バックオフィスの業務効率化に注力するべきだ。リピート通販向けの自動化サービス「FULLTIME」(フルタイム)

 

原戸 陵至

1984年 大阪府生まれ。高校時代から働き始め平日は中華料理店の出前や夜間駅清掃、 休日はトラックに横乗り高校卒業後、バイトに明け暮れそんな中仕事が面白くなり 大学に進学はせず、卒業後は運送会社に就職して2tトラックの運転手を行う。 その後オーストラリアに約1年留学し、帰国後2年間ほど建設現場を経験してから ITベンチャーの創業に参画。 取締役技術者として5年ほど独自のプロダクト開発などの関わり、 2013年でアスニカを創業。 これまで数十社が抱えている大小約400件もの課題を「モノづくり」という観点で解決してきた。

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リピート通販(EC)向けのRPAサービス「FULLTIME」(フルタイム)

自動化文脈の記事は、読者も既に飽きていることだから色々と割愛をさせてもらう。営業が必死に売り上げ向上に勤しむ中、企業のバックオフィスでは無駄な経費が垂れ流しになっている(勿論全ての企業とは言わないが)。業務を自動化すれば、経営状況も必然的に良くなる。その答えを出せる企業を今回は紹介しよう。アスニカ社が運営する「FULLTIME」だ。

「FULLTIME」は一言でいうと、「煩わしさを自動化させる」ツールですね。僕らはリピート通販に特化したRPAロボットを展開しています。より従業員1人あたりの負担を軽減できるように、リピート通販で起きる顧客対応や事務作業を代行するサービスとなっています。

一般的に、単品のリピート通販では顧客は定期的に購入を行います。その際に、顧客からEC事業者にお問い合わせを行うことが多々あるんです。例えば、「まだ商品余っているから、今月分はいらない」などの要望があります。こんなメールが月1000件や2000件来るんです。すごく大変ですよね。「FULLTIME」では、省力化できるようロボットを動かしてお手伝いをしています。(ロボットはソフトウエアロボットになります。)

EC事業者、その中でもリピート通販やD2C事業者のための業務代行サービスが「FULLTIME」である。企業ごとの特色がある業界にはなるが、アスニカ社は豊富な開発力を武器に個社対応を行なっている。

具体例①としては、「顧客の定期購入解約」の自動化が挙げられている。

また、売り上げ日報やデータの集計も行えるようだ。

届け日変更などのリピート通販でよくある業務をカバーしている。

クライアントは、うーんそうですね。正直通販のジャンルであればどこでも対応できるというのが本音です。サービスローンチ後は、大企業が多いと思っていましたが、意外と中小の方からもお問い合わせが多い状態です。従業員数でいうと1000名付近の企業さんが多いですね。健康食品や化粧品の事業者さんはかなりボリュームゾーンだと思っています。

RPAツールって結構最近では多く出ていて、中々設定が難しいのが課題ですよね。僕らの場合は、設定まで完全に代行します。お客さんの業務効率化を突き詰めてあげたい。これが僕らの思いです。

高卒社長は、トラック運転手からエンジニアになる。「僕は二番手が嫌なんです」

起業の経緯について聞いた。

僕10代の頃、具体的にいうと16歳くらいから起業を意識していました。当時は大学にいくつもりがなく、バイトばかりしていました。バイト先ではやけに褒められまして、勉強では褒められない僕が初めて成功体験を抱きました。高校を卒業した僕は、トラックの運ちゃんをやったり、オーストラリアに行ったり。不意に前職の代表に出会ったんです。彼を見て僕は、「一番仕事のできる人が社長をやる」という概念を学びました。

彼の元で働き始めた僕は、パソコンも叩けない状態からエンジニアを始めました。当時23歳でした。気合いで3年過ぎた頃にはPMに、その後取締役をやらせていただきました。僕の中では独立することは決まっていたし、彼も器の大きい男でした。「独立しても頑張れ」これが最後に頂いた言葉でしたね。

社員に夢を見せたい。今後は非常識で世界を変える、物作り企業になる。

将来の展望を聞いた。

「アスニカというのは「明日に架ける」という意味でつけた造語です。僕すごく社名で悩みまして、心に決めていた日本語の社名をぶらしたくなかった。希望を持てる、夢を見せられる、明日に向かって邁進できる会社にしていきたいんです。実は僕ら、結構長く受託開発をやっていました。これからはその技術力を生かした自社プロダクトを色々作っていきたいですね。

「FULLTIME」が今はメインプロダクトですが、これ一本というつもりはないです。世の中のためになる源流を作りたい。そのためにも「FULLTIME」を広め、みんなの役に立っていく。結果的に僕らは成長していき、海外に出ていきたい。通販市場は何兆円規模、この大きな市場に爪痕を残していきます。

社会の変革に影響をもたらせる企業に、「アスニカ」の明日には夢が持てる。

編集後記

取材担当中山
取材したのは3月、当時はサービスがβ版でユーザーを集め始めたばかり。今どれくらい利用者さんが増えているか楽しみです。アスニカの原戸さんでした。またお会いしたいですね。

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