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インタビュー 2018.06.08

動画とAIを使った、未来の生産力向上サービス「soeasy」

中野 慧

2006年 戦略コンサルティングファームであるべイン・アンド・カンパニーに入社。事業再生型プロジェクトを中心に、小売・流通・金融等幅広い業界でプロジェクトマネージャーとして腕を振るう。2012年に退職後、米国でのNPO法人で経営メンバーとして活躍、2013年にリクルートマーケティングパートナーズで新規事業開発の責任者として複数事業の立ち上げをリードする。同社株主でもある、ベインの会長である火浦氏から、社長飯尾の紹介を受け、ビジョンに深く共感し、参画を決意。 取締役副社長に就任 (現任)。

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”背中で語る”から”スマホが語る”

毎年1%の人口減少が進む中、国は2020年のGDP600兆円達成のため、個人の生産性向上と働き方改革を進めている。多くの企業では、働き方改革を進めるにつれて従来の長期勤務のスタイルを捨てざるえない状況にある。そこで注目をされるのが、機械による自動化であったり、AIによる業務削減などがある。営業や研修の現場においても同じこと。動画とAIという新しい手法で生産力向上を図るサービスがある。「so easy」社が展開する「so easy buddy」だ。

一言で言うと「動画使ったノウハウ共有ツール」です。お手本となるノウハウを撮影してアップロードするだけ。社員はその動画を見て、いつでも自分の営業トークや接客方法を見直せます。加えて、自分が持っているノウハウを積極的に公開することが奨励される仕組みが組み込まれていて、このお手本ノウハウ集は、組織のみんなの手によってどんどんアップデートされていきます。 なので、最新の現場のノウハウを、いつでも誰でも学ぶことができるようなサービスになっています。

サービスの概要を聞いた

動画を見て学ぶだけではなくて、会社のメンバー一人一人が投稿をできるようにしています。アウトプットの頻度や質に応じて、組織への「貢献度」が表示されるので、みんなが当事者意識を持って組織に関わるようになっていきます。

 

トレーニング画面は、動画がならんでおり、見終わると完了になる仕組みです。管理者側は完了状況を把握することができます。受講者は成果の報告を動画で返答することができ、それに対して合否を送れる仕組みです。 ビジネスマナーなどの基本研修は標準装備で入っておりますので、その分のコスト削減だけで、導入費用は十分にペイすると思います。

ホーム画面は社内SNS的な使い方でコミュニュケーションができます。ここで、日々の悩み事や、うまくいった商品展示、またお客様から寄せられたクレームなどが共有されていて、この中からトレーニング画面にアップロードするノウハウの種が見つかります。

ご導入いただいている企業さんは本当にさまざまです。化粧品の販売会社、営業職が多い事業会社、MR、飲食店などなど。研修内容や質問がテキストでは解決できない会社さんには喜ばれています。

業種の違いは問わず、社員育成が必要な企業すべてで導入できる作りになっているようだ。

競合サービスについてきいた。

多くの研修ツールや社内コミュニケーションツールがありますが、あまり活用されなかったり、すぐに劣化してしまう、といった課題感があります。我々はきちんと学習してもらう仕掛けに加えて、コミュニケーションとセットとすることで利用者自身の情報発信を促しています。組織のみんなが持っている知識をシェアすることで、組織がどんどん強くなっていく。ここまで考えているサービスは、あまりないのではないかなと思います。

必要な業界に必要なサービスを展開しただけ

なぜ創業したのかをきいた。

弊社はもともと一般ユーザー向けの動画TIPSメディアを運営しておりました。最近様々な動画コンテンツも多いですよね、ユーザーさんもかなり動画に慣れ親しんでましたね。私自身がスタディサプリというサービスと外資コンサルにいたというのもあり、常々法人に課題があるのはわかっていました。実際にヒアリングをした時もやっぱり欲しいという声を頂いて開発に至りました。

動画の研修サービスは色々ありますが、どう使ってもらうかが肝心だと思っています。我々はよりユーザーに使われるようなサービスを突き詰めていくうちに、「So easy buddy」を開発いたしました。

元々あったニーズに対して、使いやすさを工夫したのが「So easy buddy」だという。

健全な「働き方改革」をできる社会に

将来をきいた。

最終的には、組織や業界の枠組みを超えて、仕事のノウハウがシェアされ、社会としての生産性がどんどん上がっていく、という状況を作りたいですね。 サービスの導入が進むにつれて、コンテンツ力がある個人や法人が、ノウハウを販売するようなモデルも出てきています。今の研修現場でも外部講師を雇いますが、それをサービス上でもっと簡単に行える、業界共通のプラットフォームにしていきたいです。 日本の働き方をよりスマートに、その次は世界に進みたいです。

業界全体の未来を担う、「so easy」社の展望を楽しみにしている。

soeasy buddy とは

編集後記

取材担当中山

今回はsoeasy さんの参謀大臣の中野さんに取材をしました。実は似ている研修ツールを考えてたんですけどね、副業で雇ってくれないかなsoeasy さん、雇ってくれないかなー

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