『コクリポウェビナー』という名称で、ウェビナーツールを提供する株式会社コクリポの正井 貴さんにインタビューしました。
おしん記者
正井さん
正井 貴
東北大学大学院 工学研究科修了後、マッキンゼー・アンド・カンパニー、丸の内キャピタルを経て、iPS細胞ビジネスのパイオニアであるリプロセルに参画。
リプロセルでは、取締役 営業・マーケティング部長として、全国・全世界の販路開拓、米国支社の設立・経営を担った。売上の大幅拡大、営業関連費用の削減により、2013年の上場直前期の黒字転換に貢献し、上場資金を活用した米国2社・英国1社の買収・業務統合をリード。
リプロセル在職中にウェビナーの価値と料金が高止まりしている現状に問題意識を感じ、2016年 株式会社コクリポを共同創業。
おしん記者
正井さん
Web会議システムでは不可能もしくは多大なコストがかかる、300人など圧倒的な多人数との深い対話が可能です。
多人数向けの情報提供ツールとしては、カメラやプレゼンテーション映像の配信が核となる点で、従来型の動画配信と同様となりますが、最大の違いは、「生放送」で、視聴者も音声・チャット・アンケートを通して発言ができるため、「双方向の対話」を行いながらプレゼンテーションを進められる点にあります。
充実した対話機能を通して、視聴者(というよりは参加者)の興味や、時には立ち止まって理解度を確認しながら進めることで、あなたの誠実な人柄も伝わり、従来のコミュニケーションツールに比べて圧倒的に高い信頼感と納得感を参加者に醸成することができます。すでに欧米ではマーケティングや採用説明会などのビジネスシーンはもちろん、教育や慈善活動など様々な場面での必須ツールとして日常的に活用されています。
正井さんが運営する株式会社コクリポ
おしん記者
正井さん
そんな中、営業面で効率的にお客様と対面でのご説明・ご相談をさせていただく機会を持てたのは、学会・展示会もしくは自社開催のセミナーでした。
ただ、お客様に交通費や移動時間の負担がかかるため、よほどの興味を持っていただけるテーマをご用意しないとお越しいただけませんでした。
また、自社にも出展料、会場代、交通費などの負担がありました。
そんなある時、欧米では、ウェビナー(ウェブ上でのセミナー)営業が頻繁に行なわれていることを知り、自分も使いたいと思いました。しかしながら、既存のウェビナーツールは利用料金が高く、当時の事業規模では手が出ませんでした。自社だけでなく、多くの他のベンチャーや個人事業主の方々から同様の悩みを伺っておりました。
この利用料金の壁をなくすことで、多くの方々により効率的に自身の価値を広く深く伝えていただきたい、より多くの方々により多くの新たな価値に出会っていただきたい。このような想いと、その想いに共感してもらえる仲間との出会いを経て、コクリポを創業致しました。
ウェビナーの用途は、営業効率の向上にとどまらないと考えています。
例えば、自治体の方々に、「全国のI/Uターン希望者向けの、移住を検討するにあたってお仕事・お住まい・子育てなど気になるトピックについてのウェブ説明会」を開催していただくことで地方創生や居住地選択の自由度の拡大につながっていくものと思います。
また、地域やPTAの会合などもお昼休み時間に開催することで、共働きの方でも参加できるようになり、より活気があり幸福度の高い地域社会づくりに貢献できると考えております。
おしん記者
正井さん
圧倒的なコストパフォーマンスが特徴
おしん記者
正井さん
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正井さん
コストが1/100とは…スタートアップが成功するには今までのやり方を、圧倒的に「早い、安い、シンプル」にするとよく言われますが、まさにコクリポウェビナーはその通りのサービスでした。『全国の誰にでも、新たな価値を「手軽に」「深く」伝えられる社会』が楽しみです。
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