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インタビュー 2019.05.10

スタートアップに対して技術投資をするスタートアップ企業「プラハ」

松原 舜也

香港、英国、ドイツで13年を過ごす。 英国バース大学航空宇宙工学科を卒業後、ドイツ自動車部品メーカー Bosch にて車体制御の研究開発に従事した後、リクルートで新規事業企画、開発を担当。2018年に株式会社プラハを設立

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企画・デザイン・開発、スタートアップに必要な開発力を提供する「Praha」(プラハ)

2017年度の年間起業数は13万、2018年には14万社の法人が毎年新設されたと言われている。その多くの企業は、アイデアや営業力こそあるが開発に必要なチームが不足しているようだ。国内でエンジニア不足が騒がれている中、スタートアップや中小企業にも同じような課題が見て取れる。株式会社Praha(プラハ)は開発力不足のスタートアップをサポートするスタートアップ企業である。

一言でいうと「スタートアップを創る、スタートアップ」企業です。僕らは外部エンジニアリングチームとして、スタートアップのための受託開発を行なっています。受託開発だけでなく、企画・デザインからまるっと請負うのも僕らの役割です。国内のスタートアップって、CEO(アイデアマン、人脈)、CTO(開発)、セールスマネージャー、全員が揃っているのは非常に稀なケース。そこの足りないピースを埋めるために僕らが存在しています。

受託開発では珍しい、月額制だ。スタートアップにありがちな仕様変更は、非常にコストがかかる。そこを定額制により、比較的安価に抑えるのも特徴のようだ。

要件定義、企画から開発までをトータルサポートをするのも彼らの強みである。

 

クライアントはエンジェルからシリーズAまで、多岐のフェーズに渡るスタートアップ企業さん。実はひっそりと大手さんの新規事業部の開発のお手伝いもさせていただいています。業種でいうと、製造業からゲームまでとても幅広いです。

また海外起業家の法人設立を支援するリーガルテック系の自社サービスも今月末に公開予定。開発力不足にかかわらず、スタートアップが直面する障害を全て取り除くのが、弊社のミッションです。

ボッシュの新卒幹部生として世界を飛び回り、僕は起業した。

起業した経緯について聞いた。

新卒ではボッシュの新卒幹部候補生としていろんな国を飛び回り、様々な仕事を経験しました。ドイツで自動車のブレーキ制御の研究開発をしたり、試験の一環として自分自身がバイクに乗ってウイリーをしたり、時速200kmからフルブレーキを繰り返したり(死ぬかと思いました)、バイクで氷の路面を回転しながら走ったり、ブレーキパッドが燃える寸前まで加熱したり。将来起業したい、という思いはずっと持っていたので、ボッシュで働きながらもWEB業界は常に注目していました。ボッシュ卒業後はリクルートキャリアで新規事業を2年間担当しました。その際に、スタートアップが直面する開発力不足の課題を間近に感じ、将来デザイン/エンジニアリングの会社を起業するのであれば自分自身がエンジニアリングを理解しなければいけないと思い、リクルートテクノロジーズに社内転職して腕を磨きました。

僕は新しいことが大好きなので、受託開発は性に合っていると感じます。医療、製造、宇宙など普段は裏側を見れない業界に深く踏み込んで、課題を解決できる。様々な業界の0->1を経験できる日々は本当に刺激的ですね。

 

プラハはスラブ語で「入り口」という意味。スタートアップ企業の最初の入り口であり続けたい。

将来の展望を聞いた。

プラハはスラブ語で入り口という意味、スタートアップの入り口であり続けたい。起業をして困ったら、まずはプラハに相談。こんな状況を作っていきたいですね。会社は将来的に、ものづくりが好きな人をどんどん集めていきたいと思っています。フルリモートの会社なので、国籍も関係なく、地方や世界にプラハの社員を広げていきたいです。

僕ら自身もシード投資をするため、国内VC複数社と提携しています。僕らの場合は資金というよりも技術的な投資になるかもしれません。一定期間の開発を無償で行い、支払いを株式で行うとか。より一蓮托生でスタートアップにコミット出来るスキームがあるのではないか、と模索しています。

スタートアップのためのスタートアップ企業「プラハ」。この業界にはなくてはならない存在である。

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編集後記

取材担当中山

プラハの松原さんでした。取材中もとても明るい方で、非常に低姿勢。めちゃくちゃ若いと思ったら、実は20代の社長さんです。社員の皆さんには研究開発費として毎月10万円を支給しているそうです。へんなオモチャを買っているらしいですよ。

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