YouTube、リンクトイン、テスラモーターズ、Yelpなど、PayPal 出身の起業家のことを、「PayPal マフィア」と言うのは有名ですね。
日本にも、起業家を輩出している企業があります。リクルート、楽天などなどありますが、最近、Findy山田さんから「レアジョブもプチマフィアくらいなんじゃないか」と小耳に挟みました。株式会社レアジョブは、「日本人1000万人を英語が話せるようにする」をミッションとし、 オンライン英会話業界 最大級のサービス「レアジョブ英会話」を運営しています。
どんな起業家がいるのか、そして「プチマフィア」たるゆえんはどこなのかをまとめてみました。
まず、この話を聞いたのが山田さんなのでFindyから。
Findyは2つのサービスを運営。「Findy」(ファインディ)は、ハイスキルなIT/Webエンジニアのためのプレミアム転職サービスです。GitHub連携をするだけでスキル審査開始。通過者にはTech企業トップ100+から、年収500-1200万円のオファーが届きます。「Findy-Score」は求人票を入力すると、AIを使ってリアルタイムに求人票を採点するサービスです。
山田さんは、レアジョブで人事や新規事業の担当などを歴任後、起業。
同じく、レアジョブ出身多田さんが運営するFacePeer。
サービス「FaceHub」(フェイスハブ)は、ワンクリックで簡単接続! SkypeやLINEに代わる新たなBtoCサービスまたはBtoBサービス向け特化型動画チャットツール。
多田さんはヤフーからDeNAその後、レアジョブを経て起業。
そして大堀さんの運営する、PRTable。
「PR Table」(ピーアールテーブル)は企業・団体の“想い”を言語化し、ステークホルダーに伝えるために最適化したストーリーの作成・蓄積・活用サービスです。ミスマッチのない社会を実現するため、PR・HR・IRに効果的なストーリーを掘り起こし、届ける仕組みを提供します。
大堀さんは総合PR会社のオズマピーアル、その後レアジョブにてPRマーケティングを担当し、起業。
4つめは枡野さんの運営する、TOOT。
「TOOT」(トゥート)は “何をしてもベスポジ(ベストポジション)をキープしている” 知る人ぞ知る知る日本のメンズアンダーウェアブランドです。
マッキンゼー、レアジョブ、ライフネット生命等を経て、TOOTにJoin。山田さん曰く「起業ではないですがインパクトは起業なみ」です。
最後に、堤さんの運営する、drip。
「drip」(ドリップ)は特定分野に深い知識と興味を持ち、読者から信頼を得ている専門家(=バリスタ)が記事の執筆を担当します。 高品質のアウトプット. バリスタがスキルを駆使し質の高い記事を作成します。
起業しながらレアジョブでアルバイトしていたそう。
レアジョブが起業家を輩出する理由はなんでしょうか。
山田さん曰くビジョンにこだわった、起業家に寛容な会社だったから、とのこと。
創業社長の加藤さんは「日本人1000万人が、英語をしゃべれる」ってコンセプトを引っさげて、レアジョブを創業しましたが、あるエピソードがあります。何のミーティングでも「日本人1000万人が、英語をしゃべれる」がゴールの時があって。各論は関係なくても、ゴールが「日本人1000万人が、英語をしゃべれる」で締める。全然関係なくても(笑)。
やっぱりそういう経営者がいると、ビジョンを大事にしますよね。だから、個人のビジョンも大事にするのが普通で。起業家や夢を追いかける人に寛容な会社でしたね。
個性的な経営者を輩出している「レアジョブ”プチ”マフィア」。プチが取れて「レアジョブマフィア」になっていきそうで楽しみです。
おしん記者
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