スタートアップのインタビュー1000本以上「スタートアップタイムズ」

HOME/ インタビュー /政治の世界にトークンエコノミーを、いいことを言ったら独自通貨がもらえるプラットフォーム「PoliPoli」
インタビュー 2018.08.21

政治の世界にトークンエコノミーを、いいことを言ったら独自通貨がもらえるプラットフォーム「PoliPoli」

伊藤和真

PoliPoli Inc. CEO l 週刊東洋経済 「すごいベンチャー 100」l LCNEM マーケティングアドバイザー l 2018年春に毎日新聞社に俳句アプリを事業売却 l ex- F Ventures , GeekSalon

Previous

政治×トークンエコノミー、政治家と市民をつなげるプラットフォーム「ポリポリ」

2016年の改正公職選挙法の適応により、選挙権を持ちうる年齢は20歳から18歳に引き下げられた。結果として、約300万人近い、18歳・19歳が有権者となる。これにより、選挙に対する関心を高めるのが狙いだが、近年は政治関する関心のなさが一つの問題となっている。問題を構築する理由としてあげられるのは、やはり政治家と一般市民の距離感だ。SNSの流行により少しは解決されたかに見えたが、根本的な問題解決にはならない。市民と政治家の距離を近づけるべく、インセンティブ設計を用いた発言のプラットフォーム「ポリポリ」は政治に対しての関心を高めるべく動き出した。

政治家と市民をつなげるトークンプラットフォーム「ポリポリ」

 

一言でいうと「いいことを言ったらお金がもらえる」サービスです。いいことは政治の発言に限定されます。僕らのプラットフォームは政治家と一般市民をつなげるプラットフォーム。その中には、コミュニティ作成を促すべく、政治家のファンになる部屋が用意されています。

サービスの中には、Polinと呼ばれる共通通貨が存在します。世論調査や市民からのコメントをもらえるプラットフォームになります。しくみとしては、市民から政治家へ投げ銭のような形でトークンを渡します。また市民側はアンケートに答える、世論調査を受けるなどして、トークンを獲得することができます。

政治活動に参加することで、独自トークンを獲得できるという。

利用する政治家や市民についてきいた。

政治家は若手の政治家さんから、有名な政治家の方まで。一般的にITの導入が進んでいないので、積極的に普及させていきたいと思っています。まずは30代~40代の政治家さんに使ってもらうイメージですね。SNSでの発信の代わりだと思ってもらえると使いやすいと思います。

市民側はやはり、若年層の方を最初にターゲットにしようと思っています。僕らが解決したいのは政治関心を高める点です。今まで選挙に行っている方はもちろん、政治って何?選挙って何?の政治初心者の方に是非使ってほしいですね。

トークンという若者に受けるしくみを使っている理由がうなずける。

競合サービスについて聞いた。

国内での競合は全くいませんね。やはり日本という国は民主主義国家の中でも、発信力がアナログだったりします。インターネットでの発信というよりは、オフラインの選挙カーやチラシ配り、講演などに力を入れています。ここのIT化を促進させてたいのが僕らの狙いですね。

※本取材は6月時点のものになります。

俳句サービスを作っていたら起業していた

サービスを立ち上げた経緯について聞いた。

元々僕はIOSエンジニアで、ベンチャー企業には興味を持っていました。現在はまだ学生なのですが、積極的にインターンをしていましたね。F Venturesと呼ばれるベンチャーキャピタルでもインターンをして、サービスがグロースするのをみていました。政治×テクノロジーはその時に思いつきました。アプリありきで作っていましたので、起業したつもりは全くなかったですね。

アプリ開発ありきの起業のようだ。

dappsと呼ばれる、自立分散型のサービスにしていきたい

将来の展望を聞いた。

将来的にはdappsと呼ばれる自立分散型のサービスにしていきたいと思っています。僕が作りたいのは既存の政治界にあるような派閥ではなく、市民みんなで参加できる世界です。もしサービスにみなさんが集まるとどうしても、一極集中になってしまいます。情報の透明性なども担保できなくなってきます。それって結局の今の政府と変わらないじゃないですか。そこを市民にどんどん与えていきたいですね。


将来的には東南アジアなどの、IT後進国にも導入を進めたいです。政治の構造が似ている国であれば、十二分に導入をするメリットがあると思っています。

政治の世界は参入しづらく、企業としてはマネタイズをするのが難しい。高い理念を持ち、あえて難しい市場に参入を試みるPoliPoli社の未来が楽しみだ。

PoliPoliとは

編集後記

取材担当中山

19歳現役慶応生の伊藤さん。ビジョンが高く、お金に無頓着な伊藤さんだから作れるサービスかもしれません。同じダンスやってたのに、どうして中山は起業できないのかしら。。。

AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらこちら

「AI.Accelerator」

この記事が気に入ったらいいね!しよう

最新記事をお届けします
この記事をシェアする

あなたにおすすめの記事

サービスリリースから2ヶ月で3,000店舗以上の契約達成!各店舗のGoogleマイビジネスやSNSアカウントを一括管理できるサービス「Canly(カンリー)」ーー株式会社Leretto

対話力を磨くクラウド・トレーニング・システム「Reflectle(リフレクトル)」を使って質の高い人材育成を実現するーーCo-Growth株式会社

挑戦者たちが『変化』する機会を提供するカベウチが、アイディアソンを開催

SDGs×AIで未来の地球環境をより良くする会社『Recursive(リカーシブ)』

東京都運営アクセラレーターASAC 10期 Demo Day 大賞は「子ども一人ひとりが本来もつ異才を発見し、未来の可能性を伸ばすラーニング体験を全国へ届けるEdtech」のGo Visions

「教えない教育」で次世代のエジソンを育みたい!失敗と挑戦が許容された子どものための仮想都市「ぎふマーブルタウン(こどものまち)」一般社団法人Nancy

最短5分で即戦力エンジニアを紹介!驚くほど候補者が集まる「クイックエージェント」ーー株式会社ポテパン

HP制作の困りごとをプロが無料で解決!”初心者でも失敗しない”が叶うサービス「Web幹事」ーー株式会社ユーティル

質の高いカウンセリングで肌質と悩みに合ったスキンケア商品を提案するサービス「AI美容部員」ーーエーアイエージェント株式会社

データの統合・分析・施策実行でマーケターとDXを実現するーー株式会社シンカー

さあ、
Startup Times から
発信しよう。

30分で取材

掲載無料

原稿確認OK