Benedikt Paskel
「ViRTll」を一言でいうと「360度ビデオオンデマンド」サービスになります。Uberのようなイメージで登録しているワーカーが世界中にいます。その方達が360度カメラを持って歩くのです。ユーザーはそのワーカーさんに時給で賃金を払い、まるで遠方を旅しているような体験をスマフォ越しに味わえます。
世界中にいるワーカーがユーザーのために色々な映像を届けるサービスとなっている。
世界中どこからでも使えることができ、ワーカーがいる限りどんな国の映像でも体験できるという。
利用するユーザーについてきいてみた。
最初は車椅子などに乗る足に障害を持つ人達向けに作りました。将来的にはお年寄りや遠出できない子供にも使って欲しいと思っています。
歩行不自由者のためのサービスだという。
サービスを立ち上げた経緯について聞いた。
僕は高校卒業後、フランスの外国人部隊に従事しました。戦争というのは悲しいものです。どうしても知人や友人が怪我を負ってしまうことが多く、移動が困難になる人も多く存在します。彼らがもっと楽しめるようなものはないかと思い、考えたのが今回のViRTllです。
軍隊に所属したころに発案したという。
将来の展望を聞いた。
今は人がカメラを持って歩き回るサービスです。もちろんこれはこれで新しい仕事を作ったことになります。移動するだけなので仕事としても簡単で高付加価値を提供できます。
将来はこの人の部分をロボットやドローンで代替しようと思ってます。人々はロボットを買って、定期的にViRTllの仕事をさせるのです。それってとても割りのいい仕事になりますよね。
ロボットが仕事を代替するわけではなく、それによって人が儲かるというのは面白い考えだ。新進気鋭のViRTllを引き続き追っていきたい。
取材担当中山
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