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インタビュー 2018.10.17

Stransa-歯医者のための業務効率化ツール

西島 彰一

1961(昭和36)年 大阪府出身 朝日生命保険相互会社退社後に実父の経営するパン製造卸業で勤務し、事業譲渡。 フィリップ・モリス日本株式会社のマーケティングマネージャーを経て、2007年から1年間は株式会社デジタルチェック(現メタップスペイメント)の代表取締役を務めた。 2013年5月に株式会社ストランザを設立し、現職。

歯科医の業務効率化のためのツール「Apotool &Box」

日本の歯科開業医が問題を抱えている。歯科医の業務の多くはその治療にある。しかし多くの煩雑な業務も多い。包括的なシステムで紙ベースの管理をデータで収める、Stransaは新しいソリューションを提唱する。

「Apotool & Box」を一言でいうと、「歯科医の業務効率化を目指す包括的なシステム」です。一般に歯科医は業務が多く、煩雑になりがちです。殆どの時間を治療に使うため、事務作業などの業務に着手できていないのが多いです。私たちはそういった治療行為以外の部分、おもに予約の管理の部分に特化しているサービスです。

予約の管理をペーパーレスで実現するツールだという。

様々な部分で患者と医師をつなげるツールとして活躍しているようだ。

現在は導入まで最短で2週間、簡単に導入できるようだ。

導入する組織についてもきいた。

現在は800を超える歯科医院に導入をしていただいており、年内には1000を超える見込みです。殆どは開業医さんですが、最近は大学病院からのお問い合わせも来るようになりました。

母が難病を患ったことをきっかけに、このサービスを立ち上げた

サービスを立ち上げた経緯について聞いた。

私は元々決済系の会社出身で、実は医療関係に携わったことはありませんでした。きっかけは母がALSという難病を発症し、噛めない・飲み込めないという生活を送り始めたのが原因です。神経内科の担当ですが、全く治らずひょんなことに歯科に連れて行ったら一瞬良くなりまして。そこから何かあったら歯科に連れて行けと毎回言っていたんです。歯科への予約が上手に取れなくていつも困っていました。そこが原体験となりましたね。

母の難病による通院が業界の問題に気がついたスタートだという。

日常生活の食べ方や過ごし方を診療所に届けるITサービスをやりたい。

将来の展望を聞いた。

私がずっとやりたいのが、患者の日頃の情報を医療関係者に直接伝えること。やっぱりあの5分の診療ではわからないですよね、そこを伝えるITサービスを作りたい。

会社についても聞いた。

まずは今のサービスを請求部分まで対応できるようにしていきたいです。今の診療って終わったら受付で待たされますよね。〇〇さんって大声で呼ばれますよね、請求についても聞こえちゃいますよね。そこを電子化することで患者の個人情報が守れると思うんです。12月には予約、請求、決済までを完結したサービスを作っていく予定です。

より患者の利便性のためにサービスを作っていく、Stransaをこれからも追っていきたい。

Stransaのサービスを知る

編集後記

取材担当中山

AnyMind Groupの大橋さんのご紹介。歯科医院のためのCRMツールでした。

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