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インタビュー 2018.09.13

シェアリングエコノミーに与信を。beepnowが作るブロックチェーン技術を使ったスキルシェアサービス

AlexTsai(アレックス ツアイ)

台湾生まれ、日本育ち。ファーストキャリアを楽天株式会社で6年こなし、その後独立。シェアリングエコノミーに興味 を持ち20の施設、300部屋からなる宿泊 施設を経営。個人の与信が必要であるビジネスのため、与信担保のブロックチェーン技術を研究。beepnow創業。

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ブロックチェーン技術で与信担保をする、スキルシェアのC2Cサービス「beepnow」

スキルシェアリングサービスは国内でもホットワードの一つであり、調査によると国内の市場規模は2021年には1000億円を突破するという。スキルシェアサービスとは、労働力を個人間で売買するプラットフォームを提供するものだ、国内の労働力不足の問題により、短時間での労働が期待されている。しかし、課題もまたわかりやすい。個人間での仕事の発注では仕事を受ける側の能力が往往にして不明確だったりするのだ。それではいかに人手不足でも発注側はその仕事を任せられない。ブロックチェーンの技術を個人与信に応用する「beepnow」は真っ向からこの課題に挑戦する。

スキルシェアリングサービスの「beepnow」

https://www.youtube.com/watch?time_continue=1&v=cHzhdTRgK7w

一言でいうと「個人間のスキルシェアのプラットフォーム」です。僕らが提供するのはそのプラットフォーム。ユーザーのみなさんは個人で仕事の受発注をサービス上で行うことができます。

サービスでできることとしては、仕事の受発注、メッセージ、送金や決済などが完結しています。僕らの特筆するポイントはGPSによる仕事を受けられる人(beeper)を探すことができます。この機能により、例えば原宿でファッションコーディネートをしてほしいという要望があるとします。GPSによって瞬時に対応できるbeeperがいるかを確認でき、合流することもできます。

国際的な利用用途も考慮されているという。

利用するユーザーについてきいた。

登録していただくbeeperさん(仕事を受ける人)は比較的に時間がある人を想定しています。仕事内容もまちまちなのですが、例えば道案内や観光案内などの仕事を受けると丸1日なくなってしまいます。普通のサラリーマンよりも、比較的時間のある学生や主婦なんかがメインbeeperさんになりそうです。

仕事を発注する人はどんな人でも使えるように考えています。ビジネスマンや企業さんも多くなるイメージですね。

競合サービスについてきいた。

現在日本では多くのスキルシェアサービスがありますね。普通に考えると僕らが競合になりますが、僕は違うイメージを持っています。beepnowってブロックチェーン技術を取り入れている唯一のスキルシェアサービスなんです。この技術って多くのスキルシェアサービスで必要とされていますので、実際に他社さんから協業の依頼が来ることもあるんです。僕らもランサーズさんと提携をしたりしていますので、他社さんは皆協業先と考えています。

beepnowの技術は競合先と見える企業にも積極的に導入をされているらしい。

元楽天から、シェアリングエコノミーで創業。次のステージはアメリカ展開だ。

サービスを立ち上げた経緯について聞いた。

僕は台湾生まれの日本育ち、台湾語もできますが、どっちかという関西弁の方が得意です(笑)最初に就職したのは楽天株式会社、そこにはプレイヤーからマネージャーまで多岐にわたる経験をさせていただきました。就業6年目で独立、最初は住まいのシェアリングエコノミーのビジネスをしていました。そこで初めて、シェアリングエコノミーにおける与信の問題に気がつきましたね。だって、よく知らない人が家に泊まりに来るのって怖いでしょ。AIRBNBだってユーザーの信用を管理するためにフィードバックをつけていますが、それってアカウントを作り直せば悪い評価をもらっても帳消しできますよね。住む場合だと、お金の代わりに支払われる対価は住む体験です。最悪家があれば、泊まることはできます。仕事の場合は別ですよね、お金の対価は仕事の成果のわけですが、全く成果が悪い人にお金を払わなくていいわけはないのです。この与信問題に興味を持ち、研究を始めたのが今のブロックチェーン技術です。結果的には自分たちでシェアリングのサービスを作っていました。

楽天で宿泊サービスを経験したあと、宿泊のシェアリングエコノミーへその後シェアリングの根本問題である与信担保の研究を始めたという。

いつでも、どこでも、仕事を受けれる・仕事を発注できる。そんな社会を作ってみたい。

将来の展望を聞いた。

僕らって最初は日本で展開しようと思っていません。日本ではシェアリングエコノミーこそ有名ではありますが、まだスキルシェアの部分でいうと企業側が受け入れ体制を整えているわけではないんです。それなら既に文化が浸透しているアメリカに本社を移転し我々を必要とする国々から展開していきたい。そう思って、11月にはアメリカ法人の立ち上げを予定しています。その資金集めとして、今は日本国居住者以外の方に向けICOの事前登録をしています。

日本ではICOは原則禁止ですから日本居住者は参加できません。ただ日本国居住者の方でも参加しただける事業ファンドスキームを準備しています。

C2Cのサービスはアメリカを起点に展開し、国内ではブロックチェーン技術を普及させる。2軸の野望を持つ「beepnow」社の今後が楽しみだ。

beepnow を知る

編集後記

取材担当中山

最初の挨拶がニイハオだった、社長のアレックスさん。展開はアメリカが最初という話なので、日本ではそんなに名前を売るつもりがないみたい。僕も中国なら教えられるから、そのスキルどうにか売れないかなー

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