吉田 和史
福岡県出身。西南学院大学を卒業後、広告代理店に勤務。 その後、株式会社アイモバイルにてアドネットワークのメディア営業を行う。 オウンドメディアの立ち上げや、新規広告フォーマットの開発にも携わり、 2014年にグッディア株式会社にジョイン。カジュアルゲームアプリの企画・マーケティング・マネタイズを担当し、数百のアプリをリリース。 2016年にany株式会社を創業し、現在は法人向けSaaS「Qast」を運営中。
社内のナレッジ共有がいまだに属人的である。これは多くの法人が抱える問題の一つだ。社内版知恵袋サービス「Qast」を展開するany株式会社はこの課題解決に挑む。
「Qast」は一言でいうと「社内版知恵袋」のようなサービスです。ナレッジマネジメントのツールであり、質問に回答する事で社内のナレッジが蓄積されていく仕組みです。最近はメモ機能も追加され、自発的にナレッジを共有する事も可能です。
誰でも簡単に質問でき、回答をすることができる。蓄積された質問&回答は社内のナレッジとしていつでも検索できるようになる。
匿名での質問が可能になっており、役職階級を無視した課題解決ができる。
メモシステムにより、自発的にナレッジ共有もできるという。
現在はIT業界を中心に、120社の企業様にご利用いただいています。既にツールを導入していてもうまく活用されていなかった企業様が、Qastを使ってみると投稿が増えるようになった、というフィードバックをいただけているのは本当に嬉しいです。
起業の経緯について聞いた。
最初はサッカーのWebメディアをやっていました。自分の強みを活かしていろんなことにチャレンジをしたいと思って作ったのがこのanyという会社。起業したての頃は食べていくのが精一杯でしたが、それではダメだと思い、世の中の課題を解決するサービスをゼロから作ろうと思ったのがQastを始めたきっかけでした。
将来の展望を聞いた。
Qastの語源は「Q&Aをストック」すること。まずは社内のQ&AをQastに集約し、わからない事があれば「Qastで検索すれば解決できる」という状態を目指してプロダクトを磨いていきたいと思います。世の中のあらゆる情報が検索可能である中で、社内の情報はまだまだ検索できない事が多い。ここを本質的に解決できるプロダクトを目指します。
法人に役立つサービスを作る、anyの今後を引き続き追っていきたい。
取材担当中山
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