斉藤 隼生
株式会社FiNCで過去最高のトップセールスを記録。またパーソナルトレーナーとして2,000名のお客様の身体の悩みを解決する。フィットネス業界に強い課題を感じ、ITを活用して業界の変革を進める。ベストブレインウェルネスアワード2017 準優勝
ライザップの急成長に伴い、フィットネス市場は4600億円を突破した。まだまだ成長途中にある本市場は、急激な成長に伴いフィットネスジムやパーソナルトレーナーも当然増加している。しかし、確率されたマッチングシステムがなくユーザー側は良いフィットネスが見つからず、法人側は集客ができない。両端の課題を解決するべく、新進気鋭のスタートアップが作る「ヤセラボ」を紹介していきたい。
一言でいうと「パーソナルトレーニングジムとユーザーを繋げる」サービスです。僕らはメディアの形態をとっているマッチングプラットフォーム「ヤセラボ」を提供しています。一般的なジムの情報はもちろん、地域を軸にオリジナルコンテンツも執筆。
例えばダイエット系のコラムやジムのインタビューもあったりします。パーソナルジムの食べログといえば話がわかりやすいと思いますよ。
関東地域、東京で絞った場合の検索画面だ。ざっと200付近の店舗情報があり、写真も豊富なのが特徴的である。
店舗情報の詳細画面になる、支払い方法や特徴なども明記されているのは非常に評価できるポイントである。問い合わせする前にジムのイメージがわかるのはユーザーにとってメリットになる。
また、各ジムに所属しているトレーナーの情報も豊富だ。ある程度目星をつけた上で来店が可能だ。
ユーザーはやはり女性が多いですね。特徴としては30代の方が多く、体を変えたいと思っている方が利用しています。ちょっと筋肉をつけたいとか美容に力を入れたいなどの、ダイエットだけじゃないのも僕らのユーザーの特徴。
ジム側は個人店が多く、1人でやっているところもあります。現在は1000弱の店舗とパーソナルトレーナー5000名付近の情報が掲載されています。
競合についても聞いた。
メディアの競合は少なくないですね、僕らは現在業界第2位ですがどんどん最大手との差が縮まりつつあります。私が元パーソナルトレーナーということもあり、お客様が知りたい情報を積極的に掲載できているのもご好評をいただけているポイントですね。
起業した経緯について聞いた。
大学卒業前から人材系のマッチング事業を始めて、学生起業をしました。大学途中でITサービスをやりたいと思い、FINCに入社しました。FINCにいたのは大体2年くらいでしたね。パーソナルトレーナーとしての経験もそこで培いましたね。
フィットネス、ヘルスケア領域でも自分にしか出せないバリューを出していけると自信を持ち始めたのが今の会社創業の理由になります。
将来の展望を聞いた。
僕らの社名はLime。Life is Mine(人生は自分のものだ)という意味を込めてつけました。理想の自分を誰しもが持っていますが、これに1人でも近づける人を増やしていきたいと思っています。トレーナーのキャリア支援や就職支援も今後やっていきたいと思っていますね。トレーナー自身がより輝ける、それによって輝けるユーザーが増えていく。この流れをサポートできる会社にしていきたいですね。
ヤセラボ事業としては、まず業界No1を目指していきます。ヤセラボプロというトレーナー支援も始めています。まだまだ市場は成長途中にあるので、そのうちジムも足りなくなってきます。僕らは正しいマッチングをサポートした後は、ジム不足に対しても直接出店を通して課題解決を行なっていきたいですね。
フィットネス業界の総合パートナーのポジショニングを狙う、Lime社にこれからも注目していきたい。
取材担当中山
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