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インタビュー 2017.05.22

公開48hで2000人が利用、求人票採点AI「Findy」の新サービス

今日は、採用マーケティングを手掛けるスタートアップのインタビュー続報です。ファインディ株式会社の山田さんと佐藤さんに話を聞いてきました。※いつも同席いただきながら登場しなかった佐藤さんもちゃんと登場しますよ!

【編集部注】↓山田さんのプロフィールや創業時のお話はこちらから↓

あなたの仲間集めは何点?求人票採点AI「Findy」のスタートアップアイデア

スキル偏差値60以上のエンジニアに、Tech企業トップ100+からオファーが届く

おしん記者

新サービスリリースおめでとうございます!Findy Score(ファインディ スコア)も取材させていただきましたけど、今回はどんなサービスなんでしょうか?

山田さん

ありがとうございます。Findy(ファインディ)は、ハイスキルなIT/Webエンジニアのためのプレミアム転職サービスです。GitHub連携をするだけでスキル審査開始。通過者にはTech企業トップ100+から、年収500-1200万円のオファーが届きます。

おしん記者

ほう、FindyScoreは企業の求人票を採点・改善するプロダクトでしたが、今回はユーザー側って感じですね。

山田さん

そうですね、私たちはAIによる企業の求人票採点サービスFindy Scoreを展開しつつ、エンジニアの皆さんにインタビューを重ねてきました。その中で「面接担当者が技術のことを理解していなかった」(30代後半フリーランス)、「人事担当者に技術力が伝わる履歴書をどう書けば良いか分からなかった。」(20代後半会社員)といった声が聞かれ「スキルや経験が理解されていないのでは?」という不安を抱えていることがわかりました。

おしん記者

それを解消するのがFindy?

山田さん

そうです。FindyScoreのノウハウを活用して、日本中のIT/Web企業のエンジニア求人を解析し「Findy Tech企業トップ100+」を選定しました。さらに、IT/Webエンジニアがソースコード管理のために利用するサービスGitHubのアカウントを連携すると、当社がその公開レポジトリを解析し、エンジニアのスキルを偏差値化する技術を開発しました。

おしん記者

おお、これで企業側とエンジニア側の会話の「ものさし」ができた感じですね。

山田さん

元々、FindyScoreもFindyも人事とエンジニアのコミュニュケーションの課題から始まったサービスなので会話や理解のきっかけになっていけばうれしいですね。

ハイスキルなエンジニアのプレミアム転職「Findy(ファインディ)

「こんなに高く出ていいのかな」「こんなにスキルがあるのに」良くも悪くも反響がある

おしん記者

FindyScoreは400社くらいの利用実績があると聞いてますけれど、Findyの評判はどうですか?

佐藤さん

登録が公開48時間で2000人と反響がありますね。スキルをGitHubとの連携で診断するのですが、結果をTweetするエンジニアさんがたくさんいらっしゃいます。「こんなに高く出ていいのかな」「こんなにスキルがあるのに低い」…と受け取り方は様々ですが良くも悪くも反響があります。


おしん記者

すごい話題ですね。偏差値の感じ方に差が出るのに理由はありますか?

佐藤さん

GitHubの公開リポジトリを中心にデータを作成していますので、データにまだ偏りがあるかもしれませんね。特に企業内で開発をされている方のデータの多くは分析できていないはずですので。

おしん記者

年収の部分、で言うと偏差値60以上でも500万なのかという話もありそうですけど?

佐藤さん

経産省のデータを参考にするとIT/Webエンジニア職種の平均年収が500万円前後に分布しています。ただ、偏差値60となっているので、もっと高くていいのではという声もいただきました。その辺はやはり、企業、職種ごとに感じ方が異なるようです。

おしん記者

企業側はどんな反応でしょうか?今回100社を厳選してランキングして。

山田さん

ランキングがよいとやはり喜んでもらえますね(笑)とくにエンジニアさんが発見されることが多いので「人事に共有しておこう」となって人事とエンジニアのコミュニュケーションのきっかけになってるのがうれしいです。

おしん記者

低い会社は「気分悪い」、みたいな反応もあったり?

山田さん

いえいえ、ポジティブな声をいただいてます。「改善したい」という趣旨。低い企業様には「求人票だけを改善するのではなく、経営戦略からの落とし込みをやりましょう」というようなアドバイスをすることが多いですね。求人票が書けている企業はこのあたりの戦略もしっかり考えられていることが多いです。

おしん記者

求人票評価にもそういう会社って現れてくる?

山田さん

求人票評価の高い企業は、仕事内容やスキル、求める人物像がクリアになっていて、エンジニアにとって働きやすく、成長しやすい職場環境であると判定しています。

おしん記者

書き直すとどんなことが?

山田さん

Wantedlyの応募率が2.8倍になったりとか、けっこう劇的です。

求人票を入力すると3秒で採点し、 改善アドバイスを提供するFindyScore

転職にもライフチェンジングエクスペリエンスを

おしん記者

視界が1日にしてクリアになってきましたね、スタートアップのだいご味って感じですが、今後はどうなっていくんですか?スカウト配信も始まりますよね。

山田さん

そうですね、スカウトは来月から配信しますが、エンジニアだけでなく産業の成熟化がすすんでいく中で、IT/Web業界ではスキルが細分化していって、人事と求職者側のギャップが大きくなっていくと思うんです。そういうところのギャップを埋めて「プレミアム転職」を実現したいですね。

おしん記者

「プレミアム転職」って初めて聞きました。最近言い始めました?

山田さん

そうですね、「プレミアム転職」=仕事を通して人生を変える経験=「ライフチェンジングエクスペリエンス」を提供したいという思いを込めて名付けました。

おしん記者

そういう思いがあったんだ。

山田さん

Findyを通じて「仕事を楽しみたい人と楽しみたい会社に出会ってもらう」役割を広げていきたいなと思っています。
【編集部注】Findyではあなたのエンジニアスキル偏差値を診断。腕に自信あるエンジニアはぜひ診断を。
スキル審査こちらから

編集後記

前回の取材からわずか半年。早くも第二弾サービスが好調でなんだかうれしくなりました。レアジョブマフィア(レアジョブ出身起業家)の山田さんに期待です。

スタートアップタイムズでもスタートアップの支援を行っていますのでお気軽にお問い合わせください。

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