記者

小野寺さんは最終的にこういったことをやっていきたいビジョンはありますか?

小野寺さん

現在は 既に寮を持っている お客様に対して入寮ドットコムのご案内をしているのですが、今後は寮を持っていない業種にも薦めていけたらと考えています。

おおつか記者

それはどういうことですか。

小野寺さん

例えば、理美容、アパレル、など女性の多い業界は採用に苦戦している企業が数多く、女性という事で、寮を持つという事に対して積極的になられていないというのが共通点でもあります。

おおつか記者

確かに、寮付きの女性向きの仕事って少なそうですね。

小野寺さん

そうですね、人材採用に苦戦している業界に対して、『寮を競争力にして人を誘致する』といった新しい採用のカタチを提案していきたいです。

おおつか記者

なるほど、「寮がある職場」だけではなく「寮を作り出す」ことができたら、さらに職の情報提供の幅が広がりそうですね。
【編集部注】ブリッジさんは入寮.comの広告プランナーもウォンテットしております
応募はこちらから

編集後記

小野寺さんは「入寮ドットコムは震災を経験した『過去』、寮から求人を提供する『現在』、寮そのものを提供していく『未来』の三軸の考えが定まっているからこそ、力を入れているサービスだ。」とおっしゃっていました。

それによって、既存の顧客だけでなく新規の顧客、業界にも寮が浸透し、今までブルーカラー系統の職種を転々としていた人も新たな業界に誘導できそう、と勝手ながら考えたり。色々な価値を提供できそう。

最近テレワークも増えているし。
仕事とプライベートの差が縮まりそうですね。
これからのさらなる進展に期待です!!!

調布にある株式会社ブリッジさんのお写真も頂戴させて頂きました。

きれい・・・。
自然が豊かで写真を見ているだけでも精神的に安定してきました。

是非また貴社のお話、聞かせてください!

株式会社ブリッジの小野寺さん、平間さん、関係者の皆様!
取材のご協力ありがとうございました!!

以上、インターン生の大塚でした。

どろん。

今回のように、「是非うちも取材に来てほしい!」という方こちらのボタンクリックを。

大学生目線からサービスをお伝えできればと思います~!

↓    ↓    ↓    ↓     ↓     ↓     ↓     ↓

取材はこちらから

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