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インタビュー 2019.03.19

スポーツで働くを実現。スポーツワークプラットフォームの「MERCI」(メルシー)

橋本 貴智

バスケでインターハイ3回出場。センター試験3回出場。早稲田大学卒。
学生時代に様々なスポーツイベントやプラットフォームを創る。2016年シリコンバレー、ラスベガス、リオ五輪、スペインとグローバル経験を積む。一般社団法人Japan Sports Hubを設立し代表理事も務める

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日本初、スポーツ特化型求人メディアの「MERCI」(メルシー)

2020年のオリンピックを前にして、日本のスポーツ産業は15兆円に到達するとの試算が出ている。しかし、大きな産業であるもののスポーツにおける労働状況がほとんどが闇に包まれている。スポーツ選手の年収は大々的に紹介されているが、スポーツ従事者の就業体系は明らかにされていない。スポーツ産業、特に「働く」にIT導入を進めるアセンダーズ社は新サービスをローンチした。

一言でいうと「スポーツワークプラットフォーム」になります。スポーツで働くを実現するサービスになります。具体的には、スポーツに関わる仕事をする企業とスポーツ働きたい人をマッチングする求人メディアです。国内のスポーツ産業マーケットは、スポーツ支援企業とスポーツ業界の会社まで大きく捉えると、3000社以上あると言われています。この部分の求人は非常に見つけづらく、もしくは載っていなくて、情報の非対称性が大きいです。ここを解決できるサービスが「MERCI」なんです。

スポーツ特化型の求人メディアであるMERCI、は現場だけでなくバックでサポートをする支援企業、関連企業の求人情報ものせる。

ローンチしてすぐだが、すでにいつかの掲載情報を見ることができる。

実際のピックアップ情報になるが、プロリーグの求人情報ものっているようだ。

僕らが狙うのはスポーツに関わる仕事したいなと一瞬でも思った瞬間に登録するサービスです。例えば、事実現在年間100万人もの方がスポーツを第一線からやめるなか、スポーツに関わりたいと思ってもほとんどが何していいか、どこで情報を得ればいいかわからない状態です。お金払ってセミナーに参加したり、人脈を作っている状態です。彼らをもっとも活かせる仕事、その情報を提供していきたいですね。

基本的に僕らの競合は一般の求人サービス。しかし各社どこもスポーツというジャンルで分けておらず、自分が探したい職種を見つけるのが困難になっています。また、スポーツ版のwantedlyみたいなものなので、既存の求人媒体とは違いも生み出せると思っています。JリーグやBリーグの案件はもちろん、一般のスポーツ関連企業にも力を入れて、ユーザーが得たいと思う情報をできるだけ多く掲載したいと思ってますので、機能をアップデートをしていきます。 

スポーツは人脈、コネがないと出来ない。この現実を変えていきたい。

サービスを立ち上げた経緯について聞いた。

既存サービスとしてトレーナー、栄養士、指導者を200名抱えていますが、彼らに仕事を斡旋する際はほとんどリファラル紹介をしています。リファラル故の課題も多くあります。スポーツの求人はあまり情報として表にでず、コネクションを持っていない方では見つけるのが困難です。

現在の人口減少に伴い少しずつ人材不足が騒がれ始めました。スポーツは専門性や理解度が必要な世界でもあるので、より深刻だと思っています。それを機に今回このサービスを立ち上げることにしました。人材不足を解決するには、情報のオープン化をするべき。多様なスポーツの働き方を提示すべき。そして、スポーツに関連する仕事につくとき、「人脈・コネ」がないと出来ない、しかし、それを作るための手法があまりにもアナログすぎるし、事前に情報がない人が来ても、業界の人たちも対応が面倒になってしまう。そんな世の中を変えていきたいです。

情報をIT化する、これこそが業界の人材不足を解く鍵だという。

あらゆるスポーツの「働く」が載っているポータルサービスに。

将来の展望を聞いた。

目指すのはスポーツ求人サービスで日本1になること。プロチーム50、300の関連会社の求人情報を今年一年で達成していきたいと思っています。

あらゆるスポーツの働くが全て掲載されている。選手、ビジネスマン問わずオンライン上でマッチングされていけるサービスを作っていきたいですね。

将来的には世界中のスポーツ関連の仕事を家にいながら探せる、3年後にはレアルマドリードのようなビッグクラブの求職情報を載せれたらと思ってます。笑

スポーツ業界の働くを全て掲載する、大きな野望を持つアセンダーズ社の今後を楽しみにしている。

サイトへ

編集後記

取材担当中山

アセンダーズさん第二弾、僕の大学のOBでバスケの先輩でもある橋本さん。サービスはすでにローンチ済みだ。みなさん使ってみましょう!

AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらこちら

「AI.Accelerator」

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