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インタビュー 2018.09.21

1年後の自分に手紙が届く、メールとリアルのポストカードで自分を応援する「TOMOSHIBI POST」

小山 将平

東京理科大学理学部物理学科卒業。在学中に米国ワシントン州シアトルへ一年間留学。留学中にアートイベントを主催するNPOで企画職として勤務。帰国後、シェアハウス経営、(株)ワークスアプリケーションズ、スタートアップにて事業責任者を経験。その後2017年12月、「一人一人が素直に生きれる世界をつくる」ことを掲げる株式会社FREEMONTを創業。未来の自分へメールを送れるWebサービス「TOMOSHIBI POST」を今年5月にリリース。平成29年度沖縄型産業中核人材育成事業「旅行業におけるイノベーション人材の育成プログラム」講師。

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未来の自分にメールを送れる「TOMOSHIBI POST」

アメリカはカリフォルニア州にFremontという町がある。人口23万、アメリカでは住み心地9位の町だ。そこはシリコンバレーの北側に位置し、かの有名なテスラの工場もある。町に住む人々は皆開放的であり、自由でありつつ自分に素直だ。今回お話するのは、この町での滞在で人生の価値観を変えた1人の起業家の話だ。株式会社FREEMONTという社名は彼がいかにこの街に影響されたかがよくわかる。

一言でいうと「未来の自分に手紙を送れる」サービスです。現在送れるものとしては、メールと本物の手紙の2種類を用意しています。

サイバー世界とリアルな世界の2通りの方法で手紙を送れるという。

僕らのサービスは、簡単にいうとタイムカプセルのメール版と手紙版です。重要なのは埋めなくてもいいこと。未来を想像しながら書く手紙になります。メールも手紙もぴったり1年後の自分に届くというものです。今辛い瞬間や踏ん張りどころのときに輝かしい未来を想像して、自分を励ますことにもよく使われます。

ちょうど1年後の今に手紙が届くという。

利用するユーザーについてきいた。

利用者の多くは若い方が多いですね。大学生や社会人1年目など、1年後が全く見えない年代がよく使ってくれている印象です。20代全般が多く使ってくれています。やはり社会人や就活中の学生ってすごくナイーブになりがちですし、この先どうなるかが容易に想像できませんよね。そんな折れそうな時に使ってもらうイメージです。

若者が自分を励ます際に使われるようだ。

 

みんなが素直に生きれる場所があれば、好きなことができるんじゃないか。

サービスを立ち上げた経緯について聞いた。

大学終了間際で友人と始めたのがルームシェアでした、そこでは好きなことを好きにやっている人たちを迎え入れてちょっとした家にしていたんです。僕は物理を勉強したくて大学や学科を選んだのですが、そういう選び方ではなくネームバリューや偏差値、就職率で選んで入った人が多かったんです。世の中には自分の好きなことができない憤りを持っている人がたくさんいます、まるで自分の選択は強制されたかのうような被害者意識が強い人も多いです。ただ僕が思ったのは、彼らばっかりが悪いわけではない。僕がシアトル留学に行った時にフリーモントという町に行きました。そこではみんなが素直に自分の好きなことをやっていたんです。ああ、この町がそういう雰囲気だからみんな素直に生きれるんだ。そんな思いを持ちました。そんな場所を作ってあげたい、その思いが最初のプロダクトを形作りました。

海外での原体験が今のサービスに行き着いたようだ。

日本に「FREEMONT」という町をつくりたい。

将来の展望を聞いた。

僕が将来つくりたいのはフリーモントという、誰もが素直に生きている町。そしてその町をかたどるサービスやお店達。もちろんテクノロジーの力も大事だと思っています。ただ、素直なときをひとつでも多く増やせる、ある意味「魔法」のようなことを実現するためにテクノロジーを使っていきたいと思っています。

町を一つ作りたい、このような夢を持つ起業家は初めてだ。FREEMONTという町が日本で出来上がるのか。実に楽しみだ。

FREEMONTを知る。

編集後記

取材担当中山

またまた面白い起業家さんに出会いました。最初に町をつくりたいと言われたときは流石の僕もきょとーんとしてしまいましたね。ただよくよくきいていると、今のプロダクト全てが町を作るための布石だと気がつきました。楽しみです。

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