Dimitri Akimaru
「Morphus」は一言でいうと「位置情報を使って人々を簡単につなぐAI」のサービスです。僕らは現実の地理を生かした仮想空間を生成しており、アバターを動かすことでサービスを使います。興味やバッググランドで人と知り合えるマッチングサービスのような位置付けです。
実際にアバターを作成する。青い光がAIになっており、ユーザーの様々な手助けをするそうだ。
リアルな街と同じ作りになっている。アナウンス機能によって、コミュニティづくりをすることもできる。
友人や知り合いづくりに特化しており、チャットの機能も備えているという。
人々のアイスブレイクとして使ってもらうイメージですね。対象は学生さん。実際にミシガン大学の中で少しずつユーザーが増えています。大きいイベントでも使える気がしています。イベントってみんなが気軽に話せる仕組みじゃないので、そこを僕らが補填してあげる感じですね。
ユーザーが気軽に話ができるプラットフォームにするつもりだ。
サービスを立ち上げた経緯について聞いた。
起業家生活は10年ぐらいです。結構長いですね。アメリカの大学でたまたま起業家の集まりがあったんです。そこで初めて自分のサービスを作りたいと思い、1社目は大学の知恵袋的なものを作ったんです。学校に長くいるとどうしても孤立している人も見えてきますよね、それを助けてあげたいと思いソーシャルネットワークの世界に行きました。今は2社目、ソーシャルネットワーキングのサービスです。
「ぼっち」学生のためのサービスがスタートだったという。
将来の展望を聞いた。
将来的には、より個人がうまく繋がれる仕組みを作りたいですね。例えばその人の好みを学習し、性格から最適な人を見出す。それをAIが選定して推薦するようなイメージです。
もう一つ追加機能としていれたいのは、グループを作る仕組み。これからは1対1のコミュニケーションから1対Nの仕組みを作っていきたいですね。
AIによる人々のコミュニケーションを変える。そんなサービスづくりをしていくMorphusのアップデートを今後も楽しみにしている。
取材担当中山
AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。
30分で取材
掲載無料
原稿確認OK