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インタビュー 2018.05.24

新卒採用でなぜか高学歴学生が採用できる、ファッション特化型SNS「READY TO FASHION」

高野 聡司

広島修道高等学校/早稲田大学卒業。学生時代にファッションメディアのマネジメントや取材/営業を経験。その繋がりから、ファッションをテーマに活動する学生団体の集合体「fashion community1.0」を立ち上げる。その後、ファッションECを扱う、ルビーグループに入社。新規事業部にて、ファッションメディア「The FLAG」の立ち上げに関わる。その後、2016年11月に株式会社READY TO FASHIONを立ち上げる。

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ファッション業界×高学歴学生、業界に新しい選択を

アパレル業界は年々市場縮小をしており、20兆円あった市場規模が今では9兆円とまで冷え込んでいる。変わってECは伸びており、上昇傾向だ。IT化がより進む中、技術を用いてアパレル業界、ひいてはファッション業界に新しいビジネスの選択をもたらす企業がある。ファッション×高学歴のビジネスマッチングサービス「READY TO FASHION」だ。

一言で言うと「ファッション業界の仕事SNS」 サービスです。内容としては、ファッション業界と興味ある高学歴学生をマッチングさせるサービスです。一般的にな求人メディアでは、採用を一番重視するが、私たちの場合は「つながる」というワードを元に緩い関係性作りをしております。

「READY TO FASHION」では、ファッション業界に興味はあるけれど、リーチする方法がわからない専門学生じゃない方と採用でお困りの企業をつなげるサービス展開をしています。現在はメディア、採用掲載、リアルイベントの3本だてですが、我々の目的は「ゆるい繋がり」を作れるビジネスSNSです。そこの開発に力を入れております。

 

簡単な登録によって、ユーザーは企業と繋がれるという。

3つ機能で、メディア・採用情報の掲載・リアルイベントでユーザーのつながりをサポートするという。

実際に掲載されている企業の情報だ。アルバイトだけではなく、総合職の採用情報なども載っているのがポイントである。

おもなユーザーは新卒の学生さん、専門学校だと自然にそういった業界にいくが、一般的な高学歴といわれる学生は有名業界にいくことが多く接点が少ない、興味をもっていてもなかなかリーチできない部分を我々が手助けします。

現在ではセレクトショップや、スタートアップ、大企業まで採用に力をいれている企業に導入をしてもらっています。

 

競合サービスについてきいた

競合としてはマイナビ/リクナビの全業界的な圧倒的な集客力があるサービスがメインで挙げられます。我々の強みとしては、リアルのつながりで学生団体にリーチができるというポイントです。

従来型のサービスでは現場の採用の情報を多く掲載しています。ビジネス思考の強い経営を学んだ学生も採用できるよう、プロフェッショナル枠を設けてもらう提案によって、我々のサービス上での優位性を作っています。「READY TO FASHION」では、店頭などのアルバイトや契約社員の案件だけではなく、よりビジネス的な総合職を採用したい企業情報もあるというイメージを作りたいと思っています。

従来型のサービスとの違いは、高学歴の学生をリアルなつながりで獲得できている点。また、企業提案を通して総合職の採用枠を獲得してきている点だという。

 

私の大好きなファッションに恩返しをしたい

なぜ創業したのかをきいた。

私は、大学時代にファッションサークルに所属。その後は大学の枠を超えた、学生団体の立ち上げ運営に努めていました。元々ファッションに興味があった私が思ったのは、一般的の高学歴と呼ばれる学校もファッション業界に興味を持っている学生が結構多いということ。しかし、問題としてあったのは、専門学生ではないため、企業情報などを集められない、または、高給な総合職にどうしても寄ってしまうという点でした。

大学卒業後、新卒採用でファッション業界に入った私は新規事業の立ち上げを経験しました。現在業界は年々縮小傾向にあります。それでは益々採用が難しくなるばっかりです。沢山学ばせていただいた業界に恩返しをしたい、その思いからまずは採用などの課題を解決したいと思い、独立にいたりました。

業界を変える、この思いが先行して起業に至ったという。

新たなコミュニケーションの基盤に

将来の展望を聞いた。

現段階では上で述べたサービス展開をしていますが、私たちが注力するのはあくまでもビジネス用のSNS。どれだけ学生にプレッシャーをかけずに、「ゆるい」繋がりを作れるかが大事なポイントです。ビジネスマッチングアプリYentaのファッション版とでもいえばわかりますか。コミュニケーションのプラットフォームを作ることによって、より業界の透明性を出していき業界イメージを上げていきます。

20年後、50年後日本のファッション業界をもっと盛り上げていきたい。これが私の信念です。

強い信念、業界に対する思いこれが実際に日本のファッション業界に変革をもたらせるか。ここに注目していきたいと思う。

ready to fashion を知る

編集後記

取材担当中山

彼、中山の同級生なんです。サークルも一緒なんです。当時はこんなボンボンヘアじゃなかったんです。なので中山もファッションサークルなんですけど、こんなにファッションが好きなんだとは思っていなかったっすね。大体僕らファッション好きと言いながらも就職や企業は良くわからないです。あの頃にこのサービスあったら僕も違う道をたどったんじゃないかなーって

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