白川裕喜
広告代理店による動画制作は、多くの場合いくつかのサンプルのコンペから決まる。決まった内容は一度制作されれば変更はなく、うまくいかない場合は次回の作品制作で変更をする。AdArchは一つのクリエイティブに継続的にアプローチすることで、クライアントの広告効果のグロースにコミットをする。
「AdArch」を一言でいうと、「動画制作」サービスです。ただ動画制作といっても作りっぱなしではなく、制作後の改善まで提案し再制作をもこなすサービスになっています。動画は作るだけでなく、そのあとどうグロースするかが重要。僕らのサービスは2回目からが本番のようなイメージになります。
実際に制作されたポートフォリオになる。継続的にアプローチすることで改善をしているという。
導入する企業について聞いた。
MiSUMiさんや海外資本のお客さんが多いです。割と僕らのお客さんは大企業が多く、代理店を離れた業態が多いですね。今後は動画の本数が多い企業さんにアプローチしていきたいと思っています。
サービスを立ち上げた経緯について聞いた。
僕は映像が大好き。大学の映像学科在学中から、文化庁の推薦を受けて興行映画の現場に入っていました。そこがスタートです。映像のグローバル化が進むと感じ、アメリカに映画留学。
実は以前ジャパネットで動画担当をしていました。ジャパネットではTVCMを中心に担当をしていました。動画のクリエイティブ一つで売り上げが変わる経験をし、魅了されました。
映像に対する情熱が彼を独立に駆り立てたという。
将来の展望を聞いた。
元々海外に出たくて、社名も英語の表記にしています。より世界に通じるクリエイティブを作りそれをグロースさせていくのが将来のビジョンです。
それを達成するために新サービス「アンテナチューナー」をリリース予定。今までのノウハウを生かした映像制作プラットフォームとして展開していきます。
世界規模の大きな夢を持つ、AdArchに今後も期待だ。
取材担当中山
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